これは俺の勝手な推測なので、そこんとこよろしくです
あちこちのサイトを覗いていろいろ考えたんだけど、どうも釈然としない
上空で右エンジンから一瞬炎が噴き出す映像が有るので、バードストライクかどうかは分からないが、右エンジンに異常が有ったのは間違いないと思うんだけど、それで動翼系の油圧が全て落ちるとは思えない
左エンジンにも油圧ポンプ等は付いているし、フェールセーフ構造で油圧は最低でも2系統有るはずなので、それで動翼系が動かせるはずなのだ
もちろん、写っていないところで左エンジンにも損傷が生じた可能性はある
それで動翼が動かなくなかったとすると、また別の疑問が出る
一度目にゴーアラウンド (着陸態勢に入った後、接地する前に上昇して着陸をやり直す事) をやって、再着陸で胴体着陸を行ったとの事だが、それを行うには360度の旋回を行わなくてはいけないはずだ
逆側からの進入に切り替えたとしても180度の旋回は必須だ
油圧が全て落ちた状態でそれが出来たのか、と言う事だ
それに油圧が全て落ちて、動翼が動かなかったにしては着陸態勢がきれいすぎる
きちんと滑走路に向けて胴体着陸を行っている
また、映像を見る限り、着陸時の機首の上げ方が通常着陸と同じに見える
動翼が動いたとすると、フラップとスラット、スポイラーが展開されてないのはなぜなのか
(片方のエンジンが動いていなかったとするとスラストリバーサーを使えなかったのは分かるし、油圧が全て落ちているんだとしたらそもそも動作できなかっただろう)
真因はフライトレコーダーとボイスレコーダーの解析待ちになるんだけど、バードストライクだけが原因とは思えない
少なくとも俺にはそう思えるんだ