奈良散策 第508弾
7月13日は家族とホテイアオイの花を見た後、金魚資料館にも行ってみました。

大和郡山に引っ越してから1年半も経って、やっと金魚資料館に行くことができました。


入ったところには小さく区切られた金魚池がありました。


建物の中に入ると、展示室がありました。閲覧は無料で、金魚の描かれた浮世絵、昔の品評会番付など金魚に関する資料が多数展示されていました。

展示室の外の壁際にはいろいろな種類の金魚が入った水槽が置かれていました。通路の横には古い道具がいっぱい。

中庭には金魚の父松井佳一氏の像が置かれていました。Wikipediaで調べてみると、1891年山口県生まれで、農商務省水産講習所を卒業後、京都大学理学部動物学科教授、近畿大学教授を歴任された方のようで、日本の金魚研究の第一人者と言われているようです。


外に出てみると、やはり小さく区切られた金魚池がありました。おそらく、いろいろな種類の金魚を養殖しているのだろうと思います。

資料館から出たところに咲いていました。モミジアオイの花のようです。


民家の間の細い道を歩いていると、いつも金魚池の縁で寝てばかりいる猫に会いました。この辺りでもうろうろしているようです。

これはナツズイセン。

それからオニユリか、コオニユリです。葉の腋にむかごがなかったので、コオニユリの方か。


新城神社の前を通ると、珍しく提灯が吊られていました。どうやらお祭りがあるようです。

境内にも入ってみました。牛頭天皇(ごずてんのう)と書かれた灯篭がありました。牛頭天皇は薬師如来の垂迹(すいじゃく)、つまり姿を変えて現れたとされています。牛頭天皇(牛頭天王)は八坂神社の以前の祭神で、全国の祇園社で祀られたとのことです。ということはここも祇園社ということになります。



本殿、それに獅子と狛犬です。


神社を出て歩いていると、黄色いイトトンボが見えました。キイトトンボです。大和郡山に来て初めて見ました。


これはゴーヤです。
夕方、お祭りがあるのかもしれないと気になったので、4時前にもう一度行ってみました。ちょうど祭事が始まるところでした。これは次回に回します。