宅配レンタルを頼んだら、期せずしてアニメ作品2作が続いて届いてしまった。
それがどちらもいい
作品だった
「オリバー/ニューヨーク子猫物語」1988/アメリカ

もぉぉ、野良犬たちと子猫がカッコいいのだ。子猫は可愛さばかりに媚びず描かれていて程よい加減で愛らしいし、個性派の犬たちは揃って芸達者。
この子猫がどうして一人ぼっちになったのか?・・出だしの情景描写が秀逸だ。セリフ皆無でここで見るものの心をクグイと掴む。
ディズニー作品の動物たちって日本のものより背伸びしてませているから大人でもかなり笑える。
野良と過ごす浮浪者風の男の優しい配慮(寝しなに野良たちは本を読んでもらう)、邸宅に飾ってあるマティスやシャガールの絵画の描写、贅沢な貴婦人犬の気取った動作、迫真の逃避行・・・などなど見所が随所に散りばめられている。
この時代のディズニー映画は子どもに媚びず「こんなとこちょっと気づいてほしいな」と真摯な姿勢でメッセージを送っていたような気がする。
原作がディケンズの「オリバー」で、主役を子猫と犬に替え、舞台は1980年代のニューヨークとしている。声優はビリー・ジョエル ベッド・ミドラーと豪華な布陣で挿入歌も効いている。
「ルパン3世 カリオストロの城」

実はルパンは初体験でした。以前に、映画大好きという人たちの中から”ベスト10”なるものを上げているブログ記事の中で、自分と重なる作品を上げている人を探してみた。
その中で数人がこの”ルパン3世/カリオストロの城”をベスト10の中に入れていることが気になっていた。
で・・・・もしかしたらの予想どおり俄然、面白い!!
(ルパンファンには今更と言われそうだけど・・)
ひょろ長い基本形に細い筋肉で締まっているプロポーション。頭の回転が早いけど落とし穴がある。女好きだけど一先ず?誠実・・・と私好みのキャラだ(前髪のM字ラインが難だが)
登場人物のふざけたネーミングセンス(銭型警部・不二子さん・次元大介・五右衛門)も
。ストーリー展開も無理がない。なによりも悲壮感がなくカラっとしてるのが良い。それぞれ愛すべし抜け目のなさを持っていて、出し抜いたり寄ったり時に哀愁なんかもチラとあったりして魅力的な面々が揃っている。
「ジプシー・キャラバン」2008/

”インドに起源を持つという流浪の民族ロマ。ジプシーと呼ばれその歴史は言われなき差別と迫害の歴史だった・・・彼らが奏でる音楽は叙情的で近年多くの人々を魅了している。-allsinemaよりー”
4つの国(スペイン・インド・ルーマニア・マケドニア)から集まったジプシー・キャラバンの6週間の北米ツァーを追ったドキュメンタリー作品。(各地で満員盛況)
各民族の音楽が生まれた背景(日常)を丁寧に撮っている。それぞれの家族の事情はけして豊かではないし、差別を受けてきた痛みもある。
そこから生まれた音楽は物語を聴くような告白を聴くような説得力を持つ。独特のリズムと掠れた声。哀切であり強くもある、そしてどこか突き抜けた陽気さも覗くところが胸を打つ。
老若男女、歌う人・踊る人・奏でる人それぞれの映像が強く印象に残る。
特にスペインの老女が熱唱した場面は虜になる。
それがどちらもいい


「オリバー/ニューヨーク子猫物語」1988/アメリカ

もぉぉ、野良犬たちと子猫がカッコいいのだ。子猫は可愛さばかりに媚びず描かれていて程よい加減で愛らしいし、個性派の犬たちは揃って芸達者。
この子猫がどうして一人ぼっちになったのか?・・出だしの情景描写が秀逸だ。セリフ皆無でここで見るものの心をクグイと掴む。
ディズニー作品の動物たちって日本のものより背伸びしてませているから大人でもかなり笑える。
野良と過ごす浮浪者風の男の優しい配慮(寝しなに野良たちは本を読んでもらう)、邸宅に飾ってあるマティスやシャガールの絵画の描写、贅沢な貴婦人犬の気取った動作、迫真の逃避行・・・などなど見所が随所に散りばめられている。
この時代のディズニー映画は子どもに媚びず「こんなとこちょっと気づいてほしいな」と真摯な姿勢でメッセージを送っていたような気がする。
原作がディケンズの「オリバー」で、主役を子猫と犬に替え、舞台は1980年代のニューヨークとしている。声優はビリー・ジョエル ベッド・ミドラーと豪華な布陣で挿入歌も効いている。
「ルパン3世 カリオストロの城」

実はルパンは初体験でした。以前に、映画大好きという人たちの中から”ベスト10”なるものを上げているブログ記事の中で、自分と重なる作品を上げている人を探してみた。
その中で数人がこの”ルパン3世/カリオストロの城”をベスト10の中に入れていることが気になっていた。
で・・・・もしかしたらの予想どおり俄然、面白い!!

(ルパンファンには今更と言われそうだけど・・)
ひょろ長い基本形に細い筋肉で締まっているプロポーション。頭の回転が早いけど落とし穴がある。女好きだけど一先ず?誠実・・・と私好みのキャラだ(前髪のM字ラインが難だが)
登場人物のふざけたネーミングセンス(銭型警部・不二子さん・次元大介・五右衛門)も

「ジプシー・キャラバン」2008/

”インドに起源を持つという流浪の民族ロマ。ジプシーと呼ばれその歴史は言われなき差別と迫害の歴史だった・・・彼らが奏でる音楽は叙情的で近年多くの人々を魅了している。-allsinemaよりー”
4つの国(スペイン・インド・ルーマニア・マケドニア)から集まったジプシー・キャラバンの6週間の北米ツァーを追ったドキュメンタリー作品。(各地で満員盛況)
各民族の音楽が生まれた背景(日常)を丁寧に撮っている。それぞれの家族の事情はけして豊かではないし、差別を受けてきた痛みもある。
そこから生まれた音楽は物語を聴くような告白を聴くような説得力を持つ。独特のリズムと掠れた声。哀切であり強くもある、そしてどこか突き抜けた陽気さも覗くところが胸を打つ。
老若男女、歌う人・踊る人・奏でる人それぞれの映像が強く印象に残る。
特にスペインの老女が熱唱した場面は虜になる。