水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

公演やら、チケットやら

2017-05-27 | 宝塚
花組公演「邪馬台国の風」初日まで、1週間を切りました。
新公その他配役がやっと出ましたね~なんでこんなに遅いんですかね?
脚本が遅れてたんでしょうか?
オリジナルだし、わかることは大してありませんけども

そんな花組公演、ショー「Santé!!」に関連して、三色のワイングラスが発売されるそうで
どうも客席も参加して「乾杯!」ってやる振りがあるんでしょうね。
客席降りがあったら、生徒さんたちとグラスを合わせられるかも?
さて、どのくらいで売り切れるかな~
私の初見は少し先で、Bだし、買いませんけどね


星組の次の大劇場公演の出演者が出ましたね。
専科から星組は初めての、かちゃ(凪七瑠海)が出演。宝塚の舞台に出るのは久しぶり?
エリザのガラコンには出てましたが。
89期が3人になりますね~


雪組全ツチケット、とりあえず愛知のが取れました~、やれやれ良かった
お席は期待できませんけども


さて、明日は月組公演の先着順なんですが、生憎というか、雪組幕末my楽なので参戦出来ません
第2抽選もフルに申し込んで、1件しか当たりませんでした
しかもかなり残念な席で。イケコ氏人気、なんでしょうかね~
まあ、これからこれから。頑張ろう
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はなちゃん紅緒、ちなつちゃん冬星さんでテンションおかしい、など

2017-05-25 | 花組
まずはやっぱり、かれーくん(柚香光)の東上公演「はいからさんが通る」一部配役が出ましたこちら

はなちゃん(華優希)が紅緒だ~東上ヒロおめでとう~ガンバレ~
そして冬星さんが、ちなつちゃん(鳳月杏)ぅわ~い、これ絶対似合うし、カッコイイと思う
そして、マイティー(水美舞斗)が鬼島軍曹って、似合うと思うけど、また隻眼って

なんなんこの私得なキャスト絶対行かなあかんやん
楽しみすぎる~


そして、みりおくん(明日海りお)、ゆきちゃん(仙名彩世)の赤坂ACT公演「ハンナのお花屋さん」主な配役はこちら

オリジナルなので、よくわからないんだけど、役について書かれているのを読むと、
もしかしてキキちゃん(芹香斗亜)、みりおくんの父親?
もしかして、みりおくんは貴族様の私生児、かも?
気になる~東京だけなのが、残念



そして「琥珀色の雨に濡れて」の先行画像も出ましたこちら

真彩ちゃんが大人っぽく頑張ってるちょっと、誰?感あるけど
そして、だいもん(望海風斗)が微妙にニヤけてるように見えるのは私だけ?
だいもんって、相手役がいると、艶っぽくなるのがイイよね~
チケットまだ1枚も確保出来てないんだけど…観に行けるんかな
ガンバロー
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RISING STAR GUIDE 2017メイキングと、スカステイベントのMCに風ちゃん

2017-05-24 | 月城かなと
「瑠璃色の刻」千秋楽映像を見ました
ご挨拶で、みやちゃん(美弥るりか)に「(月組ジャンプ)覚えた?なんだっけ?」と振られる、かなとくん(月城かなと)
両手をちっちゃく挙げて、ちっちゃくピョンと飛ぶ、かなとくんが可愛すぎました~
舞台上も客席も大爆笑。崩れ落ちる、としくん(宇月颯)に、「喋りなさいよ!」とつっこむ、みやちゃん
人見知りな割に上級生に可愛がられたり、同期に面倒みて貰ったり甘え上手なのは、こういうところがあるからでしょうね
まぁ可愛すぎて、ほっとけなくなるんでしょうね~


さて、5/26 21時からスカステで「RISING STAR GUIDE 2017」のメイキングが放送されます
MCは、かなとくんと、あーさ(朝美絢)
同期でMCとは、スカステさんもわかっていらっしゃる
あーさが一緒なら安心だわ楽しみ~


そして同期と言えば、西宮ガーデンズでのスカステ公開収録イベントに、かなとくんと、まゆぽん(輝月ゆうま)が出演
更にMCに風ちゃん(妃海風)が決定~
すご~い同期トークが見られるのね
風ちゃん大好きな、かなとくん嬉しいだろうな(ライバルせおっち(瀬央ゆりあ)に差を付けられるか?

ガーデンズには何度か行ったことがあるけど、屋上に行ったことはないなぁ。
梅雨末期だし、雨が降らなければ相当暑いだろうし、なかなか厳しそう
画像で見る限りオープンなスペースなので、座席券が外れても、見れなくはなさそうだけど
暑い中場所取りする根性は無いかも
ステージは少し高くなってるけど、フロアーはフラットなので、背が低いと見えないかもだし…
ちょっと考えるなぁ
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ぅわぁ、スゴイの来た!花組が2次元で攻めてくる、来年の公演ラインアップ

2017-05-23 | 花組
来年の花組大劇場公演の演目が発表されましたこちら

「はいからさんが通る」の次が、「ポーの一族」ですって~

いやもう、驚いたPCの前でひっくり返るのは「るろ剣」以来ですよ

演出はイケコ氏。イケコが昔から「ポーの一族」が好きだった、というのは聞いてたけど
だいぶ前に、なおこがモー様(萩尾望都)を怒らせた、って聞いてたので、ムリだろうなぁ、って思ってました
(すみません、あくまでも噂です
イケコ責任重大でっせ

まあでも、年齢不詳な永遠のリアル美少年、みりおくん(明日海りお)にエドガーはピッタリな役だわ~

で、アランは誰が?キキちゃん(芹香斗亜)は、ちょっと健康的過ぎる感じですが
そして、カレーくん(柚香光)はまた、人外の役がメチャクチャ似合うんだけどアランはちょっと違うかなぁ
(みりおくんと逆なら、ありそうだけど…

いつの時代の、どの話をメインにするかも気になるけど、
ゆきちゃん(仙名彩世)が何をするかも気になります。
下級生時代だったら、メリーベルも似合いそうだったけど、さすがにそれは無いかな

来年も、お正月から楽しみだ~
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時は止まらない

2017-05-22 | 宝塚
昨日は「瑠璃色の刻」千秋楽でしたね、おめでとうございます、お疲れさまでした
明日のニュースを楽しみにしています
瑠璃色メンバーは、今日か明日あたり博多座でしょうか?
集合日まで少しありますから、しっかり身体を休めて下さいね

「瑠璃色の刻」が終わったので、テンプレートを変えてみましたが、なんか見にくかったので、
ひつじさんにしてみました大した意味はありませんが、色味は黄色なので、しばらくこのままにしておこうかな
次の大劇場のイメージに合うのがあったら、また変えるかも(気が変わりやすいな



昨日はすみれ売りでした。いつもは来ないような報道各社や、3000人の人が集まったとか
写真を見ましたが、すみれ売りであんなに人が一杯なのを、初めて見ましたよ
まあ予想はしてましたが、一時中断したりして大変でしたね
そんななか、渦中の松岡さんの娘さんは、臆することなく堂々としてたみたいで、さすが大器の片鱗が見えるようです。

ただ、話題になるのはいいことですが、マスコミ騒ぎすぎ。
トップスターの千秋楽並みの人出だったとか、盛りすぎふざけんじゃない
もうちょっと静かにしてほしいわ、まだ学校に入ったばかりで、これからどうなるか全くわからないというのに。
勿論注目されて、人気が出れば、劇団も上げてくるでしょうけど。
身長169cmというのは、男役としてギリギリの身長ですしね。
それをものともしない存在感を出せるか、全てはこれからです。



気が付けば、雪組公演もあと1週間ですね
もう化粧前が真っ白になったんだろうなぁ
なんだかず~っと、実感がわかなくて。
東京には行かないので、私がチギ太くん(早霧せいな)の男役を生で見れるのは、あと2回なんだなぁ

大きな男役の揃った宙組で、小さくても埋もれることなく目を引かれていたチギ太くん。
雪組に来て、8年にもなるんですね
チギ太くん初め、雪組を長年ガッチリ支えてきてくれたメンバーの卒業が近づいて、一気に寂しさが押し寄せて来ています
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演出家との相性を考えてしまう「鳳凰伝」再演

2017-05-20 | 月城かなと
何事にも“相性”というものがあるようで。演出家と主演者の相性も、あるような気がします。
巡り合わせというか、引きの強さと言うべきかもしれませんが
再演の場合は本人の希望が通る時もあれば、劇団やプロデューサーの意向の場合もあるので、あまり関係ないですが

数々の駄作をモノにした谷やんも、みっちゃん(北翔海莉)との相性は抜群でした
このブログで蛇蝎のように忌み嫌う、だまっちも星組や宙組では、案外いい仕事してます

で、キムシン
実は前の贔屓、水(夏希)さんとは意外と相性が良くて
雪組トップになってからの「君を愛してる」は凡作でしたけど、可愛いハッピーミュージカルでした。
そしてトップになる前に出演した二作では、印象的というか、インパクトのある素敵な役を演ってます
一つは雪組特出した「スサノオ」のアオセトナ様そしてもう一つが「鳳凰伝」のバラクでした

野心家だけど男気のある盗賊の頭。亡国の王子カラフと、縁あって友に。
最後の立ち回りは、全ツだと盆もセリも無いので、ちょっと残念ですけど、カッコイイんですよね~

この役、かなとくん(月城かなと)に演ってほしいなぁ~
雪担だった、かなとくんは当然「鳳凰伝」も見てるでしょうし、バラクを演るとなったらスゴイ喜ぶだろうなぁ、と思うんです
カラフは、たまきち(珠城りょう)に合うと思いますし、かなとくんバラクとの相性も絶対イイと思います。
二人の男の友情、いいなぁ~
もし全ツ組でバラクだったら、全国付いていきたいくらいです
実際には、梅田で1回見れるかどうか、ですけどね

「鳳凰伝」って他に、かなとくんに演ってほしい役って、無いんですよね
正直な話、バラク以外だったら、全ツから外れてほしいと思うくらいです。
ただ、みやちゃん(美弥るりか)を差し置いてまで、演ってほしいとは思いませんけどね~
それくらいなら、専科公演に出て欲しいです。理事様(轟悠)や、他の専科の人との公演は勉強になるでしょうし。
それか、みやちゃんにDSをやってもらうか。

振り分けが出るまで、悩ましいですね
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月組・専科公演ラインアップ

2017-05-19 | 月組
噂をすれば…公演ラインアップ出ましたね(遅いわっ

まず月組の全ツからこちら

「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」
う~ん、キムシン(木村信司)か
苦手だけど「鳳凰伝」は、まあまあかな
でもこれ、路線の男役が演る様な役は、大して無かった気がするんだけど…
みやちゃん(美弥るりか)、としくん(宇月颯)、かなとくん(月城かなと)の役は一体どうなるのかな…
色々心配ではあるけれど、救いはショーがあること
「CRYSTAL TAKARAZUKA」は生では見れなかったので、嬉しいかも…って、まずはチケットをなんとかしなきゃね


そしてバウは予想通り、ありちゃん(暁千星)こちら

「Arkadia -アルカディア-」樫畑 亜依子先生「鈴蘭」に次ぐ2作目のバウ。
ありちゃんは人気ダンサーになっていくみたいで、そういう意味ではピッタリ
でも解説文を読むと、なんか拗らせ系男子みたいであんまり見たこと無い、ありちゃんが見れそうかな?
樫畑先生は、前作もとっても少女マンガっぽい作品だったけど、今回もそんな感じかな
楽しみにしてますよチケット確保出来るかどうかはわからないけど



そしてもう一つ、発表になったのは専科公演。
作・演出は、よっしー(斎藤吉正)で理事様(轟悠)主演こちら

「神家(こうや)の七人(しちにん)」
なんかコメディーみたいなんですけど~理事様で
理事様あんまり、コメディー得意じゃないと思うんだけど
うん、でも面白そうだし、よっしー最近調子のってるし、観たいかも~
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ポルトスは美少年キャラじゃなかったの?そして雪組振り分け

2017-05-18 | 宝塚
今日のニュースを見ていますと、博多でのプチ・トークショーの様子が流れました。
博多座出演中の、ありちゃん(暁千星)がゲスト。
博多座での失敗談やら、熱い客席の話やら、休日にハウステンボスや宗像大社に出かけた話とかが出てました。

そして最後に、次回大劇場公演「All for One」のポスター撮影の様子を話していたのですが
ありちゃんポルトスについてイケコ氏から、「男らしく、力持ちな感じで」と言われたそうで
眉を太めに、そしていつもはペンで描いているもみ上げを、(鬘みたいに)毛で作ってもらったそうです。

    ……… エエ~ッ  

ウソでしょ
いやぁ、ポスター見て、ポルトス美少年キャラって新しいな、イケコ氏やるなぁ、と思ったのに
勘違いだったんかい

う~ん、観るのが楽しみなような、怖いような



そして雪組の振り分けが出たんですが、咲ちゃん(彩風咲奈)DC公演の方に
組替えしたばかりの、あーさ(朝美絢)に、ひとこくん(永久輝せあ)、眞ノ宮るいくん、ちさと(縣千)、の注目の若手が軒並みDCへ
DC公演にも来いよ!ってことですね、ハイハイわかってます、行きますよ

そして専科から、ゆうちゃんさん(汝鳥怜)と、みつるくん(華形ひかる)がご出演。
お芝居を、きっちり締めてくれそうです
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月組全ツ演目の発表はいつ?

2017-05-16 | 月城かなと
今年最後の演目の発表は、まだですか?
振り分けは博多座が終わってからかな、と思ってましたが、演目出るのが遅いですね~
まだ雪全ツのチケットも確保出来てないですけどね

バウは、ありちゃん(暁千星)でしょう、普通に考えて。
ここで、かなとくん(月城かなと)が来るとは思えないし、もしバウ主演だったら
それはそれでチケット争奪戦が、凄まじくなりそうなのでイヤだわ
NEW WAVEがホント大変だったので
来年でいいので、DCにして下され~(鬼に嗤われるわ


そして気になるのは、みやちゃん(美弥るりか)の扱い。
全ツなのか、DSっていうのもありそうだしな…。







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「瑠璃色の刻」

2017-05-09 | 月城かなと
「瑠璃色の刻」DC公演終わっちゃいましたおめでとうございます、お疲れさまでした。
赤坂でも頑張って下さい(行けないけど
いい千秋楽だったようで、何よりでした。お天気も良かったし
みやちゃん(美弥るりか)以下、月組の皆さんが優しくてかなと(月城かなと)担としてホッとしています
(月組生の皆さんについては、何の心配もしてませんでしたけどね…但し、ごにょごにょPー

※ネタバレ大ありです。











この作品の何がイイって、それはセット(そこか~い
舞台の半分を円く囲む、古城の螺旋階段状のセット。
(クイズ番組「Qさま!」に出てくるようなやつです。実在のシャンボール城に、螺旋階段があるそうですね。)
それを動かすことによって、色々な表情が出ますセットは松井るみさん。
彼女のセットは、いつも作品の世界観にピッタリ

曲も素敵カッコイイですよ~作曲は玉麻さん。
なるほどね、と思いました。ちょっとwiki様で調べましたら、かの大駄作「仮面の男」も玉麻さんだったんですね
どうりで、曲だけは素晴らしかったはずだわ

1幕2幕初め、みやちゃんがサン・ジェルマンの影(トートダンサーみたいな感じ)を従えたダンスも超カッコよくて
作品世界に引き込まれました

そしてフィナーレが付いてるのも良かったです
としくん筆頭の男役群舞国王陛下もキレキレで踊り狂われてて
かなとくんも頑張ってて、袖で練習してる成果が出てたと思います

原田くんは、題材の選び方とか、セットの使い方とかのセンスはいいんですよね
内容もまぁ整ってる、という意味では悪くない。でも有名な偉人シリーズだと編年体の年表のようなのがねぇ~
ツメが変なところで甘かったりするし


で、「瑠璃色の刻」
初見はお久しぶりの、かなとくん(月城かなと)で、お久しぶりのコスチューム物だし、
セットやら音楽やらカッコイイしもうそれだけでAll OKな感じ
でもリピートすると、いろいろ見えてくるものでして

かなとくんジャックはビビリでヘタレで、みやちゃん(美弥るりか)シモンに誘われて、
ホイホイ付いて行くような子だったのが、貴族社会に出入りするうちに、いろいろな葛藤を抱えるようになり、
シモンと対立して、革命派に走る、という意外にも真っ当な感覚を持った子でした
なので、ジャック視点だと、成長物語として見ることができるので、まあまあ納得できるお話です


でもこのお話、みやちゃんファンには、不満がいろいろ、かも
くらげちゃんとの恋愛要素も無いですしね…
設定とか、ビジュアルは素晴らしいので、みやちゃんの麗しさを愛でる、という意味ではいいのかもしれないですけど。

一番はサン・ジェルマン伯爵になりすます、っていうのに、だいぶムリがある
予知とか予言とか、やっぱり言い抜けられなくないですかね?実際には出任せ言ってるわけだし
ジャックじゃないけど「いつまでも続くはずがない」し、裏でいろいろ小細工してるからこそ
続けられるんだったら、機密を漏らした人間を占うくらい、ナントでも言い抜けられたのでは、と思うし。

いっそのことシャンボール城で、瑠璃色の賢者の石が入った箱を開けた時に、玉に映るものが見えるようになっちゃう、とか
サン・ジェルマン伯爵に取り憑かれちゃった、とかにすれば、良かったような気がしますが
プロローグはシモンでなく、サン・ジェルマン伯爵として出てるそうですし、
あのセットと音楽と照明の中で、みやちゃんと影たちが、せっかく妖しく美しく踊って物語世界を盛り上げてるんだし
素材がイイだけに、なんか勿体ない

機密を漏らしたジャックの名前を言えなかったために、「ペテン師!」と決めつけられて権威や名誉が失墜したシモン=サン・ジェルマン伯爵。
責められ窮地に陥った彼を「お止めなさい」と救ったアントワネット様に、恩を感じるのはわかるけど、
処刑されるまで、アントワネットの側に居続ける理由としては、ちょっと弱い気がします
貴族を憎んでいたアデマールくらげちゃん(海乃美月)が、アントワネット様の側に残るのもウ~ンって感じです

みやちゃん初め、月組生の皆さんのお芝居力は素晴らしかったですよ
としくん(宇月颯)ロベスピエール、るうちゃん(光月るう)ルイ16世、まゆぽん(輝月ゆうま)ネッケル、
さち花様(白雪さち花)アントワネット。歌と演技で、作品をグイッと締めてくれててホント凄いです

中でもアントワネット様が素晴らしくて
なんか色々と無駄な台詞があったり、流れが微妙だったりするのを、ねじ伏せておられました
後半保ったのは、さち花様のお陰じゃなかろうか、なんて
そういう意味でも、もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ、と思います。
フランス革命を背景にすると、どうしても既視感ありまくり、になっちゃいますけどね


最初と最後をシャンボール城にしたのは、私的に妄想できるので、嬉しかったです
最初にシモンとジャックが忍び込むシーンでは、ビビリでヘタレなジャックが可愛かったし
最後、シモンを捕らえに来たジャックが「アデマールは見逃がして欲しい」というシモンの言葉を聞いて、捕らえるのを止めるのも。
ジャックとしては、革命がやりたかったわけではなく、公安委員になるのが夢だったわけじゃないですしね。
革命は成功したけれど、その場所にも居心地の悪さを感じていたのかも。
それで3人で何処かへ逃げるんだろうな、というところで終わってます、賢者の石を元の箱に戻して。

初見の時は、賢者の石の入った箱を見つけたのも、最後に箱に戻すのも、ジャックだったんですが、
次に見た時は、箱に戻したのはシモンになってて、どうも他にも台詞やらが変更になってるところがあるらしいですね。
もしかしたら、東京に行くまでに、話がもっと変わっているかも?


ところで初見の時は、シャンボール城に最初に忍び込んだ時、60年間、主の帰りを待ち続ける
サン・ジェルマン伯爵の従者テオドールを、としくんが演ってるって気が付かなくて
2回目の時は、オペラでしっかり見ました確かに、としくんで、見事な化けっぷりでしたよ
そのテオドールは最後の場面では、ミイラ化した死体になってるんですけどね

いやぁ~、実はテオドールは最初から死んでたのでは?なんて妄想しちゃいましたよ
あの城全体に、本物の伯爵の魔術がかけられていて、勝手に中に入って来たものが、ちょっと怖い目にあったり
(実際逃げようとしたら、ドアが開かなくなってたし
その中で、伯爵の部屋にたどり着いて、あの箱を開けられた者、または伯爵が気に入った者だけが、
賢者の石を手にすることが出来るようになってたのかな、と。
つまりシモンが石を手にして伯爵になりかわるのは、偶然ではなく、必然だったのかな、なんて


なんだかんだブツブツ書いてますがこの作品世界は好きです
勝手にいろいろと妄想を拡げられるのが、楽しい

そして麗しい、かなとくんを見ているだけで、幸せになれた私は、だいぶチョロいファンだと思います

まぁ今回の作品については、決定的にダメな台詞ってのも無かったので、良しとしよう!(エラソー
ただ、今年の「おとめ」の好きだった役に、エリオット・ネスが入ったのが、気がかりといえば気がかり
あんまり原田くんに擦り寄ってると、酷い目に遭うような気がするので……
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