lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

マンドリンの演奏会へ

2014年12月10日 | 音楽

久々にマンドリンの演奏会に行く機会があって、

日曜日、長岡京のホールに行ってきました。

この日聴いたのは京都大学のマンドリンオーケストラ定期演奏会です。

マンドリンはバロック音楽の時代にイタリアで生まれた、木製の撥弦(弦をはじく)楽器、

明るくからっとした音が特徴です。

この楽器と、一回り大きく低い音のマンドラや、もっと低いマンドリンセロにマンドローネ、

それからギターに、ベース音となるコントラバスなどで編成されるのがマンドリンオーケストラで、

一台では小さく細い音も、重なることでいろんな表情になります。

 

ホールには古いOB(変な言い方だな)と見受けられる人もあちらこちらに

部員数が80数名というのもちょっとびっくりしました。コントラバスが7人もいるなんて頼もしいな。

そしてオープニングは校歌からです。

プログラムは3部構成。マンドリンオケのための曲に、ベートーヴェンなどの編曲作品、全部で8曲です。

とてもシンプルな清々しいステージ。ていねいな音楽づくり。

最後は涙ぐむ学生さんも。

ぎっしり約2時間20分、アンコールはない潔さ。すべてのプログラムに一年間の頑張りを詰めてきたのですね。

一生懸命な演奏に心うたれる、素敵な演奏会でした

 

来年は自分の母校のも聴きに行けたらいいなと思います