良いパンを作る、作っていると強気で能書きをたれているパン屋のオーナー。本当にそうですか?もし美味いパンを焼いているなら売上が落ちることは無いでしょう。
材料、副材料の効果、性質、生地中での作用、発酵中にどう作用しパンがどのように変化するか、その科学的変化を理解していますか?
パン作りは化学です。小麦粉のグルテンが、澱粉がどう変化するか、モルトが何所にどのように作用するか、発酵とは、なぜ発酵するか、このくらいにことを理解していないと、売れる美味いパンは焼けない。肝に銘ずるべきです。
素人が安いオーブンを買い込み、パン屋を開店するが、使うのは市販の天然酵母「H]か「A」、美味いわけも無く、他店との差別化も出来ず、発酵も熟成も理解していないのだから仕方ない。しかし、もう少し勉強しろと言いたい。ホールセールの販売している食パンより不味いパンを焼くなら個人ベーカリーの存在意義は無いでしょう。リテールベーカリーが、町のパン屋が美味いパンを焼けないなら、日本では美味いパンが食べられなくなる。
技術の向上と自家製天然酵母、リテールベーカリーには不可欠でしょう。net上には素人が考えたいい加減な配合と製法が満載、そんないい加減な知識でパン屋を開店、止めてください。