今年もいろんな方が天に召された。
今日はそんな方々の中で、個人的にショックだった方を思い返してみたい。
亡くなられた順で先ずは宝田明氏。
言わずと知れた名優の1人だが、私的には "初ゴジ" こと一番最初の "ゴジラ" での尾形所長である。
カッコ良かったなぁ。
滝沢久美子さんもだ。
なんと言っても 「不思議の海のナディア」 のグランディス・グランバァ。
悪役として登場しながら情が深く、傍若無人に振る舞いながらも大人の女性としての思いやりや配慮が有り、時にナディアを叱り、教え諭す女性を見事に好演されていた。
次に、ホントにショックだった渡辺宙明氏。
小さい頃から宙明氏の音楽と共に育ったと言っても過言では無い。
キカイダーから始まって、マジンガーZからゲッターロボ號まで・・・。
特にアニキとミッチのデュエット、"CROSS FIGHT!" は燃える一曲として大好きな曲だ。
それから山本コウタロー氏。
一世を風靡した "走れコウタロー" は散々歌ってきた。
また "岬めぐり" も良い歌だったなぁ。
そして小林清志氏。
次元大介はやはりこの人しかいないんだよ。
ルパン三世 Part6 の第0話で最後の次元大介を演じられたその声を聞いた際は涙が出てきた。
訃報を聞いた時には「ルパンファミリーも不二子だけになっちゃったか・・・。」とがっくりと肩が落ちた。
古谷一行氏。
個人的に金田一耕助役はこの方がベストだと思っている。
と言うか、『横溝正史シリーズ』で横溝正史にハマった私にとって、金田一耕助はこの方なのだ。
清川元夢氏もだ。
新世紀エヴァンゲリオンの冬月先生の方が有名だけど、私にとっては「不思議の海のナディア」 のガーゴイルだ。
常に尊大な態度で、非情な決断を繰り返してきた男の最後のシーンは心に来たなぁ。
八奈見乗児氏。
ご存じタイムボカンシリーズの三悪の1人、「ポチッとな」 の方だ。
この人の独特な声と演技、アドリブのすごさ、不世出な才能だと思う。
「全国の女子高生のみなさ~ん!」 の台詞が頭から離れない。(笑
そしてそして "アニキ" こと水木一郎氏。
ホントにホントにショックだった。
原始少年リュウや超人バロム1の主題歌から始まって、この方の歌と宙明氏の曲で育てて貰ったようなモノだ。
最後にANISON DAYSに出演され、歌われた歌は忘れられない。
私にとって永遠の "アニキ" だ。
最後にアニキの訃報とのダブルパンチで私を失意のどん底に落とした聖悠紀氏。
漫画家で、超人ロックシリーズの作者である。
最初に読んだのは "ランデブー" 誌上での "新世界戦隊" だった。
それから態々福岡まで出かけて初期4部作である "ニンバスと負の世界" 、"この宇宙に愛を" 、"ジュナンの子" 、"コズミックゲーム" を買い込んで読みハマった。
特に "コズミックゲーム" は胸に刺さったなぁ。
その後、"ライザ" 、"エネセスの仮面" (この2作は入手にすごく苦労した・・・。)で更にハマり、キング誌で "炎の虎" の連載が始まり、どんどんメジャーになっていくのを喜びながら今まで追いかけ続けてきたんだ。
超人ロックの新作はもう読めなくなってしまった・・・、本当に残念だ。
他にも数々の惜しい方々が亡くなった・・・。
心からご冥福をお祈りいたします。
追記
漫画家の御厨さと美氏も亡くなったそうだ。
裂けた旅券(パスポート) は大好きな作品だ。
ノーラシリーズも面白かった・・・。
心からご冥福をお祈りいたします。
「言うこときかないとミサイル撃っちゃうぞ!」