かなとくん、誕生日おめでとうございます
タカラジェンヌとして最後の誕生日、楽しい一日になりますように
今年は大変な一年になりました。
心労も多かったと思いますが、舞台の幕を上げることに尽くしてくれて有難う
かなとくんと月組生が織り上げた舞台はどれも素晴らしかったです
色々な、かなとくんを観ることができて幸せな一年でした。
これからの一年があなたにとって実り多き年になりますように。
卒業の日まで全力で駆け抜けて下さい。
全力で応援しています
かなとくん、誕生日おめでとうございます
タカラジェンヌとして最後の誕生日、楽しい一日になりますように
今年は大変な一年になりました。
心労も多かったと思いますが、舞台の幕を上げることに尽くしてくれて有難う
かなとくんと月組生が織り上げた舞台はどれも素晴らしかったです
色々な、かなとくんを観ることができて幸せな一年でした。
これからの一年があなたにとって実り多き年になりますように。
卒業の日まで全力で駆け抜けて下さい。
全力で応援しています
雪組の咲ちゃん(彩風咲奈)が来年の「ベルサイユのばら」フェルゼン編で退団することが発表されました。
大劇場楽の翌日に発表が無かったので、もしかして続投かなと思ったんですけどね
最近の雪組には珍しく同時退団では無いようです。
あやちゃん(夢白あや)は4作目からですし、それもアリですね。同時退団がデフォではありませんから。
来年は3人のトップが宝塚を去るわけですね。
コロナ禍に就任して、ゴシップ誌に粘着されて、大変なことに巻き込まれて。
それも運命かもしれませんが、応援する方としては悔しいし悲しいです
どの組の公演も無事に行われますように、願っています。
ところで昨日の花組退団者の記事ですが、既出のトップコンビのほか退団者は4名でした。
トップ退団公演としては少ない方ですよね。(昔はトップ含め10人までだったのが、今は8人までになってたと思います。)
それを「またも退団」と書いたメディアがあったようで
トップとトップ娘役はファンのためでもあると思いますが半年前とかに卒業が発表されるのが普通です。
その他の生徒の卒業は学年にかかわらず集合日付けに発表。それを「またも」とは
6、7人発表された時は「大量退団」て書いてるメディアもあったりしますね
いや宝塚は毎公演卒業する人がいますよ。退団者ゼロの時にむしろ話題になるくらいです
別箱で退団される人もいますし、数の多少は全く問題ではないのにね。
エンタメ中心のニュースサイトがそれを知らなかった?んですかね。
さすがに恥ずかしいのではエンタメニュースで他と差別化をはかってる、つもりなんですよね?
ちょっと調べればわかることなのに、昨日入った新人が書いたんですか?
それでも一応上司のチェックはあるはずですよね。その上司も知らなかったってことですか
ホンっと、日本のメディアのいい加減さときたら
興味も関心も無く、調べる気も無いのなら、首を突っ込まないでくれませんかね、迷惑ですから!
今日は花組集合日だったようですね。
ということで退団者の発表がありましたこちら
舞月ちゃん(舞月なぎさ)卒業ですか
副組長就任もありかなと思ってたんですが、卒業が決まってたんでしょうか。
94期は、びっく(羽立光来)だけになりますね。
ほってぃ(帆純まひろ)も卒業する時には研12なんですね早いなぁ
顔もいいけどお芝居上手い人なのでちょっと残念。上級生の男役さんが減りますね。
公演が毎日無事に行われますように。最後に大階段を降りてご挨拶できますように。
退団者とファンの皆様が幸せに駆け抜けられますように、願っています。
そんな中、大階段を降りてご挨拶することも出来ず、去って行った生徒さんのことを考えると
気の毒でなりません
花宮沙羅ちゃんはニュース内でさよならインタビューがあって、それはそれでショックだったんですけど。
卒業後の予定が決まっていたら、いつ公演が再開できるか不透明な今、卒業を延期することは出来なかったんでしょうね
そして今日のニュースで、宙組スカイナビゲーターズ交代の告知がありました。
きよちゃん(優希しおん)の退団の日付が12/24になってますが、インタビューとか無かったですよね
悲しいです。なんでこんなことに
宙組の上級生が一方的に悪く言われるのが、見ててつらいです。
おかしな切り取り方、悪意のある書き方、どこまで真実か分からない、
いつの時代、どの組の誰の話か分からないようなのまで、名前を出された人たちのせいになってたりするのが酷すぎませんか。
書いてる人のほとんどは顔も名前も出さず、安全な場所から正義のミカタぶってて、
リークした人間は匿名でろくに裏も取らず真偽も不明、それで「報道の自由」とか言われても
ゴシップ誌を買ったり読んだりする人がいる限り無くならないんでしょうけど、滅べばいいのにと思ってます。
ウチのPCはトップ画面がヤフーかライブドアニュースなんですけど、
宝塚関連のニュースと記事に一切触れないようにしてたら出なくなりました出てもせいぜい1~2時間で消えます
必要な情報は公式と信頼できる数人のブロガーさんの記事、フォローしてる人のtweet、NHKのローカルニュースで十分なので。
労基署に怒られましたか?
「何ボーっとしてたの?現行のスケジュールのまま公演続行とかダメに決まってるでしょ」とかって。
お正月は遠征してくる人も多いのに、交通費宿泊費もあるのに気の毒すぎです。
この一件が始まったのは9月末。
調査報告書を公表したのは11/14でしたが、同時にスケジュール等の改善を公表してましたよね?
ということはそれより前に、超過密なスケジュールに原因があったことを知ってたってことですよね?
ならなんで少なくともその時、来年のスケジュールの大幅変更を予定してます、ってアナウンスしなかったの?
いろいろ甘いよね
今の劇団にピッタリな言葉は
「行き当たりばったり」ですね。
まあ経営側のポンコツぶりは前々から感じてましたけど。
昔の阪神(タイガース)を思い出すわ。「球団がアホやから、野球やめるんや!」ってブチ切れて辞めて行った投手いたなぁ
ファンだけでなく、生徒やスタッフに見捨てられないように気を付けてね。
そもそもゴシップ誌にぽろぽろリークする人がいるのは、その人の浅はかさもありますが、
まず一番に劇団が信用されてないってことでしょう。
前にもやんわり書いたことありますけど、東宝から人を招いたらどうですか?
お断りされるかもしれませんが
今の体制が劇団経営に向いているとは思えませんね。
「生徒に甘えてた」って言葉が会見に出てましたが、生徒だけでなく現場の人たち、そしてファンにも甘え過ぎでは?
首を入れ替えるだけじゃなくて、経営側の体制そのものを変えて風通しを良くしないと変われないのでは。
2回目の今年は座長の一人に、かいちゃん(七海ひろき)、拡樹くんがナビゲーターで出演だったので、
なんて私得なイベントなのというわけで配信でしたが見ました
初めましての人もいましたが、よく知ってるって人がいつの間にか増えてましたね
すっごい楽しかったです
去年は武道館でやる1回限りの演劇バトル、って何???って感じでスルーしてしまったんですが
まあ発想がスゴイです
1チーム5人、制限時間20分、セット小道具は役者が持ち運べる物、衣装替えは無しという条件。
演出家もテーマもくじ引き、メンバーは野球のドラフト会議みたいに座長が指名していき、
被ったら抽選でその様子も配信するというのが凄いですよね。徹底してエンターテイメントにしている。
審査員は主要少年漫画誌の編集長が勢ぞろいそれにステージナタリー編集長と、あっきーさん(中川晃教)、司会は山寺宏一さん。
審査員の評価に会場と配信の投票でグランプリが決まります。
演劇をランク付けして評価するのは抵抗ありますが、プロデューサー兼座長の一人まっきー(荒牧慶彦)や拡樹くんも言ってましたが、
今の状況や流行り、評価する人たちがその時何を求めているかといったことで決まると思うので、優劣というわけではないと。
ホントに5チームのお芝居のテイストも内容も見事にバラバラでどのチームに投票するか真面目に悩みました。
出演者は2.5次元舞台で活躍してる人が中心で、観客も若い女性が多かったと思います。
まあ2.5に限らずどのジャンルでも男性客は少ないですけど
でも今回は原作無しのオリジナル5作品。会場は武道館であまり演劇向きとは言えないかもしれませんが
センターステージでその周り360度客席という、演劇ファンでも経験はそんなにないかもという場所で。
内容も演出の仕方もバラエティーに富んでいて、大きなセットや凝ったお衣装が無くても、
様々な表現が出来る演劇の面白さ楽しさ可能性に、気づいてくれた人が沢山いたのではと思います
《追記》
最近Ⅹ(旧Twitter)で「演劇を観に来る若い人がいない」という演劇関係者らしい人の嘆きを見かけたんですけど
一部界隈は賑わってるんですけどねぇ。その方にとっては商業演劇は眼中に無いってことでしょうか。
テレビドラマで視聴率が高いから傑作、低いから駄作というわけではないように、客が入らないから駄作というわけではないです。
ただ自己満足に陥ってないか、独りよがりになってないかという問いかけは必要では。
演劇のジャンルに対してもっと柔軟に、演劇界全体を俯瞰して見られる人が関係者に増えればいいなと思います。
戦争を扱ったチームが二つあったのは、ご時世だなと思います。アプローチは全く違いましたが。
グランプリになったのは沖縄戦下の少年たちの初恋と友情を描いたもので、泣いた人も多かったのでは。
ガチ演劇でしたね。わずか20分という短い時間に表現できるのが素晴らしかったです。
私が投票したのはもう1チームの方。
世界のどこかの紛争地に生きる少年と、サンタとトナカイの物語。ファンタジー好きなので
泣かされましたがちゃんと笑いもあって。
ただのふんわりしたおとぎ話ではなく、色々なことを考え始めると意外に深い内容だなと思いました。
かいちゃんチームはドラフトの段階で一番「治安悪そう」って言われてて
本番で全チームが入場する時も、姐さんと子分たち感を出してきてお芝居もそっち方面に行くのかと思いきや全然違いました。
完全にコメディに振り切ってて、話しが二転三転して最後まで目を離せないメチャクチャ面白い作品で、何度も大笑いしました。
カッコイイかいちゃんも、ダメダメだったり、オタ芸したり、色んな、かいちゃんが見られて楽しかったです。
どちらのチームに投票するか最後まで悩みました
かいちゃんチームも凄かったですけどね、ちょっと短い時間に盛り込みすぎたかな、という気がします。
かいちゃんが5人の座長の1人に抜擢されて、紅一点なのに全く違和感無いのがさすがでした
もしかして女性役?って思いましたが普通に男性役でした
卒業して4年半、他のOGさんとは全く違う道を歩く、かいちゃんをハラハラしながら遠くから見守ってます。
いつも新しいことに挑戦しつづける、かいちゃんホントに凄いです。
自己プロデュース力があるのは知ってましたが、もしかしてコミュ力お化けだったんですかね
どんどん人脈を広げていって、そこからまた新しいお仕事の声がかかったりしてるんでしょうね。
来年の、かいちゃんも楽しみです。
あみちゃん(彩海せら)のバウホール公演「Golden Dead Schiele」その他配役が発表されましたこちら
クリムトは予想通り、るね(夢奈瑠音)。
ヒロインはモデルのヴァリかなと思ったんですが、結婚するのはエディトなのでこちらがヒロイン?
ヴァリりりちゃん(白河りり)、エディトまのんちゃん(花妃舞音)ですが。
それともWヒロイン扱いなんでしょうか?
かのんくん(彩音星凪)はじめ「線描のダンサー」が多いですね。
心情の表現とか絵画を抽象的に表現するんでしょうか。
どんな作品になるか楽しみです
月組大劇場公演「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA110」出演者が発表になりましたこちら
専科から、さおたさん(高翔みず希)、りんきら(凛城きら)がご出演。
りんきらはハリー(正塚晴彦)の作品には欠かせない人なので
大劇場公演では初めてですが、ブエノスアイレスとブラックジャックに出てたので、月組とは3回目ですね
もしかして、さおたさんか、りんきらが組み替えしてくる可能性もありでしょうか?
みとさん(梨花ますみ)ずっと組長はキツイでしょうし。いて下さったらこんな時期なので安心感はありますけど。
先行画像の、かなとくん(月城かなと)カッコイイですね~
ロン毛は久しぶりですかね銃を持ってるのがハリー作品らしいです。
解説文に前から“ダークファンタジー”なんて言葉ありましたかね?
どんな作品になるか、ドキドキします
金曜の夜、NHKの関西ローカル番組「かんさい熱視線」で今回の件が取り上げられてました。
天気予報の続きに番宣が流れたのを偶然見たので知ったんですよね。
正直今回の件を、演劇のことをろくに知らない人間が、あーでもないこーでもないと、
訳知り顔でこねくり回すのに吐き気がするくらいウンザリしていたので、
どうしようかと思いましたが見てよかったかなと思います。意外とまともでした。
出演者は司会のアナウンサーと神戸支局の記者、それに演劇界の問題に詳しい大学の先生。
ことさらにエキセントリックに煽るような論調ではなく、
また宝塚だけではない演劇界全体、そして日本社会の問題として捉えて論じてるのが好感が持てました。
80年代に在籍したというOG、現役の生徒、いつ頃かはわかりませんが昔在籍していたという多分元演出家の話も出て来ました。
現役の人は他組の同期かそれに近い学年のようでしたが(音声は変えてありました)そこまで攻撃的な発言ではなかったかと。
とはいえかなりの覚悟がいったでしょうね
ご遺族側の代理人からしたら満足いかない内容だったかもしれません。ほぼ過重労働についてだったので。
阪神大震災のあと、宙組が誕生する頃から年間の公演日数が急激に増え、スタッフも足りない中、
利益追求に走り自転車操業のような状態が続いていく過程をわかりやすく説明していました。
水(夏希)さんトップの頃、かなり昔の雪組のOGさんとの対談の時に、別箱を含め公演数が凄く増えてるね、
と驚かれていたのを思い出します。一週間の公演数も昔はそんなに多くなかったよ、と。
水さん時代の大劇場公演って、(トップ退団公演や人気公演を除き)ふらっといつ行っても当日券が買えましたし
平日午後公演に行ったことがありますが、二階の客席が真っ赤でした
こんなに客が入らないのなら平日は一回公演にすれば、新公のお稽古も楽になるのに、と思ったものです
雪組は初日が開いたものの、公演時間が遅れたり、木曜マチネが中止、ソワレは上演ののち、また止まってしまいました。
代役稽古が必要だから中止になったのならまだマシかもしれません。
誹謗中傷も酷いみたいですし、脅迫されて恐怖に神経をすり減らしてるとかでなければいいけどと思います
雪組初日にはマスコミが集合したみたいで、その日の夕方の情報番組でも取り上げてるところがあったみたいですね。
公演再開を批判した人もいたようですが、雪組はそもそも公演再開というより初日が遅れていたってことなんですけど。
東京や別箱の公演は以前から公演が行われていましたし、そういうことをご存知なかったんでしょう。
宙組と雪組の区別もついてないような人に、とやかく言ってほしくないです。
今回の件、宙組だけの問題ではなく他組でも起こりえることなので、宝塚全体で考え、改革していかなければならない問題ではあるのですが。
ご遺族に申し訳ない気持ちもありますが、いつまでも公演が止まっていると生活に困る人が大勢出て来るのでご容赦願いたいです。
役者は親の死に目に会えないなどと言われてきて、今でもそういう例があるでしょう。
一般企業なら親が亡くなっても忌引き休暇は一週間程度かと。
辛い気持ちがあってもそれを抑えて日常に戻っていかなければ生きていくことはできません。
宝塚は生徒だけでなくたくさんのスタッフとその家族、そして宝塚の街を支えていますのでね。
電通など過労死やいじめ自殺の起きた会社や学校が、営業を止めたり休校が続いたという話は聞いたことがありません。
宝塚だけが大劇場公演再開を責められるのはおかしいと思います。
ご遺族も宝塚に潰れてほしいと思われてるわけではないようなので、そこは汲み取って頂けるのでは。
ご遺族側の代理人である弁護士さんは、出来る限りご依頼主の意に沿うのが仕事とは思います。
ただお互いの主張が出揃ったところで、話し合いと交渉を重ねて合意点を探っていくべきなのではないでしょうか。
前回の会見は必要だったんですかね?
世論を味方に付けるためのパフォーマンスのように感じられたんですが
戦略として確かにアリだとは思いますし、企業としての宝塚を責めるのは自業自得なので仕方ないですけど、
そのために多くの個々の生徒さんたちが誹謗中傷にさらされ、脅迫されたり危害を加えられる事態は避けてほしいのですが。
頭がおかしい人にとっては、ただ宝塚というだけで攻撃対象になりえますのでね。
それとも誰か第二の犠牲者が出ることをお望みなのでしょうか?
そしてそれはあらぬことを書き立てて煽る、ゴシップ誌の方々にも言えることです。
中止になっていた雪組公演の再開が発表されました。
残り二日間、無事に公演が行われるよう祈っています。
雪組公演の感想を超簡単にどちらも楽しいです。おススメです。
ネタバレ少しあるかな。
お芝居「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」(な、長い)は演出生田くん。
世界的に有名なシャーロック・ホームズを生み出したコナン・ドイルの物語。
ドイルが世に出るまでの苦労とか、ホームズの人気が凄すぎて書き続けなければならない苦しみとか、
今の日本だったら超人気漫画の連載を終わらせてもらえない、漫画家さんあるあるって感じでしょうか
代表作、人気作を書けたことは嬉しいでしょうけど、他にも書きたいものはあるでしょうから苦痛でしょうね。
クリエイターであるドイルが、自らが生み出したホームズとの苦悩の日々をコミカルに描いていて面白かったです。
子ども時代にホームズを読みましたけど、シャーロキアンってわけではないので、
彼の家族とか育ちとか全然知らなくて、苦労した人なんだなと初めて知りました。
そしてドイル父が、にわちゃん(奏乃はると)なんですけどアル中のろくでなしなの何回目?って思いました
弱い人ですが、やっぱり親だなってところがあって、ちょっと救われました。
ちさとちゃん(縣千)の役が胡散臭くて面白かったですあわあわしてる、ちさとちゃん可愛い。
ラストもなるほど~でしたね。
私、意外と生田くんのコメディ好きみたいです。カサノバも大好きでしたし。
ショー「FLOZEN HOLIDAY」演出野口くん。
今の時期、そして雪組にピッタリの作品でした。
楽しいのは凄く楽しいんですが、ちょっと私の中でハードル上げ過ぎたみたいで
野口くんとしては普通じゃない?って思ってしまいました、ゴメンね
多分見れば見るほど楽しいと思うので、組担だったら最高だと思います。
中詰めの客席降りは、今回も2階に下級生が来てくれて楽しかったです。
頑張ってみたけど全然踊れなくてごめんね~
すごく楽しかったよ、っていうのが伝わってると嬉しいな
(続き)
長文ですネタバレありますよ。
無数の時間軸が交錯するその場所は、無限の信長像が集まる場所。
そして信長の物語と山姥切国広の物語が交わる場所。
様々な信長と共に刀の歴史に思いを馳せ、信長に思いを馳せたのち、避けてきた三日月宗近に思いを馳せる。
「あいつが何を考えていたのか、何と戦っていたのか、あいつにとって俺や本丸は何だったのか。」
「知ろうとするな山姥切国広よ、三日月宗近に思いを馳せるのだ」
この作品で一番驚いたのがこの後の場面。
ネタバレを避けるために初日の配信も、人の感想などの情報も一切入れなかったので、めちゃくちゃ新鮮に驚けました
っていうか心臓をギュッと掴まれましたよ
まさか映像でしか見たことが無い、悲伝の最後のあの殺陣を、目にすることになるとは
悲伝のあの場面の音楽と共に現れた三日月宗近を見て、「だ、誰?が演じてるの?」ってなりました。
何しろ超チケ難で抽選も先着順も全滅で、かろうじて娘が当ててくれたのが2階のほぼ最後列で
でもスクリーンの上の方がちょっとだけ見切れましたが、凄く見易い席でした。有難うね~
ただやっぱり遠いので誰かわからなくてオペラで見て「あ、まっきー(荒牧慶彦)か」ってなりました。
天叢雲剣や七星剣をはじめとする名だたる名刀と所縁のある歴史上の人物に思いを馳せ、
それを一人で演じ続けた、まっきーが三日月宗近も演じていて、それがめちゃくちゃ拡樹くんの三日月に寄せてて、
遠くからだと全く見わけがつかないくらい喋り方も動きも似てて、鳥肌が立ちました。
大楽の配信を見た時に、足の運び方が微妙に違うかも、とは思いましたが
それにしても夏の刀ステ7周年感謝祭が伏線になるとは
審神者の夢の中設定だったので、色々とトンチキな場面があって楽しかったですけどね
三日月と山姥切が入れ替わるのとか、夢オチならではのありがちな感じもあって
ただ夢の中とは言え、拡樹くんの三日月宗近だけが妙にフワフワしてて、存在が浮いてる感じなのが不穏で
何かあるんじゃないの?と疑ってましたけど、そういうことでしたか
まっきーの三日月宗近、見事でした
そしてそれはそれで逆に、じゃ山姥切国広を演じてるのは誰なのってなりました。
あの場面の殺陣は、相当上手い人じゃないと出来ないだろうにと思って。
アンサンブルさんの中の誰かなんでしょうけど凄すぎる
山姥切国広のマスク(お面?)を付けてて、それがめっちゃよく出来てて。
まっきーより少し小柄ですが、凄く似た感じの人がいるのかなと思ってましたが、マスクだったみたいで。
綺伝の時も同じだったのか、すっかり騙されたようです
でも付けると視界が悪くなると思うのに、それであの殺陣が出来るんだと驚愕しました
山姥切国広は三日月を失ったことを自分のせいだと責め続けていました。
三日月を救うことにこだわり、そのために強くならなければと思い続けていました。
たとえ歴史を守る刀剣男士の本能から逸脱していたとしても、その想いを捨てることが出来なくて。
それが三郎信長と行動を共にし三日月に思いを馳せることで、ようやくこのままでは駄目だと吹っ切ることが出来たようです
「三日月を救いたいとは思わない。俺は三日月を信じる」
実はこの作品で山姥切の周りに存在する黒い影がいたのですが、
それが三日月を救うことに固執して、強くなりたいと願う山姥切国広の想いから生まれたものとわかります。
ところが三郎信長と、その「影」を黒田官兵衛様と時間遡行軍が現れて、連れ去ってしまいます
刀剣男士を強くするための物語がもっと必要だ、と維伝や綺伝に現れていた朧の山姥切の正体がその影でした
刀ステの物語の中で時間遡行軍と共に現れる「朧の~」や、その時その場所に存在してはいけない人たち。
維伝の坂本龍馬がまさにそれで、斬った後には拳銃が落ちていました。
なので「朧の~」は本人の所持していた物に、持ち主の心が残って生まれた付喪神に近いものなのかなと思います。
共通するのは「心残り」。
誰もが一片の後悔も無く生きてきた、と断言できる人はそんなにいないでしょうからね。
そうして生まれた「朧の~」を本人の知らないところで、
歴史修正主義者や時間遡行軍が利用しているということなのかも。
山姥切と三郎信長の前に現れた官兵衛様や信長公もたぶん「朧の~」だと思うんですが、
ということは、信長にも何か未練があったってことなんでしょうか。
それとも「物語を歴史へ!」のように、自分たちが持ち主にとって代わりたいと企んでるのかな?なんて
でも何か違うような。
官兵衛様は山姥切に対して「お前はこの物語を終わらせるのに必要な刀だ」と言いながら、
「だがここで折れば、また違う可能性が生まれるかもしれない」と言って山姥切を折ってしまうんですよね
官兵衛様怖すぎるさすが戦国一の軍師というか、策略家。
无伝でも似たようなことを言ってましたね。
「ここに高台院はいなかったが、もし高台院を連れてきたら三日月はどう動くだろう」みたいなことを
幸いにも審神者のお守りによって(そこはゲームの設定にもありますね)山姥切は復活して、
三郎信長の救出に向かうわけですが、復活した山姥切を見て嬉しそうにする官兵衛様
なら最初から折らないで下さいよ~、理科の実験じゃあるまいし、観てるこちらの情緒を弄ぶの酷いです
復活して更に強さを増した山姥切ですが、朧なのに信長公には手も足も出ない
再び折られそうになったところを官兵衛様が止めてくれて助かります。
「この物語は三日月宗近の物語だと思っていたが、山姥切国広のの物語でもあったのだな。」
「お前はお前の物語を全うしろ。お前たちの(本丸の)物語なら信長公を救えるかもしれない」
(朧の)信長公を救うそれってどういう意味?官兵衛様たちの戦いの目的ってことですか???
いやもう官兵衛様は登場の度に、爆弾を落として行かれますね
山姥切を折った時に官兵衛様たちが話していたことを山姥切は覚えていて
「三日月宗近は円環を巡っているが、あの本丸も円環を巡っている。それに気づかないうちは戦いは終わらない。
折り重なる時間軸は新たな結いの目を生む。円環の交わりは近い。その時が来れば我らの戦いは終局へと向かうだろう。」
戦いを終わらせるためには円環を巡り、然るべきところでそれを断ち切らなければならないと気づいた山姥切。
三日月を救いたいとは思わない、と言っていたのに三日月の背中を追いかけることになるとは
三郎信長と別れ、「主のために、これより終わりなき円環を巡る。」と力強く宣言して旅立つところで終幕でした。
時系列的にはこの単独行は慈伝の後、維伝の前の話になります。
刀ステ本丸の物語の終わりが見えてきた感じですね。まだ何作かありそうですが。
次は来年の「慶応甲府」の上演が決定しています。これが時系列のどこに入るのかはわかりませんが。
それから刀ステ本丸の物語のタイトルを巻物に記した映像が最後に出て来るんですが
今回はそれが円環になって繋がってました、メビウスの輪みたいに
そして「悲伝 結いの目の不如帰」が、无伝の最後に「悲伝」から「陽伝」に変わって、
鬼丸国綱が顕現する映像があったんですが、今回は残っていた「悲伝」の副題が解けて消えて行きました。
ということは、「陽伝」が上演される時は別の副題になるってことですよね。
そしてそれが最後の作品になる?
巻物には「綺伝」のあとに3作くらいありそうで、その中の一つが慶応甲府なのかなと思います。
刀ステではゲーム本体に出て来る特命調査が取り上げられていて、その四つ目が慶応甲府なので、
残った五つ目の「天保江戸」もいずれ上演されるんだろうと思います。
丁度夏の刀ステ感謝祭で蜂須賀虎徹が出て来ましたからね。まさか登場だけで終わりってことは無いですよね
これからどんな展開になって、どう着地するのか、来年の刀ステも楽しみです