午後から雨の予報でしたが、スマホで雨雲レーダーを見ても降りそうもない・・・
ということでかやぶきの里を出た後、由良川上流方面に車を走らせて、河原に下りてみました。
山裾に川が流れるという結構いい感じのロケーション。
そこの林縁で見たのが、ななんとなんと!
どう見ても、アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)ではないですか!
一輪だけと思ったのですが、少し奥の方に行くと・・・
あっちでもこっちでも咲きはじめていました!
五弁の花が沢山咲いて、まるで星のよう。
あれ、四弁の花もありますね??
見れば見るほど完ぺきな造形です。
アケボノソウと川。
これだけでも大満足ですが、河原には小さい花が色々咲いていました。
ひとつはこちらです。
かやぶきの里ではイヌコウジュを見つけましたが、それより小型。
何より、鋸歯の数が少ないので、ヒメジソ認定~(ほんまか?)
極小の花ですが、よく見ると好みのピンク色!
サイズ感はこんな感じで・・・
おや、左の方にもっと小さい草が生えています。何でしょうか?
少し大きく写してみると・・・丸い花らしきものが見えています。
ここで文明の利器、Googleレンズ先生登場!
あっという間に、トキンソウ(キク科トキンソウ属)と判明。
私の身近にはあまりいない草ですが、調べてみたらどこにでもある雑草とのこと。
近くで咲いていた薄赤紫の花・・・なんと、今年初見のイボクサ(ツユクサ科イボクサ属)です!
以前は田んぼに行くと普通に見られる花だったのですが、最近は減ってしまって滅多に見られません。
まさかこんな河原で見られるとは・・・
時間がもうお昼過ぎだったので、萎む直前。ギリギリ間に合いました。
こちらもとても小さい花です。(下の写真の右がイボクサ)
左の方の花はイヌタデのようです。少し小ぶりですが・・・
こちらも。
ミズタビラコ(ムラサキ科キュウリグサ属)もまだ少しだけ残っていました。
お隣に咲いていたのは・・・
これぞ噂のハシカグサ(アカネ科ハシカグサ属)!
それほど珍しくない花だそうですが、初見かもです。本当に小さい・・・
それにしてもなぜハシカ?
由来は不明というのが多いですが、「葉が枯れる時に赤褐色に変わる様子が、ハシカの発疹が乾くときの様子に似てる」
というのがありました。
でも、葉は枯れる時たいてい赤褐色に変わりますよね?
そのまた近くにはオトギリソウが咲いていました。
山裾と川が近い場所、結構掘り出し物が見つかります。
唯一名前が分からなかったこちら。
Googleレンズ先生にも分からなかったこの花の名前を教えてくださいませ。
全体はこんな感じ。
地味な花が咲いていました。
前にも見たことがあるように思います。
その時も名前が見つけられませんでした。
気になって夜も寝られません(うそですが)
ということで宿題を残して、河原を後にしました。
車を停めた場所に戻るまでに、トキリマメ(マメ科タンキリマメ属)の花を見つけました。
タンキリマメとよく似た花ですが、葉の形からトキリマメだと思います。
おっと、マメ科制覇したと思っていましたが、まだまだありましたね。
最後は綺麗に色付いたノブドウの実で・・・
美山ワンデイトリップ、夏にも増して楽しめました。
また季節が変わったら行ってみたいです。
【撮影:2022/9中旬 京都府南丹市】
おはようございます。
一人クイズ今朝は惨敗です。
正解したのが少ないです。
ハシカグサもまったく知りません。
?の植物も分かりません。
どなたかご存知だといいのですが。
アケボノソウ、見つけましたね!
こう言う時って嬉しくて幸せを感じますね!
4裂と6裂までは見つけましたが3裂7裂はあってもよさそうなのに見つけられていません。
また来年です。
今日も一番の可能性が?!
先日、fukurouさんもそう仰ってました。
決して珍しい植物ではないのですが、期待していないときにふっと出てきてびっくりさせてくれます。
イヌコウジュは小さな花ですが、シソ科の顔をしっかりしていますね。
秋に咲くシソ科の花は、私も大好きです。
名前の分からない植物ですが、イラクサ科かと思って調べました。
ウワバミソウが似ているように思うのですが、いかがでしょう。
https://matsue-hana.com/hana/uwabamisou.html
もちろん、自信はありません。私は肉眼ではよく見えないので、イラクサ科の植物はたいがいスルーです。
由良川ってどこってところからスタートです。
グーグルマップでなるほどぉと次に進むんですが、
アケボノソウ、
この不思議な蜜を出すところの色が個性的ですよね
イボクサ、ハシカグサ、
色々な出会いがあります。こういう出会いも、
なつみかんさんの行動力と日々の観察力が鋭いからのを感じます。
分からない花、
私はなんだろうって???でしたが、
shuさんが教えてくれていますね^^
今日は小さな花が多いですね。
アケボノソウ、イヌタデ、ノブドウ以外は全然分かりませんでした。
こんな小さな花を綺麗に撮られて、素晴らしいです。
それに次々と名前が分かる、なつみかんさんの頭の中はどうなっているの?
いつも小さな植物にも目を向けておられてる証拠ですね。
最後のノブドウ、とても綺麗です。
いや~驚きです。なつみかさんが歩くところ、山野草が続々と見つかりますね。
「なつみかんさんも歩けば山野草に当たる」と言うべきでしょうか。
いや、「見つかるのでなく、見つける」と言った方が正しいかもしれません。
これだけ小さな植物を、くまなく見つけてしまうのですから凄い観察眼です。(@_@)
「結構掘り出し物が見つかる」というのもなつみかんさんならではの表現ですです。
アケボノソウ、本当に整った形をした美形の花で、見とれてしまいそうです。
残りの花も私には初めて聞き、目にするものばかりです。山野草は奥が深いですね。
PCで見てみたら、字のサイズがいつもより小さかったです。
小さい花を紹介するからと言って、字の大きさまで小さくする必要はありませんよね。
今修正しました。
さて、fukurouさんが前にアケボノソウの投稿をされたときには、もうこちらのアケボノソウに出会ったあとでした。
なかなかリアルタイムで投稿できないのが悩みです。
そうそう、合弁花なので「裂」が正しい言い方ですね。
☆のようなイメージでしたが、4裂を見つけてちょっと嬉しい気分。
fukurouさんは、6裂もご覧になったのですね。
(余談ですが、クサノオウの6弁花を見たことがあります・・・)
今日はクイズ仕立てではなかったのですが、楽しんでくださったようで良かったです。
ハシカグサは他の方の投稿で何度も目にしていたので、見たときに「これだ~!」と思いました。
変な名前ですよね。
そのうち、コロナグサとかできたりして・・・
shuさんはよくアケボノソウに出会われるのですね。
私は滅多に出会わないので、今回は飛び上がるほど嬉しかったです^^
こちらの花、おそらくヒメジソかなと思ったのですが、全く自信がありません。
昨日投稿した「イヌコウジュ」はずっと葉の鋸歯が多かったので、違う植物認定してしまいました。
ちなみに、宇治川に沢山咲くのはミゾコウジュです。
シソ科もややこしいですね。
名前の分からない花、ウワバミソウっぽくはありませんでした。
(ウワバミソウに比べて葉に厚みがありつるんとしていました)
もうちょっと悩んでみます・・・
コメント拝見して、思わず私も調べました。
由良川がどこを流れているか・・・
いつも行くわち山野草の森の前に流れている川も由良川です。
今回行った場所はそれよりさらに上流に当たる場所でした。
さらに綾部や福知山に行った時に何度か渡った川も由良川でした。
最初は東から西へ、その後北に方向を変えて日本海に流れ込むのですね。
この川が宮津と舞鶴の境になっていることも、初めて知りました。
それはさておき、イボクサ、ハシカグサと並べられると、う~ん、イボにハシカかぁ・・・
可愛い花なのに、どうしてこんな名前を付けるのでしょうね。
前に行った場所でもそうだったのですが、川辺に座り込んで見渡すと視線が下がるので色々見つかります。
お勧めです!
はい、おっしゃる通り、小さい花が沢山ありました。
遠目には葉っぱしか見えないことも多いのですが、葉だけでも興味津々なので、ついでに花を見つける感じです。
ただ、名前の分からない葉っぱ、結構難問です。
図鑑を端から見てみるしかなさそうです・・・
今回はアケボノソウにテンションが上がりましたが、ハシカグサを見たときもキター!と思いましたよ。
これまで見たことのない花を見ると、結構舞い上がります。
イボクサも今年は諦めていたのでラッキーでした。
そうそう、ピンボケだったので投稿できませんでしたが、山裾の方にはヤマジノホトトギスも咲いていました。
結構植物の宝庫です。
新しいことわざを作ってくださってありがとうございます!
いろはがるたでは「な」になりますね。
犬棒かるたというくらいですから、なつ草かるたと読んでくださいませ。
ってなんでやねん!(笑)
小さい花を見つけるのは完全に慣れですね。
昔は全然見つけられませんでした。
今は例えば草っぱらに寝転んでも、顔の横の植物が気になってのんびりできないかもです^^;
秋の花の咲く場所を何カ所か開拓しましたので、お天気のいい週末に行ってみたいと思います。
また数週間後には投稿するかもなので、どうぞ呆れてくださいませ。