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古き良きアメリカを描く

2009年01月04日 | 映画
 

今年の映画第一弾は図らずもアメリカの古き良き時代を描いたノーマン・ロックウェル(1894~1978)のドキュメンタリー映画(DVD)となった。

「サタディ・イブニング・ポスト」でデビューし、以後300号にも渡り表紙を飾り、アメリカの幸せな日常をユーモアたっぷりに描き続けた画家。
サブタイトル通り”アメリカの肖像”となった。

想像力と入念な下準備があればこそのリアルな作品。
喜怒哀楽が見事に作品の中に息づいている。
一枚の作品を描くことに100枚以上の写真の中から選別することもあったという。構成のアイデアが「愛」に溢れている。
それぞれのコメンテーターが的確にロックウェルその人と作品を表現している。

ノーマン・ロックウェルが大好きで、ポスターカードを若い時分に集めていた。部屋の片隅にチラっと見えるだけで暖かくなるような作品が、当時のアメリカのほとんどの家庭で日常の中で常に部屋のどこかにロックウェルの作品が見られていたなんて、素敵なことだね
(ポスト紙はかなりの家庭に浸透されていた)


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