両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護3在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要介護4施設入所

動悸がするから、止めてください!!

2014年02月11日 | 母の事
今日は祭日ですがデイに出かけた母。ありがたいです。


今日は今週末学年末テストが控えている息子の勉強のサポートにあたっています。


この歳で、中学の勉強をするとは夢にも思わず・・・ってブツブツ言っていても仕方がなく・・・。




さて昨日もデイに出かけて母ですが、少々お疲れで帰宅。


送りのスタッフさんに、



「明日のお昼はハンバーグですってよ~。



明日も食べに来てちょうだいね~(^^)♡♡♡」




ってお昼ごはんで釣ったラブコール(笑)




この言葉に対し母が、




「ハンバーグでなんか釣らないよ~だっ!!アッカン(σ-`д・´)ベェェ」



って言いながらも楽しそう。明るいスタッフさんで家族も救われます。





この食事に関して、かなり執着が強い母。


先日の絶飲食が記憶にとどまっているせいか、食へのこだわりは、そりゃ~凄まじい!!




最近母の中で定着した行動の一つに、ベッド柵を叩き、私を呼ぶ行為。


これがね~、私にとっては地獄のサイン。



このベッド柵を叩く、ゴンっ!!ゴンっ!!ゴンっ!! って鈍い音。


この音を聞くと思い出す風景があります。



それがね、継父がまだこの家にいた時の風景です。


継父は時間に対し、細かいこだわりがありました。


食事の時間、散歩の時間、お風呂の時間、起きる時間に寝る時間などなど。


全部に細かい時間が設定されており、その時間通りに進まないとイライラする継父。



継父はいいですよ、自分個人のコントロールで物事が進むだけ。


でも私には母の介護もありましたし、主人も、息子もいます。


全部いい感じで回さないことには始まらない私のスケジュール。



その中に継父の時間を当てはめようにも、当てはまらないのは誰でも理解できるもの。


でもね、継父にはこの件は通用することでもなく・・・。




継父の時間のこだわりのせいで、ますます時間に対し拘束され続け、一日に何度となく時間を確認。


いろんな場所に時計を置く状態です。これではね、息つく暇もありません。


数分遅れただけで始まるのです、継父のイライラのはけ口である、『物へ当たる』という行為。



『はやくしろーっ!!時間だぞっ!!何やってるんだ!!』って言わんばかりに、



ドアを勢いよく閉める、カーテンをいじる、足をドンドン、テーブルをドンドン、カベをドンドン・・・・。


当たれるものに対して、どんどん当たります。


終いには、横にいる母に、



「ご飯、待ってるよな~、今持ってくるからな。悪いな、待たせてよ。



アイツが時間になっているのに持ってこないもんだから、待たされるわな。



わるいな~、もう少し待ってろよ~」
って愚痴りながら、ゴンゴンやる継父。




このことに対し、思っていても何も言わない母に対し怒りもありました。


その前に発端となっている継父に対しては、かなりの怒り。



「言いたいことがあれば、口で言えばいい。



そんなに自分の思い通りにならないなら私達出て行くわ。好きに暮らせばいい。



何一つやってない貴方にゴチャゴチャ言われる筋合いはない。



私はね、そもそも好きでこの家に入ったわけじゃないし、この家も要らないわ!!



自分の気に入る人をこの家に入れればいいじゃない。お好きにどうぞ!!



近いうちに出ていこうと思うから、自分の事はご自分でどうぞ!!」





子供のこと、学校のこと、地域の子ども会役員、主人の親からの容赦無い言葉・・・・。


いろんなことが重なりあい、にっちもさっちも行かなくなった時、かならず出る体の不調。


頭痛に始まり、動悸、過呼吸が始まる。いつものパターン。



この過呼吸、結婚して半年後に始めてた症状。主人の親の異常なまでの干渉。ストーカーかっていうぐらい。





これがね、母がベッド柵を叩くたびに継父のことが蘇り、あの時感じていた思いが溢れ出てくる。


頑張っているのにさらに頑張らばければいけない状況。でも身体は一つしかなく、歯がゆい自分。


ちゃんと出来ていないと言われているようで、焦る自分と、


なんでこの人の事で自分が頑張らなければいけないのかという怒り。


その他にも色んな思いが込み上げてくる、無意識に。すると始まる動悸。


そんな自分にも腹が立つし、『なにやってるんだろ・・・私』って思い。




考えだすと、とことん考えてしまうので、見てみないふり。


そんなことしてるから、問題は解決しないまま、こうやって体の不調となって身体からサインが出る。


でもね、やっぱ見ないふり。だって解決出来ない問題だから。



姑は私に言った。


「あなたの親は、みんなに迷惑をかけて、のーのーと生きている。


このことは、ご自分で理解されているのかしらね?」




みんなに迷惑をかけている両親が亡くならない限り、私の介護は終わらない。


それにこうやって嫌味も姑に言われ続けるでしょう。


そして主人の親が亡くならなければ、私は一生言われ続けられなければいけない、陰口でも。



なんかね、こうやってドロドロに考えてしまう自分も嫌なのです。
コメント
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