水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

星組「1789」新公主な配役発表

2023-04-27 | 星組

「1789」新公主演コンビが発表されました。

稀惺くん(稀惺 かずと)新公初主演おめでとうございます

 

いずれ来るだろうとは思ってましたがここで来ましたか。

出自が出自なだけにもう少し時間をかけるかと思ってました

状況もまだ不安定ですし、似合う役だからってことでしょうか。歌は大変でしょうけど

 

そして新公ヒロは、詩ちゃん(詩ちづる)2回目おめでとうございます

赤と黒でも活躍してたし、安心して見ていられそうですね

 

その他キャストの発表が楽しみです。

ところで「1789」は東宝版では結末が2種類あったと思うんですが、どうなるでしょうね。

終わり方は月組版を踏襲するんでしょうか?

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仰天の星組公演ラインアップ

2023-04-25 | 星組

何気なく公式を見に行ったら10月の星組別箱のラインアップが出てて、

博多座でミーマイかぁ、ことなこ(礼真琴、舞空瞳)に似合いそうだわ

と呑気に内容を見てぶっ飛びました

ことなこでミーマイじゃない エッ こちら

 

博多座公演「ME AND MY GIRL」

マイティ(水美舞斗)と、ありちゃん(暁千星)でビルとジョン卿の役替わり

マイティも、ありちゃんも、そして、なこちゃんもダンサーなのに一本物をやるんだというのもありますが

このメンバーで日本物はもっと違うか

 

いや劇団も凄いことするなぁ

別箱でトップコンビを離すことは、トップ在任期間が長くなると時々あることだし、

先日の「赤と黒」と全ツバレンシアがそうでした。

現トップの中で抜群の歌唱力を持つ、まこっちゃんに思いっきり海外ミュージカルに取り組んでほしいからだろうと

思いましたけど。

今回はその時とは違ってて、まこっちゃんは休養期間になってる

お稽古期間を含めると2ヶ月ちょいくらいになりそうかな?

 

元気に公演を続けてるし、次回本公演「1789」も普通に出演みたいなので、

病気とか怪我で手術が必要、というわけでは無さそう

とはいえ完全休養はちょっと考えられませんが

その間にイベント出演とか、写真集の撮影とかありそうだなぁ

 

以前のトップさんも、就任すると激務でみんなカリッカリに痩せていって心配になることが度々ありました。

まこっちゃんの場合、就任からずっとコロナに振り回されて気が休まらなかったでしょうし、これからも安心できませんしね。

こういうことをするために路線スターを専科に異動させたんでしょうか

これからの動向に注目したいと思います。

 

 

そしてその裏は、かのんくん(天飛華音)のバウが来ました初主演おめでとうございます

「My Last Joke-虚構に生きる-」

演出竹田先生。エドガー・アラン・ポーを描くようですね、ほ~

ヒロインは妻のヴァージニア?誰が抜擢されるでしょうかそしてどんな作品になるか楽しみです。

竹田先生は花組でWショップの演出をされてましたけど、オリジナルはこれが初めてかな?

《追記》失礼、ほのかちゃん(聖乃あすか)のバウでデビュー済でしたね

   ミスが多くて申し訳ないです

 

おめでとうございます頑張ってくださいね

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推しが帝劇の0番に立ったら・・・別に死んだりしないけど(笑)

2023-04-22 | 鈴木拡樹

先日ミュージカル「SPY×FAMILY」兵庫公演が無事幕を下ろしました

次は5/3からの博多座公演になります。

 

まさか自分の推しが帝劇の0番に立つ日が来るとは思いませんでした

作品が漫画原作の2.5次元なので、「グランドミュージカル」と言っていいのかどうかわかりませんけど

間もなく建て替えになるので、帝劇に行く最後のチャンスでしたが、幸か不幸か芸文で上演されることが決まっていたので我慢しました

 

 

 

鈴木拡樹くんは2.5次元舞台を中心に様々な舞台で活躍していて、その再現力、演技力に定評があり、

原作ファンアニメファンから絶大な信頼を得ています。

ただ歌には苦手意識があって10年近く前になりますが、座談会ではっきりと「オファーがあれば歌いますが、苦手です」と言い切ってました

 

そんな拡樹くんがミュージカル「SPY×FAMILY」のロイド役と発表された時は、頭を抱えました

なんでストプレじゃなくてミュージカルなの?と。

他の劇場ならまだしもミュージカルの聖地と言ってもいい帝国劇場ですし、

歌ウマ至上主義のミュオタの方たちの手厳しさ辛辣さを知っていましたから

 

オファーの意図は大体わかります。

新しいファンを呼び込みたいのだろうと。

グランドミュージカルに限らず宝塚などでもしばしば問題になりますね。

同じ様なキャスト、そして客席に座るのもいつも同じような人たち、で回している

宝塚は数年で主要なキャストが入れ替わっていくので、それにつれて客席も多少は変わりますが、それでも。

 

経営者たちがそこに常に危機感を持っているのは、いつでもどのジャンルでも同じなのだろうなと思います。

何故なら人は皆老いるものだから、です。

演劇に限らず学問でもスポーツでも芸術など、どんなジャンルでも新規参入者がいなければそのジャンルは衰退していきます。

今の時代は少子化ですからなおのこと、パイの奪い合いになります

 

 

劇場に足を運ぶ、というのは未だにもの凄くハードルが高いんですよね

すべての人が演劇を身近なものに感じ、日常的に劇場に来る社会になってほしい、とは演劇関係者なら誰もが願うことでしょう。

拡樹くんも日頃からよくそう話しています。

 

でも娘が大学などの友人に宝塚が好き、という話をすると「お金持ちなのね」と言われることがあるそうです

いやいやウチはごく一般的な家庭、庶民です観劇の他はほぼ贅沢をしないですし、B席とか安い席で観ることも多いです

ただ日本全体が昔より貧乏になったので、相対的にいくらか余裕がある部類に入っているかもしれません

 

そして漠然と、一度は宝塚やグランドミュージカルを観てみたいという人は時々いますけど、

実際に自分で行動を起こす人は滅多にいないです

チケットは安くは無いですし、取り方もわからない人がほとんどなので。周りに詳しい人がいれば別ですが。

それにどのくらい本気で行ってみたいと言ってるか分からない、という問題もあったりします。社交辞令だったりしますからね

 

そんな中で所謂オタクと呼ばれる人たちのフットワークの軽さといったら

宝塚でもジャニーズでも2.5次元でもアイドルでも、劇場に足を運んだ経験のある人たちは

○○が☆☆で上演されると発表になった瞬間動き出しますから別界隈とはいえ経験は大事だなと思います。

 

大人気のミュージカルも昔は演劇界の中で下に見られていたと言います。今があるのは関係者の努力の賜物ですよね。

テニミュに始まる2.5次元舞台も、コスプレ舞台、ものまね舞台と揶揄されながら発展し、拡がってきました。

観客も若年層が多い。そこに目を付けない手はない、という話です

更に権利関係が難しくないので円盤化や配信もやりやすく、グッズも出しやすい。いわば宝の山ですよ

ここ数年で一気に大手が参入してきたのは、そういう理由なのだろうと思います。

コロナで大打撃を受けたからというのもあるでしょうが、多分その前から動き出していたんでしょうね。

 

 

「ミュージカルSPY×FAMILY」兵庫千秋楽を1階後方席で観ましたが、客席に入った瞬間目に入った光景に驚かされました。

客層がカオスでした 

宝塚でも新規客、男性客目当ての演目を上演することが度々ありますが、ここまでカオスなのは見たことがないです

男女を問わず明らかにオタクと呼ばれる人種が多かった漫画、アニメ、アイドル、2.5次元舞台、宝塚など。

そして小さい子どもを連れた客がかなり目立ちました。

客層はカオスでしたが、上演には何の問題もなく、携帯を鳴らすバカ者は一人もいなかったです

人気があったからか追加席が後で販売されて、4階席まで満員の客席は、それは壮観でした

 

終演後のtweetを追ってみましたが、初めましての人たちの興奮、楽しそうなtweetで溢れていました。

ミュージカルが初めて、劇場に来るのが初めて、という人も多かったようです

この人たちがどれだけ定着していくかはわかりませんが、関係者的には成功と言えるのではないでしょうか。

 

 

私自身はこのブログにも時々書いてますが、お芝居>歌、なんですよね。

宝塚ファン歴15年を超えましたが、歌が上手いというだけで好きになった人はいないです

好きなお芝居をする人が、たまたま歌ウマだったということは時々ありますが

とうこさん(安蘭けい)とか、だいもん(望海風斗)とか。

 

 

アーニャ役の子たちは当たり前ですが子どもなので大きくなります

劇中で「フェーズ2に入る」と、まあくん(朝夏まなと)シルヴィアが言ってましたし、

円盤販売のページに2023年キャスト、という表示があったので、意外と早く続編があるのではという気がします。

 

拡樹くんのロイドはほんっとうにカッコ良かったので次回作の出演があるなら観たいと思っています

ただ拡樹くんのお芝居が好きなので、正直少し複雑ではあるんですよね

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ミュージカル「SPY×FAMILY」

2023-04-22 | 鈴木拡樹

先週のことになりますが、芸文でミュージカル「SPY×FAMILY」を観て来ました。

芸文(兵庫県立芸術文化センター)の小ホールと中ホールには何度か行ったことがありましたが、

ご縁が無くて大ホールは初めてでした。

 

行く前は実はちょっと心配してたんですよねクラシックの音楽ホールとしてのイメージしか無くて。

響きすぎて台詞がお風呂場みたいになるんじゃないかとかでも全然大丈夫でした。

凄くいい劇場ですね見易くて音響が良くて。木の質感や雰囲気も素敵

思わずどこが造ったのかwiki様に見に行ってしまいましたよファンになっちゃいました

 

なんで梅芸メインホールじゃないのかなと思ってましたが、なるほどね、と思いました。

オペラを上演するホールだからか、舞台が広くて奥行きがあって天井が高い。

建物のセットが大きくて盆が三つあるので、場面転換がスムーズ。凄かったです。

 

大手が本気出して作ると2.5次元もこうなるかという豪華さでした

音楽も生オケでしたしね。それは高いはずだわ

ネタバレは少しだけ、かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃめちゃ楽しかったです拡樹くん黄昏のカッコ良さに溺れて来ました~

月組公演が忙しかったのでアニメを見るのを先送りにしてる間に、

漫画を読んだ娘に拡樹くんに絶対似合う!と太鼓判を押されて楽しみにしてたのですが、ここまでハマるとは

(いやむしろハマらなかった役なんて無いのかな

今丁度「映画刀剣乱舞」で三日月宗近をやってますが、当たり前ですが全く違うことに驚きますね。

メイクしてるとはいえ、顔さえも違って見えるのが凄いなと思います。同一人物、だよね?

 

拡樹くんは一貫してスパイ「黄昏」だったと思います。なのでロイドも「黄昏が演じている」ロイド・フォージャー。

黄昏の顔と、ロイドの顔を瞬時に切り替えるのが素晴らしかったです

アーニャに接する中で、少年時代を思い出したりして、黄昏の素がチラッと見えたりするのも良かったな~

スパイ「黄昏」の解像度が上がっていく感じにワクワクしました

 

そしてコメディがホント上手い。舞台上で色んな人と関わってて出ずっぱり?なんじゃないかと思うくらいでしたが、

どの人ともほぼ笑いがあったのでは。振り回されたり振り回したり

ユーリが訪ねてきて、姉弟のやりとりにキッチンでお皿を割るとことか最高でした

ユーリとの絡みも最高に面白かったです

 

立ち回りも当たり前ですがキレッキレで

セットの建物が2階建てになってるのもあって、階段を上がったり下がったり。

ドアを開けて中に入ったと思ったら、次の瞬間には2階で普通に会話してて、瞬間移動なことが度々

スパイなので変装も多くて、早着替えもかなりあったと思います。

っていうかこんなに衣装替えする役も珍しいのでは

舞台上を神出鬼没、建物の影とか見えないところで走り回ってるんだろうな運動量が凄そうでした。

 

お歌は、うんまあ久しぶりに手に汗握りました

歌ウマ至上主義のミュオタの方からしたらダメダメかもしれませんが

リトル・ショップ・オブ・ホラーズの頃に比べたらかなり向上してました。

元々音痴というわけでは無いし、イイ声してるのになんか勿体ないなと思ってたんですが、

発声が変わって来てるのかな?低音が心地よく響くようになってたので、

高音が無理なく出るようになると、もっと良くなると思います。

博多の楽までに、どれだけ成長するか楽しみにしています

 

 

アーニャ役の子たちはみんな可愛いし上手いし、他の役者さんたちもさすが素晴らしかったです。

まあくん(朝夏まなと)を久しぶりにみましたが、シルヴィアがハマりすぎてて

カッコ良すぎ、相変わらず足長っ(足の長さは変わりません

出て来る度にマスクの下で声を出さずに大笑いしてました

 

どこまでやるのかな、と思ってましたが最後はお城の場面までだったので、多幸感に溢れた終わり方でした。

作品として上手いまとめ方だなと思います。

お蔭で終わって何日かは幸せな気分が続いて、ボーっとしてました(いつもだろ、は無しで

 

次回作もありそうですが連載中なだけに、どこをどうまとめるか、どういう終わり方にするか

難しいだろうなと思います。

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星組退団者、組み替え、「1789」その他配役発表

2023-04-19 | 星組

昨日「1789」制作発表があったので、そうかなと思ってましたが、今日は集合日だったんですね。

 

ということで退団者は3名こちら

 

くらっち(有沙瞳)はしょうがないかなぁ大きな役が立て続けですし。

最後の役もアントワネット様ですから。くらっちがどんなアントワネット様を見せてくれるか楽しみにしています

退団者とファンの皆様が、最後まで幸せに駆け抜けられるよう願っています。

 

《追記》

サヨナラショーが可能な日程だったので、日程が出た時にざわついたんでしたね。

せおっち(瀬央ゆりあ)退団ならあり得たでしょうが、娘2単独のサヨナラショーは普通は無いです。

大昔の話は知りませんけど

 

そして組み替え

もしかして退団ではと心配されていた、せおっちが「1789」大楽後に専科に異動になります。

 

マイティ(水美舞斗)と同じパターンですね

二人とも路線ですが、似ているようで違っているのは本公演での2番手羽根とグッズを出しているか、でしょうか。

どうなるでしょうね一見マイティの方が格上に見えますが、実は扱いにくいのはマイティの方じゃないかと思うんですよね。

組み替え後の出演作品はどうなるでしょうDS以外なら、外部出演が最初だったりするかもしれません

 

 

そして「1789」その他配役が発表されましたこちら

 

娘役の役が少ないので役替わりがあるかもと思ってましたがありませんでした意外です。

ソレーヌほのかちゃん(小桜ほのか)、シャルロットるりはなちゃん(瑠璃花夏)、リュシル詩ちゃん(詩ちづる)。

リュシルは、ありちゃん(暁千星)デ・ムーランの婚約者ですから元月コンビということになります。

 

男役では、まゆぽん(輝月ゆうま)はペイロールでしたね。私としてはルイ16世をやってほしかったですが

で、そのルイ16世は、ひーろー(ひろ香祐)でしたか、なるほど。

ぴーすけ(天華えま)ダントン、フェルゼンかのんくん(天飛華音)。

アルトワ伯の手先ラマールさりお(碧海さりお)、その手下に稀惺くん( 稀惺 かずと )、大希くん(大希颯)の105期コンビ。

 

 

なんだかザワザワします

宙組も新体制になりますし、宝塚もまた変わりはじめているようですね。

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宙組別箱振り分け、主な配役発表

2023-04-16 | 宙組

宙組夏の別箱の振り分けと、主な配役が発表されました。

 

まずはキキさく(芹香斗亜、春乃さくら)のプレお披露目、ブリリア公演「Xcalibur」の出演者はこちら

アーサーキキちゃん、グィネヴィア春さくちゃん。それはそうですよね

 

専科から、まりんさん(悠真倫)が出演されます。

他に、まっぷーさん(松風輝)、ずんちゃん(桜木みなと)、りっつ(若翔りつ)、りせなる(大路りせ、泉堂成)がこちら。

娘役の役はそんなに無いのかな?さらちゃん(花宮沙羅)がこちら。

ランスロットは、ずんちゃんでしょうね。モルガンさらちゃん?(役名違うかもですが

まりんさんはマーリンでしょうか。

 

 

そして、もえこ(瑠風輝)のDC/KAAT公演「大逆転裁判」の出演者はこちら

ヒロイン御琴羽寿沙都は、ひばりちゃん(山吹ひばり)そして、こってぃ(鷹翔千空)がホームズ

ここまでが波線上。宝塚は最近ホームズづいてますね

 

専科から、ゆうちゃんさん(汝鳥伶)がご出演。

他に、きよちゃん(優希しおん)、ナニーロ(風色日向)がこちら。

娘役では、じゅりちゃん(天彩峰里)、さよちゃん(小春乃さよ)、ひろこちゃん(水音志保)、美星帆那ちゃんがこちら。

 

 

で、問題は、ゆきのくん(亜音有星)の名前がどちらにも無いこと

これって‥‥もしかして組み替え?なんでしょうか。彼女も研7なので丁度動きやすい学年ではありますが

トップが代替わりして新体制が出来る時は、組み替えで異動することがよくありますね。

宙組は路線が詰まってるので、誰が異動になっても不思議じゃないですけど。

動くのは、こってぃじゃないかと思ってました

 

まあわかりませんけど。

このまままったく動かないということは無いのではと思ってますが、

いずれ時が来たらわかることですね

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映画「刀剣乱舞-黎明」

2023-04-11 | 鈴木拡樹

刀剣乱舞の映画第2弾を見て来ました。

副題として「黎明」とあるんですが、更に「すべての審神者に捧ぐ」なんて献辞が付いてそうな作品でした

出陣先は現代なので、前作とはまったくの別物と考えた方が楽しめると思います。

ネタバレ少しありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作「継承」が歴オタ的に完璧な作品だったんですよね

なので比べるのはちょっと可哀想な気もしますただ審神者的には楽しいところが満載でした。

主戦場を現代にすると、どうしてもニチアサ感が強くなりますし、

ターゲットを広げて若い世代にも見てほしいとなると、わかりやすさ優先でストーリー的にちょっと浅くなるのは仕方ないのかも。

歴オタ的には冒頭の平安時代が、重厚で陰謀と政略の臭いがプンプンだったのでそっちをもっと見たかったなと思いましたが

 

刀剣乱舞はメディアミックス展開の網の広げ方が凄いなといつも思うんですが、

審神者誕生に繋がる現代を描くというのは避けて通れない、いずれかのコンテンツでやらなければというのがあったのかもしれません

するとやりやすいのは映画かアニメということになったのかなと。スケール感も出しやすいですし。

 

挑戦したこと自体は悪くないと思います。刀ステで宝塚OGを主体にオールフィメールで上演した禺伝みたいに。

ただ評判が良く宝塚ファンからの続編希望が多かったとしても、続編をやるべきではないと思っています。

一種の禁じ手なので。それはもう刀ステとは別物になってしまいますから。

それと同じでもし映画の次回作があるなら、現代出陣は今作だけ、にしてほしいですね。

スピンオフで仮の主と刀剣男士のほのぼのした日常を描く、短い連続ドラマを作るというのならそれは悪くないと思いますけど

 

 

ゲームユーザーの一般人の日常に、普通に刀剣男士が存在してたら、確かに面白そうだし楽しそうだし見てみたくなりますね

その発想は悪くなかったですが、もう少し整理して欲しかったかな。

というか今作はゲーム世界とゲームのユーザーである審神者を、すごく意識した作りになってる気がしますね。

応援の刀剣男士がそれぞれ別の本丸から来ていることや、同じ刀でも本丸によって個体差があることがわかるような台詞があったり、

ラストに次々現れる刀剣男士たちの中に同じ刀がいたり、一斉に突撃すると刀種によって機動に差があるのがわかったり

 

 

仮の主、というのは面白い設定だなと思いますが、JKと三日月に尺を取りすぎだし、最後の説得の場面も冗長に感じられました。

もたついてるというか、長台詞が多いのと言い回しがまだるっこしい

私の最推しは三日月なんですが、その私でもそう思いましたから

 

仮の主たちはちょっと特殊な性質があるにしても、ごく普通の一般人というのを強調したかったんだろうと思います。

女子高生たちは特に。普通に可愛い子たちでしたけど凄く演技が上手いかというと、そうでもなく、

どこにでもいそうな普通の女の子たち=ユーザーである現在のすべての審神者、と同じ、を体現したかったのかなと。

 

酒呑童子の一件から飛んでちょうど1000年後の1995年。そこから時がまた動き出して2012年が主な舞台になります。

それは多分琴音と伊吹が同じ年生まれの17歳、ということなんだろうなと思います。

せっかく同じ歳にしたのならそこを活かして、どこかの時点で二人に接点があったことにすれば、

もっとストーリーを整理出来たのではと思いますね。ありがちですけど

 

 

 

拡樹くんの三日月宗近は、今までのどの三日月とも違っていたのに驚きました

そのためにメイクも変えてあったと思うんですが、妙に若い(千年も存在しているのに若いって何、って感じですが

若干丸めで可愛くて、影とか秘密とかを背負いこんでなさそうな明るい三日月

健康体の三日月、と言ってる人がいて爆笑しましたレベル的にも少し低めでカンストしてなさそうな感じでした。

 

マイペースで食い意地が張ってるところは基本的に同じなんですけどね。

抹茶ラテマキアートを前に、ワクワクほくほくしてるところとか、オムライスに反応してるところで吹きました

オムライスはきっと本丸で、みっちゃん(燭台切光忠)か、歌仙くん(歌仙兼定)に作ってもらったことがあるんじゃないか、

と考えると、またニヤニヤしてしまいます

 

刀剣男士たちは初登場の源氏兄弟含めみんなカッコイイ

仮の主たちとの関係性も凄く良かったですし、殺陣のボリュームが大きくて、

アパートでの三日月vs山姥切国広、それに長義も加わった倉庫での三つ巴の殺陣の迫力が凄い

みどころが沢山で、最後の渋谷での大乱戦が楽しすぎました。

 

カッコ良かったし、笑いどころもちょいちょいあったし、考えさせられるところもあって、良かったところも沢山あったので

リピートはぜんぜん辛くないです、私は

映画だと上映が続いている限り、チケット確保の心配をしなくていいのも助かります

 

それだけに微妙に惜しいのが勿体なかったなと思います

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’23年5月のスカステラインアップ

2023-04-07 | スカステ

ちょっとヘタレてました

 

昨日、疲れてて月組新公の配信見るの無理かなと思いましたが、頑張って見始めたら超楽しくて元気を貰えました

月組下級生みんな上手いね~。本役さんのコピーなところもあるけど、先が楽しみ

 

そしてその勢いのままに月組本のメイキングを見てさらに癒されました~

あんまりコンビ萌えするタイプじゃないんですがれい海(月城かなと、海乃美月)コンビやっぱり好きだわ

綺麗で大人で優しくて、穏やかな空気感で、圧倒的な癒し

 

そして、さち花様有難うございます爽やかな着物姿の、かなとくん素敵でした。

今の公演も和物ですが、平安時代のお衣装だし、道真様だいぶ若者なので

組み合わせがくじ引きとは面白い組み合わせが多くて発売が楽しみです

 

 

さて、超今更感ありますが自分用メモということで来月のスカステラインアップを簡単に。

 

まず舞台作品は雪組公演に合わせて「夢介千両みやげ/Sensational!」東京楽。

 

ゆりかちん(真風涼帆)の退団特集第2弾は、「バロンの末裔/アクアヴィーテ!!」他多数。

 

大劇場千秋楽シリーズは

WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲」

新公シリーズは星組で「柳生忍法帖」かのんくん(天飛華音)と、るりはなちゃん(瑠璃花夏)のコンビ。

 

OG公演では、だいもん(望海風斗)の卒業後すぐのコンサート「SPERO」の放送があります。

 

Totteoki Collectionはバウホール45周年第2弾。

プレ・アニバーサリー110周年セレクションは5月に上演された作品から。

 

オリジナル番組では、ゆりかちんと潤花ちゃんのサヨナラ番組の放送が。

 

CAST」第11回は、あーさ(朝美絢 )のside-A。出演は、あきちゃん(叶ゆうり)、はばまいちゃん(音彩唯)と、

紀城ゆりやくん。新公初主演おめでとう(今頃言うな

 

「初舞台生特集2023」の放送も。

「ハナコトバ」は花組の前篇。

 

「タカラヅカニュース コーナーアソート」は、おだちん(風間柚乃)

おだちんは組本では、ワイルドにキメてましたねカッコ良かったよ~

男らしい男役という意味では、かなとくんに似ているんだけど、テイストはだいぶ違っているのが面白いです。

 

星組「1789」は制作発表があるんですね。久しぶりかな?楽しみです。

 

「タカラ's 歌」は入江薫特集、ってまた随分昔に飛びましたね音源とか映像とか綺麗なのは残ってるんでしょうか?

 

「TAKARAZUKAこだわりSELECTION」のテーマは帽子の2回目。

帽子というと真っ先に思い浮かぶのは「Ernest in Love」の帽子の歌ですねあとはミーマイのビル

「All  for  One」の時代の帽子も好きだし、ギャツビーがかぶる帽子もカッコ良くて素敵でした

ショーにもたくさんハットの場面ありますね。何が取り上げられるか楽しみです。

 

以上、来月のスカステラインアップでした。

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雪組公演ラインアップ

2023-04-07 | 雪組

今年最後の雪組大劇場公演の演目が発表されましたこちら

 

お芝居は「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」演出生田くん。

なんか言葉遊びみたいなタイトルですが、ホームズの作者コナン・ドイルが主人公って

ホームズ好き過ぎでしょ

Happy“NEW”Musicalだそうなので、丁度年始にかかる公演でもありますし、楽しい公演になりそうかな

で、またシャーロキアンの北原先生とオタク談議を見せてもらえるんでしょうか?楽しみにしてますよ~

 

 

ショーは「FROZEN HOLIDAY」演出野口くん。

冬だし雪組にピッタリクリスマスにお正月で、賑やかでカラフルな楽しいショーになりそうですね

雪組100周年を祝う場面もあるようです。

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