5/20に御嶽山に登ってきた。
スキー以外に雪の残る山道を歩くのは高校の修学旅行で八方尾根を歩いて以来。
中途半端に残雪があって歩きにくいだろなと想像していたが、あかっぱげ辺りの歩幅に合わない段差を上がるより自由な歩幅で直線的に歩ける雪道の方が歩きやすかった。が、それ以上に結構面白い。
田の原を振り返る
全部雪道でなく、大雑把には田の原から8合目あたりは雪道、しばらく岩場を歩き9合目あたりはまた雪道といった具合だったが、場所により岩と雪と好きな方を歩けたので軽アイゼン着脱が面倒なこともありなるべく雪道を歩くようにした。
8合目の避難小屋
すると、8合目辺りでコロコロと鳴く声が聞こえてきた。振り向くと雷鳥が崖からひょっこり現れてこっちに来たので記念撮影。何羽いたかわからないけどあちこちから声が聞こえたり、飛んでる姿を見ることができた。
雷鳥と、恐らく彼らの足跡
8時半くらいに登り始めてゆっくり上がったので王滝頂上には1時頃到着、ちょっと時間かかりすぎかな。頂上でおにぎり食べていたら雲が流れてきた。あれよあれよという間に剣ヶ峰は雲に覆われて見えなくなった。そもそも剣ヶ峰に行くのは時間と体力の面から無理だと思っていたのでそのまま下山。
王滝頂上
頂上の裏側、八丁だるみの手前
まだ雲に覆われていない剣ヶ峰
下りは雪道の足跡をトレースしながら降りていったら知らないうちに登山道から外れて春スキーのコースに入っていた。スキーやソリで下る人達がいるので行き止まりではないのだけれど、登山道は見えていて位置もわかるのに、ハイマツ帯を越えられないので戻れないという状況はあまり気持ちよくない。しかも所々斜度30度くらいありそうな雪の斜面を軽アイゼンで歩いていたので緊張する。
こんな場所。中央の画像はほぼ実際の角度。
ズンズン下ると赤いマーカーの付いたロープが張られており、その方向に歩いてゆくと大江大権現の近く?(ちょい上)の登山道へ戻った。
赤いマーカー
そうこうして田の原駐車場へ戻ったのは16時近かった。ささっと片付けてジムニーを買った理由のひとつ「御嶽温泉王滝の湯」へ向かった。
左:入山時、右:下山時。何だかいつも雲ギリギリ。
整地された砂利道で坂もそれほどきつくないので普通の車高の車でも通ることは出来るがC63では走りたくない。アスファルトでもホイールスピンする車じゃどう考えても走りにくい。
場所は王滝村から奥へ5キロくらい入ったところで周りには何も無い。けっこうな僻地にあって雰囲気も良い感じの温泉だった。
http://otakiya.jp/
【追加】
5/5(土) 田の原の様子の画像があったので掲載する。
2週間でずいぶん雪が解けるのがわかる。登山口の鳥居のところでは150cmくらいの積雪が30cm位になっていた。
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