のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

流氷と白い世界 知床を巡る

2014年04月14日 10時32分20秒 | 旅行
知床観光の拠点となるウトロから 流氷が寄せる海沿いを少し走る
オシンコシンの滝の駐車場にバスが停まる 風が冷たい
すぐ近くに大きな土砂崩れの跡が見え まだ補修中だ

世界遺産に指定されるまでは 小さな道であり 駐車場も無かった
この滝を見るのは 観光船で海の中から見るか 徒歩で訪れる
現在は道路も2車線 観光客も安心してそばまで行ける



入口からも見えるが 近くへ行くには階段状の道を行く
雪が凍って 登りは注意しながら行くが 帰りの下りが怖いくらいだ
滝は凍らず流れ落ちているが 冬季のためか水量は少ない



ここからは知床五湖へ行けるが まだ道路は閉鎖中だ
昨日訪れた羅臼が 横断道路で1時間の距離だが同じく閉鎖されている
知床は私達 観光客を除くと まだひっそりと冬を耐え 春を待っている



来た道を戻り 斜里と納沙布の中間の標津の街へ寄る
観光シーズンだと ここに鮭のセンターが有り 鮭の一生を知ることができる
もちろん今はひっそりと人影も見えない





そのセンターの入口にある町の食堂がこの日の昼食場所だ
観光バスが4台口 町の食堂を分散して入る
グルメのメニューは 標津産ジャンボ天然ホタテである



食堂の主が朴訥で 団体扱いが慣れていない様子である
グループが座るまでにも 添乗員の連絡と違い時間がかかる
それでも味は抜群である この海峡しか採れない大きさも誇る





北海道だけという セイコウマート 廉価商品が多いそうだ


納沙布へ行く時は トイレ休憩も兼ねて道の駅 風蓮湖へ寄る
以前来た時は 白鳥の姿があったが シベリアへ帰ったのだろうか
ソフトクリームが美味しいので食べるが 昨晩と朝も食べたっけ・・





ひたすら白と黒のモノトーンの世界をバスは走る
見えるのは たまにではあるが エゾシカの群れくらいである
やがて納沙布の望郷の塔が見えると 北方領土が目前の納沙布岬だ



ロシアの不当な占拠によって 国後も択捉も色丹 歯舞諸島も国境の向こう
国後は大きな島で 北海道の知床半島と根室半島の間に突き出している
岬から見える数百メートルまでが日本の扱いで越えれば拿捕されてしまう

竹島もそうであるが一度占拠された領土は どんな日本で騒いでも帰らない
尖閣の島も危うく 改めて日本の領土に対する国民の意識が問われる
奪われた土地をお金で買うとか 共同で開発しようという声 それは違う

相変わらず この岬は風が強く この季節だとかなり寒い
添乗員でもここへ案内したこともあるし 個人でも何回目かになる
根室での北方領土返還要求集会にも参加して この地も訪れた

ここからの帰りは来た道を戻る 雪の林 流氷の海 ガイドも時には休む
バスのエンジン音だけが聞こえ 窓外に家並みも見えない時間が流れる
私は心の中で 森繁さんのオホーツク老人の姿を描き 知床旅情を歌う

    最後までお読みくださいまして有難うございました 
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