先週、母校の公開講座に行ってきました。
年に一回のこの日を、楽しみにしていたので、
学校が多少遠かろうと、山の上にあろうと、足取りは軽やかです
この日の内容は、モーツァルトの晩年のピアノ作品、
「幻想曲K.475」「ピアノソナタ K.457」「デュポールのメヌエットによる変奏曲」の3曲の楽曲分析と演奏研究でした。
幻想曲はスケールも大きく、奥深い曲で、自分の楽譜はまだ真っ白だったし、
「デュポール~」は、大学1年の時に、宿題の一つだったのを、
知らんふりしてしまったため、今となっては後悔し
またこうして勉強できることに感謝です!
モーツァルトの曲は本当にピュアなので、
ある意味、子供にならなければ弾けない、とおっしゃる先生。
邪心だらけの今の私にとってはますますこわくて弾きにくく、
長く遠ざかっていましたが、
先生の演奏には、ただただ感動し、
またモーツァルトを弾いてみたい、と思わずにはいられませんでした
母校に行くのは、いつもいろいろな意味で、特別な思いがあります
現在のキャンパスは、移転して昔と違う場所に建っていますが、
それでも、どこかに、学生時代の自分の姿を探そうと思ってしまいます。
しかし、
そんなノスタルジックな思いも、山の上からの帰りに何百段もの階段を降りると、
「う~、下りのエスカレーターもつけてほしいな~」と、
現実に引きもどされるのでした・・・
翌日は、筋肉痛です
また来年に向けて勉強とい体力作りを!