のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

人は皆寂しがり屋 掛けてくれる言葉の有り難さ

2015年09月20日 08時38分06秒 | うたごえ

一人の生活 それは誰にも気兼ねなく ゆうゆうのびのび暮らせるから良い

煩わしい人間関係が無くて良い こう考えたり言ったりする人は多い 私もその一人だ

しかし 一人と孤独は違う 親兄弟や知人友人も誰一人居ない暮らし 生き方は寂しすぎる

 

一人の時間は楽しむが どこかで誰かと繋がっていたいと みんな無意識に心が求めて居ると思う

それが 親兄弟や趣味の係わり 旅であり 居酒屋の女将であっても良い

何か 自分を語り 他人の話を聴き そんなひと時が さりげなく心を潤して行くのかもしれない

 

連日 妹の突然の死を迎えて お別れをして 心の中の空虚を埋めきれない

そんな時に このブログへも偽らぬ心情を吐露出来ることも 少しは落ち着くものを感じる

日記としてただそれだけで良いのだが どこか誰かの言葉を待っている自分もいることを隠せない

 

自分の周りの方から そして まだ会ったことの無いパソコンの向こう側に居るあなたから

その方たちから お悔やみの言葉を頂き 慰め 励まし 共感の想いを伝えられ素直に嬉しかった

心が折れそうな時に側に居る方 そして このように言葉を掛けてくれる有り難さが身に沁みる

 

私が皆さんのご不幸に合った時 ご病気の報を聴いた時 すぐ言葉を掛けたいと心が駆られる

ところが いざ言葉にしようと思うと これが なかなかその言葉が出てこないで悩む

素直な気持ちで書いたり話せば良いのだがじれったいほど言葉にならない 探し回るが見つからない

 

こうして 皆さんが それぞれのお気持ちを上手に表わしていることも すっと心に入ってくる

私も こうありたいと常々想う 相手は 哀しさ 辛さ 苦しみの中に居る

時には 見守り無言でも良いのだけれど 何か言葉が見つかれば良いものだと何時も想っていた

 

皆さん 有難うございました

言葉にならなくても 多くの方が このブログを読まれていた事を 心に深く覚えて居ます

街のどこかに 寂しがり屋が独り~ 真夜中のギターの一節です

 

 

連日 コメントを入れて下さった方 辛い想い出を語ってくれた方 お悔やみの言葉の方

皆さんに リコメを入れなくてはと思いつつ 出来ませんでした

ただただ感謝をしています そして素直に嬉しかったです

 

なつめさん kei☆さん 魔女さん sofashiroihanaさん みのりさん まこさん 我太郎さん

ひろばあちゃんさん 風花さん 風香さん たわごと的オピニオンさん あるおかんさん

スーちゃんさん はっちゃんさん ハナコおばさんさん つきさん うきふねさん

 

みゆうさん ぱこさん smileさん なおさん はなみずきさん Shibaさん えむさん

おきみさん かずさん ボブさん Limさん

コメントを辿ってお名前を記させて頂きましたが 漏れて居たらご容赦ください

 

 

 

     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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こらえていた涙の堰が溢れてしまった

2015年09月19日 07時49分54秒 | うたごえ

娘が告別式に参列してくれた

開口一番 お父さん大丈夫? 憔悴しきっているのではないかと心配していたのよ

だって お父さん 会えばいつも妹の話ばかりしていたもの

 

そうだね あいつが一番気が合う奴だったからね 込み入った話でも妹なら語り聴く

気が向いたら ぶらりと車で行き 長居はしないがいろいろ笑い合った

他人からの貰い物 私には余るものがあったら手土産に持って行くと 助かるわぁと喜んでいた妹

 

 

式の読経が 私には コーラスのように聴こえる ハーモニーがあるようだ

合間に慣らす鉦の音が いつまでも澄んだ音が共鳴している

写真は カラオケ大会に出場している時で 今にも歌い出しそうであった

 

 

棺に花を入れて行く 最後の別れで何人かの方が泣きじゃくっている

妹の連れ合いが花を入れながら 苦労かけたねと泣いていた

妻の死を悲しみ涙を流して居る姿は 真の夫婦であったと感慨深いものがある

 

4人の子育てと共に かなりの経済的波乱が常にあったが 明るくいつも振舞って生きて来た

そして後半の人生は カラオケの歌によっても妹の人生は支えられてきた

過去ではなく 今 涙を流す連れ合いの姿で 妹も良かったなと私の涙も溢れ始めた

 

 

カラオケ大会でいつも同じステージに立つ女性が 前日から泣きじゃくっている

私たちはモリちゃん(妹の愛称)が居たから これまで生きて来られたの

モリちゃんが居なかったら 私たちは居ないのよと 大きな声で泣きながら妹に言っていた

 

そして この時 棺にすがりついて モリちゃん 有難うね 有難うねと何度も嗚咽する

私も大会には必ず行って応援して この方のステージもいつも写真を撮ったりしていた

こんな姿を見て居たら これまで涙をためて居た私だが 一気に溢れて居て止まらない

 

娘がそばに来て そっとハンカチを渡してくれた

男泣きねと小さな声で冷やかすが 私を慰めてくれる言葉でもあった

その女性 私の姿を見ると 号泣して モリちゃんには随分助けられたのよと言う

 

そして立って居られないほどで 私にすがりついて肩で泣いている

有難う 妹の後半の人生を支えてくれたのは あなたたちだよと心から礼を言う

私の肩で泣いている姿は 余程親しい人に見えたのか 姪っ子があの人は誰?と聴く

 

妹の一番親しい友人で 大会では いつも同じステージに立ち妹を格が上と立てて居た人だよ

火葬場と隣接している斎場で いよいよ骨を拾う時は 私のそばに居て一緒に拾わせてと私に言う

一つの骨を二人で拾う さっきまでの現世の顔は こんなに小さく欠片となってしまった

 

 

あの悲報を聴いた時から 昨日まで 随分長い時間と日に感じられていた

そうか 4日間だったのか かなり長く感じたものだ

車で帰る途中 ものすごい睡魔に襲われて 道路の端に止めて2.3分眼をつぶった

 

帰って来てから テレビを見ても何か身が入らない

スーパーへ久し振りに行って食料を買い込んできた 何だか心がふらふらしている

周りは何事も無い景色が見えているが 私には一つ大きな穴が空いていた

 

 

 

 

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徳の積み重ねがあること 通夜の列を見て想う

2015年09月18日 08時33分24秒 | うたごえ

通夜の斎場へ車で向かう時 雨は激しく降っていた 予報はかなりの雨量を伝えている

2日間の雨だと言う 葬儀に参加される方たちも大変だなと車中思った

ところが斎場へ着いた途端 あれほど降っていた雨が止んでしまった

 

雨でも それは仕方ないこと それでも止んでくれたら どんなに良いことか

納棺がされた 最期の化粧をして 大好きなカラオケのテープも一つ入れた

予定は無いが今度 大会で着る一度も着たことの無い着物を上に載せた

 

病を経て他界したわけではなく 数時間前まで元気に近所の方と話をしていた

それだけに 顔色が良く やはり ただ眠っているだけのように見える

それぞれの親族が集まる 時には こんな時しか合わない顔もあって寂しいねと笑いあう

 

 

私の兄嫁や姪と話した 一人づつ消えて行くね 今度は自分かもしれないねと小さく笑う

そうだよね これだけは順番で無いからね それも元気な奴が突然逝くんだ

私も普段は 元気 健康が自慢だが 明日のことは分からない

 

葬儀関係の打ち合わせの時 私も参加をしていた

会場の広さ 参列者の数 料理の数をあらかじめ予想して手配しなければならない

ところが 連れ合いも子どもたちも 一向に数は予測できず 一応250名と伝えた

 

そんなに来るはずが無い 参列の香典お返しだけは 余れば引き取ってくれるから安心した

式が始まり 親族から焼香して行くが 参列者の数があまりにも多く 私も驚いた

70歳にもなった私の妹 そんなに参列者も居るわけ無い 寂しげな姿を私は予測していた

 

 

近所の方も大勢 涙を流している

カラオケの仲間たちは 私も発表会に行っているから何人かは顔なじみだ

お兄さん・・・と私の顔を見て絶句して泣きじゃくる

 

カラオケの先生もお見えになって 私と話した

妹の実力を褒めてくれる お世辞ではなく グランプリなど多くの表彰がこれまでを物語る

妹は 熱心で成長が早く まだまだ伸びる素材があると期待して居たとも言ってくれた

 

こんなに別れを泣いてくれる人がいるなんて 幸せな奴だ

私の場合だったら 通夜も寂しく 涙を流す人も居ないだろう

そして 多くの方が焼香して行く どこに そんなに付き合いの方があったのか

 

子どもの会社関連の方も居ようが それなら若い人だが 参列者は殆ど年配者ばかりだった

妹は 逞しく生きて来た そして 人に優しく 思い遣りがある

それが この人脈となって ここに見えて居ると改めて思った

 

 

眼に見えない徳 これは 地味にひとつひとつ積み上げて来るものだ

他に誇るものではない それを徳と感じなく生きて来ることが 本当の徳なのだろう

改めて教えられたような気がして 帰って来た これから告別式に行くが心は和んでいる

 

 

 

 

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妹よ お別れに一緒に歌ってくれないか

2015年09月17日 08時47分05秒 | うたごえ

妹は まだ布団の中で静かに眠っている

近所の親しくしていた女性が来て居て 涙で眼が真っ赤だ

ああ お兄さん お久しぶりですと私に似挨拶 そして 妹に ほら お兄さんが来たわよと声を掛ける

 

お兄さんに連れて行って貰ったうたごえバスツアー 1回だけだったけれど楽しかったわ~

最近もね モリチャン(妹の愛称)と カラオケに行っているの 

眼が良く見えないから あの画面に顔が付くぐらい近寄って歌っていたのよ と 私に話す

 

また 一緒に歌いたいけれど もう居ないから歌えないわねと妹に向かって言葉をかける

私は そんな 妹の友人と そばに居る妹の連れ合い そして長女に言った

今日はね キーボードを持って来たから 2.3曲 妹にも聴かせたいんだ と提案した

 

 

今日はお通夜 明日 告別式で有り 式場で行なわれるから 歌は流せない

喜んで 是非 そうしてと 快く快諾してくれた お兄さんが演奏してくれるってと妹に言う

キーボードを小さな仮祭壇の前にセットして 一緒に歌ってくれと私も妹に言う

 

最初は ま白き富士の根 これは もともと讃美歌で 告別式などで歌われる

ほら お前も何度も歌ったね 両親や弟の時 納骨まで この歌を歌ったものだ

そして 私が伴奏して うたごえの仲間の前で 妹が歌った歌 それが岸壁の母

 

メロディが終わると 妹の得意なセリフが入る これが他の曲でも冴えて堂々としていた

ほら お前の番だ セリフだよ・・・ 寝顔が 少しほころんでいるように見えた

最後が 千の風になって 連れ合いや その長女 妹の友人に私が話す

 

今は眼の前に居るけれど 明日には消えて逝く

そして その後 虚無感に襲われるけれど 妹は いつも 度かで見守ってくれるからね

この曲によって 多くの人が そこから解放されて 穏やかになれた そう話して弾いた

 

私も悲報を聴いた当日は ショックで 胸の中も 家に居ても落ち着かなかった

それでも 眼の問題もあったが 最期の数時間前まで 近所の主婦たちと会話が出来たこと

もし 助かっても 命だけで ただ生きて居る人もいることを考えると 今は寂しいがそれも幸せだ

 

 

互いに 顔を見合わせて そうだねと 頷きあった

長女が突然言った お母さんの顔が 幾分 こっちを向いているよ

良く見ると ほんの少しだが 真上ではなく10度くらいは こちらに向いている

 

みんな賑やかだから 気になって向いたんだ そして 聴いているからね と言っているようだ

歌を最期に聴かせてあげて 私の心も 幾分 落ち着いた

家に帰って 礼服を探して 試着してみたら ちゃんと入るし 少し私がスリムになった!と実感した

 

 

 

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妹の誕生日 それは通夜の日となってしまった

2015年09月16日 06時00分00秒 | うたごえ

妹の逝去に対して 皆さまのあたたかなお悔やみの言葉 心から嬉しく感謝しております

昨日 八潮まで行ってきましたが 連れ合いが最初 寝て居るのかと思ったくらい 穏やかな顔でした

ちょっと寝て休んでから あとで起きるねと言わんばかりに 物言わぬ顔が語っているようです

 

家で亡くなったものだから 救急車で病院へ運ばれましたが すぐ帰ってきたそうです

そして その後は 警察がとりあえず不審死を疑い かなりいろいろ実地検証が長い時間あったと言う

葬儀社が来て 家族そろって打ち合わせ およそ2時間半 悲しんでいる暇はありません

 

一昨年 ふるさと信州へ行きたいと兄と3人で60年ぶりに訪ねた

 

まずは お通夜 告別式の設定 ホールをどこにするか 宗教の形式 祭壇 棺 花など

そして 料理 お返し 果ては焼き場の クラスまで 現実は厳しく迫ります

私は兄弟だが 喪主や子どもたちの意見を最優先 たまにアドバイスを入れる程度です

 

程度にも寄るが 総額は150乃至200万 掛かりそうです

私には そんな蓄えがありません もし万一の場合は 密葬だけで終わるでしょう

これが厳しい現実ですね

 

埼玉テレビで録画風景

 

一応 家に帰ってきたが 心が落ち着かない 何かしても上の空 弱いものです

明日は妹の誕生日 私が白内障の手術の経過が良いこと そして誕生祝いと秘かに決めて居た

それが 虚しくお通夜の日となってしまいました

 

眼が不自由と言えど まだ カラオケが楽しめると言っていた妹

もっと 歌が聴きたかった そして どこかへ連れて行って遣りたかった妹

一番 心の通い合う妹 大きな 穴が開いたような気がして虚しい

 

私が聴いた最後のステージ 浅草公会堂

 

明るいブログが 本来ですが 今回だけ この寂しさを吐露させて下さい 

すぐ 立ち直ります 元気な歌を妹に心で聴かせてあげようと思います

 

 

 

 

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