ようこそ、椿エリアへ～宇治市植物公園2025/3上旬（3）

今年は寒かったからか、いつまでもサザンカが綺麗に咲いています。
宇治市植物公園でも・・・



奥の赤っぽく見えているのはサザンカの木。



例年、もうヤブツバキの咲くころなのですが、サザンカが美しい姿を見せてくれていました。

ところで、花と水のタペストリーの上部は見晴台という小高い丘の展望台になっています。
結構好きな場所だったのですが、ここ最近何かしら工事のため立ち入り禁止になっていました。
今回も、フクジュソウ側からの登り口は入れなかったのですが



ラクウショウの林の裏側からの登り口はオープン。
しかも、椿はこちら、という看板まであるではありませんか。
そう、見晴台のある丘には、色々な椿が咲くエリアもあるのです。
当然、勇んで登っていきました。



こんな感じでツバキの木が園路の左右に植えられています。
一見何も咲いていないように見えたのですが



お～咲いていました！



花の感じは侘助でしょうか。



樹名板を見ると、「寒咲紅侘助」。なるほどね～、一番に咲いているわけです。
続いて、綺麗に沢山咲いているツバキを発見。



そうそう、この淡いピンクのグラデーション、毎年早春のお楽しみです。



品種名は「昭和侘助（初雁）」。



ちょっとナツツバキ風にも見えますね。
もうこれでおしまいかと思ったら、もう一本咲いている木がありました。



これこそ紅侘助かと思ったのですが



小さくて可愛いこのツバキは、「雛侘助」。
侘助が３種類、例年早く咲く品種が今年もちゃんと咲いてくれていました！

他に咲いている木はない・・・と思ったら、派手な花が落ちている木がありました。
木に残っているのはほんのわずか。



こちらも結構早くから咲いている「太神楽」。
残念ながら、ほとんどの花が傷んでしまっていました。

ところで、何の工事をやっているのかと思ったら、どうもアカマツを伐採しているようです。
全部ではないと思うのですが、こんな丸太があちこちに積まれていました。



工事の概要も書いてあったように思いますが、ちゃんと読んでなかった・・・
次に行くときに見てきます。



マツの葉が沢山積まれたところ。
なんか燃えそうで怖いです。

【撮影：2025/3/1  宇治市植物公園】