お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

らも―中島らもとの三十五年

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
らも―中島らもとの三十五年
中島 美代子
集英社

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内容紹介
2004年7月26日、泥酔して階段から転落し、外傷性脳内血腫で52歳にして急逝した鬼才・中島らも。一番の理解者で、妻である中島美代子が、らもとの出会いから死に到るまでの35年を初めて語る。


中島らもは「天才」である。その妻がどんな人なのか、そして妻は夫をどのように見ていたのか、とてもとても気になる。
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堀ちえみを、つくるもの~LOVEママ、ビューティー~

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
堀ちえみを、つくるもの~LOVEママ、ビューティー~
堀 ちえみ
講談社

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出版社/著者からの内容紹介
みなさん、こんにちは。
堀ちえみです。
『堀ちえみを、つくるもの』を
クリックしていただきまして有難うございます。
この2月で40歳。
30代と違って、何となく抵抗があった40代に
突入したのだが、いざ40歳になってみると
意外にもラクな気持ちで過ごせるものなんだ!と実感。
主婦業・子育て・仕事に忙しい毎日を送っていても、
自分の時間を見つけて、自分磨きもしっかり頑張
り、いつも輝いていれば、何歳になっても素敵に
生きれるハズ。この本が、頑張るママたちの応援
ブックになってくれれば、イイナ。

              Chiemi Hori 2007 Oct★

出版社からのコメント
40才、5人の子どもたちのママとして、妻として、そして働く女性として生きる「堀ちえみ」は、いつまでも瑞々しい「キレイ」放ち輝いています。

家族そして友達、周囲のみんなに優しく抱かれる(いだかれる)ような、やわらかな女性~LOVE ママ~になるめたに。
特別なことは何もしていなくても
「キレイ」心ざすだけでこんなにも若く、きらきらとしたキレイを手にすることができる。

時代に、新たなアンチエイジング
ビューティー・ブックの誕生です。

著者からのコメント
君島十和子、武田久美子、杉本彩など、様々な美容のミューズを生み出してきた『テラストリアル グローブ Inc』メディアプロデューサー聖沢龍のプロデュース最新作。今までになく、温かな美を追求した一冊です。

カバーの折り返し
堀ちえみ 40歳 
4男1女のママになりました。

著者について
堀ちえみ

1976年大阪生まれ。第六回タレントスカウトキャラバンで芸能界入り。アイドルとして活躍し20歳で電撃引退。そして結婚、離婚を経て、2000年名、再婚。現在5人の子どもたちと温かな家族生活を歩みながら、タレントとしてテレビ、ラジオなどで活躍するパワフルなワーキングウーマン。


僕が入社した頃、芸能界デビューした「堀ちえみ」。5人の母親になるとは思ってもみなかった。B型・・・パワフル、なんて書くと僕の周りのB型の女性から総攻撃を受けそう。でも、僕のB型女性のイメージはパワフル。常識を打ち破って、新しい世界に飛び出すエネルギーを持っている・・・そんな感じ。うちの母がB型なのです。
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モバゲータウンがすごい理由 ~オジサンにはわからない、ケータイ・コンテンツ成功の秘けつ~

2007年12月08日 | インターネット
モバゲータウンがすごい理由 ~オジサンにはわからない、ケータイ・コンテンツ成功の秘けつ~
石野 純也
毎日コミュニケーションズ

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内容紹介
セカンドライフやmixiに負けないぐらい、”熱い”コミュニティサイトが、ケータイにあります!
ユーザー数が500万人を突破し、最近はテレビCMも話題の無料ゲーム&SNSケータイサイト「モバゲータウン」。このサイトを運営するディー・エヌ・エー(DeNA)は、「auオークション」「auショッピングモール」などの公式サイトの運営も行っています。本書では、モバイルに特化したコンテンツ戦略で成功を収めている同社を例に、パケット定額制やナンバーポータビリティ制度などによって、大幅に状況が変わったケータイ・コンテンツ市場での成功の秘けつを解説します。
最近の若者の多くが、ケータイを使ってインターネットに接続しています。定額制の普及や検索サービスの導入など、サービスの向上に伴い、検索やブログ程度の簡単なことであれば、ケータイだけで十分な時代になったからです。その変化によって、以前のような「公式サイト」中心の課金モデルによる、ケータイ・ビジネスモデルが、安泰とは言えなくなってきました。一方で、モバゲータウンのような広告モデルで成功する「勝手サイト」が、続々と誕生しています。
ケータイ・コンテンツの世界は、いま大変化を遂げようとしています。「モバゲータウン」って何? なんて言っていると時代に乗り遅れます! 本書は、DeNAのような、新たな「勝ち組」企業を生み出し始めた、ケータイ・コンテンツ市場の現状と今後について解説するITビジネス新書です。


「モバゲ」に広告を出した時、いろんな資料を広告代理店の担当者に見せて貰った。携帯の「怪物的サイト」である。そのアクセス数は他のサイトと比べて群を抜いている。子供達のアクセスを利用して、巨大なビジネスが「モバゲ」では行なわれている。
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会社員の父から息子へ

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
会社員の父から息子へ (ちくま新書 686)
勢古 浩爾
筑摩書房

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僕の父は5年前に亡くなった。生前、もっと話をしておけば良かったと思う。互いに、「恥かしがり屋」だったから、「いつか、話せるだろう」とのんびり構えていたのが、歳を重ねて来ると分かる。
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〈いじめ学〉の時代

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
〈いじめ学〉の時代
内藤 朝雄
柏書房

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昭和の時代にも、「ドラえもん」の「ジャイアン」の様ないじめっ子がいた。僕はいじめられっ子だったので、「昭和のいじめ」はよく憶えている。でも、今のいじめは陰湿だ。人を人と思っていない。

西宮市立浜甲子園小学校卒業の保阪譲くん、このブログ読んだら、リアクション下さい。よろしく!!!!!
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おかしなおかしなおかし屋さん (おとなの童話)

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
おかしなおかしなおかし屋さん (おとなの童話)
丸山 美幸
新風舎

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表紙のイラストと文章に強く惹かれた。昔、都筑道夫に凝っていて、「悪魔はあくまで悪魔である」という小説を読んだ事がある。それがどうしたと言われても困るが・・・
悪魔はあくまで悪魔である―都筑道夫恐怖短篇集成〈1〉 (ちくま文庫)
都筑 道夫
筑摩書房

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独り暮らしをつくる100―YOUR OWN DOORS

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
独り暮らしをつくる100―YOUR OWN DOORS
川上 ユキ
文化出版局

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出版社/著者からの内容紹介
独り暮らしを始める人のための、インテリアの基本100個のアドバイス集。限られた空間を自分らしい居心地のいい部屋に、部屋選びから収納、家具の配置などイラストとエッセイで。

内容(「MARC」データベースより)
初めての独り暮らし。どんな住まいにしよう? わくわく、どきどき-。新居探しから、部屋のレイアウト、家具の選択、色づかい、掃除の仕方、毎日の食事まで、あなた自身をつくっていくステキなコーディネート術をおしえます。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川上 ユキ
1971年大阪生まれ。1991年大阪市立デザイン教育研究所プロダクトデザインコース卒業。1991年オフィス家具メーカー入社。収納家具や学童用家具のデザイン・設計・商品開発に携わる。1998年退社。インテリアコーディネーター資格取得。フリーランスデザイナーとして活動開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



僕は「独り暮らし」をした事が一度も無い。31歳まで、実家に居て、そのまま結婚したからだ。大学受験の時、大阪と東京の大学、両方に合格したが、やはり「お金」の事を考えると、大阪の大学・・・という事になった。なんとなく、僕らの世代は、「神田川」の歌の世界に惹かれていた。寂しがり屋で、料理や衣服に全く興味の無い僕には「独り暮らし」は向いていないのかもしれない。大学の当時、同じバスケット愛好会の同級生が富山と静岡から来ていて、外食ばかりで病気になった事もあった。

今でも、家族が大阪に帰省している間、僕はどんぶり1つで「食」を済ます。いろんなものを使うと、洗い物が面倒くさいからだ。
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ぁみの取扱い説明書(トリセツ)

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
ぁみの取扱い説明書(トリセツ)

角川クロスメディア

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今の若者の「好きな女性像」が細分化して来ているのが分かる。
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笑う超人 立川談志×太田光

2007年12月08日 | 映画・DVD・ビデオ
笑う超人 立川談志×太田光

Victor Entertainment,Inc.(V)(D)

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内容紹介
◆内容
70歳を越えてもなお、落語(表現)に新たな可能性を求める立川談志が、
近年あまり演じる事のない「黄金餅」「らくだ」の二演目を新たに口演。無観客のスタジオ。
7台のカメラが捉える鬼気迫る談志の熱演は、落語芸術の新たな創造を魅せる。
ふたつの鬼才の対談が通常の「まくら」部分となって各演目に入る構成は、
落語映像の新たな可能性であり、立川談志と太田光のふたりだからこそ可能な表現である。

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
人気お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と落語立川流家元・立川談志が「狂気と芸術」論をテーマに対談し、狂気と芸術の繋がりを考える。この対談に加え、談志師匠が対談を落語の“まくら”とした演目をスタジオで披露。貴重な談志落語を楽しめる。


こういう文化がDVDで残っていく事は大切なこと。
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国のない男

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
国のない男
カート・ヴォネガット,金原 瑞人
日本放送出版協会

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出版社/著者からの内容紹介
カート・ヴォネガット遺作、ついに刊行!
2007年4月に永眠したヴォネガットが2005年に本国アメリカで刊行し、NY Times
紙のベストセラーになるなど、往年の読者を超え広く話題となったエッセイ集。
2007年1月のインタビューで、本書が最後の1冊となることを明言したことで、
日本においても刊行が待ち望まれていました。

著者自身のイラストで彩られた本書は、ヴォネガットの憤りを含んだ言葉と、彼
の愛すべきアメリカや人類すべてへ向けた優しい文章が詰まっています。時には
ジョークで、また時には絶望的に、そして常に鋭く......。

翻訳には学生時代からヴォネガットを愛読してきた金原瑞人氏。またヴォネガッ
トへの愛を公言してやまない爆笑問題の太田光氏からも、すばらしい推薦のお言
葉をいただきました。往年のヴォネガット読者にはヴォネガットの最後のメッ
セージとして、また初めて読む若者には、現代を生きることの意味を考える道し
るべとして、必読の書です。

出版社からのコメント
<推薦文より>
この本の全ての言葉を自分の頭にインプットした
いと思った。
思わず吹き出したり、胸がつまったり、しばらく考えたり。
二十歳
の頃の若者のような、もう二度と出来ないと思っていた
"震えるような読書"
が再び出来て本当に幸せだった。
私を嘘つきだと思っている人も、これだけは信
じてほしい。
                 爆笑問題 太田 光

カバーの折り返し
唯一わたしがやりたかったのは、人々に笑いという救いを与えるこ
とだ。ユーモアには人の心を楽にする力がある。アスピリンのようなものだ。百
年後、人類がまだ笑っていたら、わたしはきっとうれしいと思う。
  ーーー本書より

著者について
カート・ヴォネガット(KURT VONNEGUT)
1922年11月11日アメリカ、インディアナポリス生まれ。現代アメリカ文学を代表
する作家として『プレイヤー・ピアノ』『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』な
ど数々の作品を発表し、1969年『スローターハウス5』でその評価を決定的なも
のにする。アイオワ大学創作科での教師時代にはジョン・アーヴィングらを教
え、日本でも村上春樹をはじめ多くの作家に影響を与えた。2007年4月11
日ニューヨークにて死去。享年84歳。本書は2005年に本国で発売されニューヨー
ク・タイムズのベストセラーとなり、また最後の著作となった。

スローターハウス5は、ジョージ・ロイ・ヒル監督、マイケル・サックス主演で、1972年に映画化され、カンヌ国際映画祭審査員賞、ヒューゴー賞及びサターン賞を受賞した。ヴォネガットはこの映画を「小説よりよくできている」と評している。グレン・グールドのゴールドベルク変奏曲等が劇中音楽として使用されている。




映画『スローターハウス5』は面白い映画だった。

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かつめし

2007年12月08日 | 料理・飲み物・食べ物
かつめしは、皿に盛ったご飯の上にビフカツ(または豚カツ)をのせ、たれ(主としてドミグラスソースをベースとした物)をかけ、茹でたキャベツを添えた料理。兵庫県加古川市の郷土料理である。


概要
「カツライス」とはあまり言わない。ビフカツとご飯を一緒にして「箸で食べられる洋食」をコンセプトに創作された。1953年頃加古川市内にあった「いろは食堂(現存せず)」が最初に出したといわれる。

手軽に食べられることから加古川市内の食堂や喫茶店に広まり、地域の名物料理となった。加古川中心部の老舗が後継者不足等で閉店し伝統の味が失われた例もあるが、その一方で郊外に新しい店がオープンするなど親しまれている味である。

加古川市内の食品会社やオタフクソースなどから、かつめしのたれが市販されている。一時はコンビニエンスストアのご当地メニューとして登場したこともあるが、あまり他地区に広まることはなかった。

高砂市・稲美町など加古川に近い市町では「かつめし」をメニューに載せる店が多いが、文化圏の異なる姫路市などでは珍しい。このように極端にエリアの狭い郷土料理である。



なんか、美味しそう。加古川に行ったら食べてみよう。
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隣りのお姉さん100人―全国の読者が選ぶ感じる女のコ

2007年12月08日 | 写真・カメラ
隣りのお姉さん100人―全国の読者が選ぶ感じる女のコ (6) (サラ・ブックス (318))
米本 義光,熱写軍団
二見書房

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「隣のお姉さん」シリーズを1980年代に撮り続けた「米本さん」とは「新宿ゴールデン街」で知り合った。何年か前、脳梗塞で北海道の病院に入院していると、知り合った店のマスターに聞いていたのだが、先月63歳で逝去された。飲み屋で熱く語った人がもうこの世にいないと思うと、心の真ん中に穴が開いた気分。逝去の方はマスターがメールで知らせてくれた。ご冥福わお祈りします。
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子育てが楽しくなるちょっとした習慣

2007年12月08日 | 教育・学校
子育てが楽しくなるちょっとした習慣
日本公文教育研究会 子育て支援センター
PHP研究所

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出版社/著者からの内容紹介
公文は、世界45の国と地域で412万人が学習中で、日本国内では17600の教室で146万人が学習している(07年6月現在)。半世紀にわたり、そこで培われてきた「子どもがすこやかにかしこく育つためには、『親子のきずな』が大切」との思いが、本書のベースにある。
歌をいっしょにうたったり、絵本の読み聞かせやお話のやりとりを楽しんだり......、そんな当たり前の親子の姿がいかに大切かを、全編を通じて紹介される。
巻末には、参考資料として「おすすめ絵本250冊のリスト」を掲載。また「ほめことばカレンダー」を付録としてつけているので、新しい発見や印象に残ったことばなどを記録でき、親子のきずなづくりがすぐに始められる。さらに、登録無料のWEBサイトmi:te[ミーテ]http://mi-te.jp/を使えば、「世界でたった一つのわが子の読み聞かせ日記」ができあがる。
お母さん、お父さん、子育てに関わるすべての人におすすめしたい1冊。

うちの子供、3人も公文に行っていたり、行った事がある。こんなに世界中に拡がっているとは思わなかった。公文に行かせて良かったと僕は思う。
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アメリカにいる、きみ

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
アメリカにいる、きみ (Modern&Classic)
C・N・アディーチェ,くぼた のぞみ
河出書房新社

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ナイジェリアからアメリカへ~心震わせる珠玉の作品集。, 2007/10/15
By 夢追人009 - (ちもちつらみの読者レビューより)

ナイジェリア出身の女性作家で、最年少オレンジ賞受賞作家にしてO・ヘンリー賞も受賞した若き才媛アディーチェの日本初紹介の短編集。表題作は、アメリカに渡ったナイジェリアの少女が、富める社会に反発を感じつつ、やがて異文化を理解する恋人と出逢い閉塞感から解放されてゆく心の軌跡が描写されます。思わず、じーんとするラストに心が洗われます。2~6作では、ナイジェリアの厳しい社会の側面である、汚職権力の暴力・多民族間の争い・戦争によって生き残る為の人間性喪失、等の生々しい現実が、時に悲しみに打ちひしがれながら、でも逞しく生き抜く人々の姿を通して活写され、深く胸に迫ります。7・8作は、アメリカへ移民する夫に嫁いだ妻が、心ならずも故郷の文化を捨ててしまい妥協してゆく中での葛藤が描かれ、9・10作で再び、国を越えて通じ合う心の交流,アフリカの中の新旧世代から子孫がアメリカへ渡って受け継がれてゆく神さまが、語られます。
文化は違うけれど私たち日本人にとっても、遠い昔に忘れた郷愁が呼び起こされる、心の奥深くへ真っ直ぐに届く一冊だと思います。


僕も先週、アメリカに行っていたので、アメリカの「懐の深さ」を肌で感じた。もっとも、住んでみなければ、「どれだけの差別意識」があるのかとか・・・細かい事は分からないだろうが・・・
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八日目の蝉

2007年12月08日 | 本・雑誌・漫画
八日目の蝉
角田 光代
中央公論新社

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出版社/著者からの内容紹介
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。


「空中庭園」が角田光代だったと思う。その印象が薄いので、この本もどうかな?と思っていたが、やたら面白いという人が多いので読んでみようと思う。

空中庭園
角田 光代
文藝春秋

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