奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

春日若宮おん祭の下見

2022-12-12 21:09:31 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第656弾


今月の15日から18日にかけて、奈良県最大の祭りである「春日若宮おん祭」が開かれます。15日には餅飯殿(もちいどの)センター街に面した大宿所で湯立て神事と大宿所祭が開かれます。16日には宵宮祭、17日は若宮の神が御旅所に移動する遷幸の儀や御旅所に向かう行列、芸能集団による芸の披露、そして、流鏑馬などが行われる御渡り式があります。そして、18日には奉納相撲があります。こんなに大きなお祭りがあるなんて奈良県に引っ越してくるまでまったく知りませんでした。それで、今年はじっくり見てみようと思って、8日に場所の確認を兼ねて下見に行きました。



この日は県庁の駐車場に車を止めました。そこから歩いて興福寺に向かいました。興福寺の駐車場から入ると、右に国宝館、正面に中金堂が見えます。



中には広い観光バスの駐車場がありました。奥に見えるのは中金堂です。



しばらく歩くと五重塔が見えてきました。左に見えるのは東金堂。



これは東金堂を正面から見たところです。



そして、五重塔。





中金堂の正面に南門跡がありました。ここは17日に「交名の儀」という名乗りの儀式があるところです。



南門跡から見た中金堂です。



これは鴟尾。平城京跡の朱雀門の鴟尾のようなとげとげはありません。



これは南円堂。





その正面左側にあったタチバナの木です。



南円堂から階段を降りて三条通りに出ました。途中にあった「奈良縣里程元標」です。これは何だろうと思って一応撮っておきました。家に戻ってから調べてみると、1873年に距離の起点として各府県に1カ所ずつ設けられた標識だそうです。



ここは餅飯殿センター街です。狭いのですが、15日にはここを行列が通ります。



そのセンター街に小さな入り口があるのですが、ここが大宿所の入り口です。今は閉まっていますが、おそらく15日には開いて、JR奈良駅から出発した行列がこの中に入り湯立て神事が行われるのでは思っています。



大宿所からさらに南に下がったところに奈良市史料保存館があります。今は「春日若宮おん祭」の展示があるというので寄ってみました。





奈良市史料保存館は奈良市に残る古文書や歴史的な資料を保管して展示する施設です。現在は奈良町関係や奈良奉行所の資料が展示されていました。



これは奈良奉行所の模型です。



肝心の「春日若宮おん祭」関係の展示は片隅にちょっとだけ置かれていました。



保存館の斜め向かいには「あしびや本舗」という奈良漬の店がありました。ここで、奈良漬を買って、今度は御旅所に向かいました。それは次回に回します。


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