妹が突然亡くなって 心に空いた空虚感は少しづつ消えているが まだ哀しい
未だに生きていて 電話でも来るように思えてならない
6月に私も応援に行った 浅草公会堂のカラオケ大会の写真を部屋に飾っている
あの翌日 グランプリ取れたよと嬉しそうに朝早く電話してきた妹
その声が 耳に残っていて まだ会えるような気がしてならない
眠るように穏やかな顔で逝った妹 今日までの日々が長い様だ
きのうで41日目だが 四十九日法要が前倒しで行われた
もう涙は出尽くした 心の虚しい穴は そのままである
一般的には四十九日までは 故人はまだ 周辺に居ると言う
そして この日で あの世に旅立つとされている
閻魔様の審判があると言うが 逞しく明るく生きた妹は 極楽浄土に行けるだろう
それでも 現実は寂しいなぁ でもね まだ私はこの世のするべきことが残っている
前々回の墨田のうたごえの講座で 妹の亡くなったことを隠して元気を装った
しかし こらえきれずに 皆さんに打ち明け涙をポロポロ流してしまった
講座の皆さんには 申し訳なかったが あれで ふっ切れたと私は思う
誰かが聴いてくれるくれる雰囲気があれば 話してしまった方が気が軽くなる
そんな皆さんがいてくれるのが有り難いことでもある
そして次は 元気良く普通にうたごえの進行とピアノ伴奏が出来たものである
今日も ディサービスの方たちに 音楽訪問をする
楽しそうに歌ってくれる高齢者の方たちが待っている
そして 今週 もう一つの介護施設と 下町のうたごえもある
明るい顔で 笑いを取りながら 笑顔の世界を一緒に作り出す
寂しそうな顔も出来ない 元気と笑顔の配達人なのだ
一人の時間は たまに涙が出そうだが もう大丈夫だ
先週 うたごえツアーで買ってきた花が まだ生き生きとしている
妹の写真の周りが華やかで 花が好きだった妹 きっと喜んで居るだろう
写真をそのまま立てかけていたが 今日は入れる額も買ってくる予定だ
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m