奈良散策 第1145弾
先日から家の周辺の地域を区切って植物調査をしてみようと思い立って、ノートを持って歩き始めました。分かる範囲で植物の名前をメモして、気になった植物や分からなかった植物の写真を撮っていたのですが、写真がむちゃくちゃ溜まってきたので、少し整理をしてブログにも出すことにしました。まずは4月13日に佐保川土手で調べた植物です。

最初は土手に行くまでの道で見つけた植物で、オオカワヂシャです。私の中ではこの場所はB地区ということになっています。


続いて、伸びかけたばかりのカズノコグサ。


畑にいっぱい生えている白い花は花弁が10枚あるように見えるノミノフスマです。実際は花弁5枚です。


これは用水路に生えていました。オランダガラシです。クレソンとも言います。


道端でこんもりと生えているのはコメツブツメクサ。

これは畑のゲンゲです。


ここから佐保川土手になります。ここはA地区としています。まずはノヂシャ。これはいっぱい生えていました。


ノヂシャに交じってムラサキ科の花が咲いていました。おそらく、これも伸びかけたばかりのキュウリグサ。

これはナヨクサフジ。


それからスズメノエンドウ。これもいっぱい生えていました。


気になったので、キュウリグサらしい花をもう一度写しておきました。


菜の花が咲いていました。名前が分からないのですが、以前はセイヨウカラシナと呼んでいました。本当かどうか分かりませんが。


これもナヨクサフジの花とそのつぼみです。

独特の葉の形をしているので、クワ科であることは確かなのですが、さて何でしょう。これまではヤマグワとしていました。


これは何でしょうね。Googleレンズで調べると、ダイコンの花と出たのですが、こんな土手に生えているかなぁ。




これも土手に生えていました。オドリコソウです。以前、こことは違う場所で見つけたことがあるのですが、この場所では初めてです。


これはカラスムギ。

現地ではスイバだと思ったのですが、ひょっとしたらギシギシかもしれません。


先ほどのセイヨウカラシナと思った花は川沿いにずっと咲いていました。

これはシロツメクサ。クローバーですね。

それから、スズメノヤリ。

スゲはなかなか分からないのですが、文一の「日本のスゲ」を見ると、何となくアオスゲがよく似ています。この辺りかもしれません。
雑談)歩きながら気の付いた植物の名前を調べてノートにメモしています。それをいつも用いているEXCELのデータベースに別のシートを用意して入力することにしました。そうすると、これまでのデータをコピーするだけで、分類や学名などが入力できるので便利です。さらに今日は久しぶりにVBAでプログラムを作ってみました。日付や場所が違って同じ種名が次々と入力されるので、場所を区別して種名が重複したのを除いてリストを作ります(ここまでは以前作っていました)。さらに、このデータを、番号、門、綱、目、科、種、学名、場所、備考に分けて、表形式にまとめるプログラムを作ってみました。ボタンを押すと一瞬にして表形式のリストが出来上がるので、大変、便利です。これまでにA~Dに分けた地区で合計169種を記録することができました。