今日から数回に分けて冬のお助け場所、観覧温室です。
昨年末に行った時はアナナス室からラン室が工事中でしたが、新年になってどちらもオープン。
しかも、今日ご紹介するとても珍しい花を見ることができました。
その花とは・・・
ちょっと先走ってしまいましたね。
京都府立植物園の観覧温室、入り口を入るとそこはジャングル室です。
前回もネッタイスイレンなどご紹介したその小さい池ににょきっとそびえるこの木。
見た感じ、ヤシの木です。
トックリヤシのように少し幹がふっくらしていますが、水の中に生えているのは不思議。
名札を見ると、その名もミズヤシ(ヤシ科)。
実はこのミズヤシ、今巷ですごく話題になっているんです。
その理由はというと・・・
え、これってひょっとして花!?
そうなんです。
このミズヤシに花が咲いたということで、NHKのニュースや新聞記事になるほど話題になっています。
説明によると、ミズヤシはマダガスカルが原産。汽水域の川の中に成長する珍しいヤシの仲間なのだそう。
1993年に新種として発表されましたが、生息数が激減して今や絶滅危惧種に。
そんな貴重なミズヤシが24年前から京都府立植物園で育てられ、24年経って初開花したというわけです。
これはテンション上がりますよね!
鞘に包まれたような穂が木のてっぺんから何本もにょきにょき。
そこから、小さい花の付いた細い穂がまるでススキのように出てきていました。
雌雄異株で、こちらは雌株。付いている花はどれも雌花です。
分かりにくいですが、この白い粒一つ一つが花で、中から少し雌蕊が覗いている花も。
ぼけぼけですがどうぞ。雌蕊の先が二股に分かれているようです。
初めて咲いたのでこの後どうなるかよく分からないそうですが、2月下旬までは咲いていそうとのこと。
見に行くのならお早めにどうぞ~
いや~目出度いですね
他にも、ネッタイスイレン(上)や、オモダカ科のエキノフィルス・マクルフィルス(下)が開花。
ジャングル室の水辺、大充実でした!
【撮影:2024/1/27 京都府立植物園】
巷ですごく話題になっているとか・・
別に鴨長明のように隠棲しているわけではないのですが・・
一つ疑問が湧きました。
こんな大きな樹木を、どうやって温室の中に入れたのでしょうね。
あるいは24年前には小さな苗木だったのかもしれませんね。
いずれにしても芽が出て花が咲いたのは、芽出たいことですね。
昨日からの積雪で、家の前の道も雪が積もりました。
今日は早起きして道の除雪をしてきました。
ということで、早めのコメントになりました。
今日は、shuさんの次の2番です^^;
こんな大きくなって、まん丸育っていますね
へぇぇぇ、川に育つとは、(@_@)、
マダガスカルって珍しいものがたくさんある島ですよね
日本もそうですが、島ならではの大陸の影響を受けないことってあるのを感じます。
昨日は、☃を踏みしめながら帰ってきました。
たまには、楽しいかったです。
でも、これぐらいで済んで良かったと感じています^^;
おはようございます。
もちろんミズヤシ、初めてです。
ニュースになるくらい珍しいのですか?
雌雄異株で雌株だけと言うことは種子ができないと言うことですね。
それは残念です。
マダガスカルは恐竜の時代から大陸と切り離されているため生物が独特の進化をしている地球上でも珍しい島でしたね。
マダガスカルと言えばカメレオンやキツネザルを思い浮かべてしまいます。
こんにちは~
伺ったときは花が咲いていないのは只のヤシにしか解りませんね24年歴史が有り初の開花なんて
素敵な植物園流石です。花もススキのようですね
貴重なミズヤシをご紹介頂きました。
有り難う御座います!
今話題のミズヤシじっくりと見れてよかったです
温室に入るとすごくレンズが曇りませんか
私は難儀しました
京都ローカルニュースや新聞では結構話題になっていたので、いそいそ見に行きました。
全国的にはご存じないのは当然ですよね。
京都府立植物園では珍しい花が咲くたび宣伝するので、結構な人が見に行きます。
ミズヤシは24年前にやってきたようですので、きっともっと小さかったのでしょうね。
宇治市植物公園のトックリキワタは、これよりずっと大きいです。
昨日からの雪、結構積もりましたね。
shuさんには全然大したことがないと思いますが、電車が遅れたり止まったり、都会では大騒ぎです。
すこし積もるくらいの雪がちょうどいいですね。
去年の冬に京都で降った雪、前が見えないほどの吹雪で、あっというまに粉雪がアスファルトに積もって、夢を見ているようでした。
そのあとJR西日本がガタガタになったのは、多分全国的にも有名になったと思います。
ミズヤシ、ずっとあったはずなのに、意識したのは今回が初めてです。
花はぱっと見雰囲気がトウモロコシみたいな感じに見えませんか?
何はともあれ、珍しい花を見られてラッキーでした!
原産地のマダガスカルでも生息数が減っていて、絶滅危惧。
植物園で育てられているのは京都府立植物園くらいらしいです。
なので、種の保存という意味でも価値がありますし、まして花が咲いたとなると大騒ぎになるようで・・・
職員さんにとっても初めての経験なので、いつまでさくのかなど全然分からないそうです。
でもおっしゃる通り、種子はできませんね・・・
こんどは雄株を育てなくては!
おっしゃるとおり、24年まえからあったのだったら、絶対見ているはずなのに全然記憶がありません。
今回は、大きな説明板があったのと、NHKの京都ニュースで取り上げていたので、しっかりと見られました。
正直、他の派手な花に比べたら地味めなので、ショクダイオオコンニャクの花のような大騒ぎにはならなかったようです。
(ショクダイオオコンニャクの時は、温室の外まで行列ができていました)
何はともあれ、ブログネタになって良かった~(笑)
今回は特に期待せずに行ったのですが、タイミングよく見られました。
先に咲いた花はもう褐色になりかけていましたが、まだまだ新鮮なベージュの花が出てきていました。
レンズの曇りですか?
私もいつも苦労していましたが、最近はカイロをもっていってカメラと一緒に入れています。
そうすると、温室に入るときにはほどよくカメラが温まって曇らないんです^^v
京都府立植物園の観覧温室、いきなりミズヤシの開花の話題で始まりましたね~
。24年経って初開花という、記念すべき花を見ることが出来たとは、テンショ
ンン大爆発だったでしょう。(^.^)
なつみかんさんのことですから、事前に情報を持って、満を持して行かれたの
でしょう。事前に調べて訪問することが重要ですね。
実は私も同様の体験をし損ねました。世界最大級の「花」といわれるショクダ
イオオコンニャク、世界でも開花がまれで、しかも咲いて2日目には閉じ始め
るという稀少な花です。
昨年の5月27日に筑波実験植物園で開花したようです。私はその情報を知らず
に、昨年の4月5日と6月20日に訪問していました。当然、花を見る事は出来ず、
悔しい思いをしました。
ネッタイスイレンはなつみかんさんのブログにもよく登場するので、その美し
い花姿はよく覚えています。残念なことに、私はまだ一度も見たことがありま
せん。
植物ネタの報道、一番役に立っているのがNHKの京都ローカルニュースです。
これまでも、ここで見てへ~と思った場所によく訪問しています。
でも、今回に限っては、すっかり忘れていて、温室に入ってから思い出しました。
見逃さなくて良かったです。
ショクダイオオコンニャクは私も見逃しました。
というか、たまたま行った植物園に行列が出来ていたのですが、並んでまで見る気が起きず、スルーしました。
(ちなみに、ショクダイオオコンニャクは燭台大蒟蒻なのですね。ずっと、食大王蒟蒻だと思っていました><)
調べて行くのも大事ですが、偶然の出会いも楽しいですね!
単に調べるのが面倒な人の言い訳ともいいます^^;;