洗面所でうがいをしている間、おば様は僕の後ろに立っていた。
「ずいぶん打たれたのね。可哀想に。背中もお尻も赤く腫れている」
ゆっくりとお尻を撫でながら、おば様が呟いた。僕は一糸まとわぬ体を洗面台に押し付けて、悶えるのだった。
「でもあなた、ここ最近、ずいぶん感じやすくなってきたわね」
「おば、おば様のせいです。ああ、やめて、ください」
手が肛門の下からおちんちんの袋のほうへ這うように延びてくる。その中間地帯を湿った指がまさぐっている。快感の波がじんじんと下腹部に伝わって、体じゅうのひりひりする痛みを忘れさせた。
「おとなしく、いい子でいなくては駄目よ」
腰に添えた手をくるりと回して僕を前向きにさせると、濡れた唇を僕の乳首に押し当てた。呼吸が荒くなった僕は、大きくなったおちんちんを手で押さえて、後ずさりした。すぐに洗面台が裸の腰に触れる。おば様は全裸の僕を正面から見据えた。そして、おば様が僕にそうしたように、おば様の乳首を口に含むように命じるのだった。
胸のボタンを外し、黒のブラジャーを露出させたおば様が僕を見て微笑んだ。おば様に導かれて、両手を伸ばしておば様の背中に回した。ぎこちない手でホックの場所を探す。豊かな胸のふくらみがすぐ目の前にあって、心臓の鼓動を速くする。いきり立ったおちんちんがおば様のスカートの布地に擦れた。
なかなかホックが外せない僕に軽い苛立ちを込めておば様が指示をする。熱い息が耳たぶにかかる。ようやくホックを外した僕はブラジャーを取ろうとして、おば様に差し止められた。上からめくるだけでいいの、とおば様が言った。
上にあげると、乳首がビクッと弾けて現われた。両手で胸を揉みながら、舌先で乳首を舐めた。おば様が切ない声を上げる。もう一度、舐めた。
「口の中に入れて、軽く噛みながら、舌先で撫でるのよ」
二階にいるY美をはばかる声は小さく震えていた。僕の舌の動きに応じておば様が喜びの反応を示し、僕に奉仕する喜びを与えてくれた。Y美よりも背の高いおば様の乳首は、ちょうど僕の口の辺りにある。おば様と僕は立ったまま、洗面所の狭い空間の中で、体をくっ付けているのだった。おば様の両腕が僕の背中に回って、抱きしめていた。
「上手よ、その調子。いいわ、とてもいい。やめないで。続けて」
思わず身じろぎしたおば様の右足が上がって、僕の勃起したおちんちんを蹴った。「うっ」と苦痛の声を洩らして腰をかがめた僕の頭を、おば様はスカートの中に入れて撫でる。黒いレースの下着が甘い匂いを放っていた。おば様はスカート越しにレースの下着を下へずらしてゆく。僕は女の人の股間に黒い茂みの広がる様を生まれて初めて見た。興奮はしなかった。むしろ、恐怖を覚えたくらいだった。性の知識が貧弱で、性行為とは具体的にどのようなことを行うのかも、よく分かっていなかった。僕はY美にさんざん馬鹿にされたようにまだ股間に毛が生えていないので、毛が生えた状態というのを初めて目の当たりにして、それだけでどきまぎしていたのだった。
レースの下着を足首にからませたまま、おば様が床に腰を下ろして、股をひらいた。四つんばいになってお尻を高く上げた僕は髪を掴まれ、スカートの中のおば様の股間に顔を埋めさせられた。
「舐めるのよ。しっかり舐めなさい。夢中になってむしゃぶりつきなさい。ここにはあんたの大好きなものがあるわ」
茂みを舌でかき分けて、びしょびしょに濡れた襞を探し当てた僕は、こうすれば現在の屈辱的な生活から逃れられるとばかりに、夢中になって吸い付いた。僕が今おば様の体のどの部位に吸い付いているのか、その時はよく分かっていなかった。スカートの中で暗かったせいもある。ただ、ひたすら、犬のようにぴちゃぴちゃと音を立てて、吸って舐めて吸って舐めてを繰り返していた。おば様の喜悦の声が乳首を舐めていた時よりも高まったような気がした。
「いい、とてもいい、上手よ。もっと強く、強く」
夢中になって舐めているうちに、僕自身の快感も刺激されてきた。ひたすらに奉仕させられていることに対する性的な反応で、おちんちんが再び大きくなったのだった。すると、僕はこの大きくなったおちんちんがある自然な欲求を抱いていることに気づいた。これは今までのように手のしごきによって大きくなったものではない。おば様の秘部を舐めさせられているうちに、自然と起きた現象であった。物理的な刺激に基づくものではない以上、勃起したおちんちんの目的は、はっきりしていた。
入れたい。この襞の中におちんちんを挿入したい。声にならない声が胸中で渦巻いていた。吸う舐める吸う舐める、を永久運動機関のように繰り返しながら、いつしか僕は突き上げた腰を前後に揺すっていた。
運動が激しくなるにつれて、おば様のよがりようも変化した。もはや僕の髪をつかんでいた手は、力が入らなくなったのか、ぴくぴくと震えながら離れた。歓喜の声は泣き声のように細く切れ切れになって、一段と高くなったが、声量はむしろ小さく、力がなくなっていた。
だらしなく開いていた股が閉じられ、僕のこめかみを締め付け始めた。歓喜の波の高まりを告げるのだった。僕は吸い付き、襞の上部を舐めた。ぴちゃぴちゃと音がして、おば様は床に身を反らした。こめかみを締め付けられる痛みが快感に移って、おちんちんをひくひくと震わせる。襞全体が熱を帯びて、今にも湯を噴出しそうだった。
「入れたい、入れていいですか」
口を襞から離して陰毛の茂みの中から僕は嘆願した。締め付ける股が緩んで、おちんちんを迎えてくれるのを待つ。
「駄目、駄目よう、入れちゃ駄目」
こんなにも我を忘れた淫らな姿を見せつけながら、予想外の返事を発するのだった。
「なんでですか。入れたいよう、入れたいよう」
「駄目、駄目なの」
「ちょっとだけでいいです。入れさせて。入れさせて」
「駄目、駄目なの、それだけは」と言いかけて、おば様の股が今までにないほどの強い力で僕の頭を締め付けた。頭はまったく動かせず、襞を舐めるよりほかに術がなかった。大きく、細く長い歓喜の声が天井に向けて発せられた。きゅっと頭を締め付けている両足が捻って、宙に止まったかと思うと、力尽きて崩れるのだった。脱力したおば様の肉体が激しく脈打っている。僕は舐め続けていた。
乱れた呼吸か落ち着いた頃、おば様はレースの下着を引き上げて、ブラジャーを付け直した。おば様と一緒に立ち上がった僕は、おちんちんを大きくさせたまま、所在なかった。おば様が元通りの姿になり、僕だけが素っ裸のままこの場に取り残されている。僕は恥ずかしさを紛らせるように、おば様に言った。
「なんで、入れさせてくれなかったんですか。初めての体験だったのに」
「冗談やめてよ。なんで入れたいなんて思うのかしら。入れるって、どういう意味だか分かってるの?」
一度頂点に達してしまえば、もう淫らに僕を誘惑する必要はないというのだろうか。そこにいるのは、有能な仕事人で、家庭人であるいつものおば様の姿だった。
「え、それは」と、口ごもる僕を見下したように笑って、おば様が答えた。
「そうよね。分かってるよね。セックスするってことじゃない。あなた、居候の分際で、私とセックスできるなんて、思っていないでしょうね。あんたは、Y美がいつも言ってるように、この家では奴隷のような存在なんだから、ペットみたい可愛がられなくちゃいけないでしょ。だから、主人と性関係を結ぼうなんて、とんでもない考えだわ」
身も蓋もなくばっさり切られて、僕は立ち竦んだ。萎えたおちんちんを手で隠して、洗面所のおば様の前で素っ裸でいることの恥ずかしさを改めて感じさせられる。もう、こうなったら、急いで二階に戻るよりほかに仕方がない。礼をして立ち去ろうとした僕の肩を叩いて、おば様はもう一度、僕を振り向かせた。
「しようがないわね。そんな落ち込んだ顔して、またY美にいじめられるわよ。まあ、せっかく心をこめて奉仕してくれたんだから、ご褒美。咥えてあげる」
腰を落としたおば様がおちんちんに当てた手を優しく払うと、ぱっくりと口をあけて、おちんちんを含むのだった。舌先でおちんちんを転がすように愛撫する。今度は僕が喜悦の声を洩らす番だった。舌で亀頭の下を舐められ、亀頭を吸われ、たちまちおちんちんが勃起する。
「ああ、ああ、気持ちいいです」
立ったまま、頭の中が白くなる。素足が床に食い込むほど踏みしめて、快楽の波に倒れそうになるのに抗した。ほどなく、快楽の波が直線を描いて、下半身からゆっくりとせり上がってきた。射精の時が近い。
「いきそう、おば様、いきそうです、いく」
ぱっとおちんちんから口が離された。てかてかに光った亀頭を指でぽんと弾いて、おば様が腰を上げる。
「ひどい。なんで、やめるんですか」
喘ぎながら問う僕の手を引いて廊下に出すと、階段に向かって背中を押すのだった。
「悪いけど、お口の中でするのも、あなたには分不相応だと思うのよ。だって、あなた、丸裸の奴隷じゃない。なんで主人の口で射精でするのかしら。早く二階に行きなさいな。Y美が待ちくたびれているわよ」
せめていきり立ったおちんちんを鎮めようとして股の間に挟もうとしていた僕は、しかし、二階からY美に呼ばれるのだった。
「そこにいるのはチャコ? 何してるの、早く上がってきなさいよ。いつまで待たせれば気が済むのよ」
階段をのぼる隙におちんちんが萎えてくれればよかった。しかし、おば様の舌先で受けた強烈な愛撫は、容易に快感の波を退かせてくれなかった。二階の和室の前で入るのをためらっていると、戸がひらいて、Y美が顔を出した。
「何してんのよ。早く入りなさいよ」
股間に当てた指の間から勃起したおちんちんを見つけると、Y美は一段と声を荒げた。
「なんなのよ、そのおちんちんは。ちょっと見せて。手は腰に当てる。気を付け」
バシンと竹刀で太ももの裏側を叩かれ、僕は慌てて気を付けの姿勢を取った。大きくなったおちんちんがほぼ垂直に立っていた。亀頭がおば様の唾液で光っている。「ハンカチが掛けられそうだね」と、Y美がからかいの言葉を浴びせると、いきなり竹刀で上からおちんちんを打った。
悲鳴をあげてその場にしゃがみ込んだ僕の髪をむずと掴んで、立たせる。打たれて痛むおちんちんに触れることも許されず、僕は気を付けの姿勢を取らされ、素っ裸の惨めな姿をY美にさらした。
「どうしておちんちんが大きくなったのか、理由を説明してよ」
隅に僕の脱がされたパンツが落ちていた。Y美はそれを拾って、僕の前でぶら下げた。僕がうがいしている間にさんざんゴムを引っ張ったようで、だらんと伸びたそれは、もう使い物にならないことを表わしていた。もう残りのパンツは三枚もないかもしれない。どうしたら新しくパンツを買ってもらえるだろうか。
「訊いてるんだから、答えろよ、この馬鹿。おちんちんを勃起させている理由を言いなさい。まさか、私に欲情したんじゃないでしょうね」
険しい表情で睨まれた僕は、真っ青になって言下に否定した。おちんちんはたちまち縮こまって、可能なら袋の後ろに隠れてしまいそうな面持ちだった。しかし、だからと言って正直におば様との洗面所での出来事をY美に話すことはできなかった。おば様が僕の体を弄ぶのは、いつもY美がそばにいない時だ。それはおば様と僕の間の、一種の信頼関係において成り立っている行為なので、どんなにY美から折檻されようとも、おば様に奉仕したことやその見返りに口で愛撫を受けたことなどは、明かせない。
竹刀がさっと空気を裂く音がしたかと思うと、僕の脛に竹刀の当たる大きな音がした。あまりの痛さに目に涙がにじむ。僕はお尻を畳に付けて、脛を擦りながら、「許してください。理由なんか、ないんです。なんで大きくなったのか、僕も分かりません」と、答えた。すぐに体勢を取り直して、土下座する。「どうぞ勘弁してください」
「そうか、あんたは理由もなく勃起するんだ。変態なんだね。僕は変態ですって言ってごらんよ、チャコ」
土下座して頭を下げていると、その背中に向かって竹刀が振り下ろされた。僕は「ぎゃっ」と悲鳴を上げて、ひっくり返った。続けて脇腹、胸、肩を打たれる。滅多打ちだ。僕はどうにもならない暴力の嵐に揉まれながら、必死になって叫んだ。
「変態です。変態です」
「誰が変態なんだよ」太もも、くるぶし、お尻が打たれた。
「僕です。僕が変態です」
「聞こえません」お尻、背中、右肩、左肩、左肘、下腹部が打たれる。
「僕が変態です。もう許してください」泣き声とともになんとか言葉を口にすると、滅多打ちを食らった全裸の身を畳の上に七転八倒した。悲鳴が自分では抑えたつもりだったが、いつしか大きくなっているようだった。
「そうだよ。あんたは変態だよね、チャコ。変態なら変態らしく、これでも口にくわえたらどうなの。夜中なのに変態さんの悲鳴が大きいと、近所迷惑だから」
ホットパンツのポケットからY美が取り出したのは、僕が洗濯機から取り出した際においを嗅いでしまったY美のパンツだった。Y美はそのパンツを丸くなって倒れこんでいる僕の口に押し込む。
「吐き出すんじゃないよ。吐き出したら、骨が折れるまで打ち据えてやるからね。いいかい、あんたがあれだけ欲しがっていた私のパンツを口に入れてあげたんだ。感謝して、最後まで口の中に入れておくこと」
吐き出しそうになるのを堪えて、Y美の丸めたパンツを口の中にとどめて置く。それから四つんばいの姿勢を取らされ、お尻叩きを受けた。数えきれないくらい竹刀でお尻を打たれた。
途中に受けた一発がおちんちんの袋に当たったので、僕は激痛のあまり、仰向けになって苦しんだ。Y美のパンツを押し込まれているので、大きな悲鳴を上げることができない。すると、四つんばいの姿勢を崩したと言って、Y美が股の間に竹刀を入れて、ゴルフのティーパットの要領で振った。竹刀がおちんちんの袋を直撃した。短い間隔でおちんちんの袋を打たれたショックで、体が痙攣した。
横向きに倒れて、がくがくと畳の上で震えている僕の髪を掴んで、四つんばいにすると、Y美は情け容赦なく、お尻叩きの刑を続行するのだった。Y美のパンツが口から飛び出したので、Y美はもう一度口に押し込むと、手拭で猿轡をかませる。
この凄まじい折檻の嵐がいつ過ぎ去ったのか、覚えていない。気が付いたら朝で、僕は猿轡をかまされたまま、同じ畳の部屋で素っ裸のまま、横たわっていた。お尻が猿にでもなったのかと思われるほど真っ赤に腫れていた。体の節々が痛んで、起き上がれない。おちんちんに痣ができていた。おちんちんの袋が疼いた。
今日は学校に行けないな、と思った。一階から、Y美やおば様が朝の支度をしている音が聞こえた。
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「ずいぶん打たれたのね。可哀想に。背中もお尻も赤く腫れている」
ゆっくりとお尻を撫でながら、おば様が呟いた。僕は一糸まとわぬ体を洗面台に押し付けて、悶えるのだった。
「でもあなた、ここ最近、ずいぶん感じやすくなってきたわね」
「おば、おば様のせいです。ああ、やめて、ください」
手が肛門の下からおちんちんの袋のほうへ這うように延びてくる。その中間地帯を湿った指がまさぐっている。快感の波がじんじんと下腹部に伝わって、体じゅうのひりひりする痛みを忘れさせた。
「おとなしく、いい子でいなくては駄目よ」
腰に添えた手をくるりと回して僕を前向きにさせると、濡れた唇を僕の乳首に押し当てた。呼吸が荒くなった僕は、大きくなったおちんちんを手で押さえて、後ずさりした。すぐに洗面台が裸の腰に触れる。おば様は全裸の僕を正面から見据えた。そして、おば様が僕にそうしたように、おば様の乳首を口に含むように命じるのだった。
胸のボタンを外し、黒のブラジャーを露出させたおば様が僕を見て微笑んだ。おば様に導かれて、両手を伸ばしておば様の背中に回した。ぎこちない手でホックの場所を探す。豊かな胸のふくらみがすぐ目の前にあって、心臓の鼓動を速くする。いきり立ったおちんちんがおば様のスカートの布地に擦れた。
なかなかホックが外せない僕に軽い苛立ちを込めておば様が指示をする。熱い息が耳たぶにかかる。ようやくホックを外した僕はブラジャーを取ろうとして、おば様に差し止められた。上からめくるだけでいいの、とおば様が言った。
上にあげると、乳首がビクッと弾けて現われた。両手で胸を揉みながら、舌先で乳首を舐めた。おば様が切ない声を上げる。もう一度、舐めた。
「口の中に入れて、軽く噛みながら、舌先で撫でるのよ」
二階にいるY美をはばかる声は小さく震えていた。僕の舌の動きに応じておば様が喜びの反応を示し、僕に奉仕する喜びを与えてくれた。Y美よりも背の高いおば様の乳首は、ちょうど僕の口の辺りにある。おば様と僕は立ったまま、洗面所の狭い空間の中で、体をくっ付けているのだった。おば様の両腕が僕の背中に回って、抱きしめていた。
「上手よ、その調子。いいわ、とてもいい。やめないで。続けて」
思わず身じろぎしたおば様の右足が上がって、僕の勃起したおちんちんを蹴った。「うっ」と苦痛の声を洩らして腰をかがめた僕の頭を、おば様はスカートの中に入れて撫でる。黒いレースの下着が甘い匂いを放っていた。おば様はスカート越しにレースの下着を下へずらしてゆく。僕は女の人の股間に黒い茂みの広がる様を生まれて初めて見た。興奮はしなかった。むしろ、恐怖を覚えたくらいだった。性の知識が貧弱で、性行為とは具体的にどのようなことを行うのかも、よく分かっていなかった。僕はY美にさんざん馬鹿にされたようにまだ股間に毛が生えていないので、毛が生えた状態というのを初めて目の当たりにして、それだけでどきまぎしていたのだった。
レースの下着を足首にからませたまま、おば様が床に腰を下ろして、股をひらいた。四つんばいになってお尻を高く上げた僕は髪を掴まれ、スカートの中のおば様の股間に顔を埋めさせられた。
「舐めるのよ。しっかり舐めなさい。夢中になってむしゃぶりつきなさい。ここにはあんたの大好きなものがあるわ」
茂みを舌でかき分けて、びしょびしょに濡れた襞を探し当てた僕は、こうすれば現在の屈辱的な生活から逃れられるとばかりに、夢中になって吸い付いた。僕が今おば様の体のどの部位に吸い付いているのか、その時はよく分かっていなかった。スカートの中で暗かったせいもある。ただ、ひたすら、犬のようにぴちゃぴちゃと音を立てて、吸って舐めて吸って舐めてを繰り返していた。おば様の喜悦の声が乳首を舐めていた時よりも高まったような気がした。
「いい、とてもいい、上手よ。もっと強く、強く」
夢中になって舐めているうちに、僕自身の快感も刺激されてきた。ひたすらに奉仕させられていることに対する性的な反応で、おちんちんが再び大きくなったのだった。すると、僕はこの大きくなったおちんちんがある自然な欲求を抱いていることに気づいた。これは今までのように手のしごきによって大きくなったものではない。おば様の秘部を舐めさせられているうちに、自然と起きた現象であった。物理的な刺激に基づくものではない以上、勃起したおちんちんの目的は、はっきりしていた。
入れたい。この襞の中におちんちんを挿入したい。声にならない声が胸中で渦巻いていた。吸う舐める吸う舐める、を永久運動機関のように繰り返しながら、いつしか僕は突き上げた腰を前後に揺すっていた。
運動が激しくなるにつれて、おば様のよがりようも変化した。もはや僕の髪をつかんでいた手は、力が入らなくなったのか、ぴくぴくと震えながら離れた。歓喜の声は泣き声のように細く切れ切れになって、一段と高くなったが、声量はむしろ小さく、力がなくなっていた。
だらしなく開いていた股が閉じられ、僕のこめかみを締め付け始めた。歓喜の波の高まりを告げるのだった。僕は吸い付き、襞の上部を舐めた。ぴちゃぴちゃと音がして、おば様は床に身を反らした。こめかみを締め付けられる痛みが快感に移って、おちんちんをひくひくと震わせる。襞全体が熱を帯びて、今にも湯を噴出しそうだった。
「入れたい、入れていいですか」
口を襞から離して陰毛の茂みの中から僕は嘆願した。締め付ける股が緩んで、おちんちんを迎えてくれるのを待つ。
「駄目、駄目よう、入れちゃ駄目」
こんなにも我を忘れた淫らな姿を見せつけながら、予想外の返事を発するのだった。
「なんでですか。入れたいよう、入れたいよう」
「駄目、駄目なの」
「ちょっとだけでいいです。入れさせて。入れさせて」
「駄目、駄目なの、それだけは」と言いかけて、おば様の股が今までにないほどの強い力で僕の頭を締め付けた。頭はまったく動かせず、襞を舐めるよりほかに術がなかった。大きく、細く長い歓喜の声が天井に向けて発せられた。きゅっと頭を締め付けている両足が捻って、宙に止まったかと思うと、力尽きて崩れるのだった。脱力したおば様の肉体が激しく脈打っている。僕は舐め続けていた。
乱れた呼吸か落ち着いた頃、おば様はレースの下着を引き上げて、ブラジャーを付け直した。おば様と一緒に立ち上がった僕は、おちんちんを大きくさせたまま、所在なかった。おば様が元通りの姿になり、僕だけが素っ裸のままこの場に取り残されている。僕は恥ずかしさを紛らせるように、おば様に言った。
「なんで、入れさせてくれなかったんですか。初めての体験だったのに」
「冗談やめてよ。なんで入れたいなんて思うのかしら。入れるって、どういう意味だか分かってるの?」
一度頂点に達してしまえば、もう淫らに僕を誘惑する必要はないというのだろうか。そこにいるのは、有能な仕事人で、家庭人であるいつものおば様の姿だった。
「え、それは」と、口ごもる僕を見下したように笑って、おば様が答えた。
「そうよね。分かってるよね。セックスするってことじゃない。あなた、居候の分際で、私とセックスできるなんて、思っていないでしょうね。あんたは、Y美がいつも言ってるように、この家では奴隷のような存在なんだから、ペットみたい可愛がられなくちゃいけないでしょ。だから、主人と性関係を結ぼうなんて、とんでもない考えだわ」
身も蓋もなくばっさり切られて、僕は立ち竦んだ。萎えたおちんちんを手で隠して、洗面所のおば様の前で素っ裸でいることの恥ずかしさを改めて感じさせられる。もう、こうなったら、急いで二階に戻るよりほかに仕方がない。礼をして立ち去ろうとした僕の肩を叩いて、おば様はもう一度、僕を振り向かせた。
「しようがないわね。そんな落ち込んだ顔して、またY美にいじめられるわよ。まあ、せっかく心をこめて奉仕してくれたんだから、ご褒美。咥えてあげる」
腰を落としたおば様がおちんちんに当てた手を優しく払うと、ぱっくりと口をあけて、おちんちんを含むのだった。舌先でおちんちんを転がすように愛撫する。今度は僕が喜悦の声を洩らす番だった。舌で亀頭の下を舐められ、亀頭を吸われ、たちまちおちんちんが勃起する。
「ああ、ああ、気持ちいいです」
立ったまま、頭の中が白くなる。素足が床に食い込むほど踏みしめて、快楽の波に倒れそうになるのに抗した。ほどなく、快楽の波が直線を描いて、下半身からゆっくりとせり上がってきた。射精の時が近い。
「いきそう、おば様、いきそうです、いく」
ぱっとおちんちんから口が離された。てかてかに光った亀頭を指でぽんと弾いて、おば様が腰を上げる。
「ひどい。なんで、やめるんですか」
喘ぎながら問う僕の手を引いて廊下に出すと、階段に向かって背中を押すのだった。
「悪いけど、お口の中でするのも、あなたには分不相応だと思うのよ。だって、あなた、丸裸の奴隷じゃない。なんで主人の口で射精でするのかしら。早く二階に行きなさいな。Y美が待ちくたびれているわよ」
せめていきり立ったおちんちんを鎮めようとして股の間に挟もうとしていた僕は、しかし、二階からY美に呼ばれるのだった。
「そこにいるのはチャコ? 何してるの、早く上がってきなさいよ。いつまで待たせれば気が済むのよ」
階段をのぼる隙におちんちんが萎えてくれればよかった。しかし、おば様の舌先で受けた強烈な愛撫は、容易に快感の波を退かせてくれなかった。二階の和室の前で入るのをためらっていると、戸がひらいて、Y美が顔を出した。
「何してんのよ。早く入りなさいよ」
股間に当てた指の間から勃起したおちんちんを見つけると、Y美は一段と声を荒げた。
「なんなのよ、そのおちんちんは。ちょっと見せて。手は腰に当てる。気を付け」
バシンと竹刀で太ももの裏側を叩かれ、僕は慌てて気を付けの姿勢を取った。大きくなったおちんちんがほぼ垂直に立っていた。亀頭がおば様の唾液で光っている。「ハンカチが掛けられそうだね」と、Y美がからかいの言葉を浴びせると、いきなり竹刀で上からおちんちんを打った。
悲鳴をあげてその場にしゃがみ込んだ僕の髪をむずと掴んで、立たせる。打たれて痛むおちんちんに触れることも許されず、僕は気を付けの姿勢を取らされ、素っ裸の惨めな姿をY美にさらした。
「どうしておちんちんが大きくなったのか、理由を説明してよ」
隅に僕の脱がされたパンツが落ちていた。Y美はそれを拾って、僕の前でぶら下げた。僕がうがいしている間にさんざんゴムを引っ張ったようで、だらんと伸びたそれは、もう使い物にならないことを表わしていた。もう残りのパンツは三枚もないかもしれない。どうしたら新しくパンツを買ってもらえるだろうか。
「訊いてるんだから、答えろよ、この馬鹿。おちんちんを勃起させている理由を言いなさい。まさか、私に欲情したんじゃないでしょうね」
険しい表情で睨まれた僕は、真っ青になって言下に否定した。おちんちんはたちまち縮こまって、可能なら袋の後ろに隠れてしまいそうな面持ちだった。しかし、だからと言って正直におば様との洗面所での出来事をY美に話すことはできなかった。おば様が僕の体を弄ぶのは、いつもY美がそばにいない時だ。それはおば様と僕の間の、一種の信頼関係において成り立っている行為なので、どんなにY美から折檻されようとも、おば様に奉仕したことやその見返りに口で愛撫を受けたことなどは、明かせない。
竹刀がさっと空気を裂く音がしたかと思うと、僕の脛に竹刀の当たる大きな音がした。あまりの痛さに目に涙がにじむ。僕はお尻を畳に付けて、脛を擦りながら、「許してください。理由なんか、ないんです。なんで大きくなったのか、僕も分かりません」と、答えた。すぐに体勢を取り直して、土下座する。「どうぞ勘弁してください」
「そうか、あんたは理由もなく勃起するんだ。変態なんだね。僕は変態ですって言ってごらんよ、チャコ」
土下座して頭を下げていると、その背中に向かって竹刀が振り下ろされた。僕は「ぎゃっ」と悲鳴を上げて、ひっくり返った。続けて脇腹、胸、肩を打たれる。滅多打ちだ。僕はどうにもならない暴力の嵐に揉まれながら、必死になって叫んだ。
「変態です。変態です」
「誰が変態なんだよ」太もも、くるぶし、お尻が打たれた。
「僕です。僕が変態です」
「聞こえません」お尻、背中、右肩、左肩、左肘、下腹部が打たれる。
「僕が変態です。もう許してください」泣き声とともになんとか言葉を口にすると、滅多打ちを食らった全裸の身を畳の上に七転八倒した。悲鳴が自分では抑えたつもりだったが、いつしか大きくなっているようだった。
「そうだよ。あんたは変態だよね、チャコ。変態なら変態らしく、これでも口にくわえたらどうなの。夜中なのに変態さんの悲鳴が大きいと、近所迷惑だから」
ホットパンツのポケットからY美が取り出したのは、僕が洗濯機から取り出した際においを嗅いでしまったY美のパンツだった。Y美はそのパンツを丸くなって倒れこんでいる僕の口に押し込む。
「吐き出すんじゃないよ。吐き出したら、骨が折れるまで打ち据えてやるからね。いいかい、あんたがあれだけ欲しがっていた私のパンツを口に入れてあげたんだ。感謝して、最後まで口の中に入れておくこと」
吐き出しそうになるのを堪えて、Y美の丸めたパンツを口の中にとどめて置く。それから四つんばいの姿勢を取らされ、お尻叩きを受けた。数えきれないくらい竹刀でお尻を打たれた。
途中に受けた一発がおちんちんの袋に当たったので、僕は激痛のあまり、仰向けになって苦しんだ。Y美のパンツを押し込まれているので、大きな悲鳴を上げることができない。すると、四つんばいの姿勢を崩したと言って、Y美が股の間に竹刀を入れて、ゴルフのティーパットの要領で振った。竹刀がおちんちんの袋を直撃した。短い間隔でおちんちんの袋を打たれたショックで、体が痙攣した。
横向きに倒れて、がくがくと畳の上で震えている僕の髪を掴んで、四つんばいにすると、Y美は情け容赦なく、お尻叩きの刑を続行するのだった。Y美のパンツが口から飛び出したので、Y美はもう一度口に押し込むと、手拭で猿轡をかませる。
この凄まじい折檻の嵐がいつ過ぎ去ったのか、覚えていない。気が付いたら朝で、僕は猿轡をかまされたまま、同じ畳の部屋で素っ裸のまま、横たわっていた。お尻が猿にでもなったのかと思われるほど真っ赤に腫れていた。体の節々が痛んで、起き上がれない。おちんちんに痣ができていた。おちんちんの袋が疼いた。
今日は学校に行けないな、と思った。一階から、Y美やおば様が朝の支度をしている音が聞こえた。
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私の早とちりでした。そういうことでしたら、大歓迎です。楽しみにしています。
「中性的」な女子にいじめられる、「中性的」な女子がいじめるようになるというのは、とても興味があります。これも、他サイトにはなかなかありません。
お忙しいご様子ですので、大変だとは思いつつ、頑張ってくださいという無責任な言葉を申し上げるしかありません。
貴サイト(貴ブログ)のますますのご発展をお祈りしております。
とてもよく分かります。今回のお話は、嗜好が少し違った方向に進みましたけども、一応女の人たちは着衣で、「僕」は全裸。CFNMが「裸の男性を着衣の女性が性的に弄ぶ」ことであると理解するならば、確かに外れていますけども、ここでは単純に「着衣女性・全裸男性」と文字通り解釈してみました。「性的に弄ぶ」部分が希薄になってしまいましたね。しかし、長い小説になる予定ですので、どうぞ懲りずにお付合いしていただければ嬉しく思います。「メライちゃん」ですが、もちろん「僕」をいじめますよ。いじめに加担させられる、という趣向です。ただ「メライちゃん」は「僕」同様、中性的な性質なので、その意味では他の「いじめる」側の人たちとは一線を画しておきたいのですね。それがどう発展するかはまだ分かりません。
今後ともよろしくお願いします。
いろいろなご意見をいただき、僕自身の妄想がパワーアップしていくのを実感しています。一応「実体験」ということで妄想の入る余地は無いはずなのですが(笑い)。とにかく「すべて」を取り入れるということで進めます。少し理屈っぽくなりますけども、「すべて」というのは、ある一定の基準を設けてこそ活きてくるわけですから、その基準は厳守したいと思います。CFNMであること、「僕」が性的な辱しめを受けるということ、です。
管理人さん是非お願いします!!
貴重なご意見、ありがとうございます。
丁寧にお読みいただき、恐縮しました。非常に鋭いご指摘ですね。
13歳の女子の生身の心の描写ですが、これは僕から見れば予測不能な化け物みたいなもので、こうだと思った瞬間には別の何かに成り変っている水のような存在です。言葉にするよりも実際に会っていじめられ続けているうちに、かすかに心の襞が見えてくる(しかもそれも束の間ですぐに消えてしまう)、そんな形で感得できればと思っています。だからどうしても「僕」のハァハァする場面が中心になってしまいます(笑い)。ただ、あまり「僕」の願望に忠実な奴隷化された「Y美」は、避けたいですね。(もう充分奴隷化されてる?)
「メライちゃん」は、今後の展開で活躍する人物です。どんなことをさせられるか、もうだいたい決まっているのですが、ゆっくりゆっくり、ねちねちといきますので、どうぞ今後ともお付合いの程、よろしくお願い申し上げます。
書く上で気をつけているポイントは、男と女の関係ではなく、「いじめる、いじめられる関係」ですね。「僕」を女として読むこともできます。「僕」は男ではない。たまたまおちんちんが付いていたに過ぎない。
最近、更新が滞っています。もう少し頑張りますので、少々お待ちくださいませ。
言い訳しますと、仕事が忙しいのです。そろそろ出勤の時間だ。行ってきます。
あたたかいお言葉、ありがとうございます。
大変励みになりますし、また、参考になります。
このような貴重なご意見いただくと、性的妄想を共有する喜びで体が震えますね。ノーマルな性的嗜好しかお持ちでない方には、永遠に理解できない喜びですね。
小説の内容ですが、これは大長編を予定しています。まだ全体の四分の一にも達していません。
・CFNMであること。
・同じシチュエーションは使わないこと。
この二つの原則のもと、「僕」はありとあらゆる恥ずかしい体験をします。jojo様が書いてくださった案も、反映させたいと思います。
とにかく、多様ないじめ・辱しめを繰り出していきたいのです。お気に召されないいじめもあるかとは思いますが、長い長いお話ですので、どうぞ懲りずにお付合いくだされば幸いです。
いじめる側の人間も次第に増やしていきます。
とっておきの「いじめ」も、まだまだたくさん用意してありますよ。
なお、本作について、「実話」と謳っていますが、まあ「小説的実話」(うむ、意味不明)なので、気になさらないでくださいね。
ありがとうございました。
最高です。大ファンになりました。
私は男を性的にはずかしめる「陰湿な女」が登場する小説の大ファンです。(実話だったら大変申し訳ないのですが・・・)
シチュエーションが大変興奮します。登場人物の中で最も意地悪なのは、Y美や雪子、お年寄りたちや川の大学生たちの誰でもなくズバリ『おば様』ですよね
!このおば様の存在が最高です!本来は止めるべきなのに止めなかったり、加わったりしなくても口は出したり、口は出さなくても笑ってたり、娘にバレないようにイタズラしたり・・・裸で家の中にいるのや表を歩いてるのを理不尽に正当化したりするのがとても良いです。(娘のトラウマの件の説明はちょっとまともで残念だったのですがw)
今後のささやかな要望なんですが、「おば様→チャコ」のパターンを『おば様の知人たち』を加えて増やしてほしいです。近所の奥様たちにチャコのおちんちんを見せておば様がお金をもらい小遣い稼ぎをしたり、大学の同窓会の帰りに女友達を家に招いて皆の前で芸をやらせたり、職場の部下達(もちろん女)を連れてきて見せ物にしたり・・・どれもやはり理不尽な理由付けでY美に内緒で。
あと、あまり触れられてませんが、『毛の生えてない小っちゃ~な包茎おちんちん』を寄ってたかって言葉責めにして泣かしちゃうのもお願いします。「ウチの子も中一なんだけど、毛はぼうぼうで剥けてるし立派なもんよ!?」「・・にしても情けないわねぇ・・これじゃあパンツなんていらないわよ(笑)」指でピンッ。お腹を抱えて笑うおば様・・・みたいな・・・。
生意気にスミマセン。あまりにもファンになりましたので遂々妄想が膨らみ過ぎちゃいました。これからも更新楽しみにしています。