久々にマンドリンの演奏会に行く機会があって、
日曜日、長岡京のホールに行ってきました。
この日聴いたのは京都大学のマンドリンオーケストラ定期演奏会です。
マンドリンはバロック音楽の時代にイタリアで生まれた、木製の撥弦(弦をはじく)楽器、
明るくからっとした音が特徴です。
この楽器と、一回り大きく低い音のマンドラや、もっと低いマンドリンセロにマンドローネ、
それからギターに、ベース音となるコントラバスなどで編成されるのがマンドリンオーケストラで、
一台では小さく細い音も、重なることでいろんな表情になります。
ホールには古いOB(変な言い方だな)と見受けられる人もあちらこちらに
部員数が80数名というのもちょっとびっくりしました。コントラバスが7人もいるなんて頼もしいな。
そしてオープニングは校歌からです。
プログラムは3部構成。マンドリンオケのための曲に、ベートーヴェンなどの編曲作品、全部で8曲です。
とてもシンプルな清々しいステージ。ていねいな音楽づくり。
最後は涙ぐむ学生さんも。
ぎっしり約2時間20分、アンコールはない潔さ。すべてのプログラムに一年間の頑張りを詰めてきたのですね。
一生懸命な演奏に心うたれる、素敵な演奏会でした
来年は自分の母校のも聴きに行けたらいいなと思います