カッコ―笛 Cuckoo whistle 製作
カッコウは、メジロやウグイス等の小鳥よりも 鳴き声が低くなります。
そのため、材料のみかんの枝は太い目のものを選んで筒穴を太くします。
フクロウの声は、カッコウよりももっと低くなります。
フクロウ笛は作っていませんので
ドレミかん笛のテナー管で吹いてください。
ターニング
みかんの木の太枝をあらかじめ荒挽きして乾燥させておいたものを
設計寸法にターンング(荒挽き)します。
ホンの少し削ると、みかんの木のキレイな黄色の木肌が現れます。
ドリルでの穴あけ
鳥笛のような小さな笛でもけっこうたくさんの色々な大きさの穴をあけるので
ドリル盤は、欠かせません。
筒穴~24㎜、歌口穴~5㎜、指穴~7.5㎜、吹口穴~6.5㎜、ヒモ穴~3㎜と
カッコウ笛では、5種類の直径のドリル刃を使います。
フィップルを取付けて音出し
すべての穴をあけて歌口を整形してから
フィップル(口込栓)を作って、吹口穴へ差し込みます。
フィップルは丸棒の片面を削って、ウインドウウェイを作ります。
この時に削り量や削り角度を変えて、
リップ(歌口のエッジ)にうまく息があたるようにすると、音が出ます。
この部分が音出しの最も重要なポイントです。
歌口つくり
ペーパーがけ
仕上げオイル塗り
幼児の玩具などにも使用される安全な アマニ油系の植物性オイルを塗っています。
出来上がり
カッコー笛NEW みかん笛鳥笛シリーズ
カッコ―笛 Cuckoo whistle の詳細は こちら と こちら