越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

仙台の牛タン定食(続報)

2008年03月27日 | 小説
 仙台で、牛タンなるもので商売を始めたのは、「タン助」ではなく「味 太助」だそうです。お詫びします。「味 太助」 ☞ http://www.aji-tasuke.co.jp/ 

 秋田のM<猫>さんによるとーー

「著作権や特許という考えなどなく、(「味 太助」が)二軒ほどでずっとやってゆくうちに首都圏では、福島県出身者に<牛タンのねぎし>をチェーン店化され、仙台でも common capital 化してしまいました」

 とすれば、現在、仙台その他の土地で、群雄割拠のごとく牛タン屋が勢力争いをしているのは、老舗のやり方(牛タン焼きに、テールスープ、麦飯の3点セット)が実にシンプルで、かつ商売になったからなのだろう。

 が、それを普及させたのが老舗ではなく、めざとい資本家(商売人)であるのが象徴的だ。

 僕たちが行った駅前の「伊達の牛タン」は、モダンな西洋風レストランの雰囲気で、音楽もジャズがかかっていた。それに対して、☝の写真の「味 太助」をみれば、ラジオでプロ野球がかかっているような焼き鳥屋のノリだ。

 値段は、老舗でも新興勢力でも1400円前後だから、ご飯だけを食べたい若い女性に好まれるのは、圧倒的に前者だろう。が、酒も飲みたいぼくは、後者のほうに惹かれる。

 果たして、味のほうは??







コメント (2)
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