パッチワークのような色とりどりの芝桜 七分咲きでも歓声があがる
広大な丘陵を染めて 空気まで美しく輝いているように見える
観光客が少ない中で 私たちのバスだけでも賑やかに見えるだろう
売店の人たちも 心なしか活気が感じられた
花も土地の方も 人が来ることによって 自然が活きる
天気予報も危ぶまれたが ここへ来ると薄日も差して私たちを歓迎する
普段でも活気ある うたごえカチューシャの方たちが 更に元気に歌う
昨日は うたごえバスツアーだった
２月に募集締め切りをして その後大震災があって どうなるかも心配があった
しかし 誰も来ない観光地や 旅行業界は深刻である
元気が出せる所から元気になって こうして廻りを元気付けることも大切だ
うたごえバスは走るうたごえ喫茶だ
キーボードをバスに持ち込んで伴奏し リクエストに応えて みんなで歌う
車窓にも眼をやりながら 全員で歌う
心は青春時代のように弾む
昼食は 伊香保郊外の時代屋さん 豪農の家を移築した感じの雅がある
釜飯を中心としたものだが 美味しいと評判だった
水沢観音に向かう途中は 沿道に桜が満開で これも歓声があがる
観音様にみんなで 日本の復興と 全ての方が普通の暮らしになるよう祈る
道の駅での３０分間は 日常の買い物を買い込んでいるようだ
地元の生産者も分かる農産物や 名産品 さすがに女性は良く買い込む
係りの方たちも 嬉しそうな笑顔をしていた
イチゴ狩りは 子持ち観光いちご園 大粒でもかなり甘い
お土産に買ってきたものも 安心して誰かさんに渡せるものだった
帰りの車中もうたごえ 雨にも会わず 楽しいバスツアーだった
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