去年、外反母趾の手術で入院したとき、同室になった女性からこんな話を聞きました。
彼女は義母の看病のため、赴任先から急遽東京に戻らなくてはいけなくなったそうですが、
その義母の話です。
お義母さんは80代で亡くなられたのですが、それこそ立つ鳥跡を濁さず、見事な最期だったといいます。
身辺に不必要なモノは一切なく、葬儀の手配から残された家族への配慮など、詳細にわたって準備してあり、
看取った家族はお葬式を執り行えば、後は何もしなくてもすんだそうです。
とにかく見事な完璧な最期だったと。
この話がすごく印象的だったので、ああ、私もそうなりたいと思ったのでした。
一方、私の父の家の後片付けの大変だったこと。
トラック2台分の荷物を処分するのにウン十万円もかかったのですから。
たぶん父は寂しかったのだと思いました。寂しさをモノで紛らわせていたのでしょう。
父の家の片付けをした後、不用品は一切買うまいと決心した私でしたが、あれから十数年が経過し、
見渡せば不要な雑多なモノに囲まれている私。
一体これをどう処分するというのか・・
でも、千里の道も一歩から。とにかく毎日少しずつ整理していこうと思っています。
昨日は、キッチンの流しの下のモノを全部だして掃除して不要なモノを捨てました。
毎日、場所を決めてそこは徹底的に片づける、という方針です。
前にも書いたけど、
私の周囲にはミニマリストたちがけっこういます。
でも、彼らに大金が舞い込んできたとか、幸運が巡ってきたとかいう話はいっこうに聞きません。
なぜか?
たぶん、ゴール設定をしていなかったからでしょう。
私たちが行動するときは、ゴール(目的地)を設定しておかないと、いくら頑張ってもそこには行き着きません。
なので、今回私は「身軽になって新しい自分に生まれ変わる」というゴールを設定して、
ゴールに向かって進むことにしました。
ゴールは毎日イメージして確かめたほうがいいようです。
すっきりと片付いた部屋で暮らしている私、そして身軽にどこにでも出かけていく私・・
なんだかワクワクしてきたぞ!
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