水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

お誕生日おめでとう、かなとくん

2018-12-31 | 月城かなと
夜中に起きてたんだから、更新すれば良かった


今日は、かなとくん(月城かなと)の誕生日おめでとう~
生まれてきてくれて、宝塚に入ってくれて有難う~

今年の、かなとくんも色んな顔を見せてもらいました。とっても充実した楽しい一年でした

プレゼントはないけれど精一杯の愛と応援を、来年も贈り続けます

まずはアンカレのカレーニン、楽しみにしてますよ~


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほってぃおめでとう

2018-12-30 | 花組
花組大劇場公演「CASANOVA」の新公主な配役が発表されました

ほってぃ(帆純まひろ)新公初主演おめでとう~
「蘭陵王」でのお芝居も良かったですし、課題だったお歌も良くなってたと思います。
アチア氏の曲は大変だと思いますけど頑張って

これでやっと99期から新公主演者が出ましたね
亜蓮くん(亜蓮冬馬)は卒業、あちくん(輝生かなで)も次の外箱で卒業することになったので、心配してました
ほってぃにはこのチャンスを活かしてほしいです。


そして新公ヒロには華ちゃん(華優希)が
2回目ですね
華ちゃんはお歌を頑張れば、お芝居は出来るし可愛くてヒロイン力もあるので、
まだまだチャンスがあると思うので、頑張ってほしいです


華ちゃん新公ヒロに意味があるのかどうか………
ついつい深読みしたくなりますね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宙組博多座公演「黒い瞳」その他配役発表

2018-12-28 | 宙組
星組演目やら、花組娘1発表とか、どうやら年越しみたいですねぇ
そんなに引っ張らなくても、と思いますけど

そんな中、宙組博多座公演「黒い瞳」のその他配役が発表されましたこちら

ネタバレしてますので、お気をつけ下さいね。








主要三役は既に発表済み。

今日発表されたなかで、注目はシヴァーブリン。
前回雪組公演では、こまちゃん(沙央くらま)が演ってました。
ずんちゃん(桜木みなと)に来ましたね
ずんちゃんにとっては、ちょっと挑戦の役かもしれません。
すっごいイヤな奴
ずんちゃん、拗らせ系の役とかは演ってましたが、悪役は見たことないので楽しみです
博多までは行けませんけど

ニコライ坊ちゃまの従僕サヴェーリィチは、すっしーさん(寿つかさ)。
エカテリーナII世は、やっぱりというか、せーこちゃん(純矢ちとせ)。迫力ありそうだなぁ
二人でしっかりお芝居を締めてくれそうです

マクシームィチは、りく(蒼羽りく)。案外いい役です。彼女いるし
マクシームィチと彼女のパラーシカの存在によって、ストーリーに厚みが出てると思います。

トリオの三人(愛、勇気、祈り)は、狂言回し的存在。割と踊れる人が選ばれることが多いような気がします。

かなとくん(月城かなと)が演ってたトマーノフは亜音有星くん。
まあまあ出番あったと思います。少人数で出てくることが何回かあるので見分けやすいですし。
103期、研2若いですねぇ。注目してみようっと

意外だったのは、夢白さん。もう少しグイグイ来るのかと思ってました
ちょっとトラブってたみたいなので、影響あったかなぁ
でも美人さんだし、実力もありそうなので、ちょっと間を置いて上げてくるのかも



そう言えばこの公演もライブビューイングあるんですねビックリです
良く博多座がOK出しましたねぇ
チケット完売したか、ほぼ埋まってるってことでしょうか?やるなぁ

博多座は、とってもいいハコですし、「黒い瞳」もとっても素敵な作品なのでオススメです。
旅行がてらお出かけになってはいかがでしょうか(劇団の回し者ではありません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて見るような、ひとこちゃんと静かすぎる年末

2018-12-27 | 宝塚
年末です。明日仕事納めの方も多いでしょうね
宝塚も何か発表があるとしたら明日まででしょう

星組の来年大劇場2作目の演目出ませんね別に来年まで待たせるほどのことでもないと思うんですが
そう言えば月組の別箱も出てませんが
梅芸はOTT続演で普通に考えて、みやちゃん(美弥るりか)と、かなとくん(月城かなと)が出るでしょうから、
DC/青年館を誰が主演するのか気になるところです

そして花組の娘1人事の発表もまだですね。

明日出るのか、明けてから何か他の発表と出るのか
明けてからと言っても、さすがに三が日は出ないでしょうからね


そして今日、ひとこちゃん(永久輝せあ)のバウの先行画像が出ました。
少女漫画の王子様っぽい~
イケメンだけど、あんまり見たことがない、ひとこちゃんですね
プラチナブロンドに近い金髪、いつもよりアイメイクも濃いめ
楽しみだわ~チケ取り頑張ろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンファンロスなど

2018-12-26 | 日記
気になった情報をいくつか。

先日、ちゃぴ(愛希れいか)が東宝エリザでシシィを演ることが発表されました。
で、ルキーニのキャストの一人が育ちゃん(山崎育三郎)なんですよね
東宝のエリザは見たことないんですが、かなとくん(月城かなと)ルキーニが東宝寄りだった、
って言ってる方がいたのが気になって
ちゃぴシシィ、育ちゃんルキーニの日に観られないものかしら、って考えてしまいます
大阪公演の発表は無いので、あるかどうかもわからないんですけど


そう言えばアーサー・コピット版「ファントム」も、来年秋上演されることが発表されましたね。
今雪組で公演中の作品ですね。演出もキャストもまだ未定のようですが。
これも著作権料の節約になるんでしょうかねぇ



さて雪組の副組長に、のんちゃん(千風カレン)が就任するのに伴い、新しいスカイ・レポーターズが、ありちゃん(愛すみれ)に決定
のんちゃんのレポート大好きだったので、ちょっと残念ですが、ありちゃんに日が当たるのは大歓迎
楽しみ




サンファン二期が終わって、ロス中です
めっちゃ楽しかった~最後のオチも笑わせてもらいました
二期からのキャラの名前は全然覚えられませんでしたけど

殤様カッコエエ~かいちゃん(七海ひろき)にしか見えない
勝手に脳内変換してしまいます三期の制作も発表されたので頑張って待ちます

そんな私に嬉しいお知らせ
来年(って、もうすぐですが)お正月の星組公演に合わせて、宝塚歌劇の殿堂の企画展は星組台湾公演に
お衣装や小道具の展示の他に、布袋劇人形の展示もあるそうで、殿堂にはあんまり行かないダメファンですが
今回は行きたいなぁ梅芸で展示されてたのに、人だかりが凄すぎて見れなかったんですよね
梅芸の時より、展示されるお人形の数も多いみたいですし
三が日は混むかしら


サンファンと言えば、結局かいちゃんのポスター・カレンダー買いました
でも表面は恥ずかしくて直視出来ないので裏面の殤不患様の方にしています
100均で買ったA3のクリアーケースに入れて、娘の部屋に立てかけて置いてます。
額縁と違って表も裏も見られるのが便利です
娘のと私のと両方置いてるので、宝塚グッズ部屋と化しつつあります
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花組・雪組退団者

2018-12-25 | 宝塚
昨日は宙組の大楽でした。おめでとうございます
お疲れさまでした。

そして今日は花組集合日。朝からドキドキしていました
「CASANOVA」その他配役も出ましたが、まぁオリジナルに近いみたいなので、全然わかりません

集合日なので退団者も出ました………こちら
結構キツイなぁ

まさか亜蓮くんが集合日付け退団するとは思いませんでした
ケガからの復帰を待ってたのに


そして、ゆきちゃん(仙名彩世)の退団同期は5人。

じゅりあ様(花野じゅりあ)~辞めちゃうのね星組の柚長さんみたいになってくれないかしら、と思ってたのに。
べーちゃん(桜咲彩花)もかぁ
花組を代表するお姉様二人が、ゆきちゃんと一緒にいっちゃうのね



更に雪組退団者が一人増えてる

優美せりなちゃん雪組では貴重な美人で歌ウマさんで、期待してたのに
残念~


退団者とファンの皆様が、最後の日まで幸せにすごされますように
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の話題をいくつか

2018-12-20 | 宝塚
ちょっと乗り遅れてる感もありますが

まず今日出たのが来年の初詣ポスターに月組の、きよら羽龍さん。
研1でいきなりアンカレの娘2が来て、話題になってた子ですね。
この上げ方、月組らしいですねぐいぐいくるんだろうなぁ、出来る子みたいですし。誰の相手役を考えてるんだか


昨日は雪組の「20世紀号に乗って」の先行画像が出ました。
原田くんのセンスが光ってますねぇそのままポスターにしてもいいくらいだわ
だいもん(望海風斗)が久しぶりに髭部のイケオジ似合うなぁ
なんだかとってもしっくりする


ポスターと言えば理事様(轟悠)主演の「パパ・アイ・ラブ・ユー」のポスターも出てますが、
こちらは全員集合写真?とっても賑やかで楽しそう
りおちゃん(星月梨旺)の婦長さんが怖そう楽しみになってきました


昨日は東宝のエリザベートの配役も出て、ちゃぴ(愛希れいか)がお花様(花総まり)とWシシィに。
予想はされてましたが、すごいですねぇ
そして所属事務所も発表されましたね。ちえちゃん(柚希礼音)と同じ事務所とか。
するとコンサートとかでの共演の可能性もありますね。

もうすっかり綺麗なお姉さんの、ちえちゃんですが
でも二人でガシガシ踊るところを見てみたい気もしますね。
タカスペとかで組んで踊ったことってありましたっけ?覚えてないわ

昔みなこちゃん(愛原実花)と、ちえちゃんがタカスペで踊ってるのを見たことがあります。
スタイル抜群で素晴らしいダンサーだった、みなこちゃんと相性が良くて、
カッコ良かったんですよねぇ
まぁみなこちゃんはお歌が残念でしたけどね



宝塚とは関係ありませんが、歌舞伎で「ナウシカ」が上演されるそうですね。
まぁビックリ

「ワンピース」も歌舞伎にしてましたし、歌舞伎界も攻めるなぁ
若い新規ファンを増やしたいんでしょうね
キャストも気になりますが、腐海とか巨神兵とか、独特の世界観をどう表現するのか気になるところです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年105周年を迎える宝塚、好調はいつまで続くのだろう

2018-12-19 | 宝塚
すみませんねぇ前記事に引き続き、心配性のオバチャンの戯言です
一応半世紀以上生きてきて、世の中の移り変わりを見てきたもので…


先週大劇場の楽を迎えた雪組「ファントム」は超チケ難、大好評のうちに幕を閉じました。
宝塚ばなれしたトップコンビの歌唱と芝居力、
それに組子がしっかり付いていって創り上げた公演は、本当に素晴らしかったです。

そしてまた、目を瞠ったのがお衣装やセットの豪華さ
宝塚って、いつだって豪華で華やかな舞台ですけどね
今回はいつも以上に凄かった気がするんです。
スポンサー付きの公演だといつもより豪華なのが普通ですけど、VISAの冠公演なうえに、
だいもん(望海風斗)に、かんぽさんが付いるからなのかなと思いました。スポンサーがW

お衣装の豪華さハンパ無いメチャクチャ手が込んでて、重いんだろうなぁって思ってしまいました
トップコンビのお衣装だけでなく、ビストロの場面とかのお衣装も、見たことないお衣装がかなりあった気がします。
また、オープニングの映像も結構お金がかかってるんじゃないでしょうか

劇団の気合も凄いですね
制作発表は最近は毎回のようにやってますが、初日に主題歌CDを出すなんて
スカステで、寿美礼様(春野寿美礼)との対談番組もありましたし、
かんぽさんのパリロケ番組もありましたしねぇ

スポンサーが付いてるからというのもありますが、業績が好調なせいか、劇団のお金のかけ方も昔と違う気がします

でもね、ふと心配になったんです。これ、いつまで続くんだろうって

業績絶好調なのって、5年もないんですよ
100周年をきっかけに、世の中の注目を集めて、演目やら宣伝やら、打った手がほぼすべて上手くいったから。

正直こんな好業績、5年も続かないだろうと思ってました
そういう意味で、今の理事長始め経営陣の手腕はなかなかのものだな、と思います。
願わくはこれからも頑張って頂きたいと思ってます。
人気があると、チケット確保するのは大変ですけどね

ただ経営手腕とは別の原因で、業績が悪化することはありますよね。
今年のように大きな災害があるかもしれませんし、
日本や世界の景気をみても、バブル崩壊やらリーマンショックやらありましたしね。
今は割と安定してるみたいですが、何をきっかけに恐慌が起きるかわからないですし、
景気が悪くなって、真っ先に切られるのは遊興費でしょうから。

それに経営判断を誤って、退潮に向かうことだってあり得ます。
演目にしろ、スターの育成方法にしろ、宝塚らしさを失ったら存在意義を失いかねない。
今は好調だから2番手を切っても大丈夫、なんてことを考えだしたら、あっと言う間に奈落の底でしょう。
大衆の人気なんて気まぐれです。大衆の気持ちを離さないために、105周年以降もしっかり舵を取ってほしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「メランコリック・ジゴロ/EXCITER!!2018」と宝塚に対する不安

2018-12-17 | 花組
花組全国ツアー千秋楽おめでとうございます

前楽行ってきました。


ちょっと辛めかも。








お芝居はとっても楽しかったです
れいまい(柚香光、水美舞斗)コンビ最高さすが同期、息ピッタリ

かれーくんは正塚芝居と相性いいのかもしれません。観るまではかなり心配してたんですが
スーツ似合うし、台詞短いし
お歌も割と歌えてました。台詞でも歌でも無理にシャウトしなければいいと思うんですよね。
高音とか声を張り上げようとすると、ひっくり返ったり、かすれたりしがちな気がします。

その他のキャストも嵌ってましたし、お芝居は悪くなかったです。

問題はショーかなぁ

かれーくんはダンサーですが、やっぱりある程度は歌えないと厳しいですね。
台詞も聞き取れないことがありますが、ショーの歌は正直………
華ちゃん(華優希)も頑張ってたと思いますが同上。可愛いんですけどねぇ

マイティーが2番の扱いですけど、かれーくんのカバーに入ってるせいもあって、より比重が高く見えました。
また、ひっとん(舞空瞳)がお芝居以上に存在感があって輝いてました。
宝塚に詳しくない人が見たら、マイティーひっとんの方が印象に残るんじゃないでしょうか

ただそれも、あくまでも比較の話です。
ひっとんは、ちゃぴ(愛希れいか)2世になるのではと思わせる逸材だと思います。
でも宝塚の娘役としてはもう少し経験が必要じゃないでしょうか。劇団が待てるかどうかはわかりませんけど。

お芝居もショーも、マイティーの活躍が目立ってましたけど、
といって、かれーくんに代わって今すぐトップになれるかというと、それも違う気がしました。


お芝居もショーも若々しいキャストで、宝塚ファン的には楽しかったですが、
このメンバーで全国ツアーをまわるのが正しかったかどうかは疑問ですね。
劇団的には成長を期待して、強硬手段に出てみたって感じでしょうか?

何度か記事に書いてますが、男役10年っていうのは、完成じゃなくてスタートだと思ってます。
劇団が若返りを進めたいのはわかりますが、行き過ぎると男役芸が継承されないことにつながるでしょうし、
ひいては宝塚の存在意義が揺らぐことになるのではと心配しています。

たまきち(珠城りょう)が研9でトップになった時、2番手になったのは上級生の、みやちゃん(美弥るりか)でした。
若いトップが続くということは、2番手はそれより更に若い学年ということになりますよね。
それとも毎回上級生に2番手をお願いするんでしょうか?

星組の、まこっちゃん(礼真琴)と、花組の、かれーくんはトップに王手がかかった状態です。
上げるのは構いませんが、2番手はどうするんでしょう。二人より学年が下で、2番手が務まる人材って?
思い当たる人が浮かばないんですけど…


娘役もそうですが、男役も若返りを進めた結果、スター不足人材不足に陥ってる気がしてなりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャリエールの罪と罰

2018-12-14 | 雪組
新春鏡開きの出演者が発表になりました。
みりゆき(明日海りお)じゃないんですね
105周年だからかな。各組から2番手が出演。
花組かれーくん(柚香光)、月組みやちゃん(美弥るりか)、宙組キキちゃん(芹香斗亜)
トップさんたちの口上もあるし、特別感ありますね(行けないけど

そして次回月組大劇場公演の出演者も発表に。
専科さんの出演は無し。すると沢庵和尚は誰が演るのかしら?
原作読んでないのでわかりませんけど、配役の発表が楽しみです
ポスターもupされてますが……一瞬石田っちかと思いました
ダッサ
それぞれは悪くないですけど、センスの欠片も無いですねぇ。つまらん


さて今日は雪組「ファントム」の大劇場千秋楽でした。おめでとうございます
昼頃小雨がパラつきましたが、宝塚は大丈夫だったでしょうか。

早々にmy楽を迎えて10日以上経ちますが、未だに頭の中でファントムの音楽が鳴り響いています
上書きされるのはいつかしら
ネタバレ多少あると思います。










久しぶりだったことや演出が変わったことから、作品から受けた印象が変わりました。
劇場で観たことも大きいのかもしれません。

昔見た時はキャリエールが許せなくて。今でもやっぱりキャリエールが一番悪いとは思いますけど

でもエリックが死んだ後のことを考えると、キャリエールは自分の手で我が子を殺したことを、
永遠に苦しみ続けるんですよね。自分で蒔いた種とはいえ

「ファントム」っていう作品は、キャリエールの罪と罰の物語でもあるんだなぁと思います。
そもそもベラドーヴァに手を出しといて、既婚者だから結婚出来ないとか、クズ過ぎる
愛の無い結婚とかって言い訳してますけど。
キリスト教的世界観って良くわからないんですが、あの時代だと不義密通は宗教的にアウトでしょうし、
不義の子も簡単に表に出すことはできないんでしょうね。やりようはあるんでしょうけど。

ファントムでは色々な愛が描かれていますが、父と母の愛の違いも描かれています。
今の視点で見ると、ちょっと定型的かなとも思いますが

子どもが生まれたら即親になれるかというと実はそうじゃない。
血がつながっていて法律的には親子でも、最初から立派で完璧な親なんて滅多にいないです
子どもが育つように、親も親として育っていくんです。特に父親は。
母親はまだ産まれるまで10ヶ月間、体内に宿すわけですから、その間に母になっていけるし、
実際産まれたエリックの全てを受け入れることが出来たのは、母親だから、という解釈なんでしょうね。

でも父であるキャリエールはそうでは無かった、のは仕方ないことだったのかも。
今でもそういう人は多いですから
それでもベラドーヴァとエリックを見守り続け、ベラドーヴァの死後はエリックを匿って育てたのは
父としての自覚ができたからなのかなと思います。
彼なりに愛してたんですよね。だから出来る限りのことをしようとしてはいた。
でも彼の死後はどうするつもりだったんでしょう
もうちょっとなんとかならなかったのかと思ってしまいます

そしてカルロッタを殺したエリックが捉えられた時、キャリエールはエリックの願い通り、自身の手で天に返します。
エリックとしては晒し者になりたくない、という気持ちを強く持っていたんでしょう。
あの時代、もし貧しい家庭に生まれていたら、サーカスとかに売られて見せ物になってたでしょうから。

一番可哀想なのはエリックなんですが、キャリエールが救われる日は来るんだろうか、と考えてしまった
今回の雪組「ファントム」でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする