| ドラマ 「のだめカンタービレ」 ミュージックガイドブック 2006年 12月号 [雑誌]ヤマハミュージックメディアこのアイテムの詳細を見る |
出版社/著者からの内容紹介
ドラマが楽しく見れちゃうよ! キャストインタビューやドラ
マ情報も充実の一冊。登場する音楽情報も楽しく詳しく解説しています。巻末に
は、ドラマ内に登場する雑誌「CLASSIC LIFE」の記事として、ミルヒーと千秋の
フォトグラフィーも掲載!!
上野 樹里(うえの じゅり、本名同じ、1986年5月25日 - )は、日本の女優。兵庫県加古川市出身。アミューズ所属(前所属はウィルコーポレーション)。身長167cm。血液型A型。愛称は”じゅりっぺ”
略歴
2001年、当時P&Gヘルスケアから発売されていた「クレアラシル」の3代目イメージガールに選ばれ芸能界デビュー。
2003年、NHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』で三女秋子役を演じ注目される。
翌2004年、大ヒットした映画『スウィングガールズ』の主人公鈴木友子を演じ、第28回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後一気に知名度が上がり、以降の出演作でも数々の映画賞を受賞。
2006年、フジテレビ系ドラマ『のだめカンタービレ』の主人公野田恵を演じ、再び注目を集める。
人物
日出高等学校卒業(途中、全日制から通信制に変わる)。
家族構成は、父親と姉が二人。中学生の時に母親を病気で亡くしている。
長姉は姫路市でDJをし、次姉は樹里のマネージャー的な仕事をしながら芸能界での仕事も視野に入れている。
特技は『スウィングガールズ』で特訓したテナーサックスと、陸上短距離。小学校・中学校と陸上部に所属し、小学6年の時に兵庫県大会で100メートル走4位の経歴を持つ。
趣味は音楽鑑賞と料理。和食をよく作り、肉より魚が好物。
幼稚園から小学校6年生までピアノを習っていた。
出演
映画
ジョゼと虎と魚たち(2003年、犬童一心監督) - 主人公の同級生 香苗役
チルソクの夏(2004年、佐々部清監督) - 陸上部員 杉山真理役
スウィングガールズ(2004年、矢口史靖監督) - 主人公 鈴木友子役
亀は意外と速く泳ぐ(2005年、三木聡監督) - 主人公 片倉スズメ役
サマータイムマシン・ブルース(2005年、本広克行監督) - 写真部員 柴田春華役
笑う大天使(ミカエル)(2006年、小田一生監督) - 主人公 司城史緒役
出口のない海(2006年、佐々部清監督) - 主人公の幼なじみ 鳴海美奈子役
映画主題歌である竹内まりやの「返信」PVにも出演。
幸福(しあわせ)のスイッチ(2006年、安田真奈監督) - 主人公 稲田怜役
虹の女神 Rainbow Song(2006年、熊澤尚人監督) - 主人公の友人 佐藤あおい役
7月24日通りのクリスマス(2006年、村上正典監督) - 主人公の弟のガールフレンド 神林メグミ役
テレビドラマ
生存~愛する娘のために~(2002年、NHK)- 武田佐和子役
お義母さんといっしょ(2003年、フジテレビ系)- 松井香織役
てるてる家族(2003年 - 2004年、NHK)- 岩田秋子役
ほんとにあった怖い話~『行きずりの紊乱者』(2004年、フジテレビ系)- 内山絵理役
オレンジデイズ(2004年、TBS系)- 桐島あゆみ役
金曜エンタテイメントドラマスペシャル『さよなら、小津先生』(2004年、フジテレビ系) - 小山サヤカ役
金曜エンタテイメント山田太一ドラマSP『やがて来る日のために』(2005年、フジテレビ系)- 秋月恵美役
エンジン(2005年、フジテレビ系) - 星野美冴役
金田一少年の事件簿 ~吸血鬼伝説殺人事件~(2005年、日本テレビ系)- 七瀬美雪役
翼の折れた天使たち 第四夜 「スロット」(2006年、フジテレビ系)- 下条涼子役
僕たちの戦争(2006年、TBS系)- 鴨志田ミナミ役
のだめカンタービレ(2006年、フジテレビ系) - 野田恵 役
その他
ラストコンサート(1976年、ルイジ・コッツィ監督、日伊合作) - 2004年にDVD化された際、日本語吹き替え版でヒロインのステラ役を担当。初めてのアフレコ。
受賞
第28回日本アカデミー賞新人俳優賞(スウィングガールズ)
第59回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞(スウィングガールズ、チルソクの夏)
ヨコハマ映画祭最優秀新人賞(スウィングガールズ)
書籍
写真集
JURI first―上野樹里写真集(2004年、講談社)木村晴撮影 ISBN 4063646033
PHOTO BOOK「A PIACERE(ピアチェーレ)」(2006年、ワニブックス)渋谷健太郎撮影
エピソード
ドラマ・映画にて
「てるてる家族」で共演した上原多香子によると、「私もみんなから良く天然だといわれるんですけど、樹里ちゃんの方がすごい」という。普通に話していたら上野が真剣な顔で「ウン、ウン」としきりにうなずいていたので話を振ったら、それまでの会話を全く聞いていなかったという事がしょっちゅうだったらしい。また、秋子は原作ではマジメな優等生役だった。製作者が上野を面白がって、煮詰まると突然マンボを踊り出す役にしてしまったそうだ。
「スウィングガールズ」撮影中も演技が上手く行かず悔しくて泣いていた上野を、しばらくして監督が慰めようしたらゲラゲラ大笑いしていたという。主人公が鼻をほじるシーンで女性タレントとして超えていいラインなのか悩んだ上野は、所属事務所に電話確認をし「そんなにやりたいなら好きにしなさい」と言われる。その後監督に「君はアイドルになりたいの?女優になりたいの?」と訊かれると、すかさず「コッチです!」と鼻の穴に指を突っ込んだ。同作品は音楽を演奏する役なのに、何故か光るピアノしか出来ない事を必死にアピールして逆に監督に気に入られた。
「エンジン」の撮影中、誕生日に木村拓哉と小雪から大人っぽい黒下着をプレゼントされて「すげ!」と絶句。打ち上げでは特技のサックスを生かして木村拓哉、泉谷しげると臨時バンドを組んだという。
「虹の女神」では主人公の言動に納得が行かず、撮影を中断して監督や出演者とディスカッションしたという。
「スウィングガールズ」撮影中は友子のままだと言われ、「のだめカンタービレ」では素がのだめだと皆から言われている上野。本人はどうやら不服らしい。
映画試写会の舞台挨拶の際、試写が終わった後なのにも関わらず、「ではこの後映画を楽しんでください!」と言ってしまう失敗を何度もやっている。
その他
以前は小さな事務所に所属していたために、「てるてる家族」まではほとんどの役をオーディションで得ていた。朝ドラの最終オーディションでは、なんと尻文字をやったという。
普段は関西弁なせいで、標準語を話す時は敬語が抜けたり時々会話が変になってしまう。
感情の起伏が激しいのか、しばしば大泣きしている。NHKの「土曜スタジオパーク」に出演した時は、父親からの手紙を突然朗読されて泣き出してしまった。
レアルマドリードを招いてのパーティーの席上、スウィングガールズのメンバーとして、曲を披露することになり、ソロの場面があった上野は、必死で練習したが、本番では少しミスがあったため、終了後、舞台袖で悔し泣きし、負けず嫌いな一面をのぞかせた。
「のだめ」の番宣で「いいとも」でクイズに出演中、頭上のパネルの開く音に驚き書かれていたクイズの答えを堂々と見てしまう。
「スマスマ」のビストロスマップでは、栗とトリュフを、またキンメダイの肝とフォアグラを間違えてしまう。また、同番組では天然っぷりを披露したため、スマップの中居に「将来マラソンの松野明美さんみたいになる」と言われるが、上野は松野さんがわからなかったようだ。
上野樹里は映画「スウィングガールズ」を観た時に、一目惚れしてしまった。2年待っての、連ドラ主役・・・最高だった。