幸せ感じるオキシトシン うたごえに溢れる

母と子のスキンシップ　母に抱かれた子どもは無意識に幸せを感じている
そして慈愛に溢れる母も　この時は至福の時間である
これは人の身体を通じて　発散されるオキシトシンの効果だと言われる

恋人でも夫婦でも　手をつなぐ　腕を組む　肩を抱く　触れる
この時　体内からオキシトシンが発生している　これが幸せホルモン
熱愛は３年とも言うが　あとは互いにスキンシップは避けてはいけない

ほんのちょっと　肩に触れる　手を握る　それだけで心地良く感じるものだ
同性でも握手する　激励の肩を叩く　ちょっと触れると親近感が沸く
相手に好感を持っていれば　この効果があることが解明されている

最近ではデイケア施設などでも　タッチケアー療法が採用された
認知症の予防や　進行により効果が認められるからだ
利用者さんと対面して　ただ手を握ったり摩っているだけで相手は心地良い



私は　うたごえの場にも　こうした効果が出ていると思う
歌を歌うことも楽しいが　皆さんに会って　自然に笑顔が浮かぶ
これは　心のスキンシップが　眼に見えないだけだ

この人のそばに居ると心地良い
この場所に来ると心地良い　それが　うたごえの場である
幸せを求める心は　大きさこそ違うが　この心地良さに巡り合うことだ

私も皆さんの顔を見ると　思わず笑顔が出てしまう
あたたかな感じの皆さん　そこから幸せオーラが出ているのだろう
総じて皆さんは　実際の歳より　かなり若く感じられるし活き活きとしている

本当は私も　男性も含めて　実際に手を触れ肩を触れ　スキンシップしたい
好感を抱いていれば　互いに　オキシトシンを発生し幸せを感じる
でも　まかり間違えば　セクハラに思われかねない

　

　

私は写真を撮って　承諾なしで皆さんのお顔を公開してしまう
この笑顔　空気をブログの皆さんにもお届けしたいと思うからだ
眼に見えない　私たちのオキシトシン　皆さんの感性で感じ取って欲しいが・・

　

　

昨日も多くのリクエストがあり　楽しく歌った
伴奏する私も　心地良い雰囲気に包まれ　感謝と幸せを感じながら弾く
そして歌の合間に　エピソードや背景　連想することも話す

「花は咲く」　この歌のリクエストで　少し解説を加えた
台湾へ訪れた福島の高校生のニュースの紹介だ
あの東日本大震災では　台湾の方々は世界各国の群を抜き支援を寄せた

日本への思い遣り　人も多額の義援金もいち早く寄せられたのである
そして台湾現地では　カンパも募り　祈りの集会も多数されたことは忘れない
このことを感謝して　先日　福島の高校生が台北でコンサートを開催した

会場に詰め掛けた台湾の方々は　感慨を持って聴いてくれた
犠牲者は多く出たけれど　こうして健気に被災に向かい合っている姿を見た
参加者の声は　この姿に感動して　早く復旧復興して欲しいと言う

コンサートの最後は　会場の皆さんと　福島の高校生と大合唱となった
東日本大震災　復興支援ソング　「花は咲く」である
日本語で　皆さんが　一緒に歌っている光景　私も思わず嬉しくて涙ぐんだ

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