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フジテレビ・スペシャルドラマ「ザ・ヒットパレード」を見て・・・

2006年05月29日 | テレビ番組
CXが二夜連続でやったスペシャルドラマ「ザ・ヒットパレード」を見た。僕にしては珍しく、今日、夕方から夜にかけて、4時間のドラマを飽きずに見る事ができた。そして、「今の時代は昭和に対する憧れ」で満ち溢れている事も実感した。矢島正雄(漫画「人間交差点」の原作者でもある)の脚本も分かりやすく、鈴木雅之(「29歳のクリスマス」の演出は素晴らしかった)の演出も、奇を衒わず、見易く、「渡辺プロダクション」の創業者・渡辺晋さんと奥さんの美佐さんの関係を中心に、心に響くものがあるドラマだった。

ただ、一つ、僕は渡辺晋さんという人と直接の関係は無いのだが、日本テレビと渡辺プロダクションが「敵対」して、日テレの番組から「ナベプロ」のタレントをすべて引き上げたという事実を、ある本で読んで知っている。それが、日テレに「スター誕生」という番組を作らせ、そこから、「桜田淳子」「山口百恵」「小泉今日子」「中森明菜」等のタレントを生み出したという歴史について、ドラマでは一切触れられていない。
現在、「日本テレビ」と「渡辺プロダクション」の間に「敵対関係」は無いが、ちょっと渡辺晋さん寄りのドラマになったのは、「制作 フジテレビ・渡辺プロダクション」だったからなのかもしれない。

先日亡くなられた宮川泰さんが創世期の「ナベプロ」と係わっていた事やすぎやまこういちさんが「ザ・ヒットパレード」の番組テーマ曲を3日で作った話などはとても興味深かった。

4時間も見て、飽きなかったのは、自分が「オンタイム」で知っている事が多かった事もある。例えば、「キャンディーズ」の解散とか・・・。

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