黒髪の皇帝陛下から連想したもの

みやちゃん（美弥るりか）二公演、元気に務められたようで良かったです。お帰りなさい
やっぱりね、贔屓が悩み苦しみながらお稽古して、創り上げてきた本来のお役を、ちゃんと見て上げたいですよね
月組生のお芝居も熱く盛り上がったみたいで、見たかったな～

さて思いがけず、代役公演を観ることができたわけですが。すっごい心臓に悪かったですけどね～
かなとくん（月城かなと）も、おだちん（風間柚乃）も、他の代役に入った生徒さんも、
自分の役目をきっちり果たし、全体のクオリティーを落とすことも無く、とっても立派でした
改めて月組の底力に感動しました

でもね、レアな公演を観られたのは幸運かもしれませんが、やっぱり代役はあくまでも代役ですから
黒髪の皇帝陛下素敵でしたけどねでも演るなら、やっぱり最初から自分で創り上げていってほしいです

かなとくんに王子様な役を演ってほしいとは思わない私は、月城担としては少数派でしょうね～

ただその黒髪の皇帝陛下から連想した作品が一つありまして。

「ラスト・エンペラー」

清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の波瀾万丈の生涯を描いた作品です。
王子様といえば王子様ですね
映画では、ジョン・ローンが演じていて、カッコ良かった～
壮大でドラマチックな作品です。３０年くらい前になりますかね。音楽を坂本龍一さんがてがけてて。
舞台化するのは相当難しそうですが西太后は、すーさん（憧花ゆりの）がピッタリかも（卒業されてしまいますが）

最後のシーンがとても印象的でした。
史実とは変えてあったみたいですが、戦後一般市民になって植物園の庭師になった溥儀が、
紫禁城に来て昔を懐かしく思い出し、守衛の子どもと話をするところで終わります。
その時のジョン・ローンの微笑みが、長い年月、多くの事件や葛藤を乗り越えた末の、達観したような笑顔で忘れられないです。
それを、かなとくんに演ってほしいな、ってふと思ったんですよね

いろいろ重い話なので、大劇場公演には合わないかもしれませんけど。
外箱でどうかな～。よっしー（斎藤吉正）あの時代好きそうだから、けしかけたらその気になるかも

まぁ著作権とか面倒臭そうなので、舞台化は難しいでしょうし
舞台化出来たとして、映像化出来なさそうなのはイヤかもですけどね

カレンダー掲載月と、みやちゃん復活と、正直な話

昨日、カレンダー掲載月が発表になりましたこちら

そうですね～、大したことはわかりません
卓上カレンダーは完全に若手中心って感じになりましたね。
１００期から、ほのかちゃん（聖乃あすか）、おだちん（風間柚乃）、極美くん（極美慎）
１０１期から、ちさとちゃん（縣千）、こってぃー（鷹翔千空）
は、早っ

そして専科・別格寄りのスターさんのカレンダーのイメージがあるポスターカレンダーに、
ちなつちゃん（鳳月杏）、翔くん（彩凪翔）、愛ちゃん（愛月ひかる）が初登場。
卓上カレンダーが、ものすごく若返った感じなので
卓上カレンダーを卒業したら、ポスターカレンダーに移動する、って理解でいいのかな
一人写りか、複数写りか、なんてのもありますが…まぁいいか

そして後は掲載月ですね。退団公演が絡んで来るのでドキドキします。基本トップさん以外は関係無いとも言いますけど
ありそうなのは、ベニー（紅ゆずる）、みりおちゃん（明日海りお）、たまきち（珠城りょう）ですかね。
連続とか、３連続とか、無さそうですが、ある時はあるからなぁ～
でもとりあえず、ベニーも、みりおちゃんも来年２作目までは、いるのが確定なので良かったです
みりおちゃん流石に一本物での卒業は無かったですね。なんかホッとしました
たまきちも年末なので、無しかなぁ昔はあったんですけどね。


さて、嬉しいニュースが出ましたね
みやちゃん（美弥るりか）明日から復活ヤッタ～おめでとう
無理はしてほしくないけど、お医者様のＯＫが出たってことですよね
やっぱり月組のお芝居の要になってるのは、みやちゃんだと思うので良かった～
楽まであと少し、どうか無事に乗り切れますように

あと心配なのは、台風ですねもういい加減勘弁してほしいわ～。どっか行って～



正直な話、かなとくん（月城かなと）が月組に組替えになる時に思ったのは、
劇団は、たまれいの１、２番コンビを狙ってるのかな、でした。
予科本科ですし、相性も良さそうに見えましたから。
いずれ、みやちゃんを他の組に落下傘トップで異動させるつもりなのかなと。

前例がありますよね。星組の、ちえちゃん（柚希礼音）がトップになるとき、テルちゃん（凰稀かなめ）が呼ばれたように。
ところが後で聞いたら、予科本科には違いないけど、音校時代はほとんど接点が無かったみたいで
それに公演で実際に並んでみたら、確かに並びは悪くない。でも、なんか物足りなくない？？？なことに
どうも持ち味が似てるので、インパクトが無いというか

これが２年後とかなら、また変わってたかもしれないです。
持ち味に似たところがあるといっても、やっぱり方向性は違うので。

樹里さん（樹里咲穂）がいつだったか言ってましたね「男役は十年からが面白いんやで」と。
そう、“男役十年”とよく言われます。でもそれ、男役として完璧、っていう意味じゃないと思います。
無理なく舞台上で男役として居られるようになった、基礎ができたってだけなのでは、と。
それぞれの目指す男役、自分に合った自分にしか出来ない男役を創り上げるのは、そこからがスタートなんじゃないかなと。

なので、いくら大人びたキャラだったとはいえ、たまきちを研９でトップにしたのは間違いだったと思います。
せめてあと２年待ってたら、どれだけ男らしいリアルメンズに近いカッコイイ男役になっていたかと、残念でたまりません。
それは、かなとくんも同じです。今研１０。これから、かなとくんらしい男役になっていくでしょうし、そうなるだろうと期待してます
二人の男役の底にあるものが似ていても、それぞれの男役像がもっとクリアーになっていれば、物足りないなんてことは無かったのではと思うのです。

劇団が何を考えていたのかはわかりませんが、みやちゃんは組替えになりませんでした。
それは結果オーライだったかも
なんとなく物足りない、１－３の並びの間に、みやちゃんが２番手として入ると、あ～ら不思議、めっちゃいい感じじゃん
たまるりの並びも、みやれいの並びも、なんだかすっごくバランスがイイ
みやちゃんの華やかさと、独特の雰囲気が、いい刺激になってると思うのは、私だけでしょうか？

ここまで、みやちゃんを月組に置いておいたのなら、外に出さずに月組でトップにして欲しい
みやれいの１、２コンビをいつか本公演で見たいです（次のバウでも見れますが）

みやちゃんのフランツが恋しい休演日

土曜日から始まった代役公演。なんとか乗り切って、今日は休演日です。
月組生の皆さん、スタッフの皆さんお疲れさまでした。今日はゆっくり、お休みできるんでしょうか。
サヨナラショーのお稽古って、いつからでしたっけ？

みやちゃん（美弥るりか）の具合はどうなんでしょうね
インフルのような感染症では、なかったのかな？
喉を潰しただけなら（だけならって）キーを変えたりコーラスを被せたり、最悪録音を使ったりしても出続けるのだけれど、
エリザは契約上の制約とかがあるのかな
ほぼ全編歌なので、録音を使うのは難しいのでしょうか…。

代役公演、月組生一丸となって集中して演ってるので、クォリティーは遜色ないと思います
でも、やっぱり本来の姿の月組公演を観たいなぁ。
みやちゃんが繊細に積み上げて来たフランツ、かなとくん（月城かなと）がアドリブを毎日頑張ってたルキーニ
楽までに戻ってこれるんでしょうか？無理はして欲しくないので、復帰は東京から、っていうのもアリでしょうけど。


娘１の退団公演の大劇場楽、って今まではスカステでもニュースで一部流れるだけで、全編放送は無いんですよね。
でも、ちゃぴちゃん（愛希れいか）は数々の前例を書き換えてきたトップですし、
なにより今回は初めてライビュもある、ってことはカメラ１台じゃないはずなので、
いつか放送があるのでは、って期待してます



ところで、おだちん（風間柚乃）のルキーニを見ていて、誰かに似ているな…と考えていたのですが
だいもん（望海風斗）に似ている気がします、表情筋の使い方が

加美乃素貸し切り、続き

昨日の代役公演、午前午後とも１５分遅れで始まりました。

午後は更に加美乃素さんの貸し切りでしたので（当ててくれて有難うございます）
改札前に貸し切り公演の大きな立て看板。これはよくありますよね。
中に入ると正面階段横の、いつも花が飾られているところに、加美乃素商品とかをディスプレイ。
かなとくんの等身大（は無いかな？）パネルとかもあったんですが、写真とるの忘れました～
次回は絶対撮るぞ！（行く気満々）

客席に入ると、加美乃素さんのＣＭ曲が流れたりしてました。
１０年ぶりくらいでしたが、昔もこんなんだったかなぁって感じがありました。
加美乃素さんって、関東の方にはあまり馴染みがないんでしょうか？
昔はオジサンがよく使ってるイメージでしたが今は女性向けや若い人向けの商品もありますね。

関西では「TAKARAZUKA CAFE BREAK」のスポンサーになってて、メチャクチャ古い！画質悪ッ！
もしかして５０年くらい経ってない？なＣＭが流れますきっと“変えない”ことに意味があるんだろうと思います

開演前には副社長さんのご挨拶、幕間には抽選会がありました。
抽選会ではイメキャラに就任した、ルキーニかなとくん（月城かなと）がお手伝いするはずだったんですが、
急な代役公演のため、お手伝いは無しに残念
大人しくお手伝いするルキーニさんを、期待してたので
抽選会はありましたが、かすりもしませんでした結構な大盤振る舞いだったそうですけど

花束渡し、ご挨拶があったので、終演は６時半くらいでした。
社長さんが色々やらかしてくれて（花束を間違えたり）結構グダグダでしたが楽しかったです


かなとくんのフランツは、すごくわかりやすいマザコンだったと思います。
優しそうだけど、見るからに優柔不断、自分じゃなんにも決められないんじゃなかろうか

ちゃぴ（愛希れいか）シシィに一目惚れしたのは、自分には無いものに惹かれたんでしょうね。
但し自覚は無かった。なのでゾフィーとシシィの板挟みになって、こんなはずじゃなかった、と思ったでしょうけど、
ハンガリーでのシシィを見た時に、“シシィ凄い”って目を瞠ったんじゃないですかね
フランツにとっては、シシィは頼れる人＝ゾフィーだったかも
息子が選ぶ嫁が、母親に似るってことはよくありますからね。つまりシシィへのプロポーズは必然だったのでは。

それに対してシシィは幼すぎました。田舎のお転婆娘で。
まぁでも、あんな優しそうなイケメンの王子様に求婚されたら、誰だってコロッと騙されますよね～
騙されてみたいわ（コラッ）
そりゃあ合うわけないですよね


おだちん（風間柚乃）のルキーニもホントに素晴らしかったです
かなとくんのルキーニより、もう少しガラが悪くて危ない感じ
狂ってるというよりは、歪んでる感じがしました。
そしてシシィを殺したことによって、狂ったというか。
そもそも人殺しをするって、普通の精神状態じゃないでしょうからね

逆に、かなとくんのルキーニの方が病んでる感は強かったです。
“サイコパス”っていうんでしょうか。元々良心が無いから、罪悪感も無い、みたいな。
それがルキーニとして正解かどうかはわかりませんけど。

おだちんルキーニはメリハリがあって、思いっきりがイイ。歌も上手いですが、お芝居も上手い。
滑舌もいいので、ストーリーテラーにピッタリ。

エリザベート伝説っていうのがありますね。本公演でルキーニを演るとトップになれるとか。
逆に新公でルキーニを演るとトップになれない、っていうのもあります。
でもジンクスは破られる時が来ますから。
もしかしたら、おだちんがそのジンクスを破るかもしれない、っと思ったルキーニでした。

緊張した～、加美乃素貸し切り

幕が開く前から、泣きそうでした（お前が動揺してどーすんだよ！ですが）

素晴らしかったです月組生の底力を見せてくれました

かなとくん（月城かなと）フランツも、おだちん（風間柚乃）ルキーニも、歌もお芝居も頑張ってました
パレードの時の拍手が凄かったです

久しぶりに色白で、ロイヤルな、かなとくんを見ました
マジ、イケメン。貴公子黒髪フランツでしたけど

プロローグの振りがだいぶ怪しかったのと、お衣装の軍服の内、２着くらい身体のラインに合って無いのがありましたけど
代役としての、フランツの歌もお芝居も、完璧でした

みやちゃん（美弥るりか）のフランツとは、やっぱり雰囲気変わりますね。

ちゃぴ（愛希れいか）シシィにベタ惚れなのが、よ～くわかりました
結婚式での嬉しそうな顔といったら
多分可愛いだけの、お人形のように思ってたんでしょうね

初夜の翌日シシィの寝室に乗り込んだゾフィーに対して、フランツに泣きつくシシィ。
どちらにもイイ顔をしようとするフランツに「私を見殺しにするのね」と言われて「エエッ」な顔をするところとかね
そしてハンガリーで独立派を抑えて、ハンガリー民衆の心を掴むシシィに驚くフランツ

お互いに相手を見誤ったのよねマックスパパとゾフィーの見解がホント正解
それでも愛してはいるのよね～、難しいわ

フランツ似合ってたと思いますし、代役でこれだけ出来るのって、ほんと凄いと思います。
かなとくんファンの多くが、うたかたのルドルフを演ってほしいと思うのが良くわかります。
中の人は上品でおっとりした美人さん。まさにロイヤルとかノーブルって言葉がこれ以上ないくらい嵌る人ですものね。
なので、いずれ劇団はやらせるだろうな、って気はしてます。

ただ私的には、かなとくんのお芝居が大好きなので、色々な役に挑戦してほしいなと思ってますし、出来る人だと思ってます。
なので、フランツのような貴公子ど真ん中の役をすることによって、そのイメージが定着して、役の幅が狭くなるのがイヤなんです
将来もしトップになる日が来たとして、同じ様な役ばかりになるのを心配してるんです。
実際結構偏った演目が続くことってありますからね。劇団も、もうちょっと考えなさいよ！って思いますが

かなとくんは最初から、超路線だったわけじゃなくて、下級生の頃は新公でも、いろんな役を演ってます。
私は結果的にそれが、かなとくんにとって良かったと思ってます。
髭部好きなので、髭部センサーに引っかかったっていうのもありますけど

そういえばフランツかなとくん。
ほんと美しいわ～イケメンだわ～って思いつつ、なんか物足りない気がする…？
と思ってたのが、扉の場面でわかりました。“髭だ”髭があると落ち着く～
すみませんね、おかしな趣味で

そういえば、もう一つ、フランツって軍服何着持ってんのよ、ってくらいお着替えが多いですが、
だんだん歳を取っていく役なので、髭や鬘も変わっていきます。
１回だけ、もみあげを早く付けすぎた場面がありました次に出てきた時は付けてなかったので
そんな些細なミスはありましたが、みんな落ち着いてよくやれましたよね。
明日からの公演も頑張って下さい。応援してます

そして、みやちゃん（美弥るりか）早く元気になって戻ってきてね


長くなったので続く。…多分

雪組集合日

みやちゃん（美弥るりか）休演でパニックな一日でしたが、今日は雪組「ファントム」集合日でしたので、そちらから。

まず退団者は一人だけでした。
たわし（陽向 春輝）まだ新公学年の９９期なのに
雪組の９９期は減るのが早いな


そしてファントムのその他配役と、新公コンビが発表になってますこちら
新公コンビ発表は最近にしては、珍しく早いですね

あやなちゃん（綾凰華）は最後の新公で、もう１回来て欲しいと思ってたので良かったです
そしてヒロインは、ひまりちゃん（野々花ひまり）も２回目だったかな
二人ともおめでとう～お歌大変だと思うけど、頑張って


ファントム配役は、まぁカルロッタひめ（舞咲りん）が発表された以外は、特にめぼしいところは無いかな
ちさとちゃん（縣千）ですら、従者ってのがどんだけ役無いのよ

子エリックは、彩海せらくん。珍しいなぁ、男役が演るの、初めてよね？
無事にチケットゲット出来たら、注目したいな


さて、組長副組長人事は発表になりませんでしたね。
にわちゃん（奏乃はると）か、ひめ（舞咲りん）のどちらかが、あるいは二人とも、
卒業じゃないかとビクビクしてたんですが、ひとまず回避良かった～。

以前の記事で、新公やバウで主演やヒロイン演った人は、管理職は無いんじゃないかと私見を書きましたが、
ホントに私見です私が知らないだけかもですし（たかだかファン歴１０年ちょっとですし）
慣例は変わることもありますしね。
二人とも、雪組に必要な上級生だと思うので、是非残っていただきたいです

ひぃ～、みやちゃん休演でフランツかなとくん！？

なんか、みやちゃん喉の調子おかしいという話は聞いていたんですが、休演ですと

喉を潰して、声が出ないだけなら録音を使うはずなので、インフルとかかしら
インフルなら数日で戻って来れるので、ある意味そっちの方がいいかもしれないけど。
一日も早く元気で戻って来れますように、お祈りしています。

代役に、かなとくん(月城かなと)フランツ
代役稽古はしてるはずだけど、大変だわ
ビジュアルは問題ないけど、フランツの歌は音域広くて難しいから

ルキーニおだちん(風間柚乃)は出来る子だし、度胸もある子だから大丈夫だとは思うけど。
新公では省かれてる場面もあるから、やっぱり心配。

休演が長くなりそうなら、ルキーニありちゃん(暁千星)に更にチェンジもあり得るし。

今日の貸し切りに行くのを楽しみにしてたんだけど、心臓に悪い〜

かなとくん、おだちん、そして月組生頑張って

これ以上の事態にならないよう、願ってます。

へぇ～「オーシャンズ１１」（宙組公演ラインアップ）《追記あり》

カレンダーの掲載月が、そろそろ出るかなと思ってたんですが、こちらが先でしたか

来年の初舞台公演ですねこちら
修造さんの娘さんの初舞台だから、また話題になるんだろうなぁ。
話題になるのはイイんだけど、変なニワカのオバサンが増えるのは勘弁だわ～


「カサブランカ」なんて噂もありましたが、こっちで良かったんじゃないかしら。
ゆりかちゃん（真風涼帆）的には、どちらも似合うんだけど、
まどかちゃん（星風まどか）に、すみ花（野々すみ花）のイルザは、まだキツイし
キキちゃん（芹香斗亜）はじめとした組子的に、役が沢山あるのもいいしね

ってか、キキちゃんもしかして３回目
ゆりかちゃんにも、キキちゃんにもご縁のある作品だから選ばれたのかな。

星オーシャンズより、花オーシャンズの方が、脚本・演出的に良くなってたので、
イケコ氏が更にバージョンアップさせてくれると嬉しいです


ところで、みっちゃん（北翔海莉）の演ってたラスティーは、愛ちゃん（愛月ひかる）かしら？
アドリブ地獄再びだわね～ガンバレ～


《追記》
失礼しました。解説にキキちゃんラスティーって書いてありますね
ってことは、愛ちゃんベネ様？
確かに愛ちゃん、ここの所色の濃い役多くて上手いんだけど、ここはキキちゃんにベネ様を振ってほしかったなぁ

月組「エリザベート」で気になった人

割と前の方で観られたので、目に付いた人たち。

こありちゃん（菜々野あり）が美容師を演ってるのは知ってましたが。
他にも色々やってますねっていうか、みんなバイトが多くて早替わりが大変そう
初めの方で、シシィの弟役を演ってますが、可愛いそして小芝居が上手い
綱渡りの場面、お転婆なシシィに負けず劣らず、やんちゃ感をだしてて、この子ら兄弟だなぁと思いました

そんな、こありちゃんは２幕後半では、ウィーン土産のシシィのマグカップを取り上げられて泣いちゃう女の子。
そこまでは、ああなるほど、って感じだったんですが。
最後のルキーニがシシィを刺殺する場面の後ろで、親とはぐれて迷子になったらしい女の子をやっててビックリしました
衣装が同じなので、マグカップの女の子と同じ子とみていいんでしょうか？

あれ？お父さん、お母さんは？とキョロキョロしだして、泣き出した女の子に周りの大人が気付いて、
声を掛けたり、近くのお巡りさんに話したり、といったお芝居をしてる前で、事件が起きてるんです
以前のエリザも同じだったかはわかりません。イケコ氏の演出なのか、月組生が話し合ってしたことなのかも。
でもそのせいで、よりごく普通の日常に起きた犯罪、って感じはしますね。

再演の雪組エリザは何度も見ましたが、映像なので映ってないところもあるでしょうし、
他の組のはそんなに回数観てないですし、いつも２階からでオペラを使ってたでしょうから、気づけなかったのかも。

カフェのシーンにしろ、側近たちのお芝居にしろ、もの凄く細かいお芝居をしていて、
なんだか「エリザベート」という時代も国もかけ離れている上に、トート閣下や黒天使たちが出てきて、
ファンタジー要素もあるお芝居なのに、すごくリアルに感じられるのが、月組らしいお芝居ってことなのかな、と思いました。


そして今更ですが、黒天使たちがカッコエエ～
難しそうな振りを、サラッと踊ってるのがさすがです
中でも、あちくん（輝生かなで）のダンスが、やっぱりキレがあってカッコイイです
「ファントム」の従者たちも、これぐらいやりがいがあるとイイんですけどねぇ
あちくんと、かのんくん（彩音 星凪）はマダム・ヴォルフの場面で鳥さんやってますが、
二人とも綺麗そして踊りが色っぽくて素敵です


おだちん（風間柚乃）のルド。新公と関係あるかどうかはわかりませんが
最初の役替わりの時より、繊細になってますね。
最初の時は、もう少し大人で、理屈っぽい感じがしたんですが。
繊細になったことで、少し若めにそして世間知らずのお坊ちゃん感が増したと思います。
こっちの方が、正解でしょうね

おだちんの役替わりシュテファンは、髭似合い過ぎ
好きやわ～、髭似合う人

月組「エリザベート」ルキーニ

昨日のルキーニのアドリブは、ＺＯＺＯＴＯＷＮ前澤氏の月旅行ネタだったそうですね。
ルキーニ氏仕事、早ッ
いいネタがあって、良かったね～ちょいちょい短くて雑な時があるみたいなので

さて連休中に、娘と観劇しました。
観劇後、私はまっすぐ帰宅娘は殿堂の「エリザベート」展に寄って帰ってきました
エリザ展、賑わってるそうですね。私はまだ行ってないです行けるのかな～
年末までやってるみたいですが、もしかして展示替えとかもあるんでしょうか？

懐かしいお衣装やら小道具やらが楽しかったみたいですが、
中に超マニアックな、だいもん（望海風斗）ルキーニの髭なんていうものもあったそうで
何年か後の「エリザ展」に、かなとくん（月城かなと）ルキーニの“髭”、が展示してあるのを想像してしまいました


２階のＢ席とかだとオペラを使うので一度ルキーニを見てしまうと、
オペラを引きはがせないのですが（ザッツ開き直りっ）
でも今回は上手端だけど、１階の割と前方席だったので、少しは（あくまでも少しは）周りを見ることができました

複数回観る時って、どういうわけか似たような席に偏ることがあるんですが（あるあるじゃないですかね？）
今の月エリザでは、１階２階によらず下手ばかりに偏ってまして、ルキーニのお芝居は結構下手側が多いので、
いいといえばいいんですけど（どっちやねん）上手側からも観たいな、と思ってたので良かったです。
ちなみにセンターは１回だけ

おかげで１幕初っ端のルキーニをじっくり見られました
狂言回しとしてのルキーニ、ホントに忙しいですね。
お稽古初めの頃、ルキーニの役作りより、役割の方をイケコ氏が優先させるのが違和感あったと、かなとくんも話してましたが。
なんか昔よりやること増えてませんかね？、気のせいかな？前のエリザと見比べたくなりました

バートイシュルの場面は楽しくて大好きです
ゾフィーと会う場面、端の方でルキーニと、ちゃぴ（愛希れいか）シシィが小芝居してるのが、いつも楽しいです。
同期の楽しい場面、ってここくらいですからね。
“暑い～”とルキーニにアピって、小汚いスナフキン帽子であおいでもらったり
ママにパパはどこに行ったか知らない？って聞かれたシシィが首を振ったのに対して、
旦那、さっきこっそり、向こうに行ったって言わなくていいのかい？って感じのルキーニに
「シィ～ッ」黙っててよ！て感じの、パパっ子シシィが超可愛いです

オレンジが転がったのを、こっそり？取りに行って帰るシシィから、オレンジをポンッと渡された後、
何も無かったかのような顔をして、直立するマックスパパまゆぽん（輝月ゆうま）が可笑しい
その後はけるまで、オレンジを鷲掴みにして持ったままなのが妙にツボでした

今回のマックスパパは若いですね～。そしてイケメン現役感バリバリ
家庭教師との小芝居が、意味深なのは、意図的にやってるんでしょうね


前半に何度か、ルキーニが舞台の真ん中で、一人で立ってるとこがあるんですが。
（１幕２幕とも、最初に一人で銀橋でお芝居なのも、勿論すごいんですけど。）
考えたらもの凄いことだなと、ちょっと胸アツに
あの広い大劇場、２５００人以上の客の視線を真っ正面から受け止めて、舞台を埋められるようになったのかと。
本人は“必死過ぎて記憶が無”かったりするんでしょうか？
それとも少しは余裕が出てきたんでしょうか？
改めてルキーニという役に、贔屓が出会えたことに感謝してしまいました


上手端のお席だったので、ミルクの場面もじっくり見れました

ミルクを売りに来る時、ルキーニいつもやる気の無さそうというか、イヤイヤ感がありますね
それで「もう無いの？」って言われて、「在庫がないんだ！」と突然ぶち切れて激しく言うのが好き
その後の「無いものは無いんだ」が、今度は妙に静かで落ち着いてるのに、いつキレるかわからない不気味さと、
氷のような冷たさをはらんでるのが、たまらないです
あとの騒ぎをバカにしたように、関係なさそうに眺めてたのに、閣下の声に反応して嬉しそうな顔をするところも
ルキーニ、閣下のこと好き過ぎやわ