国内最大級の取り揃え!【ひかりTVブック】
あるクラスの生徒数は42人である。このクラスでは、教室の掃除を月曜日から金曜日までの毎日、出席番号順に8人の当番を決めて行う。ある週の月曜日に出席番号1から8の生徒が掃除をした。次に、この同じ8人が教室の掃除当番になる曜日として、最も妥当なのはどれか。ただし、欠席者はいないものとする。 ①月曜日②火曜日③水曜日④木曜日⑤金曜日
警視庁の筆記試験では、漢字の書き取りがありますね。さて、野球で、「打者いちじゅん」とか言いますが、漢字で書けるでしょうか? 「一巡」だったかな?
例えば、全員が2回ずつ掃除をしたとします。42×2=84ですから、延べ84人が掃除をしたことになります。でも、84は8では割り切れないので、3巡目は、出席番号1~8ではありません。
全員が3回ずつ掃除をしたとします。42×3=126ですから、延べ126人が掃除をしたことになりますが、126は、8で割り切れません。
このように考えていくと、42と8の最小公倍数を求めるんだな!と気づきます。42と8の最小公倍数は168です。つまり、全員が4回ずつ掃除をすれば、その次に掃除をするのが出席番号1~8の8人です。 次に、168÷8=21なので、21日掃除をすれば、4巡しますので、22日目の掃除が出席番号1~8の8人です。 月曜日から金曜日まで5日あります。 22÷5=4余り2ですから、22日目は、火曜日。正解は、肢②です。