公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

東京消防庁no16

2016-06-13 17:35:59 | 図形の計量
△ABCにおいて辺BCを2:1に内分する点をP、辺ABを1:3に内分する点をQ、線分APと線分CQとの交点をRとする。このとき、△AQRの面積と△CPRの面積の比として、最も妥当なのはどれか。      ①1:1 ② 2:3 ③1:2 ④3:5 ⑤ 4:9はじめに、基本定理を確認しましょう。次に、BとRを結び、次のように考えます。メネラウスの定理をつかったり、補助線を入れて相似な三角形を作ったり、他にも解法がありますが、たとえば、メネラウスで
AR:RPを求めると、1:1になります。しかし、本試験の図では、1:1になっていません。わざと歪めて描いてあるのですね。