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ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

星空ウオッチングのフットワーク

2022-10-13 21:26:41 | 天体撮影&観望

9月の後半に天候の良い日が何日かありSTL80A-MAXI, TOA-130NSで綺麗な惑星像をみることができた。少し間をおいて105SDPでの観望ではあまり空の状態は良くなく不発に終わった。その際にMAXIと105SDPの2台をベランダに設置して見比べを行うことも目的の一つであり好条件での見比べは出来なかったがいくつか気づくこともあった。気づくというよりも別々の使用から経験上わかっていたことを同タイミングでの観望でリアルに認識できたと言った方が合っている。それは温度順応の時間。

季節や部屋の温度、夕方〜深夜にかけての温度変化量など環境的な影響要素もあるが鏡筒の形式や倍率なども影響してどこで妥協するか、一晩中温度変化の追いかけをするのか気にしだすと終わりがない。以前はLX90-20やC9 1/4などシュミカセも持っていたが所有期間中一度でも本当に温度順応できていたのか疑問だ。シュミカセは集光力はあってリング星雲などぼやっとしたものは良く見えたが恒星や惑星はいつもボケボケというイメージが出来上がっていたのでそれらは処分して現在は屈折しか持っていない。
というように温度順応は自分としては結構気する方かと思う。

それではMAXIと105SDPではどうだったかというと、比較時は6mmと3.3mmのアイピースでどちらも200倍程度になるようにし、MAXIは設置して5分で木星の輪郭のメラメラが小さくなったのがわかった。105SDPは15分経っても輪郭はメラメラのままで30分経過して「ま、いいか」というレベルになったが見比べるとMAXIほどまだキリッとしていない。大気の流れで揺れたり歪んだりするのとはちょっと違う。
そんな状態でも模様の細部は瞬間的に見えるだけだが105SDPの方が認識しやすく像自体も明るい。そうやって温度順応を待ちながらの観望だったがお約束どおり雲が大量にやってきて観望終了となった。わかってはいたが同時に比べるとこの差は大きい。ちなみに感覚的には同条件ではないものの9月後半の観望に限れば温度順応の早さはMAXIはいずれも5分程度、TOA130は15分くらい、105SDPは30分以上で「ま、いいか」という主観のかたまりのレベルに到達。
(注意)TOA130も105SDPも春頃の気温の低い時の観望ではもっと時間がかかっていて設置後1時間は放置していたこともあるのでこの15分とか30分とかの時間はあてにならない。

どうすんのこれ?ということを見出し画像の御嶽山 五ノ池小屋に一昨日に泊まりながら考えていた。
せっかくNikon10x70SPとマンフロット トラベル三脚を持って上がったのに油絵のような曇り空のため観望できず考える時間はたっぷりあった。

しかし、朝になったが考えが全然纏まらない。

とりあえず今朝決めたことがあり近々2つのことにチャレンジしてみることにしたので追々書いてみる。

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