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家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記

2007年12月19日 | 本・雑誌・漫画
家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記
中島 真奈美
日本テレビ放送網

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お笑いコンビの相方が亡くなった「カンニング竹山さん」はその後もバラエティーで活躍されているが、ずっと彼の心の中には中島さんがいる、きっと。竹山さんと番組収録で会う度にそんな思いに捕らわれる。


余命1ヶ月の花嫁
TBS「イブニング5」
マガジンハウス

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内容紹介
乳がんと闘い、24歳で亡くなった千恵さんからの「愛といのち」のメッセージ。
TBS「イブニング・ファイブ」が報道し、全国に大反響の嵐を巻き起こした同名ドキュメンタリー番組の待望の書籍化。
テレビでは伝え切れなかった、物語の詳細な背景や主人公たちの微妙な心情がリアルに描かれている。

イベントコンパニオンをしていた長島千恵さんは23歳の秋、左胸にしこりがあるのを発見、乳がんとの診断をうけた。ちょうどそのころ赤須太郎さんから交際を申し込まれ、悩みに悩んだが「一緒にがんと闘おう」という言葉に動かされ、交際がスタートした。
しかし、がんの進行は止まらず、去年7月に乳房切除の手術をせざるをえなくなる。それでも治ると信じ、SEの資格を取り再就職し、次第に病気のことは忘れていった。
ところが、今年3月、激しい咳と鋭い胸の痛みに襲われ、主治医の元に。胸膜、肺、骨にガンが転移していたのが判明。筆舌に尽くしがたい痛みとの闘い。
そして、ついに千恵は……。

最後まで人を愛し、人に愛され、人を支え、人に支えられた24年の人生を生き抜いた長島千恵さんからのラスト・メッセージ。


「みなさんに明日が来ることは奇跡です。
それを知っているだけで日常は幸せなことだらけであふれています」

「生きてるのって奇跡だよね。いろんな人に支えられて生きてるんだよね。
私これで元気になれたらすごい人間になれると思う」

「こんな都会の空気でも、風って気持ちいいの。知ってる?」


ある日の二人の会話1
「オッパイのない彼女でいいの? なんで千恵を選んだの?」(千恵)
「胸がなくても髪がなくても、千恵が千恵であればいい」(太郎)

ある日の二人の会話2
「毎日、なにしてるの?」(太郎)
「生きている」(千恵)


この本の元となったTBSの番組を見た。若い命が失われるのは悲しい。特に、この騒がしい世の中、情報だらけの世の中で、「人の死」は僕の「生の歩み」を止め、「生きる事の価値・・・大切さ」を改めて考えさせる。

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東大全共闘―1968-1969

2007年12月19日 | 本・雑誌・漫画
東大全共闘―1968-1969
渡辺 眸
新潮社

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全共闘 らんぷの本
柴田 正美,茜 三郎
河出書房新社

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内容(「BOOK」データベースより)
初公開の写真とともに甦る“熱い季節”の精神史。1960年代~70年代、何もかもが熱かったあの時代を、もう一度ふりかえる。

内容(「MARC」データベースより)
反戦運動がもりあがる今こそ、全共闘の時代を思い起こそう。初めて公開される、今までになかった写真の数々とともによみがえるあの時代の青春の輝き。類例ない全共闘の本、登場! あの世代の人、そして若者たちに。


「全共闘」をテーマにした番組をやった事がある。資料のビデオを長時間見ながら、「新宿西口広場」で「We shall overcome」をそこにいる若者全員で歌う。大人が作った「社会」に本気で対抗できると思えた時代。それはある意味、幸せな時代だったのかもしれないと僕は思った。みんなで、何かとてつもなく大きく理不尽な力に立ち向かう・・・そんな事、今はできないし、誰もやろうとしない。
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みなさん、さようなら・・・団地から出られない少年。

2007年12月19日 | 本・雑誌・漫画
みなさん、さようなら
久保寺 健彦
幻冬舎

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出版社 / 著者からの内容紹介
選考委員満場一致
第1回パピルス新人賞受賞作!

「力のある第1回受賞作」
石田衣良

「作者の力わざに感嘆した。すごい」
あさのあつこ

小学校の卒業式で起きた同級生の刺殺事件をきっかけに、団地という狭
い住処から外に出られなくなった少年・渡会悟。悟は団地で友達を作
り、恋をし、働き、団地の中だけで一生を過ごす決意する。だが月日が
経つにつれ一人また一人と同級生は減っていき、最愛の恋人すらも彼の
前を去ろうとしていた――。限られた狭い住処で生きようとした少年
が、孤独と葛藤を引き受けながらも伸びやかに成長する姿を描く、極上
のエンターテインメントであり感動の物語!

著者について
久保寺健彦
1969年東京都生まれ。立教大学法学部卒業。早稲田大学大学院日本文学研究科修士課程中退。進学塾に勤務する傍ら小説を執筆。2007年「すべての若き野郎ども」で第1回ドラマ原作大賞選考委員特別賞を、「みなさん、さようなら」で第1回パピルス新人賞を、「ブラック・ジャック・キッド」で第19回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞をそれぞれ受賞。本書がデビュー作となる。



高度成長期の真っ只中、昭和47年、うちの一家は「浜甲子園団地」を離れ、南茨木のマンションに引っ越した。同時に僕は神戸の「六甲中学」に通いだしたので、小学校の同窓生で今、連絡が取れるのは一人だけ。「団地」はサラリーマンにとって、「借り住まい」。転校してきたり、転校していったりする友達も多かった。サーカスに勤めている親の子供で3ヶ月くらいで転校していった子供もいた。みんなどうしているのだろう。妻と昨夜、こんな話をした。散弾銃で若くして亡くなられた人、親の虐待で命を落とす赤ちゃんや子供。47歳と45歳の僕と妻は、この歳まで生きて来られたのは幸運だったんだろうなぁ・・・と、最近連続して起こる凶悪で今までに無かったタイプの事件のニュースを連日見て、同じ思いになっていたのだ。
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「水虫パン」が評判に・・・

2007年12月19日 | 料理・飲み物・食べ物
百聞は一見にしかず↓
http://fukuengineer.blog29.fc2.com/blog-entry-180.html

http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn013/okazaki/okazaki.html

「水虫」や「インキン」には悩まされたが、この「水虫パン」は美味しそう。
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「アメリカ」でスピード違反はするべきではない・・・身に滲みた。

2007年12月19日 | 旅・外国
アメリカで、「スピード違反」を二回し、切符を切られた。裁判所への出頭日まで決まっている。もちろん、アメリカの。僕は多少高くても
「罰金をちゃんと払うから許して!」
という心境。朝、3年間くらいアメリカにいた大学の友達に電話して、アメリカの裁判所と電話で話してくれないか、と頼むが、ビジネスで使う英語では裁判所とは話せないと言われ、それはそうだと思いながらも、僕の心は焦っている。会社に着き、テレビ番組を海外に販売する部署の人に頼んでみるが、やはり裁判所と電話で話す事にみんな引き気味。
ドラマの時、知り合った弁護士の事務所からロス在住の弁護士に動いて貰うのが確実との話もあったが、アメリカの弁護士のギャラは高い上に、1時間あたりのギャラ計算と聞き、最終的に僕が二つの上級裁判所に「僕が自分が悪い事を反省し、有罪だと思っている事」、そして「日本に住んでいるので、裁判所には行けず、罰金を支払うので、その金額と送り先を教えて欲しい」という手紙を和英辞書をひきながら、書き上げた。もう午後7時近かった。会社にいる唯一のアメリカ人に僕の書いた文書に間違いが無いか見て貰う。そのうち、彼は「僕がアメリカに電話して、罰金の支払い方法を訊いてみる」と言ってくれた。時差があるので、明日朝、早めに会社に集合して、僕の隣でかれが電話してくれる事になった。いつも気弱な表情で、社内を歩いている彼。でも、優しい彼のいい部分を見られた気がした。早く罰金を支払いたい、僕は。
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男おばさん的映画道楽

2007年12月19日 | 本・雑誌・漫画
男おばさん的映画道楽
男おばさん(軽部 真一,笠井 信輔)
扶桑社

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テレビ制作関係のスタッフに「女性的な男性」は多い。テレビのメインの視聴者層が概ね女性だからだ。「女性的な感性」を持っていないと、ヒット番組は作られない。「男おばさん」とは言いえて妙。スカパーで映画を語る二人。僕も先日、「映画を詳しく語り合える人」に出会った。仕事関係の人だが、肩肘張らず、オイシイお酒が飲めた。「新年会」もしましょうね!
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