のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

あまりにも哀しい判決 徘徊老人の鉄道事故賠償請求

2014年04月25日 09時51分48秒 | ボランティア

こんな哀しい判決があるだろうか
その前に少しでも暖か味のある行政などの対応は無かったのか
何度も考え 涙が出てくる 世は無情であると・・・

91歳の夫は認知症で 家で介護しているのが85歳の妻だった
その妻でさえ 要介護認定1である 離れた地方には長男が居る
毎日 介護と 徘徊する夫に妻は心身疲れ果てているだろう

一寸眼を離したすきに 夫は外へ出てしまい徘徊の末 JRの鉄道で事故死
これに対し 無情にもJRは 鉄道が遅れた被害額 720万円を提訴した
妻は24時間 監視の義務があるし 長男は家族として責任がある

毎日 老々介護は推測しても 大変な状態である
中には介護に疲れ果て 自殺者さえ出る現状だ
果たして 24時間監視せよと 老いた妻に求められだろうか

実態を把握する 福祉の対策は無かったのか
それとも施設は満杯とか 受け入れに問題は無かったのか
老夫婦に余裕のある財産も考えられない

請求するJRにも 憤りさえ感じる
国鉄時代 多額の借金を作り上げ すべて国の税金で帳消しした
現在 国鉄がそのまま生きているのは 私達の税金の効果である

精神異常が認められれば 殺人を犯しても無罪になるケースが良くある
私には納得できない 刑事責任を問えないということで無罪なのだ
ならば 徘徊の末 鉄道に被害があっても 眼をつぶる寛容性は無いのか

これからは ますます認証は増える 介護も夫婦のどちらか親子である
多額な介護保険も 年金から容赦なく引き落としている
消費税値上げは 福祉にも回すと言うが 政治は信用できない面もある

今 認知症で無い方は せめて 多少の効果がある予防にも努めよう
歩くこと 歌うこと 何かの活動をすること 他人と話すこと 何でも刺激になる
家に閉じこもっていては 認知症が駆け足でやってくる

自分は恵まれていないなどと 嘆くのはやめよう
もっと恵まれない方たちを見たら心はきっと優しくなる
政府が悪い 社会が悪いと常に斜めから見ないで こんなものだと開き直ろう

自分が笑顔でいたら きっと 廻りも笑顔になる
引き寄せの法則がある 心地よい波長の方が周りにできる
花や鳥 自然だって 自分の友だちになれる

認知症で列車にはねられ死亡、
遺族の賠償額半減

読売新聞4月24日(木)21時42分

 愛知県大府市で2007年、認知症の男性(当時91歳)が列車にはねられて
死亡した事故で、JR東海が男性の遺族に遅延損害など約720万円の賠償を
求めた訴訟の控訴審判決が24日、名古屋高裁であった。

 長門栄吉裁判長は、男性の妻と長男に全額の賠償を命じた
1審・名古屋地裁判決を変更し、妻のみに約360万円の賠償を命じた。

 長門裁判長は判決理由で、婚姻関係上の法的義務や、精神保健福祉法で
定めていた保護者制度を引用。「同居していた妻は配偶者として男性の
保護者の地位にあり、夫が老齢や疾病、精神疾患などで自立生活を送れなく
なった場合、生活全般に配慮し、介護、監督する義務を負う」と認定した。

 遺族側は、妻自身も事故当時85歳で「要介護1」と認定されていたとし、
「過失や賠償責任を問うべきではない」と主張していたが、長門裁判長は
「夫婦としての協力扶助義務の履行が法的に期待できない特段の事情
はない」と、退けた。

 1審判決で監督義務があるとされた長男については、「男性の扶養義務者
に過ぎない」とし、「20年以上も男性と別居しており、賠償責任を負わせる
ような監督者に該当しない」とした。

 一方、長門裁判長はJR側の問題にも踏み込み、「駅での利用客に対する
監視が十分で、(男性が線路に立ち入ったとみられる)フェンス扉が施錠され
ていれば、事故を防止できたと推認できる」と指摘。妻らが介護に努めていた
ことも、ある程度評価し、妻が負うべき賠償責任は損害の5割とした。


   最後までお読みくださいまして有難うございました 
        ブログランキングに参加しています  
   ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります 
    
             にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ 

   メントは 伝言コーナー  ここをクリックして 

        のびたのホームページ ←

          

          
今日の誕生花 フロックス
          花言葉  合意 火焔 あなたの気に入れば幸せです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

差し出された手に亡き母の姿を重ねて

2014年04月24日 10時33分40秒 | ボランティア
集まってくれる方たちは 全員 車いすでスタッフに押されて来る
私の顔を見て にっこりされる方もいるが 無表情の方も目立つ
昨日訪問の施設 他の施設と違って認知症や介護の症状が重い方が多い

それでも きっと音楽の効果があると信じて 数年 毎月訪問をしている
ボランティアは他に誰も来ない 月2回くらい行きたいけれど予定が一杯だ
皆さんと共感があるような話をして 大勢の方と眼を合わすようにする

歌う時も 話していても 下を向いていたり 眼がうつろな方もいる
中には 眼が不自由な方も居たり 耳が遠くなっていたりもする
みんなで歌っても その声全体は 他の施設より当然小さい

 

うたごえや 元気な方が多い施設では 伴奏も飾りの音符を入れたりする
コード演奏なども 変化をつけて弾いたりする
ここでは 一音一音がはっきり歌えるように 少し遅く シンプルな伴奏になる

スタッフの方たちは 効果を感じて 時には報告したくれる
私も 大勢の方に気を配りながら どうか心に届いて欲しいと念じるように弾く
一人ひとり 個別に対応したら 絶対 音楽療法の効果は上がりそうだ

 

今日は 皆さん 大きな声が出ていますね
上手に歌うと 私が緊張してしまうから 下手でも何でも大きな声で歌ってね
実際 声を出すと それだけでも脳が刺激される

ほぼ一時間近くの歌の時を過ごすが 数名の方の歌声は聴こえる
歌は聞こえないが 一緒に口の動いている姿を見て 歌っていると感じる
心で参加している方も多いのだ 実際は懐かしい歌なのだろう

 

機材をまとめて 帰ろうと近くを通ると 握手を求められる
また来てくださいねと言う それは心から発している心情である
数名の方と握手する 手を触れる 暖かい手 冷たい手

みんな高齢 しわの刻まれた顔に 20数年前に亡くなった母の姿が重なる
母だったら やはり音楽が聞こえなくなっても 心の音が届くだろう
握手した手は 幾つになっても母と子 きっと喜ぶだろうな

 

ボランティァの心底には きっと気付かないうちに 父や母の姿を描いている
それが優しい心になって 皆さんに接するようになる
せめて 認知症の世界が少しでも遠くにあって欲しい

   最後までお読みくださいまして有難うございました 
        ブログランキングに参加しています  
   ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります 
    
             にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ 

   メントは 伝言コーナー  ここをクリックして 

        のびたのホームページ ←

          

          
今日の誕生花 むれすずめ
          花言葉  集い

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関東屈指の芝桜に眼を見張る

2014年04月23日 09時26分32秒 | 旅行
眼の前に 一面に広がる芝桜 ピンクやブルーなど鮮やかだ
さながら 巨大なパッチワークのように 彩りが感動を呼ぶ
ここは 東京ドイツ村 東京と言っても千葉県の君津市郊外にある

園内は広大な敷地で ドイツをイメージした建物や風景に統一されている
私もドイツやヨーロッパ 行ったことがないから 少しでも気分に浸れる
各ゾーンを廻るのは広すぎて 車なら入園し そのまま廻れるのが有難い



一昨日の うたごえツアー下見も終わり 多少時間もあるので寄り道した
ここの芝桜は 関東圏最大のキャッチフレーズである
箕郷や秩父 市貝 そして北海道の藻琴と見たが 匹敵する規模だった



当日の雨模様 平日と重なって人は殆ど見えず その分 美しさは独り占め
桜の花に似た小さな花 群生すると それは見事な華麗な自然の衣装
花は いつでも感動や癒しを与えてくれる 自然の贈り物だと思う



ドイツに因んだグッズも数々売られていた
バームクーヘンやビール ハム ソーセージその他
私は ドイツから輸入のジャムだけ買って帰ってきた

 

今日は江戸川区の介護施設へ音楽訪問
入所者が多い その分 程度が重い 気を送るような思いで対応する
うつろな眼でも 柔和に笑顔が浮かぶ姿をイメージして語り弾く

   最後までお
読みくださいまして有難うございました 
        ブログランキングに参加しています  
   ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります 
    
             にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ 

   メントは 伝言コーナー  ここをクリックして 

        のびたのホームページ ←

          

          
今日の誕生花 こでまり
          花言葉  優雅 品位 努力する

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆さんの笑顔が見える房総うたごえツアー下見

2014年04月22日 11時10分22秒 | うたごえ

車を走らせながら このコースを歌いながら廻る皆さんの姿をダブらせる
大型バス満席の歌声が車中に溢れる 笑いもある 楽しそうな雰囲気
その期待を裏切らないように 昨日 実際に走って最寄地も確認した

全国的に雨模様の予報 房総でも雨は降ったが 車から降りると止む
殆ど傘を使わない幸運が私に着いてきた
パックの団体ツアーだと 行程も時間も決められているがこのツアーは優しい

当日は ドライバーさんと相談しながら 時間の延長や短縮もある程度できる
行き先については お約束のため 実際にはカットしない
その中で 最大限に皆さんの笑顔を引き出すのが 最高のおもてなしである

 

海ほたる 団体バスではトイレ休憩を兼ねて立ち寄る
渋滞もなければ 出発から1時間内外で着いてしまう
コーヒー飲んだりできるが お土産は まだ先にいっぱいある

 

女性ばかりの団体だから 道の駅などは必ず寄る
立ち寄り先ごとに 皆さん 笑顔を浮かべて お土産の袋を下げてくる
昨日は時間が早いのと 平日で空いていたが それでもバスは来る

 

今回は 房総の醸造元にも寄る クラツーでも良く立ち寄ったものだ
酒は飲めない方も居るが ご主人や家族の土産にも良いと思う
私も飲めないが ゆず酒があって 香りがすごく良いものがあった

 

 
右下の写真 くじら 4人前である 懐かしい味だった

昼食場所はほ保田の漁協直営の ばんや である
食材は東京湾の地ものから 房総名物の クジラも出てくる
金目鯛の煮つけなどは 伊豆方面の倍以上の大きさで出てくる

 

 

道の駅らしくない道の駅 おおつの里に 花倶楽部がある
温室が主体で規模も大きく 当日は花つみ 3本をお土産にする
今なら金魚草辺りだが  咲き具合で当日の花が決まる

現在はまだ咲いていないが 来月には房総では 浜昼顔があちこちに咲く
群生地としては 有名な平砂浦に行く予定である
私達の世代では皆が知っている 君の名は の歌にも出てくる花だ



最後の観光地は 那古の大福寺 ここは別名 崖観音で有名である
その名の通り崖の中腹に観音堂があり 磨崖仏の十一面観音像が祀られる
急な石段を登ると 東京湾の展望が素晴らしい この登りが一寸きつい

 

当日は ハイウェイオアシスの富良里道の駅に立ち寄る
ツバメの巣が幾つもあって 親鳥が ひっきりなしに餌を運んでいた
雛は見えないが 休む間もなく飛び去り また来る姿は微笑ましい


花つみしてきた花を部屋に飾ったら明るくなった?

問題点は無いだろう 後は 気配りで楽しい演出をしながら進行すれば良い
気画の段階から 皆さんが喜ぶだろうか 行って良かったと言えるかどうか
最後に 楽しかったぁの評価が貰えることが 私の願いでもある

    最後までお読みくださいまして有難うございました 
        ブログランキングに参加しています  
   ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります 
    
             にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ 

   メントは 伝言コーナー  ここをクリックして 

        のびたのホームページ ←

          

          
今日の誕生花 こでまり
          花言葉  優雅 品位 努力する

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うたごえバスツアー南房総へ今日下見へ行く

2014年04月21日 06時25分12秒 | うたごえ
一ヶ月後 うたごえバスツアーがあり 申し込み予約は大型バス満員である
毎年 2回 日帰りうたごえバスツアーを主催しているが楽しいと好評が嬉しい
来月の行先は南房総まで行く 車内でのうたごえも今から楽しみだ



今日は およそ行程に基づいて 私の車で下見に行く
房総は数知れず行っているが それでも手抜きは禁物だ
私の大切な歌の仲間たち 愛する方々をご案内するのである



各最寄りの場所でのトイレの案内なども 高齢の方もいるので要注意だ
ましてや全員女性だから 休憩時間も普通のツアーより多めに取る
段差はないか 危険がないか 当日も気配りが必要である



道の駅などでのお買い物も 女性の楽しみである
私も買って帰るが お勧めのものは何かななどと考える
当日とは当然天気も違うし 自然も微妙に変わっている



昼食は最大の楽しみ 当日のメニューを今日 試食してみる
海鮮で私も大好き それでも生で食べられない方もいる
替りの注文が出来るか 座席が高齢者向きにどうかなど確認する



実際のコースを走って 乗用車とバスは違うが所要時間も見る
安全は 添乗員の時もそうであったが 一番気を使うことである
当日 楽しかったと言ってお別れできるように これから下見に出かける

    最後までお読みくださいまして有難うございました 
        ブログランキングに参加しています  
   ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります 
    
             にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ 

   メントは 伝言コーナー  ここをクリックして 

        のびたのホームページ ←

          

          
今日の誕生花 スイートピー
          花言葉  門出 デリケートな喜び 繊細 優美

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする