こんな哀しい判決があるだろうか
その前に少しでも暖か味のある行政などの対応は無かったのか
何度も考え 涙が出てくる 世は無情であると・・・
91歳の夫は認知症で 家で介護しているのが85歳の妻だった
その妻でさえ 要介護認定1である 離れた地方には長男が居る
毎日 介護と 徘徊する夫に妻は心身疲れ果てているだろう
一寸眼を離したすきに 夫は外へ出てしまい徘徊の末 JRの鉄道で事故死
これに対し 無情にもJRは 鉄道が遅れた被害額 720万円を提訴した
妻は24時間 監視の義務があるし 長男は家族として責任がある
毎日 老々介護は推測しても 大変な状態である
中には介護に疲れ果て 自殺者さえ出る現状だ
果たして 24時間監視せよと 老いた妻に求められだろうか
実態を把握する 福祉の対策は無かったのか
それとも施設は満杯とか 受け入れに問題は無かったのか
老夫婦に余裕のある財産も考えられない
請求するJRにも 憤りさえ感じる
国鉄時代 多額の借金を作り上げ すべて国の税金で帳消しした
現在 国鉄がそのまま生きているのは 私達の税金の効果である
精神異常が認められれば 殺人を犯しても無罪になるケースが良くある
私には納得できない 刑事責任を問えないということで無罪なのだ
ならば 徘徊の末 鉄道に被害があっても 眼をつぶる寛容性は無いのか
これからは ますます認証は増える 介護も夫婦のどちらか親子である
多額な介護保険も 年金から容赦なく引き落としている
消費税値上げは 福祉にも回すと言うが 政治は信用できない面もある
今 認知症で無い方は せめて 多少の効果がある予防にも努めよう
歩くこと 歌うこと 何かの活動をすること 他人と話すこと 何でも刺激になる
家に閉じこもっていては 認知症が駆け足でやってくる
自分は恵まれていないなどと 嘆くのはやめよう
もっと恵まれない方たちを見たら心はきっと優しくなる
政府が悪い 社会が悪いと常に斜めから見ないで こんなものだと開き直ろう
自分が笑顔でいたら きっと 廻りも笑顔になる
引き寄せの法則がある 心地よい波長の方が周りにできる
花や鳥 自然だって 自分の友だちになれる
認知症で列車にはねられ死亡、
遺族の賠償額半減
愛知県大府市で2007年、認知症の男性(当時91歳)が列車にはねられて
死亡した事故で、JR東海が男性の遺族に遅延損害など約720万円の賠償を
求めた訴訟の控訴審判決が24日、名古屋高裁であった。
長門栄吉裁判長は、男性の妻と長男に全額の賠償を命じた
1審・名古屋地裁判決を変更し、妻のみに約360万円の賠償を命じた。
長門裁判長は判決理由で、婚姻関係上の法的義務や、精神保健福祉法で
定めていた保護者制度を引用。「同居していた妻は配偶者として男性の
保護者の地位にあり、夫が老齢や疾病、精神疾患などで自立生活を送れなく
なった場合、生活全般に配慮し、介護、監督する義務を負う」と認定した。
遺族側は、妻自身も事故当時85歳で「要介護1」と認定されていたとし、
「過失や賠償責任を問うべきではない」と主張していたが、長門裁判長は
「夫婦としての協力扶助義務の履行が法的に期待できない特段の事情
はない」と、退けた。
1審判決で監督義務があるとされた長男については、「男性の扶養義務者
に過ぎない」とし、「20年以上も男性と別居しており、賠償責任を負わせる
ような監督者に該当しない」とした。
一方、長門裁判長はJR側の問題にも踏み込み、「駅での利用客に対する
監視が十分で、(男性が線路に立ち入ったとみられる)フェンス扉が施錠され
ていれば、事故を防止できたと推認できる」と指摘。妻らが介護に努めていた
ことも、ある程度評価し、妻が負うべき賠償責任は損害の5割とした。
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