家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記中島 真奈美日本テレビ放送網このアイテムの詳細を見る |
お笑いコンビの相方が亡くなった「カンニング竹山さん」はその後もバラエティーで活躍されているが、ずっと彼の心の中には中島さんがいる、きっと。竹山さんと番組収録で会う度にそんな思いに捕らわれる。
余命1ヶ月の花嫁TBS「イブニング5」マガジンハウスこのアイテムの詳細を見る |
内容紹介
乳がんと闘い、24歳で亡くなった千恵さんからの「愛といのち」のメッセージ。
TBS「イブニング・ファイブ」が報道し、全国に大反響の嵐を巻き起こした同名ドキュメンタリー番組の待望の書籍化。
テレビでは伝え切れなかった、物語の詳細な背景や主人公たちの微妙な心情がリアルに描かれている。
イベントコンパニオンをしていた長島千恵さんは23歳の秋、左胸にしこりがあるのを発見、乳がんとの診断をうけた。ちょうどそのころ赤須太郎さんから交際を申し込まれ、悩みに悩んだが「一緒にがんと闘おう」という言葉に動かされ、交際がスタートした。
しかし、がんの進行は止まらず、去年7月に乳房切除の手術をせざるをえなくなる。それでも治ると信じ、SEの資格を取り再就職し、次第に病気のことは忘れていった。
ところが、今年3月、激しい咳と鋭い胸の痛みに襲われ、主治医の元に。胸膜、肺、骨にガンが転移していたのが判明。筆舌に尽くしがたい痛みとの闘い。
そして、ついに千恵は……。
最後まで人を愛し、人に愛され、人を支え、人に支えられた24年の人生を生き抜いた長島千恵さんからのラスト・メッセージ。
「みなさんに明日が来ることは奇跡です。
それを知っているだけで日常は幸せなことだらけであふれています」
「生きてるのって奇跡だよね。いろんな人に支えられて生きてるんだよね。
私これで元気になれたらすごい人間になれると思う」
「こんな都会の空気でも、風って気持ちいいの。知ってる?」
ある日の二人の会話1
「オッパイのない彼女でいいの? なんで千恵を選んだの?」(千恵)
「胸がなくても髪がなくても、千恵が千恵であればいい」(太郎)
ある日の二人の会話2
「毎日、なにしてるの?」(太郎)
「生きている」(千恵)
この本の元となったTBSの番組を見た。若い命が失われるのは悲しい。特に、この騒がしい世の中、情報だらけの世の中で、「人の死」は僕の「生の歩み」を止め、「生きる事の価値・・・大切さ」を改めて考えさせる。