時々、家に娘とアンサンブルの練習に、ピアノ以外の楽器の人が来て、
演奏を聴いたり、ちょっとお話をうかがったりするのを楽しみにしています
いつかはお茶つきの「スタジオ・lemon」のオーナーに!「ティーハウス・lemon」でもいいな
(いや、・・・ないでしょう)
他の楽器の方の演奏を聴いていつも思うのは、ああ、ピアノも呼吸して弾こう、ということです。
クロード・ドビュッシー / 亜麻色の髪の乙女 : 吉岡次郎
亜麻色・・・子供のとき、この言葉の響きもきれいだな、とあこがれた曲です。
(でも、またもやっぱり私はまちがって想像していて、
この色のことを、麦わら帽子色、っていうのかな、お日様があたってさらさらっとした色を思い浮かべていました。
これは、カフェオレ色とも言いたいな、茶色系に少し灰がかった色で・・
そうでした、リンネルの布の色、だったのですね)
ペンタトニックの響き、変ト長調の色合い、
最近大人の生徒さんが弾かれましたが、
音はシンプルでも、やはり奥行きのある曲だと思います。
シャープやフラットがたくさんついていると、苦手な人もあるとは思いますが、
それでも、だからと「簡単」で「楽しいよ」と言って、移調した楽譜を渡すのでなくて、
調号のたくさんついているその調の持つ響きの美しさを感じられるような、
そしてそのことを「楽しい」と思えるようなレッスンができたらなあ、
と、思うのですが・・・どうかな?