透水の 『俳句ワールド』

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山頭火の言葉(一)      高橋透水

2014年06月21日 | 俳句・短歌・評論・俳句誌・俳句の歴史
  酒と女と・・・

 酒を飲むときはたゞ酒のみを味はいたい、女を恋するときはたゞ女のみを愛したい。アルコールとか恋愛とかいふことを考へたくない。飲酒の社会に及ぼす害毒とか、色情の人生に於ける意義とかいふことを考へたくない。何事も忘れ、何物をもすてゝ――酒をいふもの、女性といふものを考へずして、たゞ味はひたい、たゞ愛したい。」
《明治44年雑誌「青年」(夜長ノート)》
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