水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

花組「冬霞の巴里」

2022-03-26 | 花組

ひとこくん(永久輝せあ)の初東上公演「冬霞の巴里」を観て来ました。

オクターヴとアンブル姉弟の復讐劇、の情報だけで観に行ったので、まだ頭の中が整理できてないです

 

最初に浮かんだ感想は「そう言えばこれ、元はギリシャ悲劇って言ってたわ」でした。

2000年以上昔の人がこういうお話の設定を考え付くっていうのが、凄いというか怖いというか人間の変わらなさというか

とはいえオイディプス王ほどのエグい設定ではないんですけど

後味スッキリ、というわけにはいかないドロドロさでした

 

このお芝居の主題は、「人にはいくつもの顔がある」ってことでしょうか

良くも悪くも「え、こんな人だったの?」っていう一面を見せられることはザラにありますものね

 

世界観に合わせて舞台のセットは凄く凝っていましたし、お衣装もよく考えて作られていると思います。

下町の人たちのお衣装はレ・ミゼラブルっぽいというか、かなり汚されてました

お化粧もそれに合わせてか、かなり濃くて、ちょっと誰かわからないくらいで

 

上流階級の人たちはすごくお洒落で綺麗だったので、対比が強調されてました。

そういう意味では社会背景に「憂国のモリアーティ」と共通するものがあるんだろうなと思いました。

ネタバレ全開ですお気を付け下さいね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとわかりにくくなってるのは、主な登場人物の年齢設定に少し無理があるから、な気がします。

宝塚では子役も大人が演りますしね(凄く可愛くて上手でしたけど

 

父親が殺された時、オクターヴは何歳で、アンブルは何歳だったんでしょう

アンブルは起きたことすべてを理解していたようですが、幼いオクターヴはどれだけ理解していたんでしょう。

女の子の方が精神年齢高いことが多いですが

もう一人の姉の死もオクターヴには隠されていたようですし。

 

それから19年後にパリに戻って来た時の年齢は?オクターヴ26歳くらいとするとアンブル30歳くらい?

姉に見えなくはないですが、ちょっと苦しいかな~

 

それにやっぱり一番わからないのが、そのアンブルなんですよね。

アンブル姉妹は母親の連れ子です。オクターヴとは母親も違うので血のつながりが無い。

そんな中、優しかった義理の父を殺されたからといって、実母を親の仇として憎み続けて殺そうとすることが出来るんでしょうか?

姉の死の原因が義父にあったことを知らなかったのかもしれませんが

実母と叔父が結託して義父を殺し、その後再婚したのが許せなかったんでしょうか?

汚らわしいと思ったかもしれませんね。若いほど潔癖なことが多いですから

 

二人は寄宿学校に行ってますが、男女別の学校ですよね、普通。

休暇の時も行きっきりで家に帰らなかったんでしょうか?親戚の家とか、友人の家とかに滞在したりして?

そうして二人で連絡を取り合って、殺意を育み続けるのは並大抵じゃないでしょう

子どもだけでそこまで出来るのかな、と思ってしまいます

 

それに人は簡単に死にますがそれでも人殺しはそう簡単に出来る事ではないと思うんです。

実の親でもありますし、殺すよりも怖くて近寄らないようにする人の方が多いんじゃないですかね。

それにオクターヴに憎悪と殺意を植え付けて洗脳した?のは、私にはアンブルのように見えたんですが

 

オクターヴがアンブルと血のつながりが無い、と知るのはパリに戻ってから。

ラストシーンでアンブルはオクターヴの姉でいたい、と言うんです。

それでいいの?という問いに、姉ならずっとそばにいられるから、と

いつ頃からかはわかりませんが、アンブルはオクターヴを愛していたようです。

でも男女関係になってもし壊れたら、別れて他人になってしまう、というのが耐えられないと思ったんでしょうか

それほどオクターヴを愛していたというべきか、執着しているというべきか

 

オクターヴも直接手を下した父の仇とはいえ人を殺しているので、その罪深さを抱えながら生きていかなければならない。

それで姉に寄り添って生きていく決意をしたんでしょうか。

義母や叔父がそうであったように

 

 

もう1回見たら、もう少し頭の中が整理されるかもしれません

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花組「巡礼の年」主な配役決定

2022-03-26 | 花組

花組リストの主な配役とポスター画像がupされてますが

またややこしいことを主な配役はこちら

 

リストかれーくん(柚香光)、マリーまどかちゃん(星風まどか)は当然として。

マイティ(水美舞斗)ショパンも、微妙にイメージじゃないけど、まぁいいとして

ひとこくん(永久輝せあ)ジョルジュ・サンドって何~

ちょっと久しぶり、くらいの驚きだわ

何よりまた、女役っていうのがね~

別箱だけど、ナイワでも女役でしたよね。男役として引き出しと経験値を上げていかなければならない時に女役を振るんだ

 

ジョルジュ・サンドは恋多きフランスの女性作家で、リストともショパンとも関係があっただけでなく、

「男装で」社交界に出入りしてたっていうのがね~それを、ひとこくんが演るのか~

ポスターにも男装のジョルジュ・サンドで載ってます

 

ポスターは素敵ですけどね。

生田くん、頑張ってね

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月組ギャツビー先行画像、主な配役発表

2022-03-24 | 月組

ちょっ、こっちが先ですか???ブエノスアイレスの配役は~・・・明日出たりして

 

ロマ劇の次の大劇場公演「グレート・ギャツビー」の主な配役が発表されました。

こう来たか~、って感じですね

まぁ初演も再演も2番手の役はニックだったはずなので、ちなつちゃん(鳳月杏)のファンは面白くないかもしれません。

ただ、ニックはギャツビーの友人で出番も多いけど、しどころの無い役って言われてますし

トムの方が恋敵なので存在感はあると思います。

それに演出小池先生なので、比重の調整をして、ちゃんと二番手ちなつちゃんの顔を立ててくれるだろうと思います

 

 

実はギャツビーをちゃんと見たことないのに、なんでザックリとでもストーリーを知ってるのかなと思ってたんですけど、

多分スカステで、うめちゃん(陽月華)の「たからぶ」っていう番組を見たからだと思います

ストーリー、人間関係、見どころなどをわかりやすく伝えてくれる番組で、初演と再演の配役とかも教えてくれてました

うめちゃんの視点も面白くて、いい番組でしたよね

 

 

で、その友人のニックを、おだちん(風間柚乃)。まぁ余裕では

大劇場公演で波線上ですし、おだちんを上げていくんだろうなと思います。

 

 

そして先行画像も出てます

Neptune以上に、誰?感ありますけどふつうにイケメンです

小池先生がポスターを外すのはあんまり見たこと無いですけど

素敵なポスターをよろしくお願いしますね

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月組「グレート・ギャツビー」出演者決定

2022-03-15 | 月組

今日の公式はなんだか細かいお知らせが多かったですが

昨日延期されていた108期の卒業式が行われ、そして今日、晴れて入団式が行われたんですね。おめでとうございます

108期は入学当初からコロナ禍にみまわれ、延期、休校、不自由な授業と、大変な思いをしてたどり着いた夢の舞台。

これからも決して楽ではない道だと思いますが、同期で団結して道を切り開いて行ってほしいです

 

そして今日、次回月組大劇場公演「グレート・ギャツビー」の出演者が発表されましたこちら

組子のほかに専科から、じゅんこさん(英真なおき)、まゆぽん(輝月ゆうま)が出演されます

 

じゅんこさんは雪組CITY HUNTERのお稽古中に降板されてから、消息が一向に聞こえてこないので心配してました

無事に元気になられたようで良かったです

 

そして、まゆぽんは専科に異動になってから、初めての月組公演ですね、お帰りなさい

専科異動後最初の舞台は大体元いた組になることが多いのに、いきなり他組の別箱、

しかも同期が誰もいない公演で、さぞ緊張しただろうと思います。

久しぶりの月組、変わったところもあるでしょうが、初舞台から育った組、のびのび過ごしてほしいなと思います

専科生としての経験をへて成長した、まゆぽんの姿を楽しみにしていますよ

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まこっちゃんでモン・クリ!?(星組公演ラインアップ)

2022-03-14 | 星組

秋の星組別箱公演ラインアップが発表されました。

まずトップコンビは全国ツアーで「モンテ・クリスト伯/Gran Cantante!!」こちら

お芝居の演出は石田っちで、2013年宙組で上演された作品の再演になります。

ショーは大介先生で、次の大劇場のショーを持っていくわけですね。

 

また予想外のところから来ましたね~全ツと言えば柴田先生、それか時々ハリー(正塚晴彦)っていうのが続いていたので

石田っちで全国ツアーも今までに無かったわけじゃないですけど、モン・クリとは

あれ、再演するほどの作品でしたっけ?

いや原作は素晴らしいですよ、何しろ天下の大デュマ様ですもの、面白くないわけがない

ドラマチックで役も結構あるし、石田作品の中では好きな方です。

 

ただね、狂言回しに現代の演劇部員、しかもワラワラ!っていうのはやめてくれませんかね!

話がぶった切られて現実に引き戻されてしまって、メチャクチャ興醒めするのよ

全ツで出演者も減ることだし、是非お願いしたいです。

それが無ければ配役を考えるのは楽しそうだな、と思うんですよね~

 

 

そして反対側は極美くん(極美慎)のバウで「ベアタ・ベアトリクス」こちら

来ましたね~極美くんバウ初主演おめでとう

そして演出は熊倉飛鳥先生のデビュー作。

ここの所次々と女性演出家のデビューが続いていて、しかも結果が出ているので楽しみです。期待してますよ、頑張ってください

  ※熊倉先生は男性だそうですね 失礼しました

 

画家ものっていうと去年の「夢千鳥」、ダ・ヴィンチは画家の範疇には収まり切れない人ですが、

同じ宙組の「異人たちのルネサンス」も一応そうですね。

あと思い出せるのははイケコ氏の「タンゴ・アルゼンチーノ」、同じく花組の「ミケランジェロ」かな(だいぶ昔

 

しかもラファエル前派でくるとは

神話とか寓話、文学作品を題材に、幻想的で装飾的、印象的な作品群を残していて大好きなグループです

とはいえ、描いていた画家についてはほとんど知らないので、どんなドラマを描きだしてくれるのか、今から楽しみです

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ゴッホ展

2022-03-13 | 鈴木拡樹

ゴッホ展に行って来ました

 

せっかくなので熱田神宮にお参りして草薙館に寄って来ました。

お天気も良くて暖かくて、神域の森は広大で、森林浴に行ったみたいにリフレッシュ出来ました

太郎太刀次郎太刀は、実際に目の前に立つとその大きさにホントに驚かされます

一体何人がかりで鍛刀したんだか

 

 

人混みが苦手なので、コロナの前から美術館に行くことが昔に比べて減ってました。

入場制限はしてましたが、結構な人出で

日本人てみんなゴッホが好きなんですね(私も別に嫌いじゃないですけど

印象派はバカみたいにみんな大好きなようですがゴッホも同じくらい日本人に人気あるんでしょうかね

 

久しぶりにゴッホの絵を集中的に見て、説明文まで割とじっくり読んだので、

今まで気が付かなかったことに気が付きました

ゴッホってこんなにデッサン上手かったんだって思いました(超今さら

画家になる決心をしてから3年くらい、来る日も来る日もひたすらデッサンに励んでたみたいで

そんなに真面目にやってたとは

まあ前衛的で一般人にはよくわからないような絵を描く画家が、

並外れてデッサン力とか基礎的な画力があることが多いんだなとは薄々思ってましたけど

 

ゴッホの絵では黄色と紺色の使い方が好きなんだなと再認識出来ました

つまり夜の絵ですね。今回はあまりありませんでしたが、夜のカフェとか、星月夜とかがタッチも含めて好き。

特に星月夜は坂田靖子さんの、確か同名短編漫画があったと思うんですけど、そのイメージそのもので。

もしかして影響があったのかな?

坂田さんのファンタジー漫画大好きなんですよね。シュールだけどとぼけた感じが

 

話を戻すと今回初めて音声ガイドというものを借りました。

何故ならガイドの音声が拡樹くんだったから(分かりやすいな!

 

いやぁ、なかなかに暴力的なガイドでしたわ

“推し”に耳元で話される感覚って体験したことが無かったもので

色んな方が音声ガイドをされてるのは知ってましたけど、他の方もあんな感じなのかな?

声優さんや俳優さん、女優さんとかが多い印象ですけど。

 

拡樹くんの場合は説明する部分は普通に拡樹くんでしたけど(それだけでも十分ハクハクしましたけど

絵の話になると完全にフィンセントになりきってるんだもの

前にゴッホを演じた時の円盤を見たことがあったので、実際の絵を前にして耳元でフィンセントが熱く語りかけてくると、

生で観たわけではないのに、臨場感みたいな感覚が蘇ってくる感じで、すごいビビりました

絵を見ながら泣くんじゃないかと思いましたよ

 

ちょっと不思議な体験でした

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かなとくんと再演物

2022-03-09 | 月城かなと

色々な意味で不安な状況、そして世界ですが、こんな時こそ宝塚(いつもだろ、は無しで

 

関西住なので東京に行ってしまうと、心はもう次の公演に行ってしまいます

舞浜はどの程度ストーリー性が強いのかはわかりませんが、一応コンサート。

そしてその次の大劇場公演「グレート・ギャツビー」まで発表になっています。

 

ギャツビーの初演は杜けあきさんの雪組で、大劇場二本立ての公演でした。

再演は月組の別箱で、あさこさん(瀬奈じゅん)主演。

今回が3回目になりますが、大劇場一本物になります。

前回の月組は初演よりは長くなっていたんだろうと思います(見てないですけど

 

それからギャツビーは、5年前に井上芳雄さん主演でも上演しているんですが、音楽が一新されていて、海外の作曲家でした。

今回はどうなるんでしょうね

名曲「朝日の昇る前に」はそのままに、と解説文にあるということは他はリチャード・オベラッカーの曲を使うということなんでしょうか???

ちょっとドキドキします

 

宝塚のトップスターでいられる時間は限られているので、ファンとしては新作で代表作となるような作品に当たってほしいな、とは思います

あるいは海外μの日本初演とか。

巡り合わせなので、なかなか難しいですけどね

原作の無い完全オリジナルの新作で、名作にあたるのは更に難しいです

 

全国ツアーや博多座、御園座はほぼ再演物なので、いずれまた来るだろうと思います。

再演物の定番と言えば、柴田先生の作品。れい海(月城かなと、海乃美月)でもすでに「川霧の橋」をやってます。

そこにハリー(正塚晴彦)の作品がちょいちょい混ざる感じですかね

 

かなとくんはハリーとは何かとご縁があるので、1回くらい回って来そうな気がしています。

お友だちにビデオを借りて初めて宝塚を見たという「Romance de Paris」とかありそうなんですが、

ヒロインがお姫様というところが今のロマ劇に被ってしまうのと、

「ローマの休日」のオマージュのような場面があるところも似てるので無いかなと思います

もっとも劇団は、みりおちゃん(明日海りお)で「Ernest in Love」と「ME AND MY GIRL」を立て続けに上演したりしたのでわかりませんが

 

娘に「カナリア」は?と言われました超面白くて大好きな作品ですが、全ツ向きでは無いんですよね。

同じく全ツ向きではありませんが、れい海で再演するなら斎藤先生の「カラマーゾフの兄弟」をやってほしいかな

似合うと思います。ドラマチックで曲が素敵なんですよねグルーシェニカの歌は大変ですけど

 

「マジシャンの憂鬱」も大好きな作品ですが、おだちん(風間柚乃)が大好きな作品(あさこさんに堕ちた)らしいのでやらないかも

それにマジ鬱なら、パッショネイトな殿下をやってほしいので

 

っていうところでハリー作品なら、「銀の狼」なんてどうでしょうね~初演は、かなめさん(涼風真世)の月組ですし。

滅茶苦茶暗くてサスペンスフルな作品で、結末に納得できるまで何年もかかりましたが大好きな作品です。

れい海に似合うと思うな~妄想配役したくなるわ

 

 

 

まあでも、やっぱり新作これからどんな作品に巡り合えるのかわかりませんけど。

かなとくんで刀剣乱舞やりましょうよ~、三日月宗近絶対似合うから

それか「陰陽師」の安倍晴明。

「エロイカより愛をこめて」の少佐。ホントは、ありちゃん(暁千星)にエロイカをやってほしかったのに

 

妄想が拡がって止まらなくなるわ

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星組集合日

2022-03-07 | 星組

今日は星組集合日でしたか

退団者は、みっきー(天寿光希)、はるこちゃん(音波みのり)、りらちゃん(華雪りら)の3人。

上級生になると集合日の度にドキドキするのですが、そうですか、次なんですね

 

みっきーはもしかして管理職になって残ってくれるのかしら、と思ってたんですけどね~

 

そして、はるこちゃん。いつまでも若々しく綺麗、学年不詳でヒロインも似合ってしまうのに難しい女役もこなしてしまうという、

いそうでいない貴重な娘役さん。ずっといてくれるような気がしていたんですが

返す返すもジェントル・ライアーに出演できなかったのが残念でなりません。

みっきーと同期で頑張ってたんですけどね話し合ったかどうかはわかりませんけど

 

 

そして、みっきーのミュージック・パフォーマンスが宝塚ホテルで6月に開催されますこちら

「ten∞ten TIME」演出指田珠子先生。

出演は、みっきーのほか、くらっち(有沙瞳)、まっきー(夕陽真輝)、かのんくん(天飛華音)、綾音美蘭ちゃん。

 

 

退団者の皆様とファンの皆様にとって、幸せな日々となりますように願っています。

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’22年4月のスカステラインアップ

2022-03-03 | スカステ

遅くなりましたが4月のスカステラインアップを。

 

まず舞台作品は星組の「ロミオとジュリエット」東京楽。

またそれに合わせて、Totteoki 20 で過去のロミジュリ役替わりと新公含め一挙放送

凄いな、大盤振る舞い

 

おだちん(風間柚乃)のバウ初主演公演「LOVE AND ALL THAT JAZZ」の放送もあります。

 

星組公演に合わせて、大介先生の過去作品の特集もあります。

っていうか、大介先生今年は春と秋に大劇場のショー作品があるんですね

大丈夫かな?働きすぎじゃない?気を付けてくださいね~

 

日程が延期された108期の文化祭の放送もあります

 

Totteoki 20ではロミジュリ特集のほか、節目の年に開催される記念式典や、祭典の特集も。

NHK様のHDセレクションは1999年の作品。

星組「わが愛は山の彼方に」「グレート・センチュリー」

花組「タンゴ・アルゼンチーノ」「レビュー’99」

海外μは月組の「THE SCARLET PIMPERNEL

 

オリジナル番組では咲ちゃん(彩風咲奈)の「LOCK ON!-スター徹底検証-」の放送があります。

誰が出演するか楽しみですね

雪組公演に合わせて「プレ・ステージ!!~歴史のトビラをたたく~」の放送もあります。

 

「スカイ・ステージ・トーク Dream Time」は月組で、ゲストは、かなとくん(月城かなと)

やっと来た~

間が悪いのか何なのかこの類の番組と全然ご縁が無くて

スカステカレッジも出られませんでしたし

ニュースのコーナーで人気だったキャトルレーヴでのクイズとかも、結局出れませんでしたからね~

 

開局20周年記念の「ほっとなふたり、とっておきのひととき。」も出れなかったという

今月ミニスペシャルを放送してくれてるの、ホントに有難いです早速見ましたが楽しかった~

質問コーナーもよく考えられてて面白かったですし、まさかセーラームーンクイズをやるとは

最後の問題に、ニヤッとしました。上手く繋げましたね~

 

 

宙組は組本が出るんですね、メイキング番組の放送があります。

 

「MUSICA×MUSIK Collection」は宝塚オリジナルの曲を取り上げる、新シリーズが始まります。テーマは華麗なるヨーロッパ。

 

「タカラヅカ花の指定席」’84年~’95年まで、関西テレビで放送されてた番組の放送が始まります

昔、東京のヅカオタの友人に録画を頼まれたことがありますその時はまさか自分がヅカオタになるとは、欠片も思いませんでした

ショー作品中心の放送で、第1回は雪組の「フル・ビート」と、’84年を振り返るコーナーがあります。

これ、お芝居の放送もあったんじゃないんですかね?放送予定は無いのかしら

 

「タカラヅカニュース コーナーアソート」は、ずんちゃん(桜木みなと)。

 

「タカラ's 歌」は、いしだっち(石田昌也)特集。「壬生義士伝」の石を割って咲く桜とかかしら。

ショーだと「ファンキー・サンシャイン」「ミレニアム・チャレンジャー」辺りかな

 

OG出演の公演になりますが、みりおちゃん(明日海りお)の「ポーの一族」御園座千秋楽の放送があります

 

「すみれの花が育つ学舎~宝塚音楽学校」は最終回で出演は、ゆりかちん(真風涼帆)。

 

「TAKARAZUKAこだわりSELECTION」のテーマは仮面。

仮面と言えば、スカピン、ロミジュリですが、映像出せますかね~?

でも仮面舞踏会は他の作品にも結構出て来たような

景子先生のロミジュリ’99はOKでしょうし

「カルネヴァーレ睡夢」にも仮面舞踏会がありましたね。

何が取り上げられるか楽しみにしています

 

以上、来月のスカステラインアップでした。

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宙組「NEVER SAY GOODBYE」

2022-03-01 | 宙組

偶然ですが、宙組の初日を観て来ました。

はじめに予定していた公演が中止になり、宙組ファンの方には申し訳ないですが

正直明るい話の方が好きなので、迷いましたが行って良かったです

 

星組の「王家に捧ぐ歌」といい、宙組の「NEVER SAY GOODBYE」といい、今この時にこの作品が上演されることは、

偶然ではなく必然なのではと思えました

舞台も客席も熱かったです。B席に学生の団体さんが入ってましたが、熱い気持ちが届いているといいなと思います。

ネタバレ少しあります。

 

 

 

 

 

 

 

10年以上前にスカステで一度見たきりなので、色々と忘れていたり記憶違いがあったり

なので演出やセリフとかの変更があったかどうかはわかりません。キキちゃん(芹香斗亜)の歌が増えてたらしいですが。

まあ前回は、タニちゃん(大和悠河)でしたからね

 

映像と生ではやっぱり違うなと思いました。

歌にしろお芝居にしろ、舞台から届く熱さ、圧、そして受け取る情報量が違いました。

こちらの集中力も違いますしあれ?こんな話だったっけ、って思ったり

 

驚いたのは、ずんちゃん(桜木みなと)のアギラール。ナチス寄りの人間だと思ってたんですよ、全然逆じゃん

っていうか、対立の構図が単純じゃなかったんですね

ナチスドイツが支援するフランコ将軍側と、ソ連が支援する側、そしてどちらにも属さない人たち。

あの当時社会主義のソ連は一部の人には理想国家に見えていたんでしょうね、戦後の日本に北朝鮮がユートピアに見えていたように

でも、右も左も結局はやってることは同じなんだなと、寒気がしました。

 

ただ、組織されていないばらばらの民兵では勝ち目が無い、というアギラールの言葉は悔しいけど正しくて、

最終的にはスペイン内戦は、ファシズム体制側の勝利に終わるわけですね

 

この作品は、たかはな(和央ようか、花總まり)コンビの退団公演でした。

今改めて観ても、とことん二人のための作品だなという印象を受けました

役が少ないのが難点で、もえこ(瑠風輝)や、こってぃ(鷹翔千空)でも群衆芝居の中の一人

劇中のナンバーとかで中心にいたので、目立たせて貰ってはいましたが

それでもいい作品だなとは思います。

 

そしてコーラスの宙組の本領をいかんなく発揮してました素晴らしかったです

ただ、あおいさん(美風舞良)は花組に異動されましたし、上級生の歌うま娘役が次々卒業されて、

大丈夫なの?という心配はあります。

これから宙組伝統のコーラスを引っ張って行くのは、ラ・パッショナリアという役名の女役をやってた、あーちゃん(留依蒔世)になるのかな?

凄い存在感で迫力のある女性でしたこの役、初演は、たっちん(和音美桜)だったんですね、納得

さよちゃん(小春乃さよ)や、りつくん(若翔りつ)も頑張ってくれるでしょう。

 

10年以上前に1回見ただけだったので、いい具合に、たかはなコンビのイメージが抜けて、まかじゅん(真風涼帆、潤花)コンビに違和感が無かったのも良かったです

楽曲ワイルドホーン氏だし、このコンビでやるにはどうかなと思いましたけど

私の歌のハードルが低いせいかもしれませんが二人ともよく歌えてたと思いますよ。

 

たかこさんのようなスタイリッシュさはないかもしれないけれど、ゆりかちんは骨太な男らしい役似合いますね

 

そしてお花様は典型的な姫役者で、高貴なお姫様やお嬢様が似合う人なので、世間知らずのお嬢さん感が強かったですが、

潤花ちゃんは、もう少し気が強くて、もがきながらも自分の意志で向かっていく女性という感じがしました。

 

意外と?このコンビに合ってる作品だなと思いました。

最後のデュエットダンス、銀橋での終わり方が素敵でした~あれ、息が合って無いと、結構難しいんじゃないでしょうか。

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