演奏家の船出応援コンサート 20歳の箏曲

若い演奏家を応援するコンサート　今回で２回目である

ピアニストの田中良英氏の提唱で　墨田区の本所地域プラザが主催している

全国から１１７組の応募があり　有望な若手６組を厳選して６回の演奏会が企画された

 

今回は箏の演奏で有り　２０歳の演奏家　金子展寛(のぶひろ)氏である

生田流の奏者であり　９歳から箏曲の世界に入っていた

いわゆる琴は　琴柱(じ)の無いもの　箏は柱のあるもの　同じ楽器では無い

 

 

その演奏たるや　右手の3本の指に加えて　左手も弦を抑えたり弾いたり変化自在だ

標準の１３弦のものを3面くらい準備してあり　２５弦の特製楽器もこなしている

曲の響きは　ハープは甘いが　筝曲は音が清冽である

 

聴いている世代は高齢者も多いので　プログラムも多彩で有った

古典に属する曲から　松任谷由美さんの曲まで飽きさせない構成となっている

いわゆる和風の琴の演奏会は聴いたことがあるが　洋服で凛々しい

 

 

ピアニストは一流のホールで　ベートーベンのソナタの連続演奏などが予定されている

こうして若手が　着実に発表の場を与えられ　ここから羽ばたいて行くだろう

若い２０歳の青年　伝統と新しい奏法で　更に磨かれ　世界にも何れ進出するだろう

 

 

 

　　　　 最後までお読みくださいまして有難うございました m（_ _）m

 

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