1.部屋の片隅 ~Album version~
2.リンゴ売り
3.鳥の群れ
4.あたしを嘲笑ってヨ
5.AM 零時
6.真夜中のシンデレラ
7.ロック・バンド
8.やりきれない日々
9.私が欲しいなら
10. 雨のロマンス
11.裸電球 ~Album version~
【DVD収録内容】
1. リンゴ売り ~箱入り娘 version~
2. 鳥の群れ
3. 裸電球 ~Album version~
+特典映像「ぶらウラ」
アーティストについて
中村 中(ナカムラ アタル)
生年月日:昭和60年6月28日
現在22歳のシンガーソングライター。
幼少より歌に親しみ、歌う事以外にほとんど興味を示さなかった。が、自身の声に違和感を覚え出した10代初め、人前で声を出すことを嫌い、その反動をピアノにぶつけたことが音楽に目覚めたきっかけとなった。以降、独学で身につけたピアノで15歳より作曲を、日常にある葛藤や自身の考えを綴り作詞をし、独特な感性で楽曲を創り始めた。
2005年6月には自主制作盤『友達の詩』発売。
また2006年2月には岩崎宏美のアルバム『Natural』に楽曲提供する等、ソングライティング力はデビュー前にして立証済み。
デビュー前の時点での楽曲数は100を越える。
楽曲を書く最中、声との向き合い方に悩んでいたが、自身の想いは自身の声でなくては伝わらない事を悟り、自ら歌うことを決意。
その声は、聞くものの心をとらえ、全身にしみわたる。
2006年6月25日、デビュー前にして、エイベックス株主総会シークレットライブ出演(他出演者:倖田來未、大塚 愛、安藤裕子、葉加瀬太郎、浜崎あゆみ)
6月28日、本人の21歳の誕生日にシングル『汚れた下着』でデビュー。
8月には、初の舞台公演「優雅な秘密」「下町日和」にディーヴァ(歌姫)役として出演。
そして、エイベックス夏のフェスである「a-nation」に初出演(神戸/東京)し、数万人を虜にする圧巻のパフォーマンスを見せた。
9月6日に、15歳の時に書き下ろした、自身初の制作楽曲『友達の詩』を、満を持してリリース。
9月29日には、フジテレビ「僕らの音楽」に、新人にして異例の出演を果たす。
その後各所で注目が集まり、「友達の詩」はオリコンデイリーチャート最高位2位(11/13付)を記録している。
10月4日には、あのニッポン放送系「オールナイトニッポン」パーソナリティを務める。
10月10日放送、日本テレビ系 特別企画ドラマ「私が私であるために」ドラマ初出演。
11月15日リリースの3rdシングル『私の中の「いい女」』は、TBS系ドラマ 愛の劇場「いい女」主題歌に抜擢された。
2007年1月1日には、早くも1stアルバム『天までとどけ』がリリースされ、好調なセールスを見せている。
2月15日からは、ロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」へ出演。
2月21日には、映画「叫(さけび)」主題歌である4thシングル『風になる』、そしてディーヴァ(歌姫)役として出演した朗読劇のDVD『優雅な秘密』、
初出演ドラマのDVD『私が私であるために』もリリース。
2007年に入り、初のワンマンライブを東名阪で行い、圧巻のライブパフォーマンスを見せた。
特に初ワンマンで名古屋は格式高いブルーノートにてライブを行った事はアーティスト中村 中が注目を浴びている証拠であろう。
6月に入りTBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演、「波瀾万丈」として半生を取り上げられた。
その後日本に大反響があったことは記憶に新しい。
先日6月27日には、デビューのきっかけとなったと言われる、5枚目のシングル「リンゴ売り」をリリース。
音楽を基軸とした様々なフィールドでの活躍が注目を浴びており、今後の活動が大いに期待される。
中村中(なかむら あたる、本名同じ、1985年6月28日 - )は、日本のシンガーソングライター、俳優。東京都出身。avex trax・P-PRO Entertainment所属。
略歴
幼少の頃より音楽に触れる。歌が好きになるきっかけとなったのは歌謡曲。母親が口ずさんでいた研ナオコの「泣かせて」を聴いてからであるという。
10代初めより独学でピアノを習得。千葉県成田市に住んでいた時、中学の音楽の先生からも音楽を習う。15歳の頃より作詞作曲を始める。中学3年生の頃より路上ライブを行い、ストリートミュージシャンとして活動するようになる。後に高校を中退し、本格的に音楽活動を始める。
2004年
3月28日、第5回かつしかバンドフェスティバルにてグランプリを受賞[1]。同大会でのソロボーカルの受賞は史上初。
11月、ヤマハ音楽振興会主催のTEEN'S MUSIC FESTIVAL 2004の全国大会に出場する。以後、ヤマハに所属し、インディーズで楽曲制作や、ライブハウスなどでライブを続ける。
2005年
4月20日、GO!GO!7188のアマチュアミュージシャンによるトリビュートアルバム『WHO PLAYS A GO-GO? ~GO!GO!7188 Amateur Tribute Album~』で「雨のち雨のち雨」をカバー。
6月28日、P-PRO Musicからインディーズ盤『友達の詩』を1000枚限定で発売。
2006年
2月22日発売の岩崎宏美のアルバム『Natural』に楽曲「友達の詩」を提供。作家としても片鱗を見せる。
6月28日、自身の21歳の誕生日にシングル『汚れた下着』でavex traxからメジャーデビュー。この5日前の6月23日に未発表の楽曲「愚痴」を、着うたにてメジャーデビューに先駆けて配信する。
8月11日から8月13日まで、舞台『Radiogenic リーディング・スペクタクル 優雅な秘密』、13日『Radiogenic リーディング・スペクタクル 特別公演苫小牧スペシャル 下町日和』にディーバ役で出演し、舞台俳優としてもデビューする。
8月26日、a-nation '06にてオープニングアクトを務める。
9月6日、『友達の詩』を2ndシングルとしてリリース。
9月11日、性同一性障害であることをオフィシャルサイトにて公表。スポーツ報知芸能欄に記事が掲載され、その後多くのテレビ番組などで特集が組まれるきっかけとなった。
9月29日、フジテレビ系『僕らの音楽』で特集が組まれる。
10月5日、ドラマ『私が私であるために』の放送に先駆け、ドラマ出演記念盤として『友達の詩』を500円で1万枚限定リリース。
10月10日、日本テレビ系『ドラマ・コンプレックス』放送ドラマ『私が私であるために』で性同一性障害を抱える役柄で初のドラマ出演となった。
11月8日、毎日放送『ちちんぷいぷい』にスタジオ生出演。「友達の詩」とちあきなおみの「喝采」をライブ演奏する。また、インタビューで性同一性障害のカミングアウトの経緯などを語る。
11月15日、初のドラマ主題歌となった3rdシングル『私の中の「いい女」』をリリース。さらに同日発売のAAAのシングル『チューインガム』を楽曲提供。同曲のプロモーションビデオにも出演する。
2007年
1月1日、初のアルバム『天までとどけ』をリリース。
2月21日、アルバムから『風になる』をシングルカットしてリリース。翌日の2月22日には未発表の新曲「まだ熱いくちびる」を、着うたにて限定配信する。
6月8日、TBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』で特集が組まれる。
6月27日、5thシングル『リンゴ売り』をリリース。
10月10日、フジテレビ系『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングコーナーに生出演(夏木マリからの紹介)。
11月16日、仙台市民会館小ホールを皮切りに、3度目のワンマンライブにして初の全国ツアーとなるライブ『中村中 LIVE 〜愛されたくて生まれた〜』をスタート。
11月21日、6thシングル『裸電球』をリリース。
12月5日、2ndアルバム『私を抱いて下さい』をリリース。
12月31日、第58回NHK紅白歌合戦に紅組で初出場予定。戸籍に記載された性別が男性であるソロシンガーが紅組で出場するのは紅白歌合戦史上中村が初めてである。
人物
両親は幼少時に離婚しており、母親のもとで育つ。また、兄と姉がおり、3人兄弟の末っ子である。
東京都出身であるが、両親が離婚してからは千葉県成田市に住んでいた時期がある。
子供の頃は歌うことを好んで楽器には興味を示さなかった。しかし、10歳の時に合唱コンクールがあり、一所懸命に頑張って歌う中村の姿が同級生から疎ましく思われ、中村は同級生と歌う気をなくす。歌わない選択肢として指揮者とピアノの伴奏者があったが、指揮者はすでに決まっていたので、中村は伴奏者になった。そして、独学でピアノを学ぶ。さらに、10代初めの変声期、変っていく声への違和感から歌うことに苦痛を感じることさえあり、これがきっかけとなってドラムなどの楽器を演奏、さらに作詞作曲をするようになった。
中学校の吹奏楽部に所属する傍ら、複数のバンドを掛け持ちし、ギターやドラムなど、様々な楽器に触れる。中学校の卒業する間近にして出会った地元のストリートミュージシャンに啓発されて、路上ライヴをやるようになる。
性同一性障害を抱えており、戸籍上の性別は男性であるが、精神は女性で外見も女性。ただし、本人は「男という自覚も、女としての実感もない」といった感覚である事が窺える。本人が性別に対する違和感を自覚したのは小学生の時、好きな男の子が出来た時だった。その事が原因で、同級生からイジメを受けたという。
尊敬する歌手としてちあきなおみ、槇原敬之、大黒摩季、小田和正、森山直太朗の名前をあげている。男性歌手が歌うラブソングが好きで、とりわけ「槇原さんは私にとって神様みたいな存在です。」と語るほどに槇原敬之への思い入れは強く、自身のライブでは槇原の「THE END OF THE WORLD」を歌ったこともある。
2006年からは舞台を中心に俳優としても活動するようになったが、これについては「演技も歌うことと同様に捉えている」と語っており、表現者として歌手と俳優も同じことであると考えている。なお、これまでに出演した役柄においても全て劇中で歌唱シーンがある。
中村中が「紅白」に選ばれて、音楽情報に疎い僕は初めて彼女の事を知った。どんな歌声なのか・・・中村中の歌声を聴きたいという理由で、「紅白」を楽しみにしている。