水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

お行儀のいいルキーニの妄想が止まらない

2018-07-30 | 月城かなと
加美乃素さんの大劇場のディスプレイは発表当日から、かなとくん(月城かなと)仕様に変わってるそうですね
横通る時、ウワァッってならないように気を付けなきゃ
何しろ初めての経験なので、自分がどんな反応をするのかよくわかりません
チケットカウンター側から入る癖が付いているので、忘れずに正面から入らないと


人物相関図のワイルドで髭部のルキーニにキャ~ってなりながら、
やっぱり加美乃素貸し切り行きたくなってきました
親戚中に加美乃素製品をバラまくようなことは出来ないので、当たるような気はしませんけど

でも宝くじは買わなきゃ当たらない
貸し切り公演も応募しなけりゃ当たらないチャレンジだけはしてみよう

加美乃素さんの貸し切りって、幕間抽選ありましたよね。
そしてお手伝いするのは勿論イメージキャラクターの、かなとくん
今回はエリザベートで一本物、ってことはお化粧替えも無いし、通し役なのでルキーニの姿でお手伝いするわけですよ

いやぁ想像するだけでムヒムヒするすみませんね、気持ち悪くて
あの悪そうなテロリストのルキーニさんが、お行儀良く自己紹介するかと思うと、観る前から笑いが止まりません
きっと知らずに見る人は、エヘヘって、ふにゃるルキーニに驚くでしょうね

折角だからワイルドで悪そうなルキーニさんのまま、自己紹介してくれてもいいんですが。
誰か月組に、そういう悪知恵を入れてくれる人いませんかね
「閣下の命令には逆らえねぇ、しょうがねえから手伝ってやるよ」とか
みっちゃん(北翔海莉)だったらやりかねないんだけどなぁ
初めてだし、流石に無理かな
加美乃素さんの方も、まだ遠慮があるでしょうし

当たらないことには、見れないんですけどね
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かなとくんが加美乃素のイメージキャラクターに就任

2018-07-27 | 月城かなと
おめでとうございます
かなとくん(月城かなと)が加美乃素さんのイメキャラに就任しましたこちら

いつかスポンサーが付くことはあるかも、とは思ってましたが加美乃素さんとは
びっくりです
今度から月組で貸し切りがあるわけですね。

みっちゃん(北翔海莉)が卒業してから、1年8ヶ月くらいになります。
引継がなかったので、もう宝塚からイメキャラは無いのかと思ってました。
なにしろ、みっちゃんが長かった上に凄かったですからね~
サービス精神がスゴ過ぎて次から次へといろんなアイデア出してきて
さすが宴会女王というか、根っからのエンターティナー
みっちゃんの後になる人は大変だろうなぁ、と思ったものでした

まさかここにきて我が贔屓に廻ってくるとは
ちょっと間を置いてくれて良かったかも
かなとくん頑張って~

加美乃素さんは長いこと、みっちゃんに良くしてくれて、卒業してからも応援してくれてるみたいで、
なんかアットホームないい会社だなと思ってたので、いいところとご縁が出来たなと思います。

しかし…こういっちゃなんですが、加美乃素さんって昭和っぽいというか、ちょっと古っぽい(コラッ
かなとくんは正統派な超美形男役だけど、昭和っぽい感じがあるので選ばれたのかしら
みっちゃんと同じで、私服がダ○かったりするし(ごめんなさ~い、これでもファンです

加美乃素さんの貸し切りって、すっごい昔に行ったことがありますが。
当時はあっさり当たったんですけど、今は競争率高そうだなぁ
次はエリザだし。その次を狙ってみようかしらでも駄作が来たらイヤだなぁ
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その他の発表

2018-07-26 | 宝塚
今日はその他にも発表がありました。
まず、星組台湾公演のその他配役が発表にこちら

原作知らないので、全然わかりません
しかも役名難しい~覚えられないわ
ビジュアルは素敵なので観劇までにwiki様で予習しとこう

そう言えば、ほのかちゃん(小桜ほのか)が全休でしたね
悔しいでしょうけど、焦らずにしっかり治してほしいです
(月組のヤスくん(佳城葵)といい、花組の亜蓮くんといい、最近怪我人多いですね心配です)

しかし大幅戦力ですねぇいやマジで。
大丈夫なんでしょうか台湾組の歌
男役ですし、台湾公演だけになりますが、遙斗勇帆くんに出てもらったらどうでしょう。
歌支えにはバッチリだと思うんですが。連れてかないなんて勿体ないです



そしてもう一つ、専科から外部出演の発表がありましたこちら

ゆうちゃんさん(汝鳥伶)と、みつるくん(華形ひかる)がベルばら45周年の公演に出演するんですね。
なんか懐かしい人がいっぱい

お誘いがあったら行こうかな
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フタを開けてみれば演目待ちでしたか(月組公演ラインアップ)

2018-07-26 | 月組
フタを開けてみれば、最初の予想通りでしたねぇ、月組次期娘1

さくさく(美園さくら)月組次期娘1決定おめでとう
さくさくは出来る子なので心配はしてませんが、お化粧と娘役スキルのアップをお願いしますね。


やれやれ、結局来年お正月の演目と一緒に出したかっただけなんですね
最近にしては遅かったので、色々心配しちゃいました
とりあえずしばらくは、組替えも無さそうかなホッとしました~


で、来年の東京国際フォーラム/梅芸メインホール公演は「ON THE TOWN」に決定。

古いブロードウェイ・ミュージカルですが、最近このパターン多いですね。
楽しそうなミュージカルで良さそうですが。
音楽バーンスタインなので期待出来るし
海軍の水兵3人組ですか。来年の流行りは水兵?

多分みやちゃん(美弥るりか)と、かなとくん(月城かなと)はこっちですよね。
かなとくんに水兵が似合うかどうかが心配(真顔
ダンスナンバーも多そうなので大変そう~
それに梅芸続演となると、配役が変わるでしょうから頭痛いどっちも観たくなるじゃないですか
梅芸の裏の青年館/DCは、みやちゃんでしょうし。
悩むなぁ…。遠征を考えたとして、東京のチケットがゲット出来るかどうかは微妙ですしね

それで、フォーラムの裏のバウは、一緒に発表じゃなかったんですね。
ありちゃん(暁千星)中心の「ハッスルメイツ」じゃないかと予想してるんですが。(ハズレたらすみません
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「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」

2018-07-25 | 花組
少し時間が経ってしまい、記憶がすでにヤバイですが花組公演観てきました
ネタバレは少し、かな。











「MESSIAH」

は何と言っても、ちなつちゃん(鳳月杏)と、たそ(天真みちる)の極悪人主従が素敵すぎて笑うしかありませんでした

「金色の砂漠」のジャハンギール様は主人公の敵役でしたが、悪人とは言えない役でした。
宝塚の悪役って生い立ちとかに理由があることが多くて、悪役だけどちょっと可哀想、みたいなのが中途半端な気がして
あまり好きではないんですが、今回の松倉勝家はワケなんか無い、救いようのない悪役
勿論現実に近くに存在してたら、我慢できないようなサイテーの人間なんですが
お芝居の中だと、これくらい突き抜けた悪役の方が、見ていてスッキリします
ちなつちゃんも、たそも楽しんで演じてるんじゃないでしょうか
Stage side watch で是非、極悪人チームトークをやってほしいです


原田くんの大劇場作品としては、一番いい出来かもしれません(星組ベルリンは未見ですけど)
上から目線ですみません
ちょっとお衣装の感じが、邪馬台とかぶるところがあったのが微妙に残念でした
みりゆき(明日海りお、仙名彩世)のラブが少なすぎるのも。

原田くんて恋愛を描くのが上手くないんですよね。
なので娘と、いっそ最初から恋人同士の設定にすればいいのに、と話してたんです。
出会いは回想シーンか会話の中で、少しだけ触れる程度にして。恋人になるまでを上手くもないのにタラタラとやらんでもいいのに、って

あと歴女的には、一人だけ生き残る山田右衛門作が、4代将軍家綱と二人で昔語りをするというのが、あり得なさすぎました
話す相手が老中松平伊豆守でも、ちょっと考え難いので、最初と最後は私的には微妙でしたね


みりおちゃんが元倭寇というのは、なかなかいい設定でしたし、ポスターも「魔界転生」かってくらいカッコ良かったので
そっち方面に話が展開していくのかと、期待してたんですが、話は至って普通に悲劇でした
原田くん、自分でハードル上げすぎて自滅するタイプな気がします

みりおちゃんがカッコ良かったのと、役が結構沢山あったのはよかったと思います。
ただちょっと、あざとかったかなぁ
最初から悲劇とわかってる作品ですし、やりすぎると引いてしまうんですよね。皆殺しの谷やん作品と同じで
泣けなかったです。すみませんね、ひねくれたおばさんで

みりゆき以下花組生の熱演が素晴らしかったので、2割り増しくらいイイ作品に見えました
大絶賛はしませんけど、リピートは辛くないと思います



「BEAUTIFUL GARDEN」

ショーは楽しかった~
花組で“BEAUTIFUL GARDEN”。
もっとパステルカラーとか、綺麗で明るい色のお花畑をイメージしてたので、いい意味で裏切られました

ピンクと紫が基調の、アダルトなショー。夜の花園、って感じでした。

野口くんのいいところは、下級生や、路線じゃなくても、見せ場を作ってくれるところですね
たそがタンバリン持って踊ってたり、退団者にも優しいです
たそは演出家に愛されてますねぇ。ってか今まで散々、助けられてたんじゃないでしょうか
いつもサラッとやってくれてましたけどやっぱりいなくなるのは寂しいし、花組にとって痛手ですね

その代わり、というか、マイティ(水美舞斗)上げが凄かったです。
全ツメラコリでも2番手ですし、組替えご祝儀じゃないかと心配になるくらいでした
マイティには花組で頑張ってほしいんですが。やっぱり、れいまい(柚香、水美)は離さないでほしいなぁ
つかさくん(飛龍つかさ)のソロも素晴らしかったです。新公も卒業ですし期待してます

もう1回観る予定です。
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一体何待ちなんでしょう

2018-07-24 | 宝塚
月組の次期娘1。集合日から2週間、発表はまだありません。

まぁ過去には退団公演が始まってから、発表されたこともありましたが
最近は集合日から数日内に発表、っていうことが多かったので、てっきり星組の大楽を待ってるのかと思ったんですよね。
(べにー(紅ゆずる)の退団発表待ち、っていう意味じゃないですよ

大きな組替えを予定してるんじゃないかと、勘ぐったんです
それに紛れて娘役の異動とか、娘1の発表もしたりして、なんて
月娘1は、さくさく(美園さくら)で決まりかな、と思ってたので深くは考えなかったんです。

でもよく考えたら星楽待ち、ってことは、くらっち(有沙瞳)落下傘の目が復活してるってことですよね
くらっちが次期なら、エリザで合流だろうから、もう無いだろうと思ってしまったんですが。
思い出してみると、花乃さんが花組に異動になった状況と違うんですよね。
花乃さんは宙組時代に新公ヒロを3回、そしてバウヒロを1回演ってます。
そして組替えして、エリザの新公を演って娘1に就任してます。

くらっちは雪組時代、新公ヒロ1回、バウヒロを1回して組替え。
星組で新公ヒロ1回、東上ヒロが2回。その内1回は理事様(轟悠)の相手役でした。
くらっちは星組に行って、歌唱力を評価されてると思いますが、実は演技派です
雪組にあのままいたら、別格の方へ行ってしまいそうなくらいでした
なので実力も経験も十分、と劇団は考えてると思います。
その場合、組替えして就任前最後の新公も、ヒロインじゃないことがあります。
前雪娘1の、みゆ(咲妃みゆ)がそうでしたね。

正直もうよくわからないです考えられるのは
1.さくさく(美園さくら)
2.くらげちゃん(海乃美月)
3.くらっち(有沙瞳)
4.相手役無し
でしょうかね~

発表は、大きな組替えが同時にあるとしたら、雪組東京初日の後、来週以降でしょうか?
それか来年正月の、月組の別箱演目発表待ち、ってことも考えられますね。
今年の宙組のWSSも発表が遅くて、去年の8/3でしたから。
来年もフォーラム→梅芸メインホールで同じ演目なら、結構有名どころの大きな演目が来るかもしれません。
(本当は客入り的に、梅芸が先の方がイイんですけどねぇ…
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ああ徒労感‥‥結局みんなエリザが好き

2018-07-21 | 月組
お暑うございます。
今日は月組「エリザベート」の一般前売りに挑戦しました



ログイン画面から先に進めませんでした

20分後、中に入れましたが、勿論土日は完売、僅かに残った平日もAとBがチョロチョロ。
全て試してみましたが、「ご用意できませんでした」
枚数を減らすか別日にしろ、だと~
1枚しか入力してないのにこれ以上減らしたら0じゃん

ああやれやれ


たまちゃぴ(珠城りょう、愛希れいか)の月組でエリザとか合わないだの、
またエリザ?もう飽き飽き~とか文句言ってたのどこのどいつよ~
文句言ってても、結局みんなエリザ好きなんじゃん

私も好きです
ましてや今回は贔屓がルキーニ
通えるものなら毎日でも通いたい~

組担でなかったら、1回で我慢するところなんですが(チケット取れないし

自分の贔屓組にエリザが当たると、こんな目に遭うのね
善し悪しだわ~



花組公演に行って来たんですが、感想はまた改めて。

せおっち(瀬央ゆりあ)のバウのチラシがあったので、貰ってきました。
踊ってる後ろ姿の女性は誰なんでしょうねぇ気になります。
ハリー(正塚晴彦)は最近ポスター頑張ってますね
助手か誰かが頑張ってるとか?(ハリーを信用してない人
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かいちゃんのディナーショー、‥‥宝塚に変化の予感?

2018-07-20 | 宝塚
かいちゃん(七海ひろき)のディナーショーが発表されましたこちら

台湾公演には出るのよね?
で、お正月公演の集合日前に、ディナーショーをやるってことですよね

……………そ、それは、あんまり考えたくないですが………覚悟しろってことですかね?



なんだかいろいろと大きな変化が起きようとしてるんでしょうか

月の次期娘1の発表がまだ無いのも、劇団が発表の順番を考えてるってことでしょうか?


星組の秋のバウは2公演とも、せおっち(瀬央ゆりあ)が中心です。
本公演でも扱いが格段に良くなってて、せおっち上げが凄かったです。

そして花組でも、マイティー(水美舞斗)の本公演の扱いが凄く上がってます

それ自体は嬉しいことなんですが一体劇団は何を考えてるんでしょうか

星と花で同期ワンツーを目論んでるんでしょうか?
せおっちとマイティーを、どうするつもりなんでしょうね

なんだか組替えご祝儀のような感じもありますが。
でも95期は組替えさせようにも、どこに行っても路線の同期がいますし…。
確かに組替えは、さらなる成長のいい刺激になるとは思いますが

ただ、せおっちとマイティーをトレードする意味は、あんまりないような気がするんですよね。
特に、かれーくん(柚香光)にとって。
かれーくん時代になった時の2番手に、せおっちというのは厳しい気がします(失礼
せおっちは大好きだし、いずれ真ん中に立ってほしいと思ってますが
かれーくんの下では成長出来ない気がするし、支えとしても心許ない
う~ん考えすぎ、でしょうか


それとも組替えするのは、キキちゃん(芹香斗亜)に続いて93期?
とっても今更な感じがありますけど


星楽後がコワイ
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素朴な疑問、たまきちは相手を選ばせてもらえるの?

2018-07-17 | 月組
エリザの集合日から1週間経ちました。
今日も月組の次期娘1の発表はありませんでした。
明日も休演日なので、発表はなさそうです

これまでの経過とか、エリザの新公ヒロとか考えたら、もう決まってるんでしょうけどねぇ
星組の大楽を待ってるんでしょうか?
だとしたら、大きな組替えが一緒に発表されるかも…ドキドキしますね

ところで今更な素朴な疑問
そもそも、たまきち(珠城りょう)は、次の相手役を選ばせてもらえるんでしょうか?

弱冠研9でトップになった、たまきちは研11になりました。
立派にトップを務めてるな、とは思いますが、今、トップになっても遅くはなかったはずなんですけどねぇ
研9でトップというウルトラCには、ちゃぴ(愛希れいか)残留とか、
みやちゃん(美弥るりか)始め組子の支えがあったからこそ、と思います。

そんなまだまだ若い、たまきち。
組の事情や組Pの考え方によって、色々だとは思いますが、
例えば花組の、みりおちゃん(明日海りお)の場合。
大劇場のお披露目は「エリザベート」で、相手役は蘭ちゃん(蘭乃はな)でした。

エリザで卒業した蘭ちゃんの次に、娘役トップになったのは、宙組から組替えしてきた花乃さん。
その花乃さんが娘1になった経過が丸かぶりなので、ちゃぴの次は、さくさく(美園さくら)では?と言われてるわけですね。

でも、みりおちゃんが花乃さんを選んだのか?と言われると、かなり疑問じゃないですか?
組も違いますし、接点があったとしたら、初舞台公演だけです。
その時のちに、みりおちゃんが花乃さんを選ぶことになったエピソードがあった、なんて聞いたことがないんですが…

と考えると、花乃さんを選んだのは劇団、ほぼ接点のなかった彼女を選ぶ何らかの事情があった、
と考えるのが自然じゃないでしょうか?

大方の予想通り、さくさくが次期娘1なのかもしれませんが、
たまきちが選んだかどうかは疑問が残る、気がします。
なんて考えるのは、私だけでしょうか?
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「THE LAST PARTY」について少しだけ

2018-07-11 | 月城かなと
もう終わってしまいましたが「THE LAST PARTY」について。

緊張感のある素晴らしい舞台でした
特にスコットの最期の表現は、音楽も台詞もなく、スコットとゼルダの写真立てに紅いバラを捧げて、
舞台を去っていくまでの一挙手一投足に、客席が息を詰めて集中してるのが感じられて、毎回トリハダでした。

何回かあった客席に背中を向けるシーンは、男役として試される瞬間ですね
特に最期のシーンは舞台にスコット一人だけだし、背中を向けてゆっくり歩くというのは、簡単なようで下級生にはなかなか出来ないことです
研10にして、ここまで来たんだな、と思いました
微妙に力が入ってる感じはあったので、そこはこれからの課題かもしれません


卒業を発表した、すーさん(憧花ゆりの)のシーラがいい女でしたね~
最初と最後しか出てきませんでしたけど
スコットの晩年の愛人。かなとくん(月城かなと)より若くは見えませんでしたが違和感は無かったです
すーさんが若々しいのか、かなとくんが大人なのか“スコット晩年の”だからか
スカピンのマリーの時は、今よりずっと若かったはずなのに、結構違和感ありましたからね



「THE LAST PARTY」のスコットは、物語を紡ぐ同じクリエイターとして、景子先生自身が投影されてるんだろうな、と思います。
でもゼルダはどうなんでしょう

一緒に観劇した友人は「ゼルダが悪い。なんの不満があるのよ。」と怒ってましたけど
確かに恵まれすぎた境遇で、端から見たら羨ましいくらいですよね。
でもスコットはゼルダのことを本当に理解してたんでしょうか?

お金持ちの家に生まれて、美人で周りにちやほやされて、華やかな生活を送っていたゼルダ。
新時代の女性、“フラッパー”ともてはやされ、「楽しく暮らせればいいのよ!」と言い放ってはいますが、本気には見えませんでした。
浮気相手に向かって「綺麗なおバカさんでいようと思う。」と話すゼルダ。

彼女はバカじゃない。ちゃんとした教育を受けた、知性のある女性だと思います。
だからこそスコットのように、誰かに認められたいという自己顕示欲があったのでは。
でもスコットのような才能は彼女には無く、やりたいことが何なのかも見つけられなかった。
もしかしたら、時代が彼女の行きたい別の道を、閉ざしたのかもしれません。

ゼルダは憧れるだけで才能のない凡人を象徴しているようでもあり、
女性だからというだけで行きたい道に進めなかったり、男性の何倍も苦労をした女性たち(景子先生も含め)を象徴しているようでもあります。

男たちはゼルダを「装飾品」のように見ていて、私のことをわかってくれたのは、スコットあなただけよ、と言い、
確かに二人の感性は、双子のように似ていたのかもしれませんが、双子だって別人格ですからね
スコットは自分の中に、理想のゼルダを創り上げていて、ゼルダはその空虚な虚構性に耐えられなくなったのかも。
女って、現実的ですから

自分で子育てしてたら、そんなことグダグダ考えなくて済んだのかもしれませんが
いいところのお嬢様だったら、きっと乳母がいたでしょうしね。
アントワネット様に似てるかも…。でもアントワネット様より恵まれてるか


スコットはスコットで思い込みが強すぎで
贅沢な暮らしが成功と幸せの証で、スコットにとっては絶対譲れない条件なのは、ゼルダの実家がお金持ちだったからでしょう。
だからゼルダやスコッティを幸せにするためには、お金が必要なんですね。
父親が事業に失敗したことで、プライドが傷ついたのを忘れられなかったんでしょうか。
ゼルダは実は、もっと慎ましくて穏やかな暮らしでも良かったかもしれないのに。



公園でスコッティと踊る場面。曲が「TOP HAT」のCheek To Cheekなんですよね。
穏やかで幸せそうなだけに、なんだか胸が痛くなるシーンでした。
そしてフィナーレのデュエットダンスも同じ曲。夢見るように、素敵なデュエットダンスでした
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