9月は3連休が2回あったにも関わらず、スッキリしないお天気でしたね。
秋分の日の23日も朝から雨。
外に出るのは諦めていたのですが、午後から雨が小止みになりました。
そこで、道草日記の写真補充に田んぼの畦道など歩いた後、宇治川方面に行ってみました。
隠元導師が上陸した隠元橋です。
橋の欄干までクズが這い上っています。
上から見ると・・・もう何度もご紹介している通りの光景。
放流は少量であることを確認の上、高水敷に下りてみました。
午前中に降った雨が多かったので、アスファルトがぼとぼとに・・・
川の様子です。
確かに、少しは水量が増えていましたが、それほど放流している感じではありません。
空がどんより。いつ降ってもおかしくない感じ。
それでも行く!
あ、もちろん大きな傘を持っていますよ。
前には見なかった、この花は・・・
ぱっと見は可愛い花ですが、北米原産の特定外来生物のアレチウリ(ウリ科アレチウリ属)です。
白い棘に覆われた実になり、ジーンズくらいなら突き刺すそうです。
そうやって、色々なところにくっついて運ばれてしまったのですね。
その繁殖力はすさまじく、何をやっても駆除できないそうです。
でも今のところ、宇治川ではクズが優勢ですね。
そのクズですが、前には気づかなかったのですが、ここにもラーメンが沢山絡みついています。
ズームで見るとこんな感じで・・・
そう、あのネナシカズラ(ヒルガオ科ネナシカズラ属)ですね。前とは少し雰囲気が違います。
さらにズームで見ると・・・全部蕾。
お~開いている花もありました。
こちら、外来種のアメリカネナシカズラかと思っていましたが、国産のネナシカズラでした。
クズの道を先に進みます。
そこここから、クズの花の甘い香りがしてきます。
なるほど、沢山の花が咲いていますね。
咲き始めの花もありますが、ほとんどの花が中間くらいまで咲き上っています。
お~、珍しく蕊が飛び出しています。
雄蕊が合着して、一本のように見えるタイプですね。
中央から雌蕊が伸びてきます。
受粉の仕組みを調べようと思ったのですが、あまり話題になっている記事が見つかりませんでした。
クズの道をさらに進みます。両側から草が
途中から道がまた水浸しになっていました。
こりゃどうしようもないかしら。
頑張って抜けると・・・やっぱり水たまり。
ここで進むのをあきらめ、元の道を戻りました。
25分間のお散歩でした。
まあこんな感じと分かっただけでもよしとしましょう。
マメアサガオのような花が沢山ありましたが、全部閉じていました。
ラストに、綺麗に咲いていたコセンダングサをどうぞ。
この時は先に進めず、イシミカワ群落や、もっと規模の大きいネナシカズラ群落を見られず。
ということで、10月の声を聞いてから、良く晴れた朝に再訪しました。
その時の様子は近いうちに・・・
【撮影:2022/9/23 宇治川】
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雨の後で歩きにくそうでしたね。
それにしてもクズのすさまじいこと。こちらでは花は終わりました。
これだけのエネルギーを、何とか利用できたらいいのですが。
でも、太陽光発電パネルが並ぶ風景もいまいちですね。
宇治川とは比べようもないですが、私も市内の川沿いの道を歩きます。
夏の間は休止していましたが、そろそろ再開しようかと思っています。
と思った矢先、今日からしばらく雨が続く予報です。
秋の長雨、嫌ですね。
朝1番のコメントありがとうございます。
夜の間強い雨が降っていましたが、今は止んでいて、涼しいです。
川沿いのお散歩、この時は途中で引き返す羽目になりました。
まあ、無理をしてもいけないので‥
それでも、クズの蕊が確認できてよかったです。
おっしゃる通り、何か中の繁殖のエネルギーを使えたらいいですね!
食糧、エネルギーどれをとっても、ノーベル賞もの?!
shuさんも川沿いの散歩を再開される予定なんですね。
きっと色々見つかると思います(^^)
それにしても三連休の雨予報は許せません!!
‥って言っても仕方ないんですけど。
おはようございます。
クズの蕊がこんなに出ている花を見たことがありません。
いったいどうしたことでしょう?
花のステージによってこんな時期もあるのでしょうか?
クズと言う植物、少し詳しく調べたことあるのですが?!
隠元導師って誰???ってところからスタートする私
shuさんも、fukurouさんも、書かれていないので、
ご存知なんでしょうね
(もしくは、私と注目点が違う^^;)
インゲン豆を日本に持ってきた、日本黄檗宗の祖・隠元禅師(@_@)
えぇぇぇ、インゲン豆って、お坊さんから付いた名前とは、驚きました(@_@)
そして、元気なクズ、相当な葛が採れるのかもですね(@_@)
やはり京都、葛の原料がこうしてたくさん昔から採れていたのでは???^^;
attsu1さんと同じくインゲン豆の名目の由来に驚きました。
インゲン大好き。
冷凍庫にいつも入っています。
さて宇治川お散歩、クズの繁殖が凄いですね。
蕊が飛び出しているのを初めて見ました。
クズをしげしげと見たことが無いのです。
道には水たまり、靴が濡れますからもうやめて~!
やっと諦めてくれて良かったです。
コセンダングサのお写真、バッチリですね。
この花もじっくり見たことが無いので、感動しました。
つかの間の雨上がりの時間を縫っての宇治川散歩、凄い行動力です。(@_@)
ダムの放流で水嵩が増えるリスクや、雨が降り出す可能性もあります。
なつみかんさんにとっては、全て織り込み済みでノープロブレムですね。
すっかりお馴染みになったクズの群生、何度見ても物凄い光景です。
今回は、特定外来生物新顔のアレチウリが登場しましたね。
説明を読んだだけでも、これからさらに、宇治川に繁殖しそうです。
来年以降は、クズとアレチウリにネナシカズラも加わり、壮絶なバトルが
宇治川流域で繰り広げられるのでしょうか。(笑)
やっぱりそうなんですね。
クズの花は毎年沢山見ていますが、未だかつて蕊が飛び出たところは見たことがないです。
まるで、アレチヌスビトハギのように舟弁からピュンと飛び出していました。
この花だけではなく、周りの花もいくつかは同じ状態だったので、これまで自分が見逃してるだけかと思っていました。
前夜の激しい雨が影響してるのでしょうか??
残念ながら1週間後に訪れた時は、すっかり花が終わってしまっていました。
来年の宿題ですね‥
それにしても、fukurouさんはクズの研究もされていたのですね!!
そうそう、導師でなく禅師でしたね。
その隠元さんが来られた場所で、今は記念碑が建てられています。
インゲン豆、隠元さん由来というのは、案外知られてないのですね。
萬福寺はここからは少し山側に行ったところにあるお寺です。
中国風の伽藍や仏像があり、読経も派手派手しくて、結構楽しいですよ(^^)
クズですが、これだけあるので重機で掘り返したらクズの根が取れるかもですが、コスパが悪過ぎて誰もチャレンジしません。
私的には燃料になったらいいのになって思います。
インゲン豆は隠元さんが中国から持ち込んだというのは通説ですが、それは実はフジ豆だったという説もあるそうです。
(フジ豆がどんな豆か、全然知りませんが)
じゃあインゲン豆はなんと呼んでいたのかといかというと、三度豆と呼んでいました。
実は私もこの細長い豆のことを、三度豆と呼んでいます。
隠元さんのお寺のある宇治市に住んでるのに可笑しいですね。
ちなみに、私はインゲン豆より枝豆の方が好きです。
というか、豆類は枝豆以外ほとんど苦手です‥
さて、クズですがこちらもマメ科ですね。
今はもう毛むくじゃらの豆の鞘ができています。
でも、実が小さいので、こちらは食糧になりそうもありません。
沢山生るのに勿体ないです、
さて、水が出てる時は流石に私も諦めます。
靴が濡れるので‥
ハラハラさせてすみませんでした(^^;;
あれ?今日は少し早いお出ましでしょうか。
あ、私の帰りが遅いのでした。
真っ暗で、寒くなってきたので、気が滅入ります。
さて、今日の投稿の中で、アレチウリに注目してくださったのはninbuさんが初めてです。
特定外来で繁殖力も半端ないのですが、今のところはクズの圧勝という感じです。
でも前に歩いた時に比べて増えてます‥
先週の朝に歩いた時には、早くも実がみられましたが、写真を撮りそびれました。
今度は三つ巴のバトルをスクープしないといけませんね。
この間は、ネナシカズラとクズの様子をしっかり見てきました!
いい勝負してますね〜