愛と革命の詩／Ｍｒ．Ｓｗｉｎｇ！

花組公演行ってきました。

一言で言うなら、「どっちも当たり！」
花組ファンならリピート全然ＯＫでしょ
花組ファンじゃないけど、久々にもう一回行きたい病に罹ってます
かいちゃんスカーレットをスルーしてもう一回行っちゃおうかななんて
（宙組ファンの方から石投げられそう…だってＧの脚本苦手なんだもん）


お芝居は蘭とむ待望の大恋愛物良かったねぇおとめに書き続けて
すごくピュアな恋愛物、だけどロミジュリよりずっと大人な恋愛物。
革命を背景に様々な人物が出てきて見応えがありました。
それにセットが素敵

残念だったのは白天使・黒天使のヴィジュアルかな。衣装とか髪型とかイマイチでした。
でも二人ともダンスはよかった特にれいくんは（台詞がない方が）

みつるの鬘も似合ってなかったな。蘭とむはポスターは残念な感じだったけど、
見慣れたのか、ＯＫでした

花組詳しくない上に、役名もろくに見ないで行ったので、あれ誰？状態に
みつるの別嬪の彼女誰？と思ったら、がりんなんですね
あまりに違和感なくて驚きました
役が沢山あるっていいですね娘役にも結構役があったなぁ
ユディットとイデアはいい役なんだけどなー。他に人はいなかったのかな

景子先生の大劇場作品の中では２番目くらいには好きになりそう
（一番は「堕天使の涙」）



ショーはめっちゃ楽しい
今年のショー作品の中で多分一番好き
稲葉先生とは衣装とか色遣いとか、合うんですよね
セットの使い方とかも好きだし。
私の中でカルネヴァーレ以来のヒットです

そんな中で蘭とむ様は、すっごくＳｗiｎｇされてました
トップをはじめこんなに格好良く踊ってるショーは久しぶりに見たような気がする
思わず、みりおガンバレって思った場面がいくつか
黒燕尾の振りも凝ってたし、デュエットダンスの振りもでした。
観ながら、誰が振り付けたのか確認をしたくなっちゃった場面がいくつもありました。
（プログラムを買えよ）

蘭とむの役替わりの相手役、ヴィクトリア・ベッカム様（ｂｙ蘭とむ）素敵でした
ドレスも髪型も似合ってたデカイけど
づっくんのドレスはダッサダサだったもんな

そしてみーちゃんのソロや場面を用意してくれた、稲葉先生有難う
もうなんであんなに足が長いんだ、なんであんなにカッコいいんだ
みーちゃん辞めるのやめようよーって思いながら観てました

あー、もうショーだけでももう一回観たいよ～

はだしのゲン問題

えーと、子どもを無菌室で育ててはいけないでしょ。
精神的にも。

確かにマンガという表現方法は、視覚に訴える部分が大きいから
理解力のない人間にも、強烈な印象を残したりするけど。

日本って衛生的を通り過ぎて、潔癖すぎると思うことが良くある。
消臭スプレーとか殺菌効果をうたったものが巷に溢れてて、
化学物質過敏症にならないのかな？と心配になるほど

子どもが石につまづいて転んだら、石を怒る人が結構な数いるのが日本人。
でもそれでまともな大人が育つのかな？親はいつまでもいない。
自分で考えて判断できるようにするのが教育。
子どもから教育の機会を奪ったらあかんでしょ。

読みたくなかったら読まないだけ。子どもの好きにさせたらいいと思う。
読むのを強制するのもあかんけど。本と出会う時期、出会い方は人それぞれ。
子ども時代に出会わなくても、大人になってから出会うかもしれない。
親になってから出会うかもしれない。
出会うべき時に出会うと思う。
それでいいんじゃないかな？

若き日の唄は忘れじ／ナルシス・ノアールⅡ

雪組全ツ公演行ってきました～

「若き日の唄は忘れじ」
中日公演は観てないのでよくわからないんですが、ＢＪ組が入ってきたせいもあって
元々出てた人もかなり役が変わってるようですね。
それにともない、台詞や歌もかわってるとこがあるらしい。さすがたっくん

ひたすら美しい舞台で、場面にやや細切れ感はありましたが文四郎・ふくの切ない恋を中心に
完成度の高い舞台だな、と思いました。
壮ちゃんもあゆっちも子ども時代も全然ＯＫで
大人になってからとの違いがワザとらしくなく自然でよかったです。

一推しのかなとくんは悪役を頑張ってました。翔くんの役だし絶対良い役だと
思ってましたが期待通り出番も台詞も沢山。
イケメンだし、身長もあるし、壮ちゃんとの学年差を感じさせない、いいお芝居でした
最後にやられる場面は、もうちょっと時間が欲しいと思いましたが
次の新公に期待


美しくて切なくて、私も含め周りもタオルを顔にもっていく人、多数。
鼻をグスグスすすりながら、でもお芝居が終わった途端にサッと立ってお手洗いに急ぐ人たち…さすが
ホントはもう少し余韻に浸っていたいんですけどね行列は待ってくれませんから


ショーはまったりとしていて、全体の印象はクラシカルでアダルト。
宝塚らしいきれいなショーでしたが、大勢の客席降りがなく、全ツなのにちょっと残念でした
かなとくんは魅惑のサンバで４人口に入ってて
ロケットでも目立っててよかったです
かなとくん、桃ひな、あんりちゃんをさがして観るのに大忙しのショーでした

エトワールはゆきえちゃん。すばらしい歌声に癒やされました
ゆきえちゃんは、ホントになんでも出来る子ですねお芝居も歌も素晴らしいですが、
ショーではとってもキレのあるダンスを披露してくれてて、しょっちゅう目を奪われてました


今日は大雨を心配してましたが、大したことなくて助かりました
帰りにはタワレコに寄って２ＣＥＬＬＯＳのＣＤをゲットしてきました
楽しみ～

２ＣＥＬＬＯＳ×あまちゃん

もう昨日ですが、Ｍステにイケメン・チェロデュオ２ＣＥＬＬＯＳが出てましたね
相変わらずカッコイイ
ドコモのＣＭで弾いてた曲は「影武者」というそうで、マイケル・ジャクソンのと２曲弾いてくれました
短くて残念でもその２曲も入ったアルバムが、発売されたばかりということで
聴きたい明日ついでに見てこようかな


で、その二人は一昨日夏の大会で優勝した前橋育英高校野球部に、お祝いコメントを
なんで～？と思ってたら、応援団が「影武者」を弾いてたご縁らしい

この春からの朝ドラ「あまちゃん」が絶好調で、
その軽くてノリがよくてポップな主題歌を応援の時に弾く学校が何校もあり、
初戦は全校突破して、あまちゃん効果と言われてたらしい
あまちゃんをここぞというときに弾くと、何かが起きるとか
景気の良い曲だものね
準決勝はあまちゃん対決に
そして決勝はあまちゃん×２ＣＥＬＬＯＳ
勝ったのは２ＣＥＬＬＯＳだったわけだ
知らなかったわ

どちらの曲も結構難しいはずだけど。今時の応援歌ってすごいわね

ひょっとこの神様？

今週のスカステニュース、ナビゲーターズは花組。

先週に引き続き、夏らしく浴衣姿で、今日は浴衣の話をしてました。
ふじＰの浴衣にひょっとこの柄が入ってるんですが、その浴衣は“ひょっとこの神様”
卒業した某真野すがたさんから頂いたものだそう
“ひょっとこの神様”って何やねん
そしてその浴衣を着てる時に、某めおちゃんは転けたらしい“ひょっとこの呪い”
ふじＰは呪いの浴衣を着てて大丈夫なのか？
そのおかげで噛みまくりとかなかなか度胸あるな


今年のブックマークがまもなく発売になるようです。
花組はバサラ率高いうん、需要がわかってるじゃないか
ふじＰもバサラから。残念ながら観にいけませんでしたが、この時のふじＰはメイクがイケメン
ショーとか、いつもこんな感じでいいと思うちょっとときめいた

ときめく、といえばロミジュリ新公のまこっちゃん。東京ではメイクを変えてきてましたね。
うん、絶対こっちのがいいと思いました。大劇場の新公をニュースで見て、
“お子ちゃまのごっこ遊びみたい”とか、さんざんな言い様を聞いてたみたいだ

明日は雪組の全ツの初日ですね。今週のニュースでお稽古場情報や映像が流れました。
かなとくんがいっぱい映ってて、嬉しかった楽しみです

カレンダー

来年のカレンダー掲載メンバーが発表されました。

なんか日めくりカレンダーが出るらしいですね
欲しい気もするけど…家族の顰蹙を買いそうだ
（作品じゃなくて、今まで在籍した生徒の舞台写真かポートから、厳選した方がいいんじゃないの？）
例年通り、ネコめくりにしといた方がいいだろうな

そしてコマ、かいちゃんおめでとう

最近何かと、かいちゃん推されてるな、とは思ってたけど。
ただこの学年になって、ここまで推されてくるのを、どう解釈していいのかわからない
かいちゃんにもチャンスがある、って考えていいんだろうか…
それでちーちゃんの立ち位置は？づっくんポジって考えればいいのかな、それとも？


他に今日いろいろ発表された中に、ともちんのディナーショーが
演出がよっしーっていうのも嬉しい
しかしなんでこうパラパラと発表されるのかね。それに宝ホだけなの？
まぁ、どちらにしろ行けるわけじゃないけどさ

少しだけホッ

昨日、公式のスター関連に追加発表されました。
宙組退団者が増えたのかとドキッとした～

ともちんのサヨナラショーの発表でしたあーびっくりした
ともちんの卒業は変えられないけど楽のチケットもないけど
ちょっと嬉しいディナーショーもサヨナラショーもないのかと思ってたので。

しかしなんなんだろう、このタイムラグは。一緒に発表しろよ
変に勘ぐるじゃないか

信じたくなかった

昨日の集合日。私はともちんより実はちーちゃんの方を心配してた。
みーちゃんの退団公演が始まってたし、一番色んな意味で微妙な学年だし

ＷＭＷで知人と話してて、ともちんの噂を聞いた時、頭から否定した。
そんなはずないと拒絶した。
アシュレーの役替わりが餞？そんなことあるはずないと思ってしまったのだ。
餞ならバトラーだろまぁくんとの役替わりでもいいから
ともちんが相手なら、テルスカーレットも余裕じゃん！
だから大丈夫と思ってしまったのだ

いつものことだが、ひどいよ

ともちんの悪役が好きだった。素藤やシュトラッサー少佐が大好きだった。
でもそれ以上に、あったかくて、優しくて、大きなもふもふのワンコのような
アランやトマスが大好きでした

かなわぬ想い

今日は宙組の集合日でした。
昨日からずっと落ち着かなかった
最悪の事態は避けられたのかもしれない。一度に辞められると、どこ見ていいかわからなくなるから
友会でとれたチケットが、ＡパターンのＳＳ席だったのは偶然なのかな…。
しっかり、ともちん最後の男役姿を焼き付けてこようと思います。

…ともちんのいない宙組なんて想像したこともなかった。
当然のように、ずっといてくれるような気がしてた
最近こんなんばっかりだわ
（Ｇで風共なのに、その他配役が出ないって、どういうこと？）



実をいうと、今の宙組メンバーで演って欲しい作品があったんですよね。大劇場で。
その想いは、もうかなうことはありませんが、勝手にキャスティング、を載せておこうと思います。
ただの自己満足です


『カラマーゾフの兄弟』

ミーチャ　　　テル
グルーシェニカ　　みりおん
イワン　　　　まぁくん
フョードル　　ともちん
スメルジャコフ　　づっくん
アリョーシャ　　　かいちゃん
イワンの幻覚　　　ちーちゃん
ホフラコーワ夫人　　せーこ
アデライーダ　　あおいさん　　　　
マルファ　　えっちゃん
リザヴェータ　　たらちゃん
サムソーノフ　　すっしーさん
ターニャ　　あゆみさん
ムシャロヴィッチ　　あいちゃん
グレゴリー　　りくくん
ラキーチン　　モンチ
カーチャ　　うららちゃん
リーズ　　れーれ
スネギリョフ　　てんれいさん　　　　
フェチコヴィッチ　　あっきー
イッポリート　　りんきら
刑事　　まっぷー
裁判官　　さっつん
フェーニャ　　彩花まり　　
マリア　　ありさ

ロジェ

戦争つながりでもう一つ。

『ロジェ』

水さんの退団公演。ものすっごい暗くて重い話で、役が少なくて
ハリーらしく、およそ大劇場向きとはいえない作品

第２次大戦終戦直前、まだ子どもだったロジェは目の前で両親と妹を殺され、
成長した彼は育ての親バシュレとともに、犯人を追い続ける、というお話。
２４年かかってやっと犯人にたどりついたロジェですが、彼に犯人を殺す事は出来ませんでした。

水ファンにとっては大事な作品なので、客観的な作品評価はできないです。
それ以外の宝塚ファンには、あまり評判はよろしくなかったような
何しろ暗くて小難しい、というか。戦争犯罪人やらヴィーゼンタール機関やら
耳馴染みの無い言葉も使われてましたしね。

それにどういうわけか、主人公のロジェに共感できない、っていう人が意外と多くて。
（逆にそれが私には理解できなかったんですが。）
何十年も執念深く犯人を追い続ける気がしれないとか、気持ち悪いとか
そう、なんでしょうか。だって目の前で、見てしまったんですよ。
忘れようと思っても忘れられないのが普通じゃないですかね。

山口県光市の母子殺害事件。被害者の夫が、死刑を求めて何年も闘い続けたのは気持ち悪い、でしょうか？
北朝鮮による拉致被害者の家族は、それこそ何十年も闘い続けて未だに解決していません。
私たちにとって２０年は考えられないくらい長い年月ですが、
犯罪被害者にとっては時間が止まってしまうんでしょう。
家族を失った痛みは、たとえ事件が解決しても、完全には癒えることがなでしょうし。

ロジェに共感出来ない人は、共感力が足らないんじゃないかと思ってしまいます。
まぁバシュレ以外には心を開かないし、コミュニケーション能力はほとんどゼロに近くて、
付き合って楽しい人ではないでしょうけど
それでも彼なりに人として最低限の思いやり、みたいなものはありました。
戦争犯罪者の家族への対し方とか、リオンに罪が及ばないように手錠で動けなくしたりとかね。
だからこそ、シュミットを撃つことができなかったのかもしれない、と思います。

始まりから終わりまで、緊張感があり、普段は考えないようなことを考えさせられた作品でした。
一般的に評価される作品ではないかもしれませんが、私はやっぱりこの作品が好きです



今日は８月１６日
水さん、お誕生日おめでとうございます
充実した一年になりますように
遠く離れた地から、お祈りしています