moss

ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

この溝のせいで・・・

2008-01-17 23:00:20 | VFR400Z

レストアは結構いい線まで進んでいた。
多少「あれ?」と感じる部部分はあったが、クリスマス頃までは大方順調に進んでいると思い込んでいた。



↑のような状態までレストアは進んでいた。
しかしシフトカバーの部分にオイルが滲んでいたので純正パッキン交換や液体パッキン塗布などで対策したが全てNG。
確かにあわせ面に傷はあるし、締め付けるとパッキンがズレるのでより強力なパッキン作成することを決めた。大晦日だが。
即行でシフトカバーをスキャンしてillustratorでちょっとサイズ大きめパッキン原紙を作成。テフロン、シリコンゴム、フッ素ゴムなど材料をハンズで購入。
しかし、最終的にはDaytonaの1mm厚のシートパッキンを利用してパッキンを作成した。



取り付けてはみたが・・・またオイルが滲んでくる。何かか違う。そう、カウンターシャフトのオイルシールからオイルが漏れていたのだった。スプロケットを外して6速レッドゾーンまで回すとオイルシールとカウンターシャフトの間からオイルが漏れてくる様子が良くわかる。
↓ 約200km/h相当でカウンターシャフトを回している様子。



これまた軽い気分でオイルシールを外してHONDA部品センターが営業開始するまでしばし放置。

 

1/6にオイルシールを入手できたので早速取り付け。ところがどっこい、オイルシールはそのまま取り付けできない。うすうすそんな気はしていたのだが、悪い予想はすぐ当たる。オイルシールにツバがあり、クランクケースに溝が切ってあるので超魔術でも使わないと入らない。ちょっとだけベビーサンダーで超魔術やってみたけどNG。わずか30分で新品のオイルシール2つを破壊。他車種用だが3つ目を取り付けたらオイル漏れはなんとか治まったようだ。

しかし、山の中でオイルシールが限界を迎えたら悲惨だ。対策を考えた。
1)クランクケースを割って教科書どおりのオイルシール交換を行う。
2)オイルシール外れ止めストッパーを作成する。
3)もう1台のNC21用エンジンに換装する。
4)NC24エンジンに換装する。
5)やけくそでNC30のエンジン

何故かNC21,24,30のV4エンジンがこれ以外に4台もストックがある。
一見同じに見えるNC24のエンジンに換装すると実はハーネス交換、キャブ・エアクリ交換、メータ交換が必要と結構面倒だ。30のエンジン交換も当然簡単ではない。
という訳で1)のクランクケース割りに決定。

 あーあーって感じだ。

↓赤枠部分の溝がなければ・・・。



コンロッドベアリング、大端ベアリングなど一部欠品(在庫不明)だったためほとんど部品交換は行わないことに。もちろんモリブテンショットも止め。
30のミッションに交換したいが前後スプロケ交換、チェーンライン出しを伴うから諦めかな。春には乗りたいし。

Comments (5)
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