なわて仮説サークル

 仮説実験授業の話題を中心にいろいろなことが毎回話題に上がっています。ぜひ,参加してください。

10月例会

2019-10-25 14:54:00 | ノンジャンル
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  → 2019n10tn.docx



●定例会=2019年10月19日(土) 午後2時~6時
●会 場=四條畷学園小学校科学準備室
●参加者(12名) 
西村寿雄(科学読み物・地学研究)
   音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
中井哲郎(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
守屋明佳 (京都・授業科学)
畑中真一 (枚方市小学校・教務・図工)
   石本裕樹(守口市小学校教頭)
北村 修 (枚方市小学校2年)
   中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭)
永岡 修(四條畷学園小学校3年)
  室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)
   古川真司(岸和田市小学校特別支援・堺仮説会館館長)
水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)




★西村寿雄(科学読み物・地学研究)
 科学読み物についてまとめられています。板倉先生が書かれた科学読み物のリストは西村先生のホームページの「関連科学読み物」で見ることができます。
 西村先生は,今年度は下記の活動をされています。
●大阪府立国際児童文学館 講座  2019年5月10 -12日
●豊中市立岡町図書館 楽しい科学の本 2019年6月6日
●大阪市立淀川図書館 科学読み物の見方・考え方 2019年7月4 日
●科学読物研究会例会 岩崎書店『石は なにから できている?』 について                          2019年6月30日
●大阪国語教育連盟 講演「科学読み物と文学 」2019年8月3日
●河内長野図書館 講座『石は なにから できている?』2019年10月24日                        
●大阪府立図書館 講座「科学読み物と文学」 2019年11月15日

★音田輝元(大阪府高齢者大学校理事・大阪科学の授業をたのしむ会代表)
音田さんは,<認定NPO法人大阪府高齢者大学校>の活動をはじめて来年で10年になります。また来年の7月で70歳になられるということで,「音田さんの古希をお祝いする講演会」を2020年5月5日(こどもの日)に開きます。ゲスト講師として愛知の井藤伸比古さんをお呼びします。井藤さんには「仮説実験授業とアクティブラーニング」「シロウト研究法入門-男性の名前の歴史」というテーマで講演をしていただきます。

★中嶋典子(枚方市小学校栄養教諭) 
上村典生さんのプラン「あなたの夢はなんですか」を6年5クラスと4年2クラスで授業をしました。とてもよい感想を書いてもらいやってよかったなあと思っています。このプランは池間哲郎さんが書いた本をもとに,上村さんがプラン化したものです。7年前にも実施したのですが,今回は池間さんの本を2冊買って関連のある絵本やDVDを見て勉強しました。

★北村 修(枚方市小学校2年)
 昨年度とは大違いで毎日が平穏です。心を落ち着けて授業できます。教員免許更新の手続きのために大阪府庁まで行ってきました。新しい免許状が手元に届くまでには3~4ケ月かかるそうです。夏休みの苦労がやっと報われます。

★室元昭雄(四條畷学園高校理科教諭)
 「台風19号,なぜ関東直撃?上陸までの「驚くべき経路」」という資料を発表してもらいました。
 台風19号についての海水温と台風発生についての室元さんの疑問が書かれています。

★中井哲郎(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師)
 資料「ルネサンス大阪高校での〈生物〉の授業」には,〈生物と細胞〉〈生物と種〉の授業の感想文がのせられています。「細胞を顕微鏡でみた。昔の研究者(フック,シュワン,シュライデン,ダーウィンなど)はすごいと思った。生物について,もっと興味が出てきた」というような感想です。感想は短いですが1時間でも「たのしい」と思える時間があることが決定的なことだと思います。

★畑中真一 (枚方市小学校・教務・図工)
資料「図工がとても苦手な僕が図工専科に!」。畑中さんは昔から図工が苦手だったそうです。とくに絵を描くのが。今年転勤して校内事情で今までやっていた理科専科ではなく教務兼任の「図工専科」になりました。5年は「おりぞめ」の和紙を使って名前デザインをしました。キミ子方式の色づくりやモヤシも描きました。6年では「キミ子方式」のスケッチで「ビスケット」を描きました。一口かじってから描くので子どもたちはハイテンションで取り組んだそうです。描き終わったあとは「午後の紅茶」を飲みながらビスケットを食べて作品の鑑賞会をしました。『たのしい授業プラン 図工・美術』のおかげで授業ができました。

★守屋明佳(京都・授業科学)
 資料「板倉先生が始められた「主体回復運動」の今後の進め方についてのご相談」には次の3つの問題提起が書かれています。
1. 学び手の「問い掛け」を重視しない教科書はおかしい。
2. 学び手が「論じる」ことを期待しない教師はおかしい。
3. 「論じる」ことができるようにならなければ,子どもたちは主体的な人生を歩めない。

★石本裕樹(守口市小学校教頭)
 「ラグビー日本代表ユニホームの秘密」という資料にはジャージの模様には秘密があるということが書かれていました。10月12日(土)に石本教頭先生の授業「流れ星」が台風のため残念ながら中止になりました。
「職員室登校」している児童の対応の仕方についてサークルの人たちで議論しました。子どもの幸せを優先するためにはその子にどう向き合ったらいいのか,考えさせられる問題です。

★永岡 修(四條畷学園小学校3年)
 10月26日(土)の学園の「秋祭り」の準備におわれています。仮説の授業書は〈溶解〉をしています。討論が活発で1時間に1問くらいしか進まないそうです。これもうれしいですね。

★古川真司(岸和田市小学校特別支援・堺仮説会館館長)
破壊的な「問題行動」に対しては先手を打って対応しています。その先手のポイントはなにか?来年の中・中村さんの会でのミニ講演で話をしてもらえたらうれしいです。

★水口民夫(ルネサンス大阪高校理科非常勤講師) 
 授業プラン〈気象学入門〉を発表しました。まだ素案なので内容的には満足いくものではありませんが,岩波科学映画の気象関連の映像はよくできていると思います。台風や洪水の多い日本では,気象にかんする基礎的な知識をもつことは大切なことだと思います。

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★例会ニュース「はみだしたの」(水口民夫)
ぼくの頭の中にはいまいろいろな問題意識がある。思いつくままに書いてみると。

1. 仮説実験授業研究会の会代表はどうなるのか?どうやって決めるのか?

2. 電気学入門の勉強で「アース」のことをもっと知りたい。これは笠井さんが資料を書いてくれたので,こんどのサークルで理解できたらいいなあ。

4. 気象学入門に入れたらよい問題はなにか?子どもも大人も興味を持つようなことはなにか?

5. 11月2日に大阪市立自然史博物館に行って学芸員さんにアリの話を聞くことになっているがどんなことを質問すればいいのか?

6. ルネサンス大阪高校の通学コースではこれからどんな授業書ができるか?

7. 「ストームグラス」は天気予報のために作られたものだが,何が原因で中のものが変化するのか?

8. 10月からほぼ3週間一日一食の生活をしているがどこまで体重は落ちるのか?

9. 息子夫婦の新居はどこにできるのか?

10. 青森県で行われた高校時代の剣道部の同窓会旅行の写真をムービーメーカーで作ってもらうことになっているが,BGMは何がよいか?

8と9と10はまったく個人的なものだが,以上の10点が入れ替わり頭の中を駆け巡っている。
このなかには悩みがひとつもないのが今の生活。現役のころは頭の中の半分が困りごと(悩みごと)だったと思う。やはり,人生は60歳からが楽しいと思う。



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