奈良散策 第1166弾
だいぶ前の写真になるのですが、植物を調べにいったときの写真もブログに出すことにしました。今日は4月28日に行った松尾寺の植物です。松尾寺は矢田丘陵の中腹にあるので、山地性の植物をいろいろ見ることができます。松尾寺は大和郡山市の西部にあって、日本最古の厄除け霊場として知られています。


松尾寺は6月終わりごろから色とりどりのカサブランカが咲くところとして知られています。今頃はどうなっているのかなと思って行ってみると、植木鉢に入ったカサブランカがたくさん並べられていました。奥に見えるのは本堂で、厄除けの御祈祷に来られた方が何人かおられました。


カサブランカはだいぶ伸びてきていました。

三重塔の方向を見たところです。

境内の植物を探してみました。これはアリドオシ。


こんなところにクリンソウがあるのは知りませんでした。


これはホウチャクソウ。

これは本坊です。

その横には厄攘席が設けられていました。ここで、厄攘という字を書くのでしょうね。


葉が丸いのでジシバリでしょう。

これはニガナ。

初めウラジロチチコグサかなと思ったのですが、「帰化&外来植物950種}で調べてみると、ウスベニチチコグサに似ている感じです。

タケノコがずいぶん伸びていました。

これはヘラシダ。

モチツツジ。

この日は松尾寺から少し登ったところにある松尾山神社にも行ってみました。


これは拝殿です。

高い所にあるので、鳥居越しに見る景色は素晴らしいですね。

松尾寺に戻るときに撮った鳥居です。

これは十三重塔です。



その近くに白い花が咲いていました。名前が分からないので、Googleレンズで調べてみたら、コバノガマズミという候補が出ていました。どうも違うような感じなのですが、これであっているのかなぁ。


花が小さい感じなので、ヤマキツネノボタンかなと思っているのですが、普通のキツネボタンかもしれません。

最後は本堂の写真でした。まだまだ続くのですが、次回に回します。