水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

雪組集合日

2023-09-26 | 雪組

雪組集合日は今日でしたか。忙しいな。

明日は万博イベントがあるので、月組トップコンビの退団発表は昨日しかなかったわけですね

 

退団者は4名。

和希そら、沙羅アンナ、琴羽りり。

※集合日付けで107期、小乃美ゆきさん。研3での卒業は寂しいですね。

新しい道が良きものでありますように。

 

カルテは餞別だったんですね。

咲ちゃん(彩風咲奈)もゴールが近くなってきてると思いますが、

あーさ(朝美絢)のトップも絶対確実とは言い切れないですし(さすがに大丈夫と信じたいですが)

来年は研15ですから考え時でしょうね。実力はあるので、外部で活躍できるのでは。

退団者とファンの皆様が幸せにその日を迎えられますように、願っています。

 

ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル

その他配役も発表になってますがこちら

オリジナルだし全然わからないんですが、なんかすごいことになってますね

シャーロックホームズが000~010まで11人いるの?

いやぁ生田くんのこだわりが炸裂してそうで楽しそう。Happy“NEW”Musicalだし

 

ショーは野口くんで雪組にピッタリな「FROZEN HOLIDAY」は「FROZEN HOTEL」が舞台だったのか

これ絶対楽しいでしょ

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雪の彦星

2023-09-25 | 月城かなと

かなとくん(月城かなと)の次の大劇場公演での退団が発表されましたこちら

海ちゃん(海乃美月)も一緒ですこちら

 

大楽は7/7て星逢の日やん

雪組の彦星が月組で織姫に出会って、天に帰って行くみたい・・・

狙ったわけでも無いでしょうに綺麗すぎる

 

100周年の演目が発表になった時から予感はありました。

演出ハリー(正塚晴彦)であのタイトルで、そして次の別箱が2回目のコンサートと発表されましたから。

更にカレンダーの掲載月がご丁寧に追い打ちをかけて来ましたからね~、ご親切なことで

ファンとしては色々と理由を見つけてなんとか逃れようとしましたが・・・ダメでしたね

 

最近の傾向としてちょっと長めもアリかも、って思ったんですよ。2作目にイケコ氏の一本物が来たので。

それで最後か1作前にもう1回一本物が来るのかなと。

5作だったら3作目に来るような気がしてたんですよね。

でも、かなとくんは雪組育ちですから。組配属以降の雪組のトップはみんな短めで去って行ったのを見て来ましたからね。

 

そして大きかったのは、雪組と月組で2回の2番手切りを経験して、大荒れに荒れるのを目の当たりにしたことなのでは。

今では上級生2番手を切って、途中で替えるのが普通になりつつあるとはいえ、やっぱり歪ですよね。

6作以上になったら、相手役か2番手、または両方を替えなきゃいけない。自分の代でそれをしたくなかったのでは。

とは言えいくらトップでも次期の人選に口出しは出来ないでしょうから、どうなりますかね~

高学年で色々異例ではありますが、月組ファンとしては順当に、ちなつちゃん(鳳月杏)になってほしいです

 

 

何かとご縁があるとはいえ、最後の作品にハリーを指名するとは思いませんでした。

大劇場公演からは引退状態でしたから

入団してからは菜穂子とのご縁が深かったので、小柳先生を指名してくるんじゃないかなと思ってたんですよね。

それで刀剣乱舞とか、日本物の殺陣をやりたいです!なんて言ってくれないかな~なんて勝手なことを妄想してました

(横に逸れますが、流行りに乗るのが劇団の常套なのでいずれやるだろうと思ってます

くーみん(上田先生)が残ってたら指名してたかもしれませんね

 

でも、原点回帰かなぁ。男役ならハリーのスーツ物に出たい、って思うトップは多かったですからね。

ファンの間では好き嫌いが分かれる演出家ですが。

私は嫌いじゃないです。むしろ好きなんですが。ただ頼むから沢山役を作って下さい

あらすじ読んでもトップコンビ以外の役が見えてこない

コロスと通行人だらけのお芝居はマジ勘弁してほしい~お願いしますね

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「万華鏡百景色」ロス

2023-09-25 | 月城かなと

月組大劇場公演全公演、無事の完走おめでとうございます

ライビュで見届けました。

めっちゃ楽しい1ヶ月でした東京には行かないので早くもロスです

 

「絶景かな~、絶景かな~」「知らざあ言って聞かせやしょう、知らざあ歌って聞かせやしょう」が

ず~っと頭の中でぐるぐるしてしています

あ、フリューゲルもすっごい楽しくてほろっとさせられる素敵な作品でしたよ(取って付けたように書くでない

いやマジでヨシマサ有難うね~

 

まあでも今回はやっぱりショーかな

ショースターとは言えない、かなとくん(月城かなと)なので一作おきの一本物を覚悟してたこともあって、

まさかここまでハマれるショーに出会えるとは、夢にも思ってませんでした栗ちゃんホント有難うです

ネタバレ少しありますよ。

 

 

 

 

 

なんといってもビジュアルが最高

過去イチかなとくんのお化粧が好みというか綺麗って、単に毎回更新してるだけなのか?

 

最初の花火師さんと花魁の場面からカッコ良くてキャーです振り返った瞬間の目力凄い

美しさとカッコ良さに魂を持って行かれる

 

海ちゃん(海乃美月)が「恋の形見に」って言った瞬間、顔を曇らせ身請けを理解し、切ない顔をするところ

そして「生きてる地獄より死んで極楽の方が」と足抜けして破滅へと向かう緊迫感。

追手に斬られて「いつの世にか二人で」と死んでいく花火師さんの美しい顔。

こんなお芝居見たかった・・・

 

 

闇市の場面は楽しかったです麗しい、かなとくんがガラの悪い闇市のドンあら素敵

歌い方もちゃんと役に合わせた歌い方でガハハ笑い滅多に見れない珍しいものを見せて頂きました

裏にある汚さや惨めさ、悲惨さや猥雑さが混じる混沌とした社会の中で、

負けない強さと生命力に溢れた意外に明るさのある場面でした。

警察のお偉いさん?な、おだちん(風間柚乃)との腐れ縁のような強い絆があるのも良かったな~。

そしてここでも現れる骨董屋さんと付喪神が、底に流れる設定を思い出させるのも。

 

 

渋谷の場面。カラスに転生するって聞いた時は驚きました

直前の別箱の死神のビジュアルが大鴉でしたから、演出家さんにとって、かなとくんのイメージはカラスなの?と

どうなるかドキドキでしたが、不思議で不穏でカッコイイ場面になりました

かなとくんは口紅をダークな色に変えてましたが、アイシャドウも足してた日があったような気がするんですよね

もっとキラキラしてて。記憶違いなのかな~、素敵って思ったんだけど。実はそれが通常だった?

妖しさと冷たさと、最高!な人外でした

それでも現れた人間の海ちゃん(海乃美月)と惹かれあう何かがあるのが面白いですね。

 

そして何度もすれ違った末に巡り合ったデュエットダンスが、最高に多幸感に溢れていて

お芝居のフリューゲルから続いて「ハッピーエンドに憧れていた」がここで回収?

って感じになったのは偶然?なんでしょうか。

 

my楽は20列のセンターだったのでこれでもか、ってくらいに目線が合う合う

そして客席降りではすぐ後ろを通ってくれて、

蓮くん(蓮つかさ)たちとハグしたりハイタッチしたり、ワチャワチャ楽しそうにしてるのが観れて最高に幸せでした

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カレンダー掲載月発表

2023-09-22 | 月城かなと

来年のカレンダーの掲載月が発表になりましたこちら

 

読みにくい

タカラジェンヌは期間限定なので覚悟はしてますが、

ファンとしてはせめてあともう一作、とか僅かな希望にすがってしまうんですよね~そこはもう仕方ない

ヤバイと言えば限りなくヤバイですただ1月と4月って、なんか微妙・・・。

卒業ならスタカレかステカレのどちらかを、東京公演に合わせてくる気がしていて。

合わせようと思えば合わせられると思うんですが。

ただそれも110周年のお祝いの舞台に合わせたと言われれば、そうかなとも思います。

 

あとまだスペシャルブルーレイBOXと写真集がまだなんですよね。

これから発表なのかもしれませんが、そうすると結構タイトなスケジュールになりそうで、そこも心配。

 

 

しばらくは胃がキリキリしそうです

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「万華鏡百景色」語り

2023-09-17 | 月組

一昨日、娘役同士のトレード人事が発表になりました。

何か意味があるのかもしれないし、無いのかもしれない。

考えてもよくわかりません。娘役人事は水物なのでね

結局なるようにしかならない。ので考えないことにします

 

 

さて、ショーの話です。

基本的にどの演出家のショーも好きです端正でクラシカルなショーから、若手の作るイケイケなショーまで

このショー嫌い、と思ったことは無いかな。斎藤先生のジャガビーの賛否両論も私的には???でしたし

 

かなとくん(月城かなと)トップ就任後の月組のショーも同じです。

前回の稲葉くんの「Deep Sea」も、三木先生の「Full Swing!」も、なんならプレお披露目で、

たまきち(珠城りょう)最後のショーをリメイクした「Dream Chaser」も。

たまきちファンに申し訳ない気持ちがありましたし、印象が残ってるので楽しめるのかなと心配したのですが、

あっさり上書き出来たので、ファンってそんなものかと驚きました

 

ちょっとお衣装が気に入らなかったり、構成の一部に・・・ってことがあってもなんにも考えずに毎回楽しんでます(それ大事かも

一作おきに一本物が来るかも、と恐れをなしてたので、ショーがあるだけで「有難うございます」な気持ちなんですよね

ここからネタバレ少しありますよ。

 

 

 

 

 

 

栗田先生の「万華鏡百景色」もめっちゃ楽しいです

いいところは沢山ありますが、引っかかったところを少し。

 

やっぱりセリフがあるところかな。

お芝居仕立てになっていて、最初の花火師と花魁の悲劇的な恋から、鹿鳴館、銀座、地獄変、戦後の闇市と時代が移り変わって転生していく構成は、

流れが自然で展開の仕方が上手いなと思います。

 

流れの理解を助けるのでセリフがあるのは別にかまわないのですが、セリフがあるのは闇市のところまで。

歌でセリフが表現されているところも多いのに、鹿鳴館のところだけ明らかに素のセリフの量が多い。

セリフが多いと説明的になって、流れが悪くなるので削れるだけ削ってほしかったなと思います

栗ちゃんこだわりのセリフがあったのかもしれませんが、あくまでもショーなので。

歌にのせるのもアリですが、無くても良かったのでは。

 

それと細かいですが地獄変の最後、ちなつちゃん(鳳月杏)絵師が自分の首を絞める振りが付いているんですよね。

自死を暗示しているのだと思いますけど、自分で自分の首を絞めても死ねないのでは?

と、つい頭の中で突っ込んでしまうので違う表現にしてほしかったです

 

 

闇市の後は時代が飛んで、昭和後期から平成の曲を集めて中詰め~娘役の総踊り、ロケット、若手の場面に。

現代に近いせいもあってこの辺りは通常のショーに近く、テンポよく盛り上がっていきます。

 

久しぶりの客席降りも楽しかった2階にまで来てくれたのも良かったですが、舞台に下級生が残ってくれてるのも嬉しかったです

たまに全員客席に降りてステージが空っぽ、っていう演出家がいるんですよ

いや2階席の客はその間どうしていろと?ってなりますからね~

 

渋谷のカラスの場面で付喪神の、ちなつちゃんが現れてまた少し不穏な感じにはなるんですがテンポはそのまま

そこからフィナーレの目抜き通り、デュエットダンスへの流れが素敵でした

 

中詰め以降にセリフがなく、楽曲も現代に近い曲が使われているので、

晴れやかなフィナーレに向けて畳みかけてくる感じが爽快

セリフが無かったのはそれを狙ったんでしょうか?

同行の友人は、中詰め以降が良かったと言ってたので、分離してるように感じられたのかなとも思いました。

 

 

このショーのセットもお衣装もすごく好みですが、何より選曲が好き

「かごめかごめ」に限らず、わらべ歌は意味深な歌詞が多くて、イギリスの「マザー・グース」とかもそうですが、

色々と不穏な解釈ができるので小説とかマンガとかにたくさん使われてますね。

今回は海ちゃん(海乃美月)が花魁だから「かごめかごめ」なのかな。歌詞に合ってますしね。

 

闇市の場面では「三文オペラ」の曲が使われていて、シチュエーションがピッタリ過ぎて笑いました

 

実を言うと歌番組を見たり、音楽を聴く習慣が邦楽洋楽問わずほとんど無いので、流行りの曲をあんまり知らないんですよね

TVとか、街中で流れているのをなんとなく聞き覚えている程度。

なので宝塚のショーで使われたから知っている、って曲が多くて

それぞれの先生によって、使用する楽曲は違いますけど、よく使われる曲っていうのはありますね。

あと先生の年齢もあるかもまんま昭和歌謡が使われることもありますからね

栗ちゃんが若いからか、ポップス系の曲も新鮮で渋谷とフィナーレの曲がカッコ良かったです

 

 

「万華鏡百景色」はお芝居仕立てのせいか、考察を始めるとどんどんハマっていく感じがありますね

全体として始まりの主人公が花火師だったからか、円いイメージのものがいくつか出て来ます。

打ち上げ花火を小さな世界に閉じ込めたような万華鏡。菊花火、赤い和傘、大正時代の少女たちが持つパラソル。菊の花束。

 

菊の花は仏花のイメ-ジがあるのに、なんであのモダンボーイは菊の花束を持っていたんだろうとか。

ちなつちゃんの地獄変の場面は、死のにおいと芸術家の業の深さの表現が凄くて怖いけれど目が離せない。

渋谷の場面では黒い傘と透明な傘を持つ人がいて、カラスたちは虚ろな人間を死へ誘おうとする、なんてプログラムに書いてあって、不穏で不気味。

付喪神の存在、転生を繰り返して巡り会うことから日本人的死生観が裏テーマにあるのかな、と思ってみたり

 

観るたびに、またプログラムを読み込んでから観ると、新しい発見がありそうです

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月組別箱振り分け決定

2023-09-13 | 月組

来年1月の別箱振り分けが発表になりました。

 

まずトップコンビの梅芸「G.O.A.T」の出演者はこちら

演目の発表があった時は、かなとくん(月城かなと)の名前しかありませんでしたが、

海ちゃん(海乃美月)以下、ちなつちゃん(鳳月杏)、おだちん(風間柚乃)、ぱるくん(礼華はる)と

裏が、あみちゃん(彩海せら)のバウということもあって、4番手まで勢ぞろいですね

わか(一輝翔琉)、オディセ(雅耀)もこちら。

 

娘役では、ちるちる(彩みちる)、じゅりちゃん(天紫珠李)、おはね(きよら羽龍)がこちら。

 

歌える人が多くて、ダンサー少なめな印象ですね、意外です。

珍しく、うーちゃん(英かおと)と離れましたね

 

どんなコンサートになるか楽しみです。三井先生よろしくお願いしますね

 

 

そして、あみちゃんのバウ「Golden Dead Schiele」の出演者はこちら

るね(夢奈瑠音)、うーちゃんがこちら。全体にお芝居上手い人が揃ってますが、

何気にダンサーも多いような。偶然ですかね

 

若手の有望株、るおりあ(瑠皇りあ)、きどくん(七城雅)、プクくん(和真あさ乃)、しゅりんぷ(天つ風朱里)がこちら。

かのんくん(彩音星凪)と、めいめい(涼宮蘭奈)は梅芸組かと思ってました

 

娘役では、りりちゃん(白河りり)、みかこ(羽音みか)、まのんちゃん(花妃舞音)がこちら。

評判のカワイ子ちゃん、八重ひめかちゃんと、乃々れいあちゃんがこちらに入ってますね

 

このメンバーだとクリムトは、るねかな?ヒロインはどうなるでしょうね。モデルのヴァリまのんちゃん?

奥さんもいて女性関係賑やかみたいなのでりりちゃん、みかこも大きい役になりそうかな?

 

 

どちらも楽しみです

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宝塚にはショーが無くっちゃ!

2023-09-11 | 宝塚

これ書くの再々くらいですかね

「宝塚にはショーが無くっちゃ!」派です「万華鏡百景色」のおかげでそれをしみじみ噛みしめてます

 

コロナ前、ほとんど一作おきに一本物なんじゃないか、ってくらい初演再演問わず海外ミュージカルや、

たまにオリジナルの一本物が多い時期がありました。

特に、たまきち(珠城りょう)時代の月組が多くて、ショー大好き人間なので、

それがめっちゃストレスで時々ブチ切れてました

 

ご贔屓の、かなとくん(月城かなと)は決してショースターというわけではありません。

でもそれを知っているからこそ、いずれトップになると信じていたので、ショーの経験値を上げるためにも

2番手3番手時代のうちに、出来るだけ沢山のショーに出てほしかったんですよね。

 

それに演技派のご贔屓様とはいえ素敵なお衣装をたくさん着て、お芝居では見られない、あんな顔やこんな顔を見せてくれるんですよ

観たいに決まってるじゃないですか~

でも実際には・・・

このままトップになったら、きっとまた一作おきに一本物作品が来るんだろうな、と半分諦めてました

ところがフタをあけてみると、次の公演も含め本公演五作のうち、一本物は一作だけということに。

意外でした

 

いくつかの理由があると思います。

日本の国力が落ち、ウクライナ侵攻が始まって終わりが見えないことから急激に円安が進行して、

版権が今まで以上に高額になったこと。同時に光熱費・輸送費・資材費など物価も右肩上がりなこと。

そして一番の理由はコロナでしょう

 

5類になってもウィルスがいなくなる訳じゃないですからね。

リアルタイムの発表が無くなって感染状況が見えにくくなり、基本的な感染対策をやらなくなった人や企業が増え、

検査などの有料化で検査や受診をしない人が増えれば、結果は明らかですよね。

5類移行後もたびたび公演が中止になっています

代役を立てて公演を続けると言っても限度がありますから

感染して喉に来たり、体力が戻らなかったりすると、舞台に生きる人にとっては大問題です

 

そんな中で新作や話題作の、高額版権の海外μを契約するのはリスクが大きすぎます。

すると国内の作品に目を向けるか、海外μでも古い作品や比較的安価で、

契約しやすい地域の作品が選ばれるということになるのでしょう。

 

そんなわけで二本立ての公演が増えたのかなと思っています。

ところが昨年、若手の有力な演出家が立て続けに退団しました

年に3、4作の一本物を上演していた頃ならなんとか回せたかもしれませんが、演出家が足りない、ということに

若手や中堅どころの演出家が年2作本公演を担当することもあり、他に別箱公演もあるわけですから、

これでは疲弊してアイデアも枯渇してしまいます

 

というわけで、もう宝塚で新作はやらないのかなと思われてた大ベテランのイケコ氏(小池修一郎)や、

ハリー(正塚晴彦)が大劇場公演に復帰したり、若手演出家のデビューの場でもあるバウ公演に

もうベテランよね、な斎藤先生が登板したりするのかな、と思います。(トップの希望もあるかもですが

 

そしてショー作家も足りない!

ということもあって栗田先生や指田先生がショー作品で大劇場デビューすることになったのかなと。

別箱ですが外部の三井先生がコンサートの演出をやることも決まってますから、

結果次第では、本公演のショーを担当する日が来るかもしれません。

 

 

とは言え二本立て公演で今の苦境を乗り切るには、お芝居のクオリティをどう担保するかが大事でしょうね。

今回の「フリューゲル」は完全オリジナルとしては、かなりいい出来だと思います。

 

でも100周年以前はホントにバラつきが凄くてそれこそ箸にも棒にも掛からないような超駄作や問題作がちょいちょいありましたから

今だったら6割くらいの作品が超駄作、とか超トンチキのレッテルが張られてたかも

(そんな超駄作すら楽しんでしまう、ある意味余裕!な宝塚ファンも結構な数いますけどね~

 

そんなトンデモ作品でも、トップ以下組子たちが頑張ってなんとか見られるような作品にしていたって感じでしょうか

そしてそれを救っていたのが2幕のショーだったのではと思っています。

 

次々と現れる華やかなスターさんたちに、豪華なセット、煌びやかなお衣装。

カッコ良く美しく妖しく可愛い。お芝居の記憶はどこかへ行って

あっという間の最後に大階段を大羽根を背負ったトップスターが降りてくる。

なんかよくわからないけど、ええもん観た~な楽しい気分で帰ってもらえる

お芝居の出来に不安があると、よく大介先生のショーを付けて誤魔化してたな~と思います

さすがに今の時代にそんなトンチキ作品を並べる訳にもいかないでしょうから、

劇団には演出家の育成も、なんとか考えてほしいなと思いますが

 

それに若手の育成が遅れている今だからこそ、ショーに力を入れるのは正解なのでは。

海外ミュージカルは極端に役が少なくて、これを大劇場でやるの?ってことが多いですからね~。

役を増やしたり、大ナンバーを作ったりしても、そこそこ上級生やこれから売り出そうと思ってる下級生もろくに出番がなかったりする。

それじゃコアな組ファンはまだしも、ライトな宝塚ファンには顔を覚えて貰えない。

覚えて貰えないから人気も出ないの悪循環

 

今は月担の私自身、身をもってそれを実感してます

贔屓組があると他の組まで手が回らなくて観る回数が減る。そうすると他の組の下級生の顔が覚えられない。

タカラジェンヌはいつか卒業していきますから、各組のお気に入りが減っていく。

気づいたら他組の研5以下くらいの下級生の顔がわからないな、ということに

 

各組のトップや主要な役どころには、かなとくんの同期がいるのでそれはそれで楽しいのですが、

お気に入りの下級生が増えないと、なんだかつまらない、んですよね~

じゃあ自分のご贔屓様が卒業したら、そろそろヅカオタから足を洗ってもいいかな、となります、私の場合は。

 

でもショーがあると歌やダンスの得意な子が、少人数口に入れて貰えたり、銀橋を渡るメンバーに入れて貰えたりする。

そうすると、あの子イイわねと気づいてもらえるわけですよ。

路線に乗れれば、紙面やスカステでの露出が増えて知ってもらえる機会も多いですが、

ショーがあれば路線とかじゃなくても、目に留まるチャンスがあるわけです。

 

 

顔を覚えて貰えるという意味で、劇団がライビュや配信に力を入れるようになったのは良かったなと思います。

バウホール公演や、新人公演の配信があることで、遠征できなかったりチケットが無かったりして今まで観れなかったのが

リアルタイムで観られるようになりました。

コロナには散々な目に遭わされてますが、この点だけはこれからの下級生にとってホントに良かったと思います

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星組「ME AND MY GIRL」その他配役発表など

2023-09-03 | 星組

星組博多座公演「ME AND MY GIRL」その他配役が発表になりましたこちら

 

マイティ(水美舞斗)、ありちゃん(暁千星)がビルとジョン卿の役替わりでW主演、サリーは、なこちゃん(舞空瞳)までは既出。

 

ジャッキーとジェラルドの役替わりが無かったのは、ちょっと意外でした

ジャッキーきわみくん(極美慎)、ジェラルドぴーすけ(天華えま)、なるほどね。

ジャッキー、ジェラルドってごく普通にやっても出来る役ですが二人がどう作り上げていくか楽しみです

 

マリア公爵夫人はこの人しかいませんよねな、ほのかちゃん(小桜ほのか)。

パーチェスターひーろー(ひろ香祐)、ヘザーセットオレキザキくん(輝咲玲央)、ブラウン夫人りらちゃん(紫りら)。

 

ミーマイって割と普通に出来る役が多くてしどころが無いようにも見えますが

そんな中でも悪目立ちするのではなく個性を出すことはできると思うんですよね。

ジャッキー、ジェラルドもそうですが、警官とかボブとかにも期待してますよ

 

 

星組は博多座の反対側、バウ主演をする、かのんくん(天飛華音)より下で新公主演してるのは稀惺くん(稀惺かずと)だけでしたっけ??

各組105期を風よけにして慎重に育ててますが一人旅させるつもりなんでしょうかね。

1789新公は十分合格点には見えましたけど。

ゆずはくんとか、ラス1で来ませんかね~あと稀惺くんの同期大希くんにやらせるつもりは無いのかな~。

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’23年10月のスカステラインアップ

2023-09-02 | スカステ

花組の、うららちゃん(春妃うらら)の後任のスカイ・レポーターズが、りんちゃん(凛乃しづか)99期に決まりました。

同期の、じゅんくん(高峰潤)がナビゲーターズなので、ちょっとレアな状態になりますね

宙組のナビゲーターズきよちゃん(優希しおん)も卒業が決まってますが、

ここさくちゃん(湖々さくら)の同期、どってぃ(真名瀬みら)辺りになりそうかな

 

 

さて9月になりましたので、来月のスカステラインアップを。

 

舞台作品では、「HiGH&LOW -THE PREQUEL-/Capricciosa!!」の東京楽の放送があります。

人気のハイローシリーズの前日譚。下級生も娘役も超カッコ良くて楽しい公演でした

大介先生のショーも凄く良かったので、ハイローを観に来たのに、ショーの記憶しかないという人が続出したようです

 

今年1月に開催されたキキちゃん(芹香斗亜)のDSも放送されます。

 

ありちゃん(暁千星)の初東上公演で、月組生として最後の舞台「ブエノスアイレスの風」の放送があります。

ありちゃんの同期、ぴーすけ(天華えま)中心のバウ・ワークショップ「Stella Voice」も放送されます。

 

Totteoki Collectionは雪組誕生プレ百周年記念特集の第1弾。

昔の作品もありますが、ここ20年くらいの作品が中心みたいですね、懐かしいです

 

今年110周年を迎えた音校の記念式典の放送があります。

 

プレ・アニバーサリー110周年セレクションは、10月に大劇場で上演された作品から。

 

来月はTotteoki Collectionがもう一つ、海外公演特集があります。

そろそろまたやりたいんでしょうけどね~版権が高くて厳しい海外ミュージカルと同じくリスクが大きいですよね。

どこで再開するかは判断が難しいところです

 

イベントを記念した公開収録番組「タカラヅカワンダーランド Meet & Greet~花組編~」の放送がもうあるんですね

出演は、ひとこくん(永久輝せあ)、ほってぃ(帆純まひろ)、ほのかちゃん(聖乃あすか)、MCまいこつ(紅羽真希)。

 

オリジナル番組では他に、キキちゃんのトップスター・ロングインタビュー。

咲ちゃん(彩風咲奈)の写真集のメイキング番組の放送があります。

 

そして、かなとくん(月城かなと)の「リクエスト!スター名場面」の放送が

リクエスト募集してた時、ちょっと忙しかったので、あんまり投稿できなかったな~

頑張ったつもりなんですが、あれもこれも抜けてたというか皆様の投稿に期待しております

 

THE STORY~男役10年、その先へ~」は、うーちゃん(英かおと)。

TAKARAZUKAあにまるハウス」は、もえこ(瑠風輝)と、ナニーロくん(風色日向)。

 

マイスターの教え リターンズ」は雪組の「ほんものの魔法使い」で、

マイスターハッチさん(夏美よう)、出演は、ひまり(野々花ひまり)。

 

「専科のお時間」は、MCまゆぽん(輝月ゆうま)で、出演は、ゆずみさん(万里柚美)。

 

「タカラヅカQUEST-宝塚歌劇を創る人たち-」のテーマは衣装。

MCさよちゃん(小春乃さよ)、出演は、なっつ(秋奈るい)と、きよちゃん。

 

「TAKARAZUKA Visual Commentary」は月組の「Deep Sea」で出演は、おだちん(風間柚乃)と、ぱるあみ(礼華はる、彩海せら)。

 

「MUSICA×MUSIK Collection」のテーマは「熱きパーカッション」 で、

出演は、おだちんと、るおりあ(瑠皇りあ)、MCせんりちゃん(麗泉里)。

るおりあが、こういう番組に出させてもらえるの嬉しい

 

「TAKARAZUKAこだわりSELECTION」のテーマはお店。カフェやレストランはよく出て来ますね。バーやカジノもOKですかね

こってぃのバウ「夢現の先に」では花屋が出て来ました。花屋と言えば「ハンナのお花屋さん」。「A Fairy Tale 」も花屋と言えるのかな?

かなとくんがバウ初主演した「銀ニ貫」は寒天問屋が舞台でした。

「殉情」の春琴は薬問屋の娘でしたね。

ホテルも結構舞台になってますが、お店に入るでしょうかどんなお店が取り上げられるか楽しみです。

 

以上、来月のスカステラインアップでした。

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宙組バウホール公演演目発表

2023-09-01 | 宙組

昨日「PAGAD」新公主な配役が発表されましたが・・・主な配役?っていうか、その他配役も全部では?

なるくん(泉堂成)新公初主演おめでとうございます

りせくん(大路りせ)が一足先に主演していたので、もしかしたら無いのかなと思いましたが良かったです。

ヒロインは、花恋こまちちゃん研2おめでとうございます

スゴイですね、どんな可愛い子か楽しみです

 

 

そして今日はトップコンビの博多座・梅芸の裏が発表に。

バウホール公演「MY BLUE HEAVEN」演出斎藤先生。

主演はナニーロくん(風色日向)、バウ初主演おめでとうございます

 

戦後間もない横浜の闇市が舞台。月組のショーで今丁度、闇市の場面がありますね。

ヒロインヤヨイが誰になるか楽しみです

 

 

ということで、もえこ(瑠風輝)、こってぃ(鷹翔千空)の逆裁組も、博多・梅芸ということになりますね。

ずんちゃん(桜木みなと)もそのままエクスカリバーなのか、それかDSの可能性もあるのかも。

 

どの組も動き出してますね。一気に若返りが進むんでしょうか?

まあ若手の育成は滞っていたので急務ですが

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