公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

東京消防庁no13

2016-06-09 08:53:01 | 回転、移動
下の図のように、固定した円形の壁掛け時計とその時計に外接した矢印が描かれた円盤がある。この時計の直径は円盤の直径の5倍であり、この円盤が時計の外側を滑ることなく時計回りに回転し、Aの位置に止まったとき、外接する円盤の矢印の向きとして、最も妥当なのはどれか。ただし、壁掛け時計の文字盤の1から12の数字は等間隔に並んでいるものとする。円盤と壁掛け時計の直径は1:5だから、半径も1:5
円盤が時計の回りを外回りに1周すると、円盤は見かけ上はn+1回転します。(あくまでも見かけ上。実際はn回転しかしていません。10円玉などで実験すると分かります。)本問は、円盤が図の位置にきたときに、どのように見えるかをきいているので、見かけ上何回転しているかが問題。はじめの画像が逆さまなのでもう一度。